2023.01.06骨盤引き締めダイエット、O脚、ヒップアップ、姿勢改善に効くスタイルアップ レグール(LEGOOL®)開発者のQITANO(北野)が商品を解説...
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リストカール
Wrist curl
リストカールの基本的な方法と正しいフォーム・効果を高めるやり方のコツ・安全と注意事項・応用編(他の方法・初心者・女性でもできる方法)について詳しく解説していきます。
またリストカールは、別名ダンベルリストカール(Dumbbell Wrist Curl)とも言われ、本記事では名前を統一して、「リストカール」で解説していきます。
SNSやブログ等で紹介してもらえるとうれしいです。
基本的な方法
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リストカールは、ダンベルを持ちながら内側へ向けて手首の屈筋群を収縮させて繰り返し動かすことにより、前腕筋群を鍛えるトレーニングです。
前腕は屈筋と伸筋合わせて20種類以上の筋肉で構成されており、リストカールはこれらの筋肉をまんべんなく鍛えることができます。
リストカールではダンベルの代わりにバーベルを使うことも可能です。
これにより、両腕を同時に鍛えられるだけでなく、負荷をアップさせて、筋肥大効果を一層高めることができます。
スタートポジション
スタートポジション
ダンベルを使ってトレーニングを行う場合、テーブルなど適切な高さの台に片腕を置き、バーベルを逆手で持ちます。
ただし、手首から先は台に接していない状態にしましょう。
もう片方の腕でバーベルを持っている腕の真ん中あたりを押さえて動かないように固定したら準備完了です。
バーベルを使う場合は、椅子に座って両膝の上にそれぞれ腕を逆手に構えた状態でバーベルを持ちます。この時、足を開きすぎると上腕筋が働いてしまい効果的なトレーニングがしにくくなるので、肩幅程度、もしくはそれよりもやや狭い範囲に調整しましょう。どちらのおもりを使う場合でも、ジムにいるのであればベンチプレスを行うための台を活用すると簡単です。
動作手順
動作手順
ダンベルを使用する場合、テーブルや台から手首より下の前腕部が離れないように注意しながら、ゆっくりと手首を内側に巻き込んでいきます。
これ以上曲がらないところまで引き付けたら、再びゆっくりと力を抜いてスタートポジションへ戻るようにしましょう。
バーベルを使っているときは、同じく膝や台から手首より下の前腕部が浮かないように気を付けながら、両腕の手首を同じペースで手前側に巻き込んでいきます。十分に引き付けることができたら、ゆっくり手首を外側に戻していきましょう。
呼吸
呼吸方法
ダンベルやバーベルを内側に引き付けて前腕部に負荷がかかるタイミングでゆっくりと息を吐いていきます。そこからスタートポジションへ戻っていくときにゆっくりと息を吸いましょう。
回数・セット数・重量
ダンベルを使ってリストカールをする場合、筋トレの初心者は1セット10回で3セットを目指すとよいでしょう。
すでに手首の筋トレをある程度やってきている人は1セット15回に増やしてみましょう。ただし、セット数は常に3セットが目安です。
バーベルを使用するなら、初心者は1セット5回もしくはそれ未満でも構いません。
筋トレに慣れている人は1セット10回を目標にできます。いずれの場合もセット数は3セットです。
慣れていない場合は無理をせず、軽めの重さで設定したり、回数を少なくしてください。
正しいフォームを意識して徐々に慣れていくことが大切です。
慣れてきたら、以下のように「総負荷量」で筋肥大を目指しましょう。
2021.10.05筋肥大化を目指して、総負荷量を取り入れたトレーニングは科学的な根拠があります。総負荷量とは回数(セット数)×重量で疲労困憊まで追い込むトレー...
ちなみにですが、私の場合ですとリストカールは、以下のような総負荷量の回数でセットを組んでいます。
中級者以上の参考「総負荷量」 (回数・重量・セット数) |
1セット | 12RM |
2セット | 9RM |
3セット | 6RM |
4セット | 3RM |
5セット | 6RM |
6セット | 18RM |
※「RM」とはRepetition Maximum(最大反復回数)の略語。
ある一定の重さに対し、何回反復できるかにより、自分の限界となる運動強度を判断する方法。
セット間のインターバル休憩時間については、こちらの記事も参考にしてください。
2021.11.02筋トレをしていて、セット間のインターバル休憩時間について疑問に思ったことはないでしょうか?セット間のインターバル休憩時間を気にしない方もいま...
筋トレの頻度は週2を目安に行うことで筋肥大効果が得られます。
2021.11.17トレーニング頻度について科学的な根拠に基づいた論文でも筋トレは「週2日」が結果として推奨されています。筋トレのやり過ぎに注意する点があります...
リストカールの重量の目安
それぞれ、以下のレベルの人を対象して、重量の目安表を示します。
- 初心者:1ヶ月以上トレーニングした人
- 初級者:6ヶ月以上トレーニングした人
- 中級者:2年以上トレーニングした人
- 上級者:5年以上トレーニングした人
- エリート:アスリート
なお、こちらのデータは海外のサイト「STRENGTH LEVEL (強度レベル)」を参照しました。また、こちらの数値は正しいフォームで1回だけ挙げられる最大重量(1RM)を示しています。
自分の体重とウェイトトレーニングの経験から、リストカール重量の目安がわかります。
男性の体重別リストカール基準(kg)
ダンベルの重量は1つのダンベル用で、バーの重量を含みます。通常は2 kg /4.4lbです。
体 重 | 初心者 | 初級者 | 中級者 | 上級者 | エリート |
50 | 1 | 6 | 18 | 34 | 55 |
55 | 1 | 8 | 20 | 37 | 59 |
60 | 2 | 9 | 22 | 40 | 62 |
65 | 3 | 10 | 23 | 42 | 65 |
70 | 3 | 11 | 25 | 45 | 68 |
75 | 4 | 13 | 27 | 47 | 71 |
80 | 4 | 14 | 29 | 49 | 74 |
85 | 5 | 15 | 30 | 51 | 77 |
90 | 6 | 16 | 32 | 54 | 79 |
95 | 6 | 17 | 34 | 56 | 82 |
100 | 7 | 18 | 35 | 57 | 84 |
105 | 8 | 19 | 37 | 59 | 86 |
110 | 9 | 20 | 38 | 61 | 88 |
115 | 9 | 21 | 39 | 63 | 91 |
120 | 10 | 22 | 41 | 65 | 93 |
125 | 10 | 23 | 42 | 66 | 95 |
130 | 11 | 24 | 43 | 68 | 97 |
135 | 12 | 25 | 45 | 69 | 98 |
140 | 12 | 26 | 46 | 71 | 100 |
女性の体重別リストカール基準(kg)
ダンベルの重量は1つのダンベル用で、バーの重量を含みます。通常は2 kg /4.4lbです。
体 重 | 初心者 | 初級者 | 中級者 | 上級者 | エリート |
40 | 1 | 4 | 8 | 13 | 19 |
45 | 2 | 5 | 9 | 14 | 21 |
50 | 2 | 5 | 10 | 15 | 22 |
55 | 3 | 6 | 11 | 17 | 23 |
60 | 3 | 7 | 12 | 18 | 25 |
65 | 4 | 7 | 12 | 19 | 26 |
70 | 4 | 8 | 13 | 20 | 27 |
75 | 5 | 9 | 14 | 21 | 28 |
80 | 5 | 9 | 15 | 21 | 29 |
85 | 5 | 10 | 15 | 22 | 30 |
90 | 6 | 10 | 16 | 23 | 31 |
95 | 6 | 11 | 17 | 24 | 32 |
100 | 7 | 11 | 17 | 25 | 33 |
105 | 7 | 12 | 18 | 25 | 34 |
110 | 7 | 12 | 18 | 26 | 35 |
115 | 8 | 13 | 19 | 27 | 35 |
120 | 8 | 13 | 20 | 27 | 36 |
リストカールの効果を高めるコツ
リストカールの動きそのものは非常にシンプルです。とはいえ、ダンベルの選び方や姿勢などに注意することで、トレーニングの効果は格段にアップします。
リストカールはダンベルさえあれば、パーソナルトレーナーもなしで、自宅でも行えるトレーニングです。
しかし、きちんとコツを押さえておかないと、せっかくのトレーニングの効果が下がってしまうこともあります。
コツさえ覚えておけば、自分でも正しいフォームで鍛えられます。
コツ①手首だけに負荷がかかるようにする
手首への負荷を意識
リストカールは名称が示す通り、手首に負荷をかけて筋肥大を促すトレーニングです。
ですから、トレーニング中は前腕部が浮かないよう注意することに加えて、上腕二頭筋や上腕三頭筋の働きによってダンベルを引き付けてしまわないよう注意しておきましょう。
また、トレーニングをする際に椅子や台に深く腰かけて、姿勢を一定に保っておくという点も大切です。
そうすることで、肩や背中などの筋肉がサポートしてダンベルやバーベルを持ち上げてしまい、前腕にほとんど効かないという事態も避けることができます。
コツ②おもりはゆっくり動かす
ダンベルやバーベルはゆっくりと動かしましょう。
そうすることで、前腕の筋肉にしっかりと効かせることができます。
おもりを動かす速度があまりに早いと前腕が浮きやすくなるため、負荷が上腕へと流れてしまい、トレーニングの効果が薄れてしまいます。
加えて、動きが速いと手首にかかる負担が大きくなるため、怪我のリスクが高まるという点も覚えておきましょう。
コツ③おもりの重量はやや軽めを選ぶ
手首の周りは非常に繊細な作りになっており、瞬間的に強い負荷がかかると骨や筋を簡単に痛めてしまいます。
ですから、トレーニングに使用するおもりの重量はやや軽めのものをチョイスして、怪我のリスクコントロールをしましょう。
一度試しにダンベルやバーベルを持ってみて、重すぎると感じたら無理に続行せず、より軽いものへすぐに変更します。
負荷がそれほど大きくなくても、定期的にトレーニングを行っていくことで前腕の筋肉はしっかりと育っていくという点を銘記しておきましょう。
リバースリストカールとの違い
リバースリストカール
リバースリストカールとの大きな違いはスタートポジションにあります。
リバースリストカールではスタートの段階で、手首を下に向けた順手でダンベルもしくはバーベルをつかみます。
そのため、手首を内側に引き付けるタイミングではなく、外側へ反らせて持ち上げる際に筋肉が強く収縮するというのが大きな違いとなるわけです。
トレーニング中にゆっくりとおもりを動かすことや、あまり大きな重量のおもりを使わないという点は共通しています。
注意すべき点として、順手になっているということはトレーニング中握力が下がった瞬間にダンベルやバーベルが落下してしまう危険がより大きいというポイントが挙げられます。
ですから、足元や周囲の状況をよく確認しながらこのトレーニングを行いましょう。
2023.11.10リバースリストカール(Reverse Wrist Curl)ダンベルやバーベルを用いて前腕の伸筋群(手の甲側の前腕)を鍛えるフリーウェイトト...
効果と発達する筋肉部位
リストカールによって手のひら全体にある筋肉、および手首から前腕全体にかけて複数の筋肉を効率よく鍛えることができます。
肥大化部位前腕筋が発達する
手首を内側へ引き付ける動作によって、前腕屈曲筋群(長掌筋、浅指屈筋、尺側手根屈筋、橈側手根屈筋、円回内筋)にしっかりと刺激が入ります。
一方、手首を外側へ向けて動かす際には前腕伸筋群に負荷がかかりパンプアップするはずです。
一連の動作で前腕にあるほぼすべての筋肉に筋肥大を促すことができるため、前腕を育てたい人にとっては大変効率の良いトレーニングということができるでしょう。
長掌筋の機能について詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考に読んでみてください。
2020.04.10長掌筋(ちょうしょうきん)とは、手の関節を曲げたり伸ばしたりするときに使われる筋肉です。全筋肉ストレッチ図鑑の【長掌筋】の起始停止・作用から...
効果①手首のグリップ力が向上する
リストカールによって手首の周りにある関節を支える筋肉が大きくなりますから、結果として手首のグリップ力が向上します。
関節が強化されることで、非常に負荷の大きいトレーニングをする際に怪我や事故が起きるリスクが大きく低下します。
デッドリフトやハイクリーン、ダンベルベンチプレスなどをしている時に、何かのはずみで手が滑っておもりなどが落下してしまうという危険が低下するのは非常に望ましいことといえるでしょう。
効果②握力がアップする
リストカールではダンベルやバーベルを手のひらでしっかりとつかむ必要があります。
握力は前腕の筋力に大きく依存しているため、このトレーニングで前腕筋群が育てば育つほど、握力もアップしていくという効果が期待できるのです。
効果③手元の見栄えが非常に良くなる
このトレーニングによって前腕が徐々に大きくなってくると、ひじから手先までの見栄えが非常に良くなります。
袖をまくった時や半袖になった時などに、引き締まった逞しい前腕筋群が現れると周囲の人からはとてもかっこよく見えるはずです。
また、腕周りが細いデザインの服を着た時にも、パンプアップした前腕のふくらみがはっきりと見えるので非常に印象的です。
応用編
リストカールを応用したやり方もご紹介します。
前腕筋群を違った角度で攻めたい方はぜひこちらのトレーニング種目も参考にしてみてください。
応用①リバースリストカール
リバースリストカール
姿勢 | - ベンチに座ります。背中をしっかりと支え、足は床につけたままで安定した姿勢を保ちます。
- ダンベルを手のひらが内側を向くように握ります(ニュートラルグリップ)。
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方法 | - 上腕はベンチに固定し、肘を曲げずに前腕だけを使ってダンベルを上げます。
- 前腕をできるだけ上に引き上げ、1秒ほどキープします。
- ゆっくりとダンベルを元の位置まで下ろします。
- 動作を繰り返します。
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回数 | 10回×3セット (セットの間隔は1分程あけましょう) |
ポイント | - 正しいフォームを保つこと:腕や肘を固定し、前腕だけを使って動かすようにします。肘を動かしたり、体を揺らしたりすることは避けましょう。
- 適切な重量を選ぶこと:初心者の場合は軽めの重量から始め、徐々に負荷を増やしていきます。重すぎる重量を選ぶと、フォームが乱れたりケガの原因になる可能性があります。
- 手首の負担に注意すること:リバースリストカールは手首の反らせる動作を伴います。自分の手首の柔軟性や強度に合わせて、無理な負荷をかけないようにしましょう。痛みや不快感がある場合は、負荷を調整したり、別のエクササイズを検討しましょう。
- 姿勢を正しく保つこと:ベンチ台を使用する場合、背中をしっかりと支え、足は床につけたままで安定した姿勢を保つことが重要です。背中や肩を丸めたり、姿勢が崩れたりしないように気をつけましょう。
- 前腕の筋肉に集中すること:リバースリストカールは前腕の裏側の筋肉を鍛えるためのエクササイズです。意識を前腕の筋肉に集中させ、余分な動きや不必要な筋肉の緊張を避けるようにしましょう。
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効果 | - 前腕の筋力向上: リバースリストカールは手首の前腕伸筋群を主に刺激するため、これらの筋肉の発達に効果的です。強化された前腕の筋力は、日常生活の活動やスポーツでのパフォーマンス向上に役立ちます。例えば、物を持ち上げる、スポーツでのグリップ力やスイングの安定性を向上させることが期待できます。
- グリップ力の向上: リバースリストカールは手首の伸筋を重点的に鍛えるため、グリップ力の向上に寄与します。手首の筋肉が強化されると、より強い握力を持つことができます。これは、日常生活やスポーツ活動において、物をしっかりと握る必要がある場面で重要です。
- 手首の安定性向上: 前腕伸筋群の強化により、手首の安定性も向上します。安定した手首は、重い物を持ち上げたり、スポーツでの動作中におけるパフォーマンスやケガ予防に大きな役割を果たします。
- 姿勢の改善: リバースリストカールは手首の前腕伸筋群だけでなく、上腕二頭筋や上腕三頭筋などの周辺の筋肉も一定の刺激を受けます。これにより、姿勢の改善にも寄与します。バランスの取れた筋力の発達は、背中や肩の筋群と協力して正しい姿勢を維持するのに役立ちます。
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詳細記事 2023.11.10リバースリストカール(Reverse Wrist Curl)ダンベルやバーベルを用いて前腕の伸筋群(手の甲側の前腕)を鍛えるフリーウェイトト...
応用②シーテッドニュートラルリストカール
姿勢 | - ベンチ台の前に膝をついて座ります。
- 手のひらを下に向けて順手でダンベルを握ります。
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方法 | - 上腕は固定し、肘を動かさずに前腕だけを使ってダンベルを上げます。
- ダンベルを上まで引き上げたら、1秒ほどキープします。
- ゆっくりとダンベルを元の位置まで下ろします。
- 動作を繰り返します。
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回数 | 10回×3セット (セットの間隔は1分程あけましょう) |
ポイント | - 正しい姿勢を保つこと:ベンチに座る際に背中をしっかりと支え、足は床につけたままで安定した姿勢を維持しましょう。姿勢が崩れると、適切なフォームを保つことが難しくなります。
- 肘を固定すること:上腕をベンチに固定し、肘を曲げずに前腕だけを使って動かします。肘の位置を安定させることで、前腕の筋肉により直接的な刺激を与えることができます。
- ニュートラルグリップを使用すること:手のひらを内側に向けてダンベルを握ります。このグリップスタイルは前腕の裏側の筋肉を重点的に刺激するため、効果的なトレーニング効果が期待できます。
- 前腕の筋肉に意識を集中させること:動作中に前腕の筋肉に意識を集中させ、強い収縮を意識します。ダンベルを上げるときに前腕をしっかりと引き上げ、下ろすときにはゆっくりと制御しながら下げます。
- 適切な負荷を選ぶこと:自分の能力やフィットネスレベルに合わせて適切な重量を選びましょう。負荷が過大であるとフォームが乱れたり、ケガのリスクが高まる可能性があります。
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効果 | - 前腕の筋力向上: シーテッドニュートラルリストカールは腕橈骨筋群を主に刺激するため、これらの筋肉の強化に効果的です。前腕の筋力が向上することで、日常生活の活動やスポーツでのパフォーマンスが向上します。
- グリップ力の向上: シーテッドニュートラルリストカールは前腕の筋肉を重点的に鍛えるため、グリップ力の向上に寄与します。強化された前腕の筋力は、物をしっかりと握る力や持久力を向上させます。
- 前腕の形状改善: シーテッドニュートラルリストカールを継続的に行うことで、前腕の形状を改善することができます。特に腕橈骨筋群は前腕の外側を覆っており、これらの筋肉の発達によって前腕の見た目が引き締まります。
- スポーツパフォーマンス向上: 前腕の筋力とグリップ力の向上は、スポーツパフォーマンスの向上につながります。例えば、ゴルフやテニス、クライミングなどでのクラブやラケット、壁面へのしっかりとした握力や安定性が求められる動作において、優れたパフォーマンスを発揮することができます。
- トータルな上腕の発達に寄与: シーテッドニュートラルリストカールは上腕二頭筋にも一定の刺激を与えます。前腕の筋肉と上腕二頭筋のトータルな発達に貢献し、アームのバランスの良い筋力発達を促進します。
- 当エクササイズ効果のある筋肉各種
#腕橈筋
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応用③リバーススタンディングリストカール
姿勢 | - 適切な重量のバーベルを両手で握ります。グリップ幅は肩幅よりやや広めに取ります。
- 背筋を伸ばし、立った姿勢で足を肩幅に開きます。膝をわずかに曲げ、腰をやや後ろに倒します。
- バーベルをお尻の後ろ方に位置させ、手のひらを下に向けて握ります。親指はバーベルの上に置き、他の指はバーベルの下側で握ります。
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方法 | - 前腕の筋肉を使って、手首をゆっくりと上に曲げます。手首を最大限まで曲げたら、一時停止します。
- 手首をゆっくりと元の位置に戻します。手首を完全に伸ばすまで戻しますが、重量がバーベルを持ち上げるのに十分なまでの力を維持します。
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回数 | 10回×3セット (セットの間隔は1分程あけましょう) |
ポイント | - 手首の動きを制御する:手首を急激に動かすのではなく、ゆっくりとコントロールされた動きを心がけましょう。急激な動きや無理な負荷は手首に負担をかける可能性があります。ゆっくりと正確な動きで行うことで、より効果的な筋力トレーニングが可能です。
- 適切な重量を選ぶ:自分のフィットネスレベルと能力に合った重量を選ぶことが重要です。初めて行う場合や怪我をしている場合は、軽めの重量から始めることをおすすめします。重すぎる重量を使うと、正しいフォームや安全性が損なわれる可能性があります。
- 焦らずゆっくりと行う:リバーススタンディングリストカールは制御された動きが重要です。急いで動かしたり、バウンドさせたりしないようにしましょう。ゆっくりとリストカールの動きを行い、前腕の筋肉を十分に刺激することを意識します。
- 前腕のみを使う:リバーススタンディングリストカールは前腕の筋肉を主に鍛えるためのエクササイズです。腕や肘を動かすのではなく、前腕の筋力に集中して行うようにします。正しいフォームを保つことで、目標の筋肉を効果的にトレーニングすることができます。
- 個別の制約事項に留意する:怪我や身体の制約を抱えている場合は、専門のトレーナーや医師に相談しましょう。特定の状況においては、リバーススタンディングリストカールが適切でない場合があります。
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効果 | - 前腕の筋力強化: リバーススタンディングリストカールは前腕の筋肉を重点的に鍛えるため、手首の屈曲筋や指の伸筋を強化する効果があります。これにより、グリップ力の向上や日常生活での手首の安定性向上に寄与します。
- 手首の安定性向上: リバーススタンディングリストカールは手首の屈曲・伸展をコントロールする能力を高めるため、手首の安定性を向上させます。これはスポーツや重い物を持つ際の手首の安定性向上に役立ちます。
- 前腕の筋量増加: リバーススタンディングリストカールは前腕の筋肉の発達に寄与し、前腕の筋量を増加させます。これにより、前腕の見た目の引き締まりやアスレティックな外見を実現することができます。
- スポーツパフォーマンス向上: 前腕の筋力や手首の安定性が向上することで、スポーツパフォーマンスの向上に繋がります。例えば、バットやラケット、クライミングなど、グリップ力や手首の安定性が求められるスポーツやアクティビティにおいて、より優れた制御と力の発揮が可能となります。
- バランスの改善: リバーススタンディングリストカールは前腕の筋肉をバランスよく鍛えるため、上腕や肩など他の筋群とのバランスを整える効果があります。全体的な筋力バランスの改善に寄与します。
- 日常生活の便益: 前腕の筋力や手首の安定性が向上することで、日常生活でのさまざまな活動や動作において手首や前腕を効果的に使用できるようになります。例えば、重い荷物を持つ、ドアを開ける、キーボードを操作するなど、日常的な動作のパフォーマンスや負荷への耐性が向上します。
- 当エクササイズ効果のある筋肉各種
#腕橈筋
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応用④リストスピネーション
リストスピネーションは、前腕を回転させ、手首を左右に回す動きを行います。これにより、前腕の外転筋と内転筋が鍛えられます。
姿勢 | - スタンディングまたは座って、正しい姿勢を確保します。背中はまっすぐに保ち、肩はリラックスさせます。
- ダンベルを持つ手のひらを地面に向け、リストスピネーションのスタートポジションになるようにします。
- ダンベルを片手に持ちます。手首がダンベルを挟むようになります。もう片方の手は腰の近くに置くか、太ももに寄せて安定させます。
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方法 | - ダンベルを持つ手を、手首を中心に左右に回転させます。このとき、ダンベルをできるだけ大きく振ります。手首を外転させてダンベルを上に向け、内転させてダンベルを下に向けます。
- 手首の動きはゆっくりかつ制御されたもので行い、急激な動きを避けます。
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回数 | 1セットで10〜15回のリピティションを行い、2〜3セットのセットを行うことが一般的です。 |
ポイント | - 正確な姿勢
スタンディングまたは座って、正しい姿勢を維持します。背中はまっすぐに保ち、肩をリラックスさせます。姿勢が正確であることは、フォームを維持するために重要です。 - ダンベルの選択
適切な重さのダンベルを選びます。初めは軽い重さから始め、フォームを確認しながら徐々に重量を増やしていきましょう。 - 手首の動き
リストスピネーションの際、手首を中心に左右に回転させます。手首の動きは滑らかで制御されたものであるべきです。 急激な動きを避け、ゆっくりとフォームを保ちながら実施します。 - ダンベルの持ち方
ダンベルを片手に持ちます。手首がダンベルを挟むようになります。もう片方の手は腰の近くに置くか、太ももに寄せて安定させます。 - 動作の範囲
リストスピネーションは、手首の回転を最大限に活用するために、できるだけ大きな範囲で行うことが重要です。手首を外転から内転に動かします。 - フォーム維持
フォームが正確であることを優先し、無理な重さを使わないようにします。フォームが崩れた場合、休息を取り、フォームを修正してから再開します。 - 休息と回復
セットの間に十分な休息を取り、トレーニングの後にも十分な休養を確保しましょう。
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効果 | - 前腕の筋力向上: リストスピネーションは、前腕の外転筋と内転筋を強化するのに効果的です。これにより、前腕全体の筋力が向上し、より力強いグリップ力が得られます。日常生活やスポーツにおいて物を持ち上げたり、握ったりする際に役立ちます。
- 手首の柔軟性向上: リストスピネーションは、手首の柔軟性を向上させるのにも貢献します。手首の柔軟性が向上すると、日常生活やスポーツでの手首の動きがスムーズになり、ケガのリスクを減少させます。
- スポーツパフォーマンスの向上: リストスピネーションは、テニス、ゴルフ、バドミントンなどのラケットスポーツや、ボクシングなどのスポーツで特に有益です。手首の制御が求められるスポーツにおいて、リストスピネーションを行うことでパフォーマンスが向上します。
- ケガ予防: 強化された前腕筋は、手首や前腕のケガのリスクを減少させます。特に、スポーツや重い物を持ち上げる活動において、前腕の筋力と安定性は重要です。
- バランスと対称性: 強化された前腕は、上半身のバランスと対称性を向上させます。これは体の全体的な美しさや均整を高めることにつながります。
- 機能的なトレーニング: リストスピネーションは、日常生活でのさまざまな活動に必要な機能的な筋力を養成します。例えば、重いバッグを持つ、物を掴む、ドアを開けるなど、前腕の筋力は日常的な動作に不可欠です。
当ストレッチ効果のある筋肉各種 #前腕筋群 |
詳細記事 2023.09.15リストスピネーション(Wrist Spination)ダンベルを用いて前腕(手首)の回内・回外筋力を高める筋トレです。ターゲットは前腕伸筋・...
応用⑤バーベルリバースリストカール
姿勢 | - 準備とウォームアップ
適切なウォームアップを行い、手首や前腕を十分にほぐしておきます。軽い手首の回しや前腕のストレッチなどが有効です。 - バーベルのセットアップ
ラックからバーベルを取り、ウエイトを選択します。初めての場合は軽い重さから始め、慣れてきたら徐々に重さを増していきます。 - 座位または立位の選択
座って行う場合、ベンチに座り、背中をしっかりとサポートします。または、立ったまま行うこともできます。どちらを選んでも、安定性が重要です。 - グリップの取り方
バーベルを持つ際は、リバースグリップ(手首が体に向かう向き)で握ります。手の幅は肩幅よりもやや広めにします。
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方法 | - 手首の動き
肘を曲げずに、手首だけを使ってバーベルを上下に動かします。手首を反転させることで、前腕の筋肉を刺激します。下げる際は、ゆっくりとコントロールします。 - 姿勢の保持
背中をまっすぐに伸ばし、肩を後ろに引いて安定させます。座位の場合はベンチにしっかりと座り、立位の場合は軽く膝を曲げて安定性を確保します。
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回数 | 左右に10回×3セット (初心者向け) |
ポイント | - ウォームアップ
十分なウォームアップを行ってからトレーニングに入りましょう。手首や前腕の動きを円滑にするために、軽いストレッチやウォームアップセットが役立ちます。 - 適切なウエイトの選択
初めて行う場合や、復帰トレーニングなどであれば軽めのウエイトからスタートし、徐々に負荷を増やしていくことが大切です。無理なくトレーニングを進めましょう。 - リバースグリップの確認
リバースリストカールでは、手首が体に向かう向きのリバースグリップを使用します。握り直しや手首の角度を確認し、正しいグリップを保持しましょう。 - フォームの確認
肘や肩を極力固定し、手首だけを動かすように注意します。無理な動きや他の部位の筋肉を使いすぎないようにしましょう。 - ゆっくりとした動き
バーベルリバースリストカールは、急激な動作ではなく、ゆっくりとしたコントロールされた動きが重要です。筋肉に意識を向けながら行いましょう。 - 安定した姿勢
立位で行う場合は、軽く膝を曲げて安定した姿勢を保ちます。座位で行う場合はベンチにしっかりと座り、背中をサポートします。 - 痛みや不快感に注意
トレーニング中に痛みや不快感を感じた場合はすぐに中断しましょう。特に手首に異常な負担を感じたら慎重になり、続く場合は専門家に相談してください。 - 適切なセットとレップ
トレーニングの強度は個人差がありますが、適切なセット数とレップ数でトレーニングを進めましょう。無理なく、徐々に強度を上げることが大切です。
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効果 | - 前腕の発達
バーベルリバースリストカールは、前腕の屈筋群や伸筋群を刺激するため、前腕の発達に効果的です。特に手首の反転動作を行うことで、前腕の筋肉を均等に鍛えることができます。 - 手首の安定性向上
リバースリストカールは手首の動きに重点を置くため、手首の安定性を向上させる効果があります。日常生活や他のトレーニングにおいても、より安定した手首を維持できるようになります。 - 握力の向上
バーベルを握りながら行うこのエクササイズは、握力を向上させるのに効果的です。握力は様々な日常活動や他のトレーニングにおいて重要な要素です。 - 前腕の血行改善
トレーニングによって前腕の筋肉を活発に使うことで、血行が改善されます。これにより、酸素や栄養が筋肉に効率的に供給され、トレーニング効果が向上します。 - 手首の柔軟性向上
リバースリストカールの動きは手首の柔軟性を向上させるのに寄与します。特に手首の反転と伸展の動作は、手首の可動域を広げる役割を果たします。 - アスレティックパフォーマンスの向上
手首や前腕の強化は、スポーツやアスレティックな活動においても重要です。握力や手首の安定性が向上することで、様々なスポーツにおいてパフォーマンスの向上が期待されます。 - 前腕のトーンアップ
リバースリストカールは前腕の筋肉を引き締め、トーンアップさせるのに効果的です。定期的なトレーニングにより、筋肉の見た目も改善されます。
当ストレッチ効果のある筋肉各種 前腕伸筋群(腕橈骨筋、長橈側手根伸筋、短橈側手根伸筋、回外筋、尺側手根伸筋、小指伸筋、示指伸筋、長母指伸筋、短母指伸筋、長母指外転筋) |
詳細記事 2023.11.10リバースリストカール(Reverse Wrist Curl)ダンベルやバーベルを用いて前腕の伸筋群(手の甲側の前腕)を鍛えるフリーウェイトト...
応用⑥ダンベルプロネーション
ダンベルを手に持ち、腕を伸ばした状態から手首をプロネーションさせ、ダンベルを上に向けます。これを制御された動きで行います。ウェイトを使って重さを調整できます。
姿勢 | - ダンベルを持つ前に、立って正しい姿勢を確保しましょう。背中はまっすぐ、肩はリラックスさせ、腕は体の横に垂直に伸ばします。
- ダンベルを持つ手のひらを天井に向け、プロネーションのスタートポジションになるようにします。
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方法 | - ダンベルを持った手をゆっくりと前方に伸ばし、手首をプロネーション(手のひらを下に向ける)させます。手首をできるだけ大きく回転させるようにしましょう。
- 手首の動きは制御されたもので、急激な動きを避けます。
- 手首をプロネーションさせたら、ゆっくりと元のスタートポジションに戻します。
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回数 | 1セットで10〜15回のリピティションを行い、2〜3セットのセットを行うことが一般的です。 |
ポイント | - 正確な姿勢
足を肩幅程度に開き、体重を均等に分散させた安定した姿勢を維持します。 背中をまっすぐに保ち、肩をリラックスさせます。 - ダンベルの選択
適切な重さのダンベルを選びます。初めは軽い重さから始め、徐々に重さを増やしていくことが大切です。 - 手首の動き
プロネーションの際、手首をできるだけ大きく回転させるようにします。 手首を正確に制御し、急激な動きを避けます。 - スムーズな動作
ダンベルを前方に伸ばす際には、スムーズかつ制御された動きを心掛けましょう。 勢いをつけないようにし、急激な振り子運動を避けます。 - 呼吸
ダンベルを前方に伸ばすときには息を吸い込み、元の位置に戻すときに息を吐きます。 正確な呼吸は、エクササイズの制御に役立ちます。 - フォームの維持
フォームが正確であることを優先し、重量を持ち上げることに焦点を当てます。 フォームが崩れる場合、重さを減らすか、休息を取ってから再開します。 - セットと回数
1セットで10?15回のリピティションを行い、2?3セットのセットを行うことが一般的です。トレーニングレベルに応じて調整できます。 - 休息と回復
セットの間に十分な休息を取り、トレーニングの後にも十分な休養を確保しましょう。
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効果 | - 前腕筋の強化: ダンベルプロネーションは前腕の筋肉に直接的な刺激を与えます。特に、前腕屈筋と前腕腹筋が鍛えられ、筋肉の成長を促進します。これにより、前腕の筋力が向上し、日常生活やスポーツにおいても力強い動きが可能になります。
- グリップ力の向上: ダンベルプロネーションは手首の柔軟性とグリップ力を向上させるのに役立ちます。強化されたグリップ力は、重い物を持ち上げたり、物を掴んだりする際に大いに役立ち、スポーツパフォーマンスにもプラスの影響を与えます。
- ケガ予防: 前腕の筋力と安定性が向上することで、手首や前腕のケガのリスクを減少させる助けとなります。特に、テニスやゴルフなどのスポーツでよく使われる動きにおいて、ケガ予防に寄与します。
- バランスと対称性: 強化された前腕は、上半身のバランスと対称性を向上させます。これは体の全体的な美しさや均整を高めることにつながります。
- 機能的なトレーニング: ダンベルプロネーションは、日常生活でのさまざまな活動に必要な機能的な筋力を養成します。例えば、重いバッグを持つ、物を掴む、ドアを開けるなど、日々の動作において前腕の筋力は不可欠です。
当ストレッチ効果のある筋肉各種 #前腕筋群 |
おすすめの器具
リストカールを行うにあたって以下の器具が必要です。
その中でも私が使ってよかったと実感している器具を紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
ダンベル
固定式ダンベル
ダンベルは、重さが固定式のダンベルと可変式ダンベルがあります。
私が使用しているのは、可変式ダンベルです。
リストカールは、ダンベルベンチプレスより軽い重量で筋トレすることになります。
また部位や方法によって重さが変わり、複数の重さが必要になります。
「総負荷量」トレーニングにおいても重量負荷の増減は欠かせません。
そこで便利なのが可変式ダンベルです。
可変式ダンベル
可変式のダンベルは簡単に重さを調節でき、複数のダンベルを置く必要がないので省スペース・省コストです。
自宅ジムをする方にはおすすめのダンベル器具です。
可変式ダンベルのおすすめも下の記事で紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。
ベンチ台(インクラインベンチ)
インクラインベンチ(可変式)
ベンチ台もインクラインベンチ(可変式)が便利です。
ベンチ台の角度が調節できる方が汎用性があり、さまざまなトレーニングに活かすことができます。
可変式ベンチ台の調整
インクラインダンベルフライ ・デクラインベンチプレスのようなベンチに傾斜をつけて、大胸筋上部・下部をピンポイントに鍛えることができます。
自宅ジムをする方には下へ傾斜ができるインクラインベンチ(可変式ベンチ台)は、必須ですね。
インクラインベンチのおすすめも下記の記事で紹介していますので、こちらもチェックしてみてください。
グリップグローブ
ダンベル使用の際はグリップグローブがおすすめ
器具を使う際に、グローブの着用を推奨しています。
グリップグローブは器具との滑りを防止してくれるため、安全に筋トレに励むことができます。
また、グリップ力が高いグローブをつけることで、余分な握力を使わず、狙った筋肉へトレーニングすることができます。
そして、何より手の平を守ってくれます。
グリップグローブを使わずに、筋トレや鉄棒などを行っていると、マメが出来たり、指や手の平の皮が硬くなってしまいます。
おすすめのグリップグローブ
安全性と機能性を考えてグリップグローブを使用した筋トレをおすすめします。
お手頃で丈夫なグリップグローブのおすすめも紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。
トレーニング後のケア
トレーニング後のストレッチケアも大切です。
疲労を残さないことが、長く続けられる秘訣です。
ケア方法として、マッサージとストレッチの順番もポイントです。
基本的にマッサージを行ってから、ストレッチをした方が筋肉はほぐれます。
急に筋トレで縮んだ筋肉を伸ばすより、一旦、手でマッサージをしたり、フォームローラーを利用してほぐしてから、ゆっくりストレッチで伸ばしていきましょう。
今回ご紹介したトレーニングは、主に【胸】の筋肉です。
リストカールをした後の前腕筋群をしっかりケアしておきましょう。
前腕のケア①ローラーで前腕の筋膜リリース
【消音】 タップしてフィットネス動画を見る (#R_MVI_1079)
姿勢 | - フォームローラーを準備
- 両手を組み、前腕にフォームローラーを当てる
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方法 | - 前腕の長橈側手根伸筋側の筋肉に当てて体を前後にゆする
- 前かがみに体重を乗せるとより筋膜リリースの負荷が強くなる
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回数 | 左右10回×2セット(セットの間隔は1分程あけましょう) |
ポイント | |
効果 | 当ストレッチ効果のある筋肉各種 #長橈側手根伸筋 |
北野 優旗
セルフでほぐすのにはグリッドフォームローラーがおすすめです!
カラダの部位に合わせていろいろな使い方ができて、気持ちいいです!
背中をほぐす筋膜リリース
グリッドフォームローラー
使い方、特徴、機能性など、もっと詳しく商品を知りたい方は、下のページで紹介していますので、参考に読んでみてください↓↓↓
2023.05.24私(北野)がおすすめする「トリガーポイント(TRIGGERPOINT)グリッドフォームローラー」をご紹介します。筋膜とは、ボディスーツのよう...
前腕のケア②前腕の屈曲筋ストレッチ
【消音】 タップしてフィットネス動画を見る (#75)
姿勢 | - 左手側から行う場合
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方法 | - 左手の親指、人差指、中指を束ねて右手で持つ
- 束ねた3本の指が反るように、右手で引いて前腕の内側を伸ばす
- やや内側にねじるようにすると、円回内筋などの屈曲筋群や円回運動筋群がストレッチされる
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回数 | 15秒×2セット(セットの間隔は1分程あけましょう) 反対側も同様に行いましょう |
ポイント | - 肘が曲がらないように注意しましょう。
- 息を吐きながら行うことで、よりストレッチが効果的になります。
- 内側に3本の指をねじりながら伸ばすことによって、効果はあがります。
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効果 | - ?手や腕の疲れ、だるさ解消
- ?握力の疲労回復
- ?前腕の肘や手首などの円回運動が軽くなる
- ?指、手、腕のむくみ解消
当ストレッチ効果のある筋肉各種 #尺側手根屈筋 #長掌筋 #浅指屈筋 #深指屈筋 #橈側手根屈筋 #長母指屈筋 #円回内筋 |
前腕のケア③手首・腕を柔らかくするストレッチ
【消音】 タップしてフィットネス動画を見る (#40)
姿勢 | - 立位でも座位でもOK
右腕からストレッチする場合を説明
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方法 | - 右手の四指を左手で持つ
- 右肘を左肘の間に入れる
- 右四指を左手で下に引く
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回数 | 30秒×2セット(セットの間隔は1分程あけましょう) 反対も同様に行う |
ポイント | - 右肘を左肘の間に入れることができない場合は、手首の硬さだけでなく
肩関節の硬さも関係します。肩回りのストレッチケアも参考にして下さい。 肩関節回りの筋肉群(小円筋 大円筋 三角筋 肩甲挙筋) - ゆっくり息を吐きながら行うことで効率よく手首の屈筋群が伸びます。
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効果 | - 腕の内側である手首の屈筋群が伸びます。
- 手・腕の疲労を回復することができ、ケガの予防に最適なストレッチです。
- 物を投げるスポーツで肘を痛めた場合に有効なストレッチケアです。
- 握力回復に役立つストレッチケアです。
当ストレッチ効果のある筋肉各種 #尺側手根屈筋 #長掌筋 #浅指屈筋 #橈側手根屈筋 #長母指屈筋 #深指屈筋 |
安全と注意事項
リストカールは、すべてのレジスタンスエクササイズと同様に、効果と安全性のために正しいフォームとテクニックを必要とします。
次の安全と注意事項は、リストカールを正しく行い、怪我のリスクを減らすのに役立ちます。
- 姿勢を正しく保つこと:背筋を伸ばし、腹筋を締め、腕を自然な位置に下ろして立つようにします。
- 肘を固定すること:上腕部の肘を体の脇に固定し、腕の振り幅が大きくなりすぎないようにします。
- 重量を適切に選ぶこと:自分の能力に合った重さのダンベルを選びます。初めての場合は軽めの重さから始め、徐々に増やしていきましょう。
- 腕をゆっくりと上げ下げすること:腕を力強く上げるだけでなく、ゆっくりと下ろすことも重要です。筋肉を最大限に刺激するためには、上げ下げの動作をコントロールする必要があります。
- 上腕をしっかりと緊張させること:上腕二頭筋を意識し、カールの動作中にしっかりと緊張させるようにします。筋肉に意識を集中させることで、より効果的なトレーニングが可能になります。
- 前腕の動きに注意すること:リストカールの際、前腕が動いてしまわないように気をつけましょう。腕のみを使って動作することが重要です。
- 呼吸を意識すること:トレーニング中は正しい呼吸を意識しましょう。通常は、ダンベルを上げる際に吸い込み、下ろす際に吐き出すと良いでしょう。
- 無理をしないこと:筋肉を怪我することなく安全にトレーニングするために、無理な負荷や挙上を避けましょう。自分の体力や限界を理解し、無理のない範囲で行いましょう。
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よくある質問
質問
ダンベルリストカールを行うために必要なダンベルの重さはどれくらいですか?
北野 優旗
ダンベルリストカールの適切な重さは、個人のフィットネスレベルや目標によって異なります。一般的には、初心者の場合は約0.9〜2.3キログラム程度の軽いダンベルから始めることが推奨されます。中級者や上級者の場合は、約2.3〜9.1キログラム程度の重さを選ぶことが一般的です。ただし、自分自身に適した重さを見つけるためには、トライアルアンドエラーが必要です。
質問
ダンベルリストカールを行うときのセット数と回数は何回すればいいですか?
北野 優旗
セット数と回数は、個人のフィットネスレベルや目標によって異なります。一般的な目安としては、初心者は2〜3セット、中級者は3〜4セット、上級者は4〜5セットを行うことが推奨されます。
1セットあたりのリップ数については、筋肉の疲労感を感じるまでの回数を行うことが一般的です。一般的な目安としては、8〜12回程度のリップを行います。ただし、重要なのはフォームを維持することですので、フォームが乱れてしまう場合は、負荷を調整する必要があります。
質問
ダンベルリストカールは他の筋肉群にも効果がありますか?
北野 優旗
ダンベルリストカールは、主に前腕筋群(特に腕橈骨筋や腕橈側頭筋)を鍛えるのに効果的ですが、同時に上腕二頭筋(ボディビルでよく知られる「ビギナーズカール」とも呼ばれる)や上腕筋群の一部も刺激します。上腕二頭筋は、ダンベルリストカールの動作中に安定化役割を果たし、負荷をサポートするために働きます。
ただし、ダンベルリストカールは前腕筋群により強く焦点を当てるため、上腕二頭筋への刺激は比較的限定的です。他の上腕二頭筋を重点的に鍛えたい場合は、より多様なエクササイズを組み合わせることがおすすめです。
質問
ダンベルリストカールの代替エクササイズはありますか?
北野 優旗
もしダンベルが使用できない場合やバリエーションを取りたい場合は、以下のような代替エクササイズがあります:
- バーベルリストカール:ダンベルの代わりにバーベルを使用します。手の幅を広めに取ることもできます。
- EZバーカール:曲がったバー(EZバー)を使用します。手首の負担を軽減することができます。
- ケーブルリストカール:ケーブルマシンを使用して、ロープアタッチメントやバーハンドルを持ってリストカールを行います。
- ハンマーカール:手のひらが内側を向くハンマーグリップを使用して、前腕筋を鍛えます。
これらのエクササイズは、ダンベルリストカールと同様の前腕筋群の刺激を与えることができます。トレーニングプログラムに組み込んでバラエティを持たせることで、より全面的な前腕の発達を促すことができます。
北野 優旗
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