ダンベルハンマーカールの効果的なやり方|上腕二頭筋や腕橈骨筋を鍛えるトレーニング

北野 優旗北野 優旗

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ダンベルハンマーカールの効果的なやり方

ダンベルハンマーカール
Dumbbell Hammer Curl

【概要】
別名

ダンベルコンセントレーションワンハンドアームカール(dumbbell concentration one hand arm curl)

ターゲット

メイン:上腕二頭筋、腕橈骨筋
サブ:上腕筋

レベル

初級から中級

必要器具
  • ダンベル

ダンベルハンマーカールの基本的な方法と正しいフォーム・効果を高めるやり方のコツ・安全と注意事項・応用編(他の方法・初心者・女性でもできる方法)について詳しく解説していきます。

またダンベルハンマーカールは、別名ダンベルコンセントレーションワンハンドアームカール(dumbbell concentration one hand arm curl)とも言われ、本記事では名前を統一して、「ダンベルハンマーカール」で解説していきます。
SNSやブログ等で紹介してもらえるとうれしいです。

ダンベルハンマーカールの基本的なやり方

目次

基本的な方法

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ダンベルハンマーカールは上腕の筋肉を鍛え、太くてたくましい腕を作るのに適したトレーニングです。
ダンベルさえあれば自宅でも簡単にできますので、多くの人がメニューに取り入れています。一方で、やり方自体は簡単なのですが、正しい方法でやらないと効果が薄れることがあります。

その基本的な方法は、ダンベルを両手に持ち、上に引き上げてから数秒間ストップして、引き下げるという動作です。
この際、手のひらは両方とも内側を向けるようにして、親指側を上げる形でダンベルを引き上げます。

気軽にできるのがメリットですが、一方で、ちょっとしたやり方の違いで効果がアップしたり、逆に意味のないものになってしまったりします。

フォームと動作の正しいやり方をチェックしてみましょう。

スタートポジション

ダンベルハンマーカールのスタートポジション

スタートポジション

ベンチやイスに座る、もしくは立ったままで、背筋を伸ばして顎を少し引きます。
ダンベルを持ち、肩の真下、体側に下ろします。
手のひらは体側に向けます。これでスタートポジションが完成です。

動作手順

ダンベルハンマーカールの動作手順

動作手順

  1. 両手に持ったダンベルがぐらつかないことを確認して、ゆっくりと右手を上げて肘がしっかりと曲がるまで持ち上げます。
    その状態で数秒間停止して、筋肉を収縮させます。
  2. そして、ゆっくりと戻していきます。
  3. 今度は左手側のダンベルを持ち上げて、同じようにトップまで来たらゆっくりと下ろします。
  4. この左右の動きを繰り返しましょう。

呼吸

ダンベルハンマーカールの呼吸方法

筋トレの効果を高めるためにも呼吸の意識はとても大事です。
基本として、筋肉を収縮させる時に息を吐き、解放する時に息を吸います。

ダンベルハンマーカールの場合は、ダンベルを持ち上げる時にゆっくりと息を吐きます。
そして、下ろすときに息を吸っていきます。

お腹から深く呼吸をすることを意識して止めないようにしましょう。

回数・セット数・重量

ダンベルハンマーカールの回数・セット数・重量

ダンベルの重さにもよりますが、10回を1セットとし3セット行います。
重いダンベルを使うと筋肉を大きくすることができ、軽くすると筋持久力を高めるためのトレーニングとなります。

ダンベルを軽くした場合は、1セットを15回から20回くらいにして、やはり3セット行うと良いでしょう。

初心者の方は、上げ下げを10回を1セットとし、これを3セット行います。

慣れていない場合は無理をせず、軽めの重さで設定したり、回数を少なくしてください。
正しいフォームを意識して徐々に慣れていくことが大切です。
慣れてきたら、以下のように「総負荷量」で筋肥大を目指しましょう。

ちなみにですが、私の場合ですとダンベルハンマーカールは、以下のような総負荷量の回数でセットを組んでいます。

中級者以上の参考「総負荷量」
(回数・重量・セット数)
1セット12RM
2セット9RM
3セット6RM
4セット3RM
5セット6RM
6セット18RM

※「RM」とはRepetition Maximum(最大反復回数)の略語。
ある一定の重さに対し、何回反復できるかにより、自分の限界となる運動強度を判断する方法。

セット間のインターバル休憩時間については、こちらの記事も参考にしてください。

筋トレの頻度は週2を目安に行うことで筋肥大効果が得られます。

ダンベルハンマーカールの重量の目安

ダンベルハンマーカールの重量の目安

それぞれ、以下のレベルの人を対象して、重量の目安表を示します。

  • 初心者:1ヶ月以上トレーニングした人
  • 初級者:6ヶ月以上トレーニングした人
  • 中級者:2年以上トレーニングした人
  • 上級者:5年以上トレーニングした人
  • エリート:アスリート

なお、こちらのデータは海外のサイト「STRENGTH LEVELストレングス レベル (強度レベル)」を参照しました。また、こちらの数値は正しいフォームで1回だけ挙げられる最大重量(1RM)を示しています。
自分の体重とウェイトトレーニングの経験から、ダンベルハンマーカール重量の目安がわかります。

男性の体重別ダンベルハンマーカール基準(kg)

男性の体重別ダンベルハンマーカール基準(kg)

ダンベルの重量は1つのダンベル用で、バーの重量を含みます。通常は2 kg /4.4lbです。

体 重初心者初級者中級者上級者エリート
5048142231
5559162433
60611172636
65712192838
70813213041
75915223243
801016243445
851017263647
901118273849
951219283951
1001321304153
1051422314255
1101523324457
1151624344558
1201725354760
1251826364861
1301827375063
1351928395165
1402029405266
女性の体重別ダンベルハンマーカール基準(kg)

女性の体重別ダンベルハンマーカール基準(kg)

ダンベルの重量は1つのダンベル用で、バーの重量を含みます。通常は2 kg /4.4lbです。

体 重初心者初級者中級者上級者エリート
403591420
4536101521
5037111622
5547121723
6048121824
6558131925
7059142026
7569142027
80610152128
85610162229
90711162330
95711172330
100712172431
105812182432
110812182532
115813192633
120913192634

ダンベルハンマーカールの効果を高めるコツ

ダンベルハンマーカールの効果を高めるコツ

ダンベルハンマーカールは、とてもシンプルな動作ですが、それだけにコツを押さえないと効果が半減することもあります。
正しいフォームでできているかを確認しながら実践しましょう。

ダンベルハンマーカールは、ダンベルさえあれば、パーソナルトレーナーもなしで、自宅でも行えるトレーニングです。

しかし、きちんとコツを押さえておかないと、せっかくのトレーニングの効果が下がってしまうこともあります。

コツさえ覚えておけば、自分でも正しいフォームで鍛えられます。

コツ①全身の力を意識

鍛える部分は腕だけなのですが、他の部分もしっかりと力を入れてトレーニングするべきです。
特にお腹周りに力を入れて腹圧を高めます。

こうすることで呼吸を深くすることができますし、筋肉への刺激をより高めることができるからです。
ベンチに座っていると、足が遊んでしまうことがあります。

そうではなく、しっかりと地面に足を付けて力を入れることで効果を高められます。

コツ②肘を固定する

肘は体の脇に付けたままにして、脇が開かないようにしましょう。
また、前後にも肘が動かないように固定します。肘が遊んでしまうと、違う部分の筋肉に効くことになるので効果が半減します。

また、負荷が分散するためトレーニング自体の効果も薄れてしまいます。

コツ③ダンベルの握り方

ダンベルがずれないようにしっかりと握ることは重要です。
しかし、親指にも強い力が入ると、前腕筋により負荷がかかるようになります。

この筋トレはあくまでも上腕への刺激ですので、効果が薄れます。
親指は強く握らず、あくまでも支えるだけにして、他の指でしっかりと握りましょう。

効果と発達する筋肉部位

ダンベルハンマーカールの効果と発達する筋肉部位

ダンベルハンマーカールによって発達する筋肉は、主に上腕部です。
その筋肉を鍛える効果も考えましょう。

ダンベルハンマーカールは、狙う筋肉がピンポイントで定まっているので、目的意識がはっきりしやすいです。

その効果をチェックしてみましょう。

肥大化部位上腕二頭筋と腕橈骨筋が発達する

上腕二頭筋

上腕二頭筋

腕の上部である上腕二頭筋じょうわんにとうきん腕橈骨筋わんとうこつきんを鍛えることができます。どちらも、腕の太さを作るのにとても大事な筋肉で、たくましく鍛え上げられた腕をアピールするのに欠かせません。

また、上腕筋じょうわんきんも共同筋として働くことによって、筋力アップも期待できます。

上腕二頭筋じょうわんにとうきんの機能について詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考に読んでみてください。

効果①太い腕の視覚的効果が高い

ダンベルハンマーカールの効果:太い腕の視覚的効果が高い

上半身の筋トレでは、胸と共に上腕を大きくすることが多くの方の目標となっています。
やはり目立つ部位ですし、腕の太さがあると視覚的な効果が高いです。

上腕二頭筋は中でも目立つ部位なので、筋肉が大きくなると達成感があってさらに筋トレを頑張ろうという気持ちにさせてくれます。
モチベーション維持にも効果のある筋トレと言えます。

効果②前腕とのバランスが良くなる

力こぶ(上腕二頭筋)

腕の筋トレでは、上腕を鍛える種目が多く注目を浴びがちです。
そうした種目ばかりをしていると、腕の上ばかり大きくなり腕全体のバランスが悪くなります。

その点、ダンベルハンマーカールは腕橈骨筋を鍛えることができるのがメリットです。
この筋肉は上腕と前腕まで伸びていますので、全体のバランスを良く見せてくれるのです。

ある部分だけ大きくなるトレーニングではなく、均整の取れた体つきにしてくれる優れたメニューですので、他の種目と組み合わせながら実践してみましょう。

応用編

ダンベルハンマーカールを応用したやり方もご紹介します。
上腕二頭筋や腕橈骨筋を違った角度で鍛えたい方はぜひこちらのトレーニング種目も参考にしてみてください。

また、女性や初心者で筋力がない方でも行える鍛え方もあります。

応用①ノーマルダンベルカール

ダンベルを腕の力で引き寄せるカールトレーニングです。
上腕二頭筋をメインに負荷をかけ力こぶの筋肉を肥大させるトレーニング種目です。

ダンベルカール

ダンベルカール

姿勢
  1. 直立でも、ベンチに座った状態でもどちらでもよい。
    今回は、スタンド(立った状態)で紹介します。

  2. ダンベルを両手で持ち、直立姿勢。
    ダンベルを両手に持った状態で肘は伸ばし切らず、少しだけ曲げて負荷を乗せた状態にしておきましょう。
    この状態がスタートポジションになります。

方法
  1. スタートポジションの姿勢から、脇を締め、上腕部分を固定したまま肘を曲げてダンベルを胸の方へ引き寄せます。
    その後、負荷を感じながらゆっくりと元の位置に腕を戻していきましょう。

  2. これを1回と数えて、何度も繰り返していきます。

回数

10回×3セット(セットの間隔は1分程あけましょう)

ポイント
  • 身体をゆすって反動は付けずに、上腕二頭筋に意識を置きながら行いましょう。
    どうしても反動をつけてしまう場合は、ベンチ台に座って行いましょう。
  • 肘の位置がブレないように固定しましょう。
  • 下す際はゆっくりとした動作で下す。
効果
  • 上腕二頭筋、腕橈骨筋、上腕筋を鍛えることができる
  • 力こぶを大きく肥大させることができる
  • 腕力をつけることができる
  • 男らしい太腕を作ることができる
  • 腕相撲の力をつけることができる

当筋トレ効果のある筋肉各種
#上腕二頭筋 #腕橈骨筋 #上腕筋

詳細記事

応用②ダンベルドラッグカール

ダンベルドラッグカールDumbbell-Drag-Curl

姿勢

スタンス

  • 足は肩幅程度に広げます。
  • 膝をわずかに曲げ、背筋を伸ばして姿勢を正しく保ちます。
  • 腕は自然な位置に下ろしておきます。

ドラッグカールの握り方:

  • ダンベルを両手で握ります。
  • 握り方は通常のダンベルカールと同様に、手のひらを上に向ける方法を使用します。
方法
  1. ダンベルを握った状態で、肘を体の両側に固定します。
  2. 腕を伸ばした状態から、ダンベルをゆっくりと前方に引きずりながら上げます。
  3. 上腕が水平になるくらいまでダンベルを引きずったら、一瞬キープします。
  4. ゆっくりとダンベルを元の位置に戻します。
  5. ダンベルを下げる際も、制御した動きを心がけましょう。
回数

15回×2セット(セットの間隔は1分程あけましょう)

ポイント
  • 動作の際、肘を体の両側に固定することが重要です。肘を動かすことなく、前腕の筋肉でダンベルを引きずるようにします。
  • 動作をスムーズかつコントロールされたペースで行うことが大切です。無理な負荷や急激な動きは怪我の原因になりますので、注意してください。
  • ダンベルの重量は、自分の体力と経験に合った適切なものを選びましょう。初めて行う場合や新しいトレーニングメソッドを導入する際には、軽めの重量から始めることをおすすめします。
効果
  • 上腕二頭筋の強化: ダンベルドラッグカールは上腕二頭筋を重点的に刺激する効果があります。前腕の筋肉を使いながらダンベルを引きずり上げる動作によって、上腕二頭筋の成長を促進します。
  • 前腕の発達: ダンベルドラッグカールは前腕の筋肉も同時に鍛えることができます。ダンベルを引きずる動作によって前腕の筋肉がしっかりと刺激されます。
  • 実用的な腕力の向上: ダンベルドラッグカールは、日常生活で使われる様々な動作に役立つ実用的な腕力を向上させるのに効果的です。物を持ち上げる、持ち運ぶ、引きずるなどの動作において、より強力な腕力を発揮できるようになります。
  • バリエーションの追加: ダンベルドラッグカールは、通常のダンベルカールとは異なる動きを含むバリエーションとして取り入れることができます。トレーニングのバリエーションを増やすことで、より幅広い筋肉の刺激を得ることができます。
  • 両腕のバランスを整える: 片腕ずつ行うことで、両腕の筋力を均等に発達させるのに役立ちます。筋力の偏りを防ぎ、バランスの取れた腕の形成に貢献します。
  • 複数の筋肉の同時刺激: ダンベルドラッグカールは上腕二頭筋や前腕だけでなく、上腕三頭筋や僧帽筋、上背筋なども同時に刺激するため、全体的な上半身の強化に寄与します。
  • 安定性と体幹の強化: 立位でダンベルドラッグカールを行うことで、上半身の安定性とコアの強化にも効果があります。体幹の安定を保つことで、全体的なトレーニング効果が向上します。

当ストレッチ効果のある筋肉各種
#上腕二頭筋

応用③ダンベルプリーチャーカール

ダンベルプリーチャーカールの効果的なやり方

姿勢
  1. ベンチのセットアップ
    傾斜したベンチを用意します。ベンチの角度はおおよそ45度から60度の間が一般的です。
  2. 座る姿勢
    ベンチに座り、胸をベンチに密着させます。足は肩幅よりもやや広めに開き、足裏をしっかりと床につけましょう。
  3. ダンベルの選択
    初めての場合は軽いダンベルからスタートし、徐々に重さを増していくと良いです。ダンベルは両手に持ちます。
  4. 腕の位置
    ダンベルを手に持ったら、腕をベンチに垂直になるようにして、肘をベンチの上に乗せます。このとき、腕が完全に伸びた状態になります。
方法
  1. カールの動作
    前腕を使ってダンベルをゆっくりと上げ、ビセップスを収縮させます。腕を90度以上曲げないように注意し、上まで上げたら一呼吸置いて、コントロールされた動きで元の位置に戻します。
  2. 呼吸
    ダンベルを上げる際には息を吐き出し、下ろす際には息を吸い込むようにしましょう。正しい呼吸はトレーニングの効果を高めます。
  3. フォームの維持
    動作中、背中を丸めたり、腕をベンチから離れすぎないようにフォームに注意します。安定した動作が効果的なトレーニングを可能にします。
  4. セットとレップ数
    トレーニングの目的に合わせて適切なセットとレップ数を設定します。初めての場合は、軽めの重さで十分なフォームを保ちながら行うことが大切です。
回数

10回×3セット (セットの間隔は1分程あけましょう)

ポイント
  • 椅子やベンチの調整
    プリーチャーカールは通常、傾斜したベンチを使用します。ベンチや椅子の高さを適切に調整し、腕が完全に伸びた状態で座れるようにしましょう。
  • 腕の位置
    プリーチャーカールを行う際、腕はベンチの上に置きます。腕が垂直になるようにし、腕とベンチの角度がずれないように注意します。
  • 背中の保持
    腕を置くベンチに胸をしっかりと密着させ、背中をまっすぐに保ちます。背中が丸まらないようにしましょう。
  • 腕の伸展と収縮
    ダンベルを手に持ち、腕を完全に伸ばしてからゆっくりと曲げ、ビセップスを収縮させます。動作をコントロールし、無理なく行います。
  • 肘の位置
    肘を動かす際には、肩より前に出ないように気をつけます。肘の位置が安定していることで、ビセップスにより適切な負荷がかかります。
  • 腕の振り
    ダンベルを持ち上げるときは、腕を前後に振り過ぎないようにしましょう。運動をコントロールすることで、ビセップスにより効果的に刺激を与えることができます。
  • 適切な重量の選択
    使用するダンベルの重さは、ビセップスを効果的に刺激するために適切であるべきです。重すぎる場合はフォームが崩れ、軽すぎる場合は効果が薄れる可能性があります。
  • 呼吸
    動作中に正しい呼吸を心がけましょう。一般的に、ダンベルを持ち上げる際に息を吐き出し、降ろす際には息を吸い込むのが良いです。
効果
  • ビセップスの発達
    ダンベルプリーチャーカールは、上腕二頭筋に強く刺激を与えます。このエクササイズを継続的に行うことで、ビセップスの発達を促進し、より大きな腕を手に入れるのに効果的です。
  • フォームの向上
    プリーチャーベンチを使用することで、腕の位置が安定し、他の筋肉が介入しにくくなります。これにより、正確なフォームを維持しやすくなります。
  • 腕の形状改善
    ダンベルプリーチャーカールは、ビセップスの外側を特にターゲットにするため、腕の形状を改善するのに役立ちます。ビセップスの外側が発達することで、アームの幅感や腕の見た目が向上します。
  • 関節の安定性向上
    プリーチャーベンチを使用することで、腕の動きがより安定し、関節への負担が軽減されます。これにより、ケガのリスクを低減し、トレーニングを安全に行うことができます。
  • 筋力の均衡
    ダンベルプリーチャーカールは、ビセップスを他の筋肉と独立して鍛えることができるため、上腕の筋力の均衡を保つのに寄与します。これは、全体的な身体のバランスを向上させる要素となります。
  • トレーニングのバリエーション
    ダンベルプリーチャーカールは、トレーニングのバリエーションを増やすのにも役立ちます。異なる角度やグリップを試すことで、ビセップスにかかる負荷を変えることができ、新しい刺激を与えることができます。

当ストレッチ効果のある筋肉各種
上腕二頭筋

詳細記事

応用④シーテッド オルタネイト インクライン ダンベル バイセプス ハンマー カール

インクラインベンチを用いて斜めに座った状態でハンマーカールを左右交互に行います。
インクラインベンチを用いることで、肘の可動域が広くなり、より上腕二頭筋に負荷をかけやすくなります。
左右同時に動かす種目をインクラインハンマーカールと言います。

シーテッド オルタネイト インクライン ダンベル バイセプス ハンマー カール

シーテッド オルタネイト インクライン ダンベル バイセプス ハンマー カール

姿勢
  1. インクラインベンチの角度を調整しましょう。
    この時調整の目安とする角度は45度です。

  2. ダンベルを両手で持ち上げます。
    ダンベルを両手に持った状態で肘は伸ばし切らず、少しだけ曲げて負荷を乗せた状態にしておきましょう。
    この状態がスタートポジションになります。

方法
  1. スタートポジションの姿勢から、片方の腕から交互に行うのですが、上腕部分を固定したまま肘を曲げてダンベルを持ち上げます。
    その後、負荷を感じながらゆっくりと元の位置に腕を戻していきましょう。

  2. 反対の腕も同様に行います。
  3. これを1回と数えて、何度も繰り返していきます。

回数

10回×3セット(セットの間隔は1分程あけましょう)

ポイント
  • 反動は付けずに、上腕二頭筋に意識を置きながら行いましょう。
  • 身体はベンチに付けたまま行いましょう。
  • 肘の位置がブレないように固定しましょう。
  • 下す際はゆっくりとした動作で下す。
効果
  • 上腕二頭筋、腕橈骨筋、上腕筋を鍛えることができる
  • 力こぶを大きく肥大させることができる
  • 腕を太くすることができる
  • 腕相撲の力をつけることができる
  • 腕力をつけることができる

当筋トレ効果のある筋肉各種
#上腕二頭筋 #腕橈骨筋 #上腕筋

応用⑤バーベルカール

バーベルを腕の力で引き寄せるカールトレーニングです。
上腕二頭筋をメインに負荷をかけ力こぶの筋肉を肥大させるトレーニング種目です。
ダンベルを用いて行うとダンベルカール種目となります。

バーベルカール

バーベルカール

姿勢
  1. 直立でも、ベンチに座った状態でもどちらでもよい。
    今回は、スタンド(立った状態)で紹介します。

  2. 重量は、最初は軽い重さでセットしましょう。
  3. バーベルを両手で持ち、直立姿勢。
    バーベルを両手に持った状態で肘は伸ばし切らず、少しだけ曲げて負荷を乗せた状態にしておきましょう。
    この状態がスタートポジションになります。

方法
  1. スタートポジションの姿勢から、脇を締め、上腕部分を固定したまま肘を中心に曲げてバーベルを胸の方へ引き寄せます。
    その後、負荷を感じながらゆっくりと元の位置に腕を戻していきましょう。

  2. これを1回と数えて、何度も繰り返していきます。

回数

10回×3セット(セットの間隔は1分程あけましょう)

ポイント
  • 身体を反って反動は付けずに、上腕二頭筋に意識を置きながら行いましょう。
  • 肘の位置がブレないように固定しましょう。
  • 下す際はゆっくりとした動作で下す。
  • できる重さから始めるようにしましょう。
効果
  • 上腕二頭筋、腕橈骨筋、上腕筋を鍛えることができる
  • 力こぶを大きく肥大させることができる
  • 腕力をつけることができる
  • 男らしい太腕を作ることができる
  • 腕相撲の力をつけることができる

当筋トレ効果のある筋肉各種
#上腕二頭筋 #腕橈骨筋 #上腕筋

応用⑥バーベルプリチャーカール

プリチャーカールの効果的なやり方

姿勢
  1. 準備と姿勢
    スタンスは肩幅に広げ、軽く膝を曲げて安定した姿勢をとります。
    背中はまっすぐに保ち、腰もくの字に曲げずに直立します。
  2. グリップの取り方
    バーベルを両手で握ります。手の幅は肩幅よりもやや広めが一般的です。
    手首は自然な位置にあり、親指と指が握りこぶしを作ります。
  3. 肘の位置
    肘を体に密着させ、上腕を前方に伸ばします。このとき、肘が外に広がらないように注意します。
方法
  1. 動作の開始
    バーベルをゆっくりと起こし上げます。この際、腕だけを曲げるように意識しましょう。
    上腕は体の前で固定され、肘が前に出過ぎないように注意します。
  2. ピークでのキープ
    バーベルを上げきったら、1秒ほどその位置でキープします。このとき、上腕二頭筋が最大限に収縮する感覚を味わいます。
  3. 動作の終了
    ゆっくりとバーベルを下ろしていきます。急激に落とさないように注意し、コントロールされた動きを心がけます。
  4. 呼吸法
    バーベルを上げる際に息を吸い、下げる際に息を吐きます。正確な呼吸法は重要です。
  5. ウォームアップとクールダウン
    トレーニング前には軽い有酸素運動や関節の動かし方でウォームアップを行い、筋肉を準備します。
    トレーニング後にはストレッチやクールダウンを行い、筋肉の緊張を和らげます。
回数

10回×3セット (セットの間隔は1分程あけましょう)

ポイント
  • 姿勢の確認
    足は肩幅程度に開き、軽く膝を曲げた姿勢を保ちます。
    背中はまっすぐに保ち、腰をくの字に曲げないようにします。
  • グリップ
    バーベルのグリップは、手首が自然な位置になるように調整します。
    手の幅は肩幅より広く、手のひらは自分に向けて握ります。
  • 腕の位置
    肘を体側に密着させ、腕を伸ばしています。
    肘が前に出過ぎないように気をつけます。
  • 動作の流れ
    肘を固定し、腕だけを曲げ上げるような感覚で動作します。
    バーベルをゆっくりと上げ、コントロールされた動きで下ろします。
  • 重量の選定
    初めての方は軽い重量から始め、フォームを優先して練習します。
    徐々に重量を増やしていく際にも、フォームを崩さないように注意します。
  • 呼吸法
    上げるときには吸い、下げるときには吐くように呼吸します。
    バーベルを持ち上げる際に息を吸って力を入れ、下ろす際に息を吐きながらリラックスします。
  • 無理なく行う
    筋肉を急激に負荷かけることは避け、無理な重量でのトレーニングも控えます。
    筋肉への負荷を感じながら、無理なく行うことが重要です。
  • ウォームアップ
    プリチャーカールを行う前に、ウォームアップをしっかり行います。
    軽い有酸素運動や関節の動かし方で体を温め、怪我を予防します。
効果
  • 上腕二頭筋の発達
    プリチャーカールは上腕二頭筋に直接的な刺激を与えるため、この筋肉の発達に寄与します。発達した上腕二頭筋は、腕の外側部分を引き締め、アームの見た目を向上させます。
  • アームの形状向上
    プリチャーカールは特にアームの前側を重点的に鍛えるため、筋肉のバランスを整え、アームの形状を向上させるのに効果的です。
  • 関節の安定性向上
    プリチャーカールは肘を固定して行うため、上腕二頭筋だけでなく、前腕の安定性も向上させます。これにより、関節に対する負担が減り、トレーニング中の怪我のリスクが低減します。
  • 他のエクササイズへの影響
    上腕二頭筋は多くのアームエクササイズで重要な役割を果たします。プリチャーカールを取り入れることで、他のアームエクササイズにおいても力強いパフォーマンスが期待できます。
  • 代謝の向上
    大きな筋肉群を鍛えることは、基礎代謝を向上させ、脂肪燃焼を促進する助けになります。プリチャーカールは上腕二頭筋をターゲットにするため、全身の代謝にも寄与します。
  • 機能的な強さの向上
    プリチャーカールは日常生活での様々な動作において上腕の力を使う能力を向上させます。例えば、物を持ち上げたり、引いたりするときに役立ちます。

当ストレッチ効果のある筋肉各種
上腕二頭筋 腕橈骨筋

詳細記事

応用⑦バーベルドラッグカール

バーベルドラッグカール

姿勢
  1. スタンス
    • 足は肩幅程度に広げます。
    • 膝をわずかに曲げ、背筋を伸ばして姿勢を正しく保ちます。
    • 腕は自然な位置に下ろしておきます。
  2. ドラッグカールの握り方:

    • バーベルを両手で握ります。
    • 握り方は通常のバーベルカールと同様に、手のひらを上に向ける方法を使用します。
方法
  1. バーベルを握った状態で、肘を体の両側に固定します。
  2. 腕を伸ばした状態から、バーベルをゆっくりと前方に引きずりながら上げます。
  3. 上腕が水平になるくらいまでバーベルを引きずったら、一瞬キープします。
  4. ゆっくりとバーベルを元の位置に戻します。
  5. バーベルを下げる際も、制御した動きを心がけましょう。
回数

15回×2セット(セットの間隔は1分程あけましょう)

ポイント
  • 動作の際、肘を体の両側に固定することが重要です。肘を動かすことなく、前腕の筋肉でバーベルを引きずるようにします。
  • 動作をスムーズかつコントロールされたペースで行うことが大切です。無理な負荷や急激な動きは怪我の原因になりますので、注意してください。
  • バーベルの重量は、自分の体力と経験に合った適切なものを選びましょう。初めて行う場合や新しいトレーニングメソッドを導入する際には、軽めの重量から始めることをおすすめします。
効果
  • 上腕二頭筋の強化: バーベルドラッグカールは上腕二頭筋を重点的に刺激する効果があります。前腕の筋肉を使いながらバーベルを引きずり上げる動作によって、上腕二頭筋の成長を促進します。
  • 前腕の発達: バーベルドラッグカールは前腕の筋肉も同時に鍛えることができます。バーベルを引きずる動作によって前腕の筋肉がしっかりと刺激されます。
  • 実用的な腕力の向上: バーベルドラッグカールは、日常生活で使われる様々な動作に役立つ実用的な腕力を向上させるのに効果的です。物を持ち上げる、持ち運ぶ、引きずるなどの動作において、より強力な腕力を発揮できるようになります。
  • バリエーションの追加: バーベルドラッグカールは、通常のバーベルカールとは異なる動きを含むバリエーションとして取り入れることができます。トレーニングのバリエーションを増やすことで、より幅広い筋肉の刺激を得ることができます。
  • 両腕のバランスを整える: 片腕ずつ行うことで、両腕の筋力を均等に発達させるのに役立ちます。筋力の偏りを防ぎ、バランスの取れた腕の形成に貢献します。
  • 複数の筋肉の同時刺激: バーベルドラッグカールは上腕二頭筋や前腕だけでなく、上腕三頭筋や僧帽筋、上背筋なども同時に刺激するため、全体的な上半身の強化に寄与します。
  • 安定性と体幹の強化: 立位でバーベルドラッグカールを行うことで、上半身の安定性とコアの強化にも効果があります。体幹の安定を保つことで、全体的なトレーニング効果が向上します。

当ストレッチ効果のある筋肉各種
#上腕二頭筋

応用⑧リバースリストカール

リバースリストカール

姿勢
  1. ベンチ台の前に膝をついて座ります。
  2. 手のひらを下に向けて順手でダンベルを握ります。
方法
  1. 上腕は固定し、肘を動かさずに前腕だけを使ってダンベルを上げます。
  2. ダンベルを上まで引き上げたら、1秒ほどキープします。
  3. ゆっくりとダンベルを元の位置まで下ろします。
  4. 動作を繰り返します。
回数

10回×3セット (セットの間隔は1分程あけましょう)

ポイント
  • 正しいフォームを保つこと:腕や肘を固定し、前腕だけを使って動かすようにします。肘を動かしたり、体を揺らしたりすることは避けましょう。
  • 適切な重量を選ぶこと:初心者の場合は軽めの重量から始め、徐々に負荷を増やしていきます。重すぎる重量を選ぶと、フォームが乱れたりケガの原因になる可能性があります。
  • 手首の負担に注意すること:リバースリストカールは手首の反らせる動作を伴います。自分の手首の柔軟性や強度に合わせて、無理な負荷をかけないようにしましょう。痛みや不快感がある場合は、負荷を調整したり、別のエクササイズを検討しましょう。
  • 姿勢を正しく保つこと:ベンチ台を使用する場合、背中をしっかりと支え、足は床につけたままで安定した姿勢を保つことが重要です。背中や肩を丸めたり、姿勢が崩れたりしないように気をつけましょう。
  • 前腕の筋肉に集中すること:リバースリストカールは前腕の裏側の筋肉を鍛えるためのエクササイズです。意識を前腕の筋肉に集中させ、余分な動きや不必要な筋肉の緊張を避けるようにしましょう。
効果
  • 前腕の筋力向上: リバースリストカールは手首の前腕伸筋群を主に刺激するため、これらの筋肉の発達に効果的です。強化された前腕の筋力は、日常生活の活動やスポーツでのパフォーマンス向上に役立ちます。例えば、物を持ち上げる、スポーツでのグリップ力やスイングの安定性を向上させることが期待できます。
  • グリップ力の向上: リバースリストカールは手首の伸筋を重点的に鍛えるため、グリップ力の向上に寄与します。手首の筋肉が強化されると、より強い握力を持つことができます。これは、日常生活やスポーツ活動において、物をしっかりと握る必要がある場面で重要です。
  • 手首の安定性向上: 前腕伸筋群の強化により、手首の安定性も向上します。安定した手首は、重い物を持ち上げたり、スポーツでの動作中におけるパフォーマンスやケガ予防に大きな役割を果たします。
  • 姿勢の改善: リバースリストカールは手首の前腕伸筋群だけでなく、上腕二頭筋や上腕三頭筋などの周辺の筋肉も一定の刺激を受けます。これにより、姿勢の改善にも寄与します。バランスの取れた筋力の発達は、背中や肩の筋群と協力して正しい姿勢を維持するのに役立ちます。
詳細記事

応用⑨シーテッドニュートラルリストカール

シーテッドニュートラルリストカールSEATED NEUTRAL WRIST CURL

姿勢
  1. ベンチ台の前に膝をついて座ります。
  2. 手のひらを下に向けて順手でダンベルを握ります。
方法
  1. 上腕は固定し、肘を動かさずに前腕だけを使ってダンベルを上げます。
  2. ダンベルを上まで引き上げたら、1秒ほどキープします。
  3. ゆっくりとダンベルを元の位置まで下ろします。
  4. 動作を繰り返します。
回数

10回×3セット (セットの間隔は1分程あけましょう)

ポイント
  • 正しい姿勢を保つこと:ベンチに座る際に背中をしっかりと支え、足は床につけたままで安定した姿勢を維持しましょう。姿勢が崩れると、適切なフォームを保つことが難しくなります。
  • 肘を固定すること:上腕をベンチに固定し、肘を曲げずに前腕だけを使って動かします。肘の位置を安定させることで、前腕の筋肉により直接的な刺激を与えることができます。
  • ニュートラルグリップを使用すること:手のひらを内側に向けてダンベルを握ります。このグリップスタイルは前腕の裏側の筋肉を重点的に刺激するため、効果的なトレーニング効果が期待できます。
  • 前腕の筋肉に意識を集中させること:動作中に前腕の筋肉に意識を集中させ、強い収縮を意識します。ダンベルを上げるときに前腕をしっかりと引き上げ、下ろすときにはゆっくりと制御しながら下げます。
  • 適切な負荷を選ぶこと:自分の能力やフィットネスレベルに合わせて適切な重量を選びましょう。負荷が過大であるとフォームが乱れたり、ケガのリスクが高まる可能性があります。
効果
  • 前腕の筋力向上: シーテッドニュートラルリストカールは腕橈骨筋群を主に刺激するため、これらの筋肉の強化に効果的です。前腕の筋力が向上することで、日常生活の活動やスポーツでのパフォーマンスが向上します。
  • グリップ力の向上: シーテッドニュートラルリストカールは前腕の筋肉を重点的に鍛えるため、グリップ力の向上に寄与します。強化された前腕の筋力は、物をしっかりと握る力や持久力を向上させます。
  • 前腕の形状改善: シーテッドニュートラルリストカールを継続的に行うことで、前腕の形状を改善することができます。特に腕橈骨筋群は前腕の外側を覆っており、これらの筋肉の発達によって前腕の見た目が引き締まります。
  • スポーツパフォーマンス向上: 前腕の筋力とグリップ力の向上は、スポーツパフォーマンスの向上につながります。例えば、ゴルフやテニス、クライミングなどでのクラブやラケット、壁面へのしっかりとした握力や安定性が求められる動作において、優れたパフォーマンスを発揮することができます。
  • トータルな上腕の発達に寄与: シーテッドニュートラルリストカールは上腕二頭筋にも一定の刺激を与えます。前腕の筋肉と上腕二頭筋のトータルな発達に貢献し、アームのバランスの良い筋力発達を促進します。
  • 当エクササイズ効果のある筋肉各種
    #腕橈筋

応用⑩リストカール

リストカールの効果的なやり方

姿勢
  1. 適切な重量のダンベルを用意します。初めて行う場合は、軽めのダンベルから始めて徐々に重量を増やしていくことをおすすめします。
  2. ベンチ台を前にして床に膝を立てて座ります。
  3. 両手を自然な位置に下ろします。手のひらは自分の体を向いています。
  4. 肩幅よりもやや広めのグリップで、ダンベルを握ります。親指は他の指と同じ側にあるべきです。(逆手)
方法
  1. 腕を軸として動かさず、前腕のみを使ってダンベルを上に巻き上げます。手首を曲げるようなイメージで動かします。
    上まで巻き上げたら、少しの間、短い停止を行います。
  2. ゆっくりと下へ戻す際には、前腕の筋肉を意識しながら制御します。ダンベルを完全に下ろす前に、再び次のリピートを開始します。
  3. 各手で一定の回数(例: 10回)を実施します。セットごとに回数や重量を調整することもできます。
  4. リストカールを行う前に、適切なウォームアップを行い、正しいフォームを保つことが重要です。また、無理な負荷をかけすぎないように注意しましょう。
回数

10回×3セット (セットの間隔は1分程あけましょう)

ポイント
  • 正しいフォームを保つ: リストカールを行う際には、正しいフォームを維持することが重要です。腕を軸として動かすのではなく、前腕のみを使ってダンベルを巻き上げるようにしましょう。また、背中や肩を丸めずに、胸を張った姿勢を保つことも大切です。
  • グリップの幅: グリップの幅は個人の体格や好みによって異なる場合がありますが、一般的には肩幅よりもやや広めが適しています。適切なグリップの幅を選ぶことで、前腕の筋肉をより効果的に刺激することができます。
  • スムーズな動きと制御: ダンベルを上へ巻き上げる際には、スムーズな動きと制御を心掛けましょう。急激な力で振り上げると、他の筋肉が補助してしまい、前腕の筋肉への刺激が薄れます。ゆっくりとコントロールしながら動かすことで、効果的なトレーニングを実現できます。
  • 前腕への意識: リストカールを行う際には、前腕の筋肉に意識を集中させることが重要です。手首を曲げる動作を通じて、前腕の筋肉を最大限に活用しましょう。意識的な収縮と緩めの動作を行うことで、前腕への負荷を増やすことができます。
  • 適切な重量と回数: リストカールは重量を使用するエクササイズですが、適切な重量を選ぶことが重要です。重すぎるとフォームが乱れたり、負傷のリスクが高まる場合があります。最初は軽めの重量から始め、徐々に増やしていくことをおすすめします。また、回数についても自身の体力や目標に合わせて調整しましょう。
効果
  • 前腕筋の強化: リストカールは、前腕の筋肉である腕橈骨筋(ひじから手首まで走る筋肉)と尺骨筋(ひじから親指側へ走る筋肉)を重点的に鍛える効果があります。これにより、前腕の筋力と持久力が向上します。
  • グリップ力の向上: リストカールは手首の屈筋を強化するため、グリップ力の向上にも効果的です。強力なグリップ力は、スポーツや日常生活の活動において重要です。
  • 手首の安定性向上: リストカールは手首周辺の筋肉を鍛えることで、手首の安定性を向上させます。これにより、手首の怪我や負担のリスクを減らすことができます。
  • 上腕や肩の補助効果: リストカールは主に前腕の筋肉をターゲットにしますが、上腕二頭筋や上腕筋長頭、肩の筋群にも補助的な効果があります。これにより、アーム全体の筋力バランスが改善されます。
  • 日常生活の動作の改善: 前腕の筋力が向上することで、日常生活のさまざまな動作や持ち物の取り扱いが容易になります。例えば、重い物を持ち上げたり、物を掴んだりする際の負担が減ります。
  • 当エクササイズ効果のある筋肉各種
    #前腕屈筋群
詳細記事

応用⑪リバーススタンディングリストカール

リバーススタンディングリストカール

姿勢
  1. 適切な重量のバーベルを両手で握ります。グリップ幅は肩幅よりやや広めに取ります。
  2. 背筋を伸ばし、立った姿勢で足を肩幅に開きます。膝をわずかに曲げ、腰をやや後ろに倒します。
  3. バーベルをお尻の後ろ方に位置させ、手のひらを下に向けて握ります。親指はバーベルの上に置き、他の指はバーベルの下側で握ります。
方法
  1. 前腕の筋肉を使って、手首をゆっくりと上に曲げます。手首を最大限まで曲げたら、一時停止します。
  2. 手首をゆっくりと元の位置に戻します。手首を完全に伸ばすまで戻しますが、重量がバーベルを持ち上げるのに十分なまでの力を維持します。
回数

10回×3セット (セットの間隔は1分程あけましょう)

ポイント
  • 手首の動きを制御する:手首を急激に動かすのではなく、ゆっくりとコントロールされた動きを心がけましょう。急激な動きや無理な負荷は手首に負担をかける可能性があります。ゆっくりと正確な動きで行うことで、より効果的な筋力トレーニングが可能です。
  • 適切な重量を選ぶ:自分のフィットネスレベルと能力に合った重量を選ぶことが重要です。初めて行う場合や怪我をしている場合は、軽めの重量から始めることをおすすめします。重すぎる重量を使うと、正しいフォームや安全性が損なわれる可能性があります。
  • 焦らずゆっくりと行う:リバーススタンディングリストカールは制御された動きが重要です。急いで動かしたり、バウンドさせたりしないようにしましょう。ゆっくりとリストカールの動きを行い、前腕の筋肉を十分に刺激することを意識します。
  • 前腕のみを使う:リバーススタンディングリストカールは前腕の筋肉を主に鍛えるためのエクササイズです。腕や肘を動かすのではなく、前腕の筋力に集中して行うようにします。正しいフォームを保つことで、目標の筋肉を効果的にトレーニングすることができます。
  • 個別の制約事項に留意する:怪我や身体の制約を抱えている場合は、専門のトレーナーや医師に相談しましょう。特定の状況においては、リバーススタンディングリストカールが適切でない場合があります。
効果
  • 前腕の筋力強化: リバーススタンディングリストカールは前腕の筋肉を重点的に鍛えるため、手首の屈曲筋や指の伸筋を強化する効果があります。これにより、グリップ力の向上や日常生活での手首の安定性向上に寄与します。
  • 手首の安定性向上: リバーススタンディングリストカールは手首の屈曲・伸展をコントロールする能力を高めるため、手首の安定性を向上させます。これはスポーツや重い物を持つ際の手首の安定性向上に役立ちます。
  • 前腕の筋量増加: リバーススタンディングリストカールは前腕の筋肉の発達に寄与し、前腕の筋量を増加させます。これにより、前腕の見た目の引き締まりやアスレティックな外見を実現することができます。
  • スポーツパフォーマンス向上: 前腕の筋力や手首の安定性が向上することで、スポーツパフォーマンスの向上に繋がります。例えば、バットやラケット、クライミングなど、グリップ力や手首の安定性が求められるスポーツやアクティビティにおいて、より優れた制御と力の発揮が可能となります。
  • バランスの改善: リバーススタンディングリストカールは前腕の筋肉をバランスよく鍛えるため、上腕や肩など他の筋群とのバランスを整える効果があります。全体的な筋力バランスの改善に寄与します。
  • 日常生活の便益: 前腕の筋力や手首の安定性が向上することで、日常生活でのさまざまな活動や動作において手首や前腕を効果的に使用できるようになります。例えば、重い荷物を持つ、ドアを開ける、キーボードを操作するなど、日常的な動作のパフォーマンスや負荷への耐性が向上します。
  • 当エクササイズ効果のある筋肉各種
    #腕橈筋

応用⑫チンニング(懸垂)

チンニング(懸垂)|別名プルアップ

チンニング(懸垂)|別名プルアップ

姿勢
  1. グリップを順手(手の甲が上を向いた握り方)で握ります。
  2. 肩幅よりやや広めにセットします。
  3. ぶら下がります。
方法
  1. グリップを強く握りすぎないように注意してカラダを持ち上げていきます。
  2. バーが胸の正面くらいにくるまで持ち上げます。
回数

10回×2セット(セットの間隔は1分程あけましょう)

ポイント
  • グリップを握りこみすぎると握力がかなり疲労してしまい背中への刺激を届けにくくなってしまいます。
  • なるべく上腕二頭筋(力こぶ)と広背筋を意識して行いましょう。
  • 広背筋の上部に刺激を送ります。
効果
  • 広背筋の上部に刺激を送る
  • 背中の広背筋を刺激し、筋肥大させる
  • 逆三角形の背中を作る
  • 背中や腕、肩の余分な脂肪を燃焼させる
  • 肩甲骨周辺の筋肉に刺激
  • 上腕二頭筋を大きくさせ、力こぶを作る

当筋トレ効果のある筋肉各種
#広背筋 #上腕二頭筋 #大円筋 #小円筋 # 

詳細記事

応用⑬チンアップ(懸垂)

チンアップ(懸垂)グリップを肩幅にセット

チンアップ(懸垂)

姿勢
  1. グリップを逆手(手の甲が正面を向いた握り方)で握ります。
  2. 肩幅程度にセットします。
  3. ぶら下がります。
方法
  1. グリップを強く握りすぎないように注意してカラダを持ち上げていきます。
  2. バーが胸の正面くらいにくるまで持ち上げます。
  3. 筋力でコントロールしながらゆっくりと下ろします。
  4. この動作を繰り返しましょう。

回数

10回×2セット(セットの間隔は1分程あけましょう)

ポイント
  • 通常のチンニングよりも上腕二頭筋の刺激も大きくなります。
  • グリップを握りこみすぎると握力がかなり疲労してしまい背中への刺激を届けにくくなってしまいます。
  • なるべく上腕二頭筋(力こぶ)と広背筋を意識して行いましょう。
効果
  • 上腕二頭筋を大きくさせ、力こぶを作る
  • 太い腕を作る
  • 広背筋の上部に刺激を送る
  • 逆三角形の背中を作る

当筋トレ効果のある筋肉各種
#上腕二頭筋 #広背筋

応用⑭ワンアームプルアップ

ワンアームプルアップ|片手懸垂(上腕二頭筋)

ワンアームプルアップ|片手懸垂(上腕二頭筋)

姿勢
  1. 方手でバーを握ります。
    グリップを順手(手の甲が上を向いた握り方)で握ります。
  2. ぶら下がります。
方法
  1. 上腕二頭筋を意識しながらバーと胸を引き寄せていくように引き上げます。
  2. バーが胸の正面くらいにくるまで持ち上げます。
  3. 反対の腕も同様に行いましょう。
回数

6回×2セット(セットの間隔は1分程あけましょう)

ポイント
  • グリップを握りこみすぎると握力がかなり疲労してしまい背中への刺激を届けにくくなってしまいます。
  • なるべく上腕二頭筋(力こぶ)と広背筋を意識して行いましょう。
  • 上体がブレないように、体幹にも意識を置いて行いましょう。
  • 通常の両手で行うチンニングより上腕二頭筋を集中して鍛えるのに適した自重トレーニングです。
  • 脚をクロスさせると安定しやすくなります。
効果
  • 上腕二頭筋に刺激を送る
  • 上腕二頭筋を大きくさせ、力こぶを作る
  • 背中の広背筋を刺激し、筋肥大させる
  • 逆三角形の背中を作る

当筋トレ効果のある筋肉各種
#上腕二頭筋 #広背筋 #大円筋 #小円筋

応用⑮軽量ダンベルカール(女性向け)

【消音】 タップしてフィットネス動画を見る (#R_IMG_3731)

姿勢
  1. ダンベルを2個準備する
方法
  1. 両手にダンベルを持つ
  2. 肘の位置を動かさず、交互に引き寄せる
回数

15回×2セット(セットの間隔は1分程あけましょう)

ポイント
  • 運動経験が少ない女性の方は、軽めの1kgや500ml入りペットボトルから始めましょう。
  • 反動をつけて体を揺さぶらないように、腕だけの力で上腕二頭筋を鍛える
  • 重量を上げすぎると、逆に筋肉が肥大しすぎるためダイエット目的の場合は回数を意識する
効果
  • 上腕二頭筋を鍛える
  • 腕を細くする
  • 力こぶをつける

当ストレッチ効果のある筋肉各種
#上腕二頭筋

おすすめの器具

ダンベルハンマーカールを行うにあたって以下の器具が必要です。
その中でも私が使ってよかったと実感している器具を紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

ダンベルハンマーカールで必要な器具

ダンベル

固定式ダンベル

固定式ダンベル

ダンベルは、重さが固定式のダンベル可変式ダンベルがあります。
私が使用しているのは、可変式ダンベルです。

ダンベルハンマーカールだけでなく、ダンベルベンチプレスダンベルローイングなどダンベルを利用して他の種目に適した重量調整が可能です。
また部位や方法によって重さが変わり、複数の重さが必要になります。

「総負荷量」トレーニングにおいても重量負荷の増減は欠かせません。

そこで便利なのが可変式ダンベルです。

可変式ダンベル

可変式ダンベル

可変式のダンベルは簡単に重さを調節でき、複数のダンベルを置く必要がないので省スペース省コストです。
自宅ジムをする方にはおすすめのダンベル器具です。

可変式ダンベルのおすすめも下の記事で紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。

ベンチ台(インクラインベンチ)

可変式ベンチ台

インクラインベンチ(可変式)

ベンチ台もインクラインベンチ(可変式)が便利です。
ベンチ台の角度が調節できる方が汎用性があり、さまざまなトレーニングに活かすことができます。

可変式ベンチ台の調整

可変式ベンチ台の調整

インクラインダンベルフライ ・デクラインベンチプレスのようなベンチに傾斜をつけて、大胸筋上部・下部をピンポイントに鍛えることができます。

自宅ジムをする方には下へ傾斜ができるインクラインベンチ(可変式ベンチ台)は、必須ですね。
インクラインベンチのおすすめも下記の記事で紹介していますので、こちらもチェックしてみてください。

グリップグローブ

ダンベル使用の際はグリップグローブがおすすめ

ダンベル使用の際はグリップグローブがおすすめ

器具を使う際に、グローブの着用を推奨しています。
グリップグローブは器具との滑りを防止してくれるため、安全に筋トレに励むことができます。

また、グリップ力が高いグローブをつけることで、余分な握力を使わず、狙った筋肉へトレーニングすることができます。

そして、何より手の平を守ってくれます。
グリップグローブを使わずに、筋トレや鉄棒などを行っていると、マメが出来たり、指や手の平の皮が硬くなってしまいます。

グリップグローブ

おすすめのグリップグローブ

安全性と機能性を考えてグリップグローブを使用した筋トレをおすすめします。
お手頃で丈夫なグリップグローブのおすすめも紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。

トレーニング後のケア

肩や腕のストレッチ

トレーニング後のストレッチケアも大切です。
疲労を残さないことが、長く続けられる秘訣です。

ケア方法として、マッサージとストレッチの順番もポイントです。
基本的にマッサージを行ってから、ストレッチをした方が筋肉はほぐれます。

急に筋トレで縮んだ筋肉を伸ばすより、一旦、手でマッサージをしたりフォームローラーを利用してほぐしてから、ゆっくりストレッチで伸ばしていきましょう。

今回ご紹介したトレーニングは、主に【腕】の筋肉です。
ダンベルハンマーカールをした後の上腕二頭筋や腕橈骨筋をしっかりケアしておきましょう。

腕のケア①ローラーで上腕二頭筋の筋膜リリース

【消音】 タップしてフィットネス動画を見る (#R_MVI_1077)

姿勢
  1. フォームローラーを準備
  2. うつ伏せに寝て上腕二頭筋にフォームローラーを挟む
方法
  1. 力こぶ筋(上腕二頭筋)にフォームローラーを当てながら体を左右へ揺らす
  2. 肩から肘までの間をゆっくり筋膜リリース
回数

左右10回×2セット(セットの間隔は1分程あけましょう)

ポイント
  • 小指を上に向けると、力こぶ筋(上腕二頭筋)に当てやすい
効果
  • 腕のたるみ改善
  • 力こぶ筋の筋疲労回復
  • 腕で引き上げる力がアップ
  • 体幹トレーニング

当ストレッチ効果のある筋肉各種
#上腕二頭筋

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北野 優旗

セルフでほぐすのにはグリッドフォームローラーがおすすめです!
カラダの部位に合わせていろいろな使い方ができて、気持ちいいです!

背中の筋膜リリース!ローラーストレッチで背骨の弾力性を高める

背中をほぐす筋膜リリース

グリッドフォームローラー本体・付属品

グリッドフォームローラー

使い方、特徴、機能性など、もっと詳しく商品を知りたい方は、下のページで紹介していますので、参考に読んでみてください↓↓↓

腕のケア②壁で上腕二頭筋ストレッチ

【消音】 タップしてフィットネス動画を見る (#74)

姿勢
  1. 左手側から行う場合
    壁の側面に直立する
    座ってもできるが、立ったままの方がしやすい
方法
  1. 左手の親指が上になる状態で手の平を壁に当てる
  2. 肘を伸ばした状態で、左肩(三角筋前部)を前方に出すようにすると
    左の円回内筋などの前腕屈筋群が伸びる
回数

15秒×2セット(セットの間隔は1分程あけましょう)
反対側も同様に行いましょう

ポイント
  • 肩を前に出すことで、前腕の円回運動筋群がストレッチされます。
  • 息を吐きながら行うことで、よりストレッチが効果的になります。
  • 肘は必ず伸ばしたまま行いましょう。
効果
  • 手や腕の疲れ、だるさ解消
  • 握力の疲労回復
  • 前腕の円回運動がスムーズになる
  • 指、手、腕のむくみ解消

当ストレッチ効果のある筋肉各種
#尺側手根屈筋 #長掌筋 #浅指屈筋 #深指屈筋 #橈側手根屈筋 #長母指屈筋 #円回内筋

腕のケア③座りながら上腕二頭筋ストレッチ

【消音】 タップしてフィットネス動画を見る (#71)

姿勢
  1. 床に座り両膝を立てて座る
方法
  1. 両手を後ろにつく
  2. 腰を前に移動しながら胸、腕の筋肉をストレッチ
回数

15秒×2セット(セットの間隔は1分程あけましょう)

ポイント
  • できる限り首の力を抜き、体を後ろに倒しましょう。
  • 肘は曲がらないように注意します。
効果
  • 縮こまった胸や肩が開いて、巻き込み肩が改善されます。
  • 腕だけでなく胸の疲れやだるさも解消。
  • 二の腕の代謝があがり腕の部分痩せが期待できます。

当ストレッチ効果のある筋肉各種
#上腕筋 #上腕二頭筋 #烏口腕筋 #大胸筋 #小胸筋

腕のケア④寝ながら上腕二頭筋ストレッチ

【消音】 タップしてフィットネス動画を見る (#70)

姿勢
  1. うつ伏せに寝ます
方法
  1. 右腕を真横に広げます
  2. 体を回しながら左側面を天井に向けます
回数

15秒×2セット(セットの間隔は1分程あけましょう)
反対も同様に行いましょう

ポイント
  • 後ろへ倒せる位置まで倒すことで、上腕から胸が伸びます
  • 肩に痛みを感じる場合は無理をせず行いましょう
効果
  • 腕だけでなく胸の疲れやだるさも解消。
  • 腕の血行が促進され二の腕がシェイプアップされます。
  • きれいに整った力こぶを形成します。
  • 女性の場合は、胸の形も整いバストアップも期待できます。
  • 縮こまった胸や肩が伸びて、巻き込み肩が改善されます。

当ストレッチ効果のある筋肉各種
#上腕筋 #上腕二頭筋 #烏口腕筋 #大胸筋 #小胸筋 #鎖骨下筋

安全と注意事項

ダンベルハンマーカールの安全と注意事項

ダンベルハンマーカールは、すべてのレジスタンスエクササイズと同様に、効果と安全性のために正しいフォームとテクニックを必要とします。

次の安全と注意事項は、ダンベルハンマーカールを正しく行い、怪我のリスクを減らすのに役立ちます。

  • 姿勢の確認
    背中をまっすぐに保ち、足は肩幅に開いて安定した姿勢をキープする。
    腕は体に沿っており、肘は固定されていることを確認。
  • グリップの重要性
    ハンマーカールでは、ダンベルを握る際にハンマーのような握り方をする。手首が自然な位置になるように握ると効果的。
  • 肘の位置
    カールの際、肘を動かし過ぎないように注意。肘を固定し、上腕を動かすことで、ブレイシング効果を得やすい。
  • 重量の選定
    初めての人は軽い重量から始め、徐々に増やしていく。無理な重量ではフォームが乱れ、怪我の原因となりやすい。
  • 振り上げと制御
    カールの際には、ダンベルを急激に振り上げないようにし、制御を重視する。重りを持ち上げるだけでなく、降ろす際も注意。
  • 呼吸法
    呼吸を正確にコントロールする。通常は吸気をして下降し、呼気をして上昇する。呼吸を乱すと姿勢が崩れやすくなる。
  • トータルのプログラムへの組み込み
    ダンベルハンマーカールは1つのエクササイズに過ぎない。トータルのトレーニングプログラムに組み込んで、バランスの取れたトレーニングを心掛ける。
  • ウォームアップとクールダウン
    充分なウォームアップとクールダウンを怠らない。筋肉や関節を十分に準備し、トレーニングの前後にストレッチを行う。

よくある質問

ダンベルハンマーカールのよくある質問

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質問

ダンベルハンマーカールは他のバーベルカールとどう違いますか?

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北野 優旗

ダンベルハンマーカールは、通常のバーベルカールと異なり、ハンマーのような握り方をします。この握り方により、前腕と上腕の両方の筋肉をより均等に刺激できます。また、握り方が変わることで手首への負担が軽減され、より自然な動きが可能です。


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質問

どれくらいの頻度でダンベルハンマーカールを行うべきですか?

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北野 優旗

個人のフィットネスレベルや目標によりますが、一般的には週に2~3回の頻度が良いとされています。しかし、筋肉の回復を考慮し、同じ筋群に対して毎日行うのではなく、適切な休息を取りながらトレーニングすることが重要です。


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質問

ダンベルハンマーカールで使うべき重量はどの程度ですか?

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北野 優旗

初めての方は軽めから始め、正しいフォームを重視して徐々に重量を増やしていくと良いでしょう。適切な重量は、最後の数回のリピシーズでフォームを崩さずにギリギリまでこなせるものが適切です。


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質問

ハンマーカールを行う際、注意すべきフォームのポイントはありますか?

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北野 優旗

はい。背中はまっすぐ、足は肩幅に開いて安定した姿勢を保ち、肘を固定して上腕を挙げ下げします。ダンベルを握る際には、ハンマーのような握り方をし、手首が自然な位置になるようにします。


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質問

ダンベルハンマーカールは特定の筋肉に効果的ですか?

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北野 優旗

はい。主に上腕二頭筋と前腕の筋肉を中心に鍛えます。ハンマーのような握り方により、通常のバーベルカールよりも前腕への負荷が増します。ただし、トータルのアームトレーニングに組み込むことで、よりバランスの取れた発展を促進できます。


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質問

ダンベルハンマーカールの効果を最大化するためには何に注意すべきですか?

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北野 優旗

フォームを正確に守りつつ、適切な重量を選ぶことが大切です。また、他のアームエクササイズと組み合わせてトータルのアームトレーニングを構築し、トレーニングプログラムにバリエーションを取り入れることが効果を最大化するポイントです。

筋膜リリースに最適なマッサージガン

トレーニングやエクササイズの疲れを翌日に残すのは嫌ですよね。
リカバリーケアに最適なマッサージガンを紹介した記事です。
マッサージガンの使い方、選び方も合わせて解説していますので、興味のある方は参考にしてみてください。

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北野 優旗

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北野 優旗

『QITANOカラダづくりラボ』運営 / 著書。1982年1月生。順天堂大学にてスポーツ健康学を学び、保健体育教員資格取得。中学・高校・大学では陸上競技で全国2位の実績。身体均整法を取得し、整体の実技、セルフケアトレーナーを取得。2007年 三豊市にきたの均整院を開業。2015年 美脚・骨盤エクササイズグッズ「スタイルアップレグール」を開発販売。当サイトはトレーナー、整体師としての経験を基にコンテンツ情報を配信しています。
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