ダンベルキックバックの効果的なやり方|上腕三頭筋を鍛えるトレーニング

北野 優旗北野 優旗

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ダンベルキックバック

ダンベルキックバック
Dumbbell Kickback

【概要】
別名

トライセップス・キックバック(triceps kickback)

ターゲット

メイン:上腕三頭筋
サブ:三角筋後部

レベル

初級から中級

必要器具
  • ダンベル

ダンベルキックバックの基本的な方法と正しいフォーム・効果を高めるやり方のコツ・安全と注意事項・応用編(他の方法・初心者・女性でもできる方法)について詳しく解説していきます。

またダンベルキックバックは、別名トライセップス・キックバック(triceps kickback)とも言われ、本記事では名前を統一して、「ダンベルキックバック」で解説していきます。
SNSやブログ等で紹介してもらえるとうれしいです。

ダンベルキックバックの基本的なやり方

目次

基本的な方法

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ダンベルキックバックは、片手をベンチなどに置き、もう片方の手でダンベルを持ち上げる筋肉トレーニングです。
単関節運動に分類されるトレーニングで、ベンチプレスなどの多関節運動と異なり、複数の関節を動かすことはありません。

そのため、単関節運動は効果範囲がやや狭いものの、一方で動き自体は比較的シンプルです。
さらに、複数の部位に負荷が分散せず、軽めのダンベルでも十分に効果が期待できるため、筋肉トレーニング初心者に向いています。

自重トレーニングから、ダンベルなどの道具を使用するウェイトトレーニングへのステップアップを検討している場合、まず単関節運動のダンベルキックバックに挑戦してみるのも手です。

ダンベルキックバックは、ベンチとダンベルがあれば自宅でもできるトレーニングです。

気軽にできるのがメリットですが、一方で、ちょっとしたやり方の違いで効果がアップしたり、逆に意味のないものになってしまったりします。

フォームと動作の正しいやり方をチェックしてみましょう。

スタートポジション

ダンベルキックバックのスタートポジション

スタートポジション

どの筋肉トレーニングでもフォームは大事ですが、ダンベルキックバックはフォームによって筋肉への負荷に大きな差が生まれるので、特に気をつけたいところです。

必要なものはダンベルと、ある程度大きめなベンチで、右手でダンベルを持つ場合は、左手と左膝をベンチに、左手でダンベルを持つ場合は右手と右膝をベンチに乗せます。

体はベンチや床と完全に平行にするのではなく、20度から30度ほど角度をつけて、頭をやや上の位置に持ってくるのがポイントです。
ダンベルを持つ方の腕は、肘の角度を90度に、肘から先を地面の方に向けている状態にします。

その状態でダンベルを握れば準備は完了ですが、慣れないうちはフォームの間違いが起こりやすいので、鏡を活用するなり、誰かに見てもらうなりして、フォームの間違いがないかチェックしていくことが欠かせません。

動作手順

ダンベルキックバックの動作

動作

  1. スタートポジションの状態から、肘を固定して、ダンベルを後ろの方、体に近づけるように持ち上げていきます。
  2. しっかりと肘を伸ばしたら、そこから元の位置までダンベルを戻していけばOKで、フォームはやや難しいものの動き自体は極めてシンプルです。

呼吸

力を入れる動作に息を吐き、戻すときに吐くきます。
ダンベルを上げる時に息を吐き、下ろす時に吸うように意識します。

回数・セット数・重量

ダンベル重量の目安

スタートポジションからダンベルを持ち上げ、元の位置に戻すまでを1回として、1セット15回のトレーニングを3セット行うのが基本です。
セット間のインターバルの理想は1分間ですが、慣れないうちはインターバルを1分30秒くらいにしても問題ありません。

1セット10回の3セットで限界が来るように、ダンベルを重くして、筋肉の発達をより促す方法もあります。
しかし、最初のうちは1セット15回、計3セットの基本の回数で筋肉を鍛えていくのが無難です。

慣れていない場合は無理をせず、軽めの重さで設定したり、回数を少なくしてください。
正しいフォームを意識して徐々に慣れていくことが大切です。
慣れてきたら、以下のように「総負荷量」で筋肥大を目指しましょう。

ちなみにですが、私の場合ですとダンベルキックバックは、以下のような総負荷量の回数でセットを組んでいます。

中級者以上の参考「総負荷量」
(回数・重量・セット数)
1セット12RM
2セット9RM
3セット6RM
4セット3RM
5セット6RM
6セット18RM

※「RM」とはRepetition Maximum(最大反復回数)の略語。
ある一定の重さに対し、何回反復できるかにより、自分の限界となる運動強度を判断する方法。

セット間のインターバル休憩時間については、こちらの記事も参考にしてください。

筋トレの頻度は週2を目安に行うことで筋肥大効果が得られます。

ダンベルキックバックの重量の目安

回数・セット数・重量

それぞれ、以下のレベルの人を対象して、重量の目安表を示します。

  • 初心者:1ヶ月以上トレーニングした人
  • 初級者:6ヶ月以上トレーニングした人
  • 中級者:2年以上トレーニングした人
  • 上級者:5年以上トレーニングした人
  • エリート:アスリート

なお、こちらのデータは海外のサイト「STRENGTH LEVELストレングス レベル (強度レベル)」を参照しました。また、こちらの数値は正しいフォームで1回だけ挙げられる最大重量(1RM)を示しています。
自分の体重とウェイトトレーニングの経験から、ダンベルキックバック重量の目安がわかります。

男性の体重別ダンベルキックバック基準(kg)

男性の体重別ダンベルキックバック基準(kg)

ダンベルの重量は1つのダンベル用で、バーの重量を含みます。通常は2 kg /4.4lbです。

体 重初心者初級者中級者上級者エリート
5015122031
5526132233
6037142435
6538152537
7049172739
75410182941
80511193043
85511203144
90612213346
95713223448
100714233549
105815243750
110815253852
115916263953
120917274054
1251018284156
1301018294257
1351119304358
1401120314459
女性の体重別ダンベルキックバック基準(kg)

女性の体重別ダンベルキックバック基準(kg)

ダンベルの重量は1つのダンベル用で、バーの重量を含みます。通常は2 kg /4.4lbです。

体 重初心者初級者中級者上級者エリート
401471117
452481218
502591419
5536101520
6036101622
6547111623
7047121724
7548121825
8058131926
8559142026
9069142027
95610152128
100610162229
105711162330
110711172330
115712172431
120812182432

ダンベルキックバックの効果を高めるコツ

ダンベルキックバックの効果を高めるコツ

先に書いたように、ダンベルキックバックはフォームの間違いが起こりやすいので、正しいフォームの癖をつけるのが、効率よく筋肉を発達させるためのコツです。

ダンベルキックバックは、ダンベルさえあれば、パーソナルトレーナーもなしで、自宅でも行えるトレーニングです。

しかし、きちんとコツを押さえておかないと、せっかくのトレーニングの効果が下がってしまうこともあります。

コツさえ覚えておけば、自分でも正しいフォームで鍛えられます。

コツ①肘が下がってはいけない

ダンベルキックバックのコツ:肘が下がらない

ダンベルの上げ下げを繰り返していくうちに、肘の位置が下がってくるというのが、定番の失敗例として挙げられます。
肘の位置を一定にするというのは最も重要なコツで、ここがうまくできていないと、筋肉に効率よく負荷をかけることはできません。

いくら意識しても肘が自然と下がってくる場合、ダンベルの重量が適正ではない可能性があります。
単関節運動はフォームさえしっかりしていれば、やや軽めのダンベルでも十分に効果があるので、無理に重たいダンベルを選ぶ必要はありません。

最後までしっかり肘を固定できる重さのダンベルを選ぶことが、効率のよいトレーニングにつながります。

コツ②力の維持を忘れずに

ダンベルキックバックのコツ:戻す時も力の維持

ダンベルを持ち上げることにのみ集中して、ダンベルを元の位置に戻す際に力を抜いてしまうのも典型的な失敗例です。
力を抜くと、重力の影響もあって自然とダンベルは元の位置に戻りますが、反動により肉体的なトラブルを招く恐れがあるので危険です。

また、筋肉に負荷をかけるチャンスを逃しているという意味でも、よい行動ではありません。
ダンベルを元の位置に戻す際、力を維持しながら、ゆっくりと元の位置に戻すことで、筋肉により負荷をかけられます。

コツ③トレーニング中は背中を丸めない

ダンベルキックバックのコツ:背筋を伸ばす

肉体的なトラブルを避けるため、背中を丸めないようにすることも非常に重要なポイントです。自重を利用した筋肉トレーニングでも背中を丸めるのは基本的にNGですが、ダンベルやバーベルを使用するウェイトトレーニングで背中を丸めてしまうと、背中や腰に大きな負荷がかかるため、肉体的なトラブルを招きかねません。ダンベルキックバックでも同様の恐れがあるので、背中を丸めることのないよう気をつける必要があります。

コツ④反動を利用しない

ダンベルキックバックのコツ:反動をつけない

ウェイトトレーニングにおけるもう1つのNG項目がチーティングで、これは反動を使用してダンベルやバーベルを持ち上げることです。
チーティングを使用すると、重めのダンベルやバーベルを持ち上げられるようになります。

しかし、反動を使用すると、他の部位に負荷が分散するため、結局のところ劇的に効果が高まるわけではありません。
それでいて、背中を丸める場合と同様に、余計な負荷がかかりトラブルにつながるリスクが高まるので、反動を使用するのはNGです。

トライセプスエクステンションとの違い

トライセプスエクステンション

トライセプスエクステンション

ダンベルキックバックで鍛えられる筋肉は二の腕の上腕三頭筋ですが、トライセプスエクステンションも、同じく上腕三頭筋を鍛えられるウェイトトレーニングです。

ただ、やり方はだいぶ異なり、トライセプスエクステンションではベンチに仰向けになった状態からバーベル、もしくはダンベルを両手で上に持ち上げていきます。
後述するように、上腕三頭筋は長頭と短頭の2つに分けられますが、トライセプスエクステンションは長頭に負荷を与えやすいのがメリットです。

一方、ダンベルキックバックも長頭に負荷を与えることはできますが、どちらかと言えば短頭の方に負荷を与えやすいトレーニング方法です。
上腕三頭筋を鍛えられるという点は共通しているものの、効果が出やすい場所はそれぞれ違うので、目的にあわせて両者をうまく使い分けてください。

効果と発達する筋肉部位

ダンベルキックバックの効果と発達する筋肉部位

先に書いたように、単関節運動は効果範囲がさほど広くはなく、ダンベルキックバックにより発達が期待できる部位は二の腕の上腕三頭筋のみです。

ダンベルキックバックは、狙う筋肉がピンポイントで定まっているので、目的意識がはっきりしやすいです。

その効果をチェックしてみましょう。

肥大化部位上腕三頭筋の長頭や短頭が発達する

上腕三頭筋が発達する

上腕三頭筋

上腕三頭筋は複数の筋肉の総称で、上腕三頭筋じょうわんさんとうきんの筋肉は長頭と短頭の2つに大きく分けられます。長頭は肩付近から肘付近までを覆っている非常に大きな筋肉で、主な役割は肘の曲げ伸ばし、上腕部分を後ろに引く動きのサポートなどです。短頭は外側頭と内側頭の2つに大きく分けられ、いずれも肘の曲げ伸ばしに関わっています。

上腕三頭筋じょうわんさんとうきんの機能について詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考に読んでみてください。

効果①太く立派な上腕を作れる

二の腕(上腕三頭筋)を太くする

長頭を鍛えることによるメリットとして挙げられるのが、上腕部分を太く見せられる点です。
上腕の筋肉と言えば、力こぶでおなじみの上腕二頭筋じょうわんにとうきんの方をイメージする人も多いでしょうが、実は上腕三頭筋じょうわんさんとうきんの方が筋肉の量が多いため、上腕三頭筋にアプローチすれば効率よく筋肉量を増やすことができます。長頭は上腕三頭筋の中でも特に大きな筋肉のため、太く立派な上腕を作り上げたいのであれば、ダンベルで長頭部分に負荷をかけていくのが効果的です。

効果②二の腕の見栄えを改善

二の腕ふりそで

太い上腕を作り上げるためには、相当なトレーニングが必要ですが、引き締める程度であれば比較的ハードルは低めです。
二の腕部分は普段あまり使われることがなく、衰えやすい筋肉なので、たるんで見栄えが悪くなることも珍しくはありません。

引き締めて見栄えを改善させたいのであれば、長頭部分よりも人目に触れやすい短頭部分を鍛えたいところです。
ダンベルキックバックは短頭部分の方に負荷をかけやすいので、二の腕の見栄えの改善に向いています。

応用編

ダンベルキックバックを応用したやり方もご紹介します。
上腕三頭筋じょうわんさんとうきんを違った角度で攻めたい方はぜひこちらのトレーニング種目も参考にしてみてください。

また、女性や初心者で筋力がない方でも行える鍛え方もあります。

応用①スタンディング ダンベルキックバック

スタンディング ダンベルキックバック

姿勢
  1. 準備
    適切な重さのダンベルを選びます。初めての場合は軽めの重さから始めましょう。
    両手にダンベルを持ちます。
    足を肩幅程度に広げて立ち、背筋を伸ばして正しい姿勢を保ちます。
  2. スタンスの取り方
    片足を前に出し、膝を軽く曲げ、もう片方の足は後ろに引いて安定したスタンスを取ります。前足側の膝がわずかに曲がっている状態になります。
    上半身は前傾し、背中を平らに保ちます。背骨は中立の位置を保ちつつ、腰を軽く曲げた姿勢になります。
方法
  1. 動作
    両手に持ったダンベルを体の前で持ちます。肘は90度に曲げた状態です。これがスタート位置です。
    上腕は体と平行に保ちつつ、肘を固定したまま手首を伸ばし、ダンベルを後ろにキックバックします。上腕と背中が一直線になるよう心掛けます。
    この際、肘を固定し続け、腕だけを動かします。肘が前後に動かないように注意します。
  2. トライセップの収縮
    手首を伸ばす際、トライセップが収縮して緊張する感覚を感じるはずです。これがトライセップの効果的な刺激を示しています。
  3. 元の位置に戻す
    収縮した状態から、ゆっくりとダンベルを元の位置に戻します。肘を90度に曲げたスタート位置に戻るよう心掛けます。
回数

15回×2セット(セットの間隔は1分程あけましょう)

ポイント
  • 背筋が丸くならないように気を付けましょう。
  • 肘の位置が下がったり、上がったりしないように固定しましょう。
  • ダンベルを持ち上げて、しっかりと肘が伸び切るまでもちあげましょう。
  • 最初は軽い重さから調節して徐々に重さを高めましょう。
効果
  • トライセップの強化
    ダンベルキックバックは、トライセップ(上腕三頭筋)を主に刺激し、強化する効果があります。正しいフォームで行うことで、トライセップの収縮と収縮解除が行われるため、筋力の向上に寄与します。
  • 腕の引き締め
    トライセップは腕の後側に位置するため、ダンベルキックバックを行うことで腕の裏側が引き締まり、アームの見た目を改善する助けとなります。
  • 腕のアウトライン改善
    トライセップの発達により、腕のアウトラインが改善され、アームのシルエットが引き締まった印象を与えることができます。
  • 全身の安定性向上
    ダンベルキックバックは片足で行うため、体幹や下半身の安定性も必要とされます。これにより、全身の安定性を向上させるトレーニング効果が期待されます。
  • 姿勢の改善
    エクササイズの際に正しい姿勢を維持することが重要です。背中を平らに保つために背筋を伸ばし、腰を軽く曲げることで、姿勢の改善に寄与します。
  • 脂肪燃焼促進
    ダンベルキックバックは大きな筋肉グループを刺激するため、エネルギー消費が増え、脂肪燃焼を促進する効果が期待されます。
    バリエーションの提供: ダンベルキックバックは他のトライセップエクササイズと組み合わせてトレーニングプログラムを多様化するのに役立ちます。トレーニングのバリエーションを取り入れることで、トライセップをより効果的に鍛えることができます。
  • 身体のバランス
    トライセップはアームの後側を占めるため、バイセップ(上腕二頭筋)とのバランスを保つためにも重要です。バイセップだけでなく、トライセップも鍛えることで、バランスの取れたアームの筋力を維持できます。
  • 機能的な強化
    トライセップは日常生活で行う押す動作に関与します。そのため、トライセップを鍛えることで日常生活の機能的な動作のパフォーマンス向上が期待されます。
  • パフォーマンス向上
    スポーツやフィットネス活動においてもトライセップの強化は重要です。スタンディング ダンベルキックバックを取り入れることで、アスリートやアクティブな個人のパフォーマンス向上に寄与する可能性があります。

当ストレッチ効果のある筋肉各種
#上腕三頭筋

応用②ダンベルトライセップエクステンション

トライセプスエクステンション

トライセプスエクステンション

姿勢
  1. ダンベルを持ち、胸の前で両手でグリップします。グリップはニュートラル(手のひらが体に向かう)か、オーバーハンド(手のひらが前を向く)のいずれかを選びます。
  2. 足を肩幅程度に広げて立ち、背筋を伸ばします。腕は体の前に位置しています。これがスタート位置です。
方法
  1. 上腕を固定し、肘を曲げてダンベルを頭の後ろに下げます。肘が90度に曲がるような位置にダンベルを持ってきます。
  2. 腕を伸ばしてダンベルを天井に向けて持ち上げます。手首を伸ばす動作を行い、トライセップが収縮するような感覚を感じます。
  3. 腕を完全に伸ばすと、トライセップが収縮した状態になります。このポジションで一呼吸停止します。
  4. ゆっくりと肘を曲げて、ダンベルを元のスタート位置に戻します。
  5. 必要なセット数とレップ数を行ったら、エクササイズを終了します。
回数

15回×2セット(セットの間隔は1分程あけましょう)

ポイント
  • 正しいフォームの保持
    背中をまっすぐに保ち、姿勢を崩さないようにします。腕の位置と肘の角度を注意深く調整します。
  • 上腕の固定
    上腕は肘が90度に曲がる位置から動かさずに固定します。肘を外側に広げないように気をつけましょう。
  • 収縮とストレッチ
    腕を完全に伸ばすと、トライセップが収縮した状態になります。収縮したまま一呼吸停止してから、ゆっくりとダンベルを元の位置に戻します。ストレッチ感を感じるように動作を行います。
  • 呼吸法
    ダンベルを持ち上げる際に吸い込み、戻す際に吐くようなリズムで呼吸をコントロールします。
  • 肘の動き
    肘の動きをスムーズに行い、一定のリズムでエクササイズを行います。
  • 足の位置と安定性
    足は肩幅程度に広げて安定したスタンスを保ちます。腰をしっかりとサポートし、腹筋を緊張させて安定性を確保します。
  • 重さの選択
    初めての場合は軽めのダンベルから始め、フォームを崩すことなく行える重さを選びましょう。
効果
  • トライセップの強化
    ダンベルキックバックは、トライセップ(上腕三頭筋)を主に刺激し、強化する効果があります。正しいフォームで行うことで、トライセップの収縮と収縮解除が行われるため、筋力の向上に寄与します。
  • 腕の引き締め
    トライセップは腕の後側に位置するため、ダンベルキックバックを行うことで腕の裏側が引き締まり、アームの見た目を改善する助けとなります。
  • 腕のアウトライン改善
    トライセップの発達により、腕のアウトラインが改善され、アームのシルエットが引き締まった印象を与えることができます。
  • 全身の安定性向上
    ダンベルキックバックは片足で行うため、体幹や下半身の安定性も必要とされます。これにより、全身の安定性を向上させるトレーニング効果が期待されます。
  • 姿勢の改善
    エクササイズの際に正しい姿勢を維持することが重要です。背中を平らに保つために背筋を伸ばし、腰を軽く曲げることで、姿勢の改善に寄与します。
  • 脂肪燃焼促進
    ダンベルキックバックは大きな筋肉グループを刺激するため、エネルギー消費が増え、脂肪燃焼を促進する効果が期待されます。
    バリエーションの提供: ダンベルキックバックは他のトライセップエクササイズと組み合わせてトレーニングプログラムを多様化するのに役立ちます。トレーニングのバリエーションを取り入れることで、トライセップをより効果的に鍛えることができます。
  • 身体のバランス
    トライセップはアームの後側を占めるため、バイセップ(上腕二頭筋)とのバランスを保つためにも重要です。バイセップだけでなく、トライセップも鍛えることで、バランスの取れたアームの筋力を維持できます。
  • 機能的な強化
    トライセップは日常生活で行う押す動作に関与します。そのため、トライセップを鍛えることで日常生活の機能的な動作のパフォーマンス向上が期待されます。
  • パフォーマンス向上
    スポーツやフィットネス活動においてもトライセップの強化は重要です。スタンディング ダンベルキックバックを取り入れることで、アスリートやアクティブな個人のパフォーマンス向上に寄与する可能性があります。

当ストレッチ効果のある筋肉各種
#上腕三頭筋

応用③トライセップエクステンション

トライセップエクステンション

姿勢
  1. バーベルを両手でオーバーハンド(手のひらが前を向く)のグリップで持ちます。手の幅は肩幅程度にし、バーベルを持ち上げた状態で立ちます。
  2. 足を肩幅程度に広げて立ち、背筋を伸ばします。腕は体の前に位置しています。これがスタート位置です。
方法
  1. 上腕を固定し、肘を曲げてバーベルを頭の後ろに下げます。肘が90度に曲がるような位置にバーベルを持ってきます。
  2. 腕を伸ばしてバーベルを天井に向けて持ち上げます。手首を伸ばす動作を行い、トライセップが収縮するような感覚を感じます。
  3. 腕を完全に伸ばすと、トライセップが収縮した状態になります。このポジションで一呼吸停止します。
  4. ゆっくりと肘を曲げて、バーベルを元のスタート位置に戻します。
  5. 必要なセット数とレップ数を行ったら、エクササイズを終了します。
回数

15回×2セット(セットの間隔は1分程あけましょう)

ポイント
  • 正しいフォームの保持
    背中をまっすぐに保ち、姿勢を崩さないようにします。腕の位置と肘の角度を注意深く調整します。
  • 上腕の固定
    上腕は肘が90度に曲がる位置から動かずに固定します。肘を外側に広げないように気をつけましょう。
  • 収縮とストレッチ
    腕を完全に伸ばすと、トライセップが収縮した状態になります。収縮したまま一呼吸停止してから、ゆっくりとバーベルを元の位置に戻します。ストレッチ感を感じるように動作を行います。
  • 呼吸法
    バーベルを持ち上げる際に吸い込み、戻す際に吐くようなリズムで呼吸をコントロールします。
  • 肘の動き
    肘の動きをスムーズに行い、一定のリズムでエクササイズを行います。
  • 足の位置と安定性
    足は肩幅程度に広げて安定したスタンスを保ちます。腰をしっかりとサポートし、腹筋を緊張させて安定性を確保します。
  • 重さの選択
    初めての場合は軽めの重さから始め、フォームを崩すことなく行える重さを選びましょう。
効果
  • トライセップの強化
    バーベルトライセップエクステンションは、トライセップの筋力を向上させるための効果的なエクササイズです。
  • アームの引き締め
    トライセップの発達により、アームの後側が引き締まり、腕のアウトラインが改善されます。
  • 上腕部のトーンアップ
    トライセップの筋肉を鍛えることで、上腕部の筋肉が発達し、引き締まった見た目を得ることができます。
  • アッパーボディのバランス
    バーベルトライセップエクステンションはアッパーボディ全体の筋力バランスを保つ助けとなります。
  • 機能的な強化
    トライセップは日常生活の押す動作に関与します。そのため、トライセップの強化は実用的な動作のパフォーマンス向上に寄与します。
  • コアの安定性向上
    スタンディングで行うため、体幹の安定性を維持しながらトレーニングすることで、コアの強化にも寄与します。
  • 代謝の向上
    大きな筋肉群を刺激するため、エネルギー消費が増加し、基礎代謝が向上する効果が期待されます。
  • バリエーションの提供
    バーベルトライセップエクステンションは他のトライセップエクササイズと組み合わせてトレーニングプログラムを多様化するのに役立ちます。
  • 筋力増加
    バーベルを使用することで高い負荷をかけることができ、筋力の増加を促進します。
  • アッパーボディ全体のトレーニング
    バーベルトライセップエクステンションは、ショルダーや背中などの上半身の筋肉もトレーニングするのに役立ちます。

当ストレッチ効果のある筋肉各種
#上腕三頭筋

応用④ライイングトライセップエクステンション

ライイングトライセップエクステンション

姿勢
  1. ベンチに仰向けに寝ます。頭から足先までがベンチの上に位置するようにしてください。
  2. 手にはバーベルやイジョール(ダンベルの一種)を持ちます。手の位置は、グリップ幅は肩幅よりもやや狭くし、手のひらを上に向けて持ちます。バーベルの場合、しっかりと握ることが重要です。
  3. 腕を真っ直ぐに伸ばし、バーベルやダンベルを持ったまま上に持ち上げます。この状態がスタート位置です。
方法
  1. 肘を曲げて、バーベルやダンベルをゆっくりと頭の後ろに下ろしていきます。肘の角度が90度を下回るくらいまで下ろします。この際、上腕の動きだけで肘を曲げるようにし、肩を動かさないように注意します。
  2. 下ろしたまま一時停止し、トライセップを使ってバーベルやダンベルを持ち上げるように腕を伸ばします。この際、上腕が垂直になるように意識して伸ばします。
  3. 必要な回数を行った後、バーベルやダンベルをコントロールしながら元のスタート位置に戻ります。
  4. セットが終わったら、バーベルやダンベルを地面に置いて休憩します。
回数

15回×2セット(セットの間隔は1分程あけましょう)

ポイント
  • 姿勢が安定していることが重要です。ベンチに仰向けに寝ている際に、背中や尾てい骨がしっかりと接していることを確認しましょう。
  • バーベルやダンベルを持つ際に、グリップ幅や握り方に注意してください。正しい位置で握ることで、トライセップが適切に刺激されます。
  • 肘を曲げる際は、ゆっくりとコントロールして動かしましょう。急な動きや過度な負荷は怪我の原因となります。
  • 上腕を固定して、肩を動かさないように意識しましょう。トライセップを効果的に刺激するためには、肩の動きを最小限に抑えることが重要です。
  • トライセップエクステンションは、重量を選ぶ際に注意が必要です。初めての場合は軽めの重量から始め、徐々に増やしていきましょう。
  • 呼吸を忘れずに行いましょう。重い重量を持ち上げる際には、呼吸をコントロールして安定したフォームを保つことが大切です。
効果
  • トライセップの強化
    ライイングトライセップエクステンションは、上腕三頭筋の三つの部位(長頭筋、外側頭筋、内側頭筋)をバランスよく鍛える効果があります。これにより、上腕の後ろ側を強化し、アームサイズやパワーの向上に寄与します。
  • 筋力の向上
    重量を使ったトレーニングを行うことで、トライセップの筋力が向上します。強化されたトライセップは、プッシュアップやベンチプレスなどの他の上半身のエクササイズにもプラスの影響を与えます。
  • アームの定義の向上
    ライイングトライセップエクステンションは、トライセップの内側や後ろ側の筋肉を重点的に刺激するため、アームの定義を向上させる助けになります。トライセップが発達することで、アーム全体の見た目が引き締まります。
  • バランスの改善
    上腕の筋群は、大部分がトライセップで構成されています。トライセップを強化することで、上腕のバランスが改善され、腕のシルエットが均整の取れた形になります。
  • 日常生活の機能向上
    トライセップは、日常生活で行う押す動作や物を持ち上げる際にも重要な役割を果たします。トライセップを鍛えることで、日常の動作がより効果的かつ楽に行えるようになるでしょう。
  • 代謝の向上
    ライイングトライセップエクステンションなどの重量トレーニングは、筋肉量を増やすことで基礎代謝率を向上させる効果があります。これにより、脂肪の燃焼が促進され、体重管理がしやすくなります。
  • 姿勢の改善
    トライセップの発達により、肩周りの筋群が補強され、良い姿勢を維持するのに役立ちます。背骨のカーブが正常に保たれ、背中がまっすぐになります。
  • 関節の安定性
    ライイングトライセップエクステンションは肘関節を安定させるのに役立ちます。関節周りの筋肉の強化により、怪我のリスクを低減し、関節の健康を維持できます。

当ストレッチ効果のある筋肉各種
#上腕三頭筋

応用⑤ライイングダンベルトライセップエクステンション

ライイングダンベルトライセップエクステンション

姿勢
  1. フラットベンチに仰向けに寝ます。頭から足先までがベンチの上に位置するようにしてください。
  2. 手にはダンベルを持ちます。ダンベルの握りは、グリップ幅は肩幅よりもやや狭くし、手のひらを上に向けて持ちます。ダンベルを持ったまま腕を伸ばし、肘を微妙に曲げた状態でスタートします。
  3. 上腕は体の垂直方向に、軽く押し付けられた状態を保ちます。これが初期の位置です。
方法
  1. 肘を曲げて、ダンベルをゆっくりと頭の後ろに下ろしていきます。肘の角度が90度を下回るくらいまで下ろします。この際、上腕の動きだけで肘を曲げるようにし、肩を動かさないように注意します。
  2. 下ろしたまま一時停止し、トライセップを使ってダンベルを持ち上げるように腕を伸ばします。この際、上腕が垂直になるように意識して伸ばします。
  3. 必要な回数を行った後、ダンベルをコントロールしながら元のスタート位置に戻ります。
  4. セットが終わったら、ダンベルを地面に置いて休憩します。
回数

15回×2セット(セットの間隔は1分程あけましょう)

ポイント
  • フラットベンチに仰向けに寝た際、背中や尾てい骨がしっかりとベンチに接していることを確認してください。姿勢が安定していることが重要です。
  • ダンベルの握りは、肩幅よりもやや狭めで持ちます。握りが広すぎると、肩への負担が増える可能性があります。
  • 肘の位置を固定して、上腕だけを動かすようにしましょう。肩の動きを最小限に抑えることで、トライセップを効果的に刺激できます。
  • 肘を曲げるときには、ゆっくりとコントロールして動かしましょう。急な動きや過度な負荷は怪我の原因となる可能性があります。
  • 上腕を伸ばす際には、トライセップが最大限に収縮するように意識してください。上腕が垂直になるように伸ばすことが大切です。
  • 呼吸を忘れずに行いましょう。重い重量を持ち上げる際には、呼吸をコントロールしてフォームを保つことが重要です。
  • トライセップエクステンションは、重量を選ぶ際に注意が必要です。初めての場合は軽めの重量から始め、徐々に増やしていきましょう。
効果
  • 上腕三頭筋の強化
    ライイングダンベルトライセップエクステンションは、上腕三頭筋の各部位(長頭筋、外側頭筋、内側頭筋)を効果的に刺激します。これにより、上腕の後ろ側の筋肉を強化し、アームのサイズや形状を改善します。
  • アームの定義の向上
    ライイングダンベルトライセップエクステンションは、トライセップの内側や後ろ側の筋肉をターゲットするため、アームの定義を向上させます。トライセップが発達することで、アーム全体の見た目が引き締まります。
  • 筋力の増加
    重量を使ったトレーニングにより、トライセップの筋力が向上します。強化されたトライセップは、他の上半身のエクササイズや日常動作においても力を発揮しやすくなります。
  • バランスの改善
    ライイングダンベルトライセップエクステンションは、上腕のバランスを改善します。バランスの取れた上腕は、全体的な体格のバランスを向上させ、シルエットを引き締めます。
  • 姿勢の向上
    トライセップの発達により、肩周りの筋群が補強され、良い姿勢を維持するのに役立ちます。背骨のカーブが正常に保たれ、背中がまっすぐになります。
  • 代謝の向上
    ライイングダンベルトライセップエクステンションなどの重量トレーニングは、筋肉量を増やすことで基礎代謝率を向上させます。これにより、脂肪の燃焼が促進され、体重管理がしやすくなります。
  • 関節の安定性
    ダンベルを使用したこのエクササイズは、肘関節を安定させる助けになります。関節周りの筋肉の強化により、怪我のリスクを低減し、関節の健康を維持できます。
  • 機能的な強化
    トライセップは日常生活で押す動作や物を持ち上げる際に重要な役割を果たします。ライイングダンベルトライセップエクステンションを取り入れることで、日常動作の効率性とパフォーマンスが向上します。

当ストレッチ効果のある筋肉各種
#上腕三頭筋

応用⑥シーテッドダンベルトライセップエクステンション

シーテッドダンベルトライセップエクステンション

姿勢
  1. ベンチに座り、背もたれにしっかりと寄りかかります。腰から上がしっかりとベンチに接するようにします。
  2. 両手にダンベルを持ちます。ダンベルの握りは、グリップ幅は肩幅よりもやや狭くし、手のひらを上に向けて持ちます。ダンベルを持ったまま腕を伸ばし、肘を微妙に曲げた状態でスタートします。
  3. 上腕は体の垂直方向に、軽く押し付けられた状態を保ちます。これが初期の位置です。
方法
  1. 肘を曲げて、ダンベルをゆっくりと頭の後ろに下ろしていきます。肘の角度が90度を下回るくらいまで下ろします。この際、上腕の動きだけで肘を曲げるようにし、肩を動かさないように注意します。
  2. 下ろしたまま一時停止し、トライセップを使ってダンベルを持ち上げるように腕を伸ばします。この際、上腕が垂直になるように意識して伸ばします。
  3. 必要な回数を行った後、ダンベルをコントロールしながら元のスタート位置に戻ります。
  4. セットが終わったら、ダンベルを地面に置いて休憩します。
回数

15回×2セット(セットの間隔は1分程あけましょう)

ポイント
  • 背もたれにしっかりと寄りかかることが重要です。背中や腰がベンチにしっかりと接触して、安定した姿勢を維持しましょう。
  • ダンベルの握りは、肩幅よりもやや狭めで持ちます。握りが広すぎると、肩への負荷が増える可能性があります。
  • 肘の位置を固定して、上腕だけを動かすようにしましょう。肩の動きを最小限に抑えることで、トライセップを効果的に刺激できます。
  • 肘を曲げるときには、ゆっくりとコントロールして動かしましょう。急な動きや過度な負荷は怪我の原因となる可能性があります。
  • 上腕を伸ばす際には、トライセップが最大限に収縮するように意識してください。上腕が垂直になるように伸ばすことが大切です。
  • 呼吸を忘れずに行いましょう。重い重量を持ち上げる際には、呼吸をコントロールしてフォームを保つことが重要です。
  • トライセップエクステンションは、重量を選ぶ際に注意が必要です。初めての場合は軽めの重量から始め、徐々に増やしていきましょう。
効果
  • 上腕三頭筋の強化
    シーテッドダンベルトライセップエクステンションは、上腕三頭筋の全ての部位(長頭筋、外側頭筋、内側頭筋)を効果的に刺激します。これにより、上腕の後ろ側の筋肉を強化し、アームのサイズと形状を改善します。
  • アームの定義の向上
    トライセップの内側や後ろ側の筋肉を集中的に鍛えることで、アームの定義を向上させます。トライセップが発達することで、アーム全体の見た目が引き締まります。
  • 筋力の増加
    ダンベルを使用したトレーニングにより、トライセップの筋力が向上します。これにより、他の上半身のエクササイズや日常動作においても力を発揮しやすくなります。
  • バランスの改善
    シーテッドダンベルトライセップエクステンションは、上腕のバランスを改善します。均等に発達した上腕は、全体的な体のバランスを向上させ、シルエットを引き締めます。
  • 姿勢の向上
    トライセップの発達により、肩周りの筋群が強化され、良い姿勢を維持するのに役立ちます。背骨のカーブが正常に保たれ、背中がまっすぐになります。
  • 代謝の向上
    シーテッドダンベルトライセップエクステンションなどの重量トレーニングは、筋肉量を増やすことで基礎代謝率を向上させます。これにより、脂肪の燃焼が促進され、体重管理がしやすくなります。
  • 関節の安定性
    ダンベルを使用したこのエクササイズは、肘関節を安定させる助けになります。関節周りの筋肉の強化により、怪我のリスクを低減し、関節の健康をサポートします。
  • 機能的な強化
    トライセップは日常生活での押す動作や物を持ち上げる際に重要な役割を果たします。シーテッドダンベルトライセップエクステンションを取り入れることで、日常動作の効率性とパフォーマンスが向上します。

当ストレッチ効果のある筋肉各種
#上腕三頭筋

応用⑦トライセッププッシュダウン

トライセッププッシュダウン

姿勢
  1. プッシュダウンマシンを使用する場合、まず、適切な重量をセットします。ハンドルやバーを取り付け、座ってマシンに向かいます。スタンディングプッシュダウンを行う場合も同様に、バーを利用します。
  2. 手の幅は肩幅よりもやや広めに持ちます。グリップはオーバーハンド(手のひらが下向き)で行います。
  3. 肘を体側に固定し、上腕を動かさないようにします。上腕が垂直な位置にある状態からスタートします。
方法
  1. 手首を曲げないように注意しながら、バーを押し下げていきます。肘が伸びた状態でバーが体に近づくようにします。この際、上腕は固定したままです。
  2. バーを体から離し、トライセップを使ってバーを押し下げます。肘が伸びた状態でバーが太ももの前に位置するようにします。このとき、トライセップの収縮に集中します。
  3. 一瞬バーを保持した後、ゆっくりとバーを元の位置に戻します。バーを下げる際も、上腕は固定したままとし、トライセップを伸ばす感覚を意識します。
  4. 必要な回数を行ったら、セットが終わります。プッシュダウンマシンを使用している場合は、ハンドルを離し、マシンから離れます。
回数

15回×2セット(セットの間隔は1分程あけましょう)

ポイント
  • 上腕を固定して、肘を体側に近づけるように意識します。これによって、トライセップが効果的に刺激されます。
  • 手首の角度に注意して、バーを持ちます。手首を曲げないようにし、トライセップへの負荷を最大化します。
  • バーを押し下げるときには、肘を伸ばす際にトライセップを最大限に収縮させるよう心がけましょう。
  • 動作をゆっくりとコントロールして行うことで、トライセップの効果を高めることができます。
  • 姿勢が安定していることが重要です。座っている場合は背もたれにしっかりと寄りかかり、スタンディングの場合は軽く膝を曲げて足を肩幅に開いて立ちます。
  • 呼吸は正しいタイミングで行いましょう。バーを押し下げる際に息を吐き、バーを元の位置に戻す際に息を吸いながら行います。
効果
  • 上腕三頭筋の発達
    トライセッププッシュダウンは、上腕三頭筋の各部位(長頭筋、外側頭筋、内側頭筋)を均等に鍛える効果があります。これにより、上腕の後ろ側を強化し、アームの大きさと形状を向上させます。
  • アームの定義と引き締め
    トライセッププッシュダウンは、特に内側頭筋の発達に寄与し、アームの定義を向上させます。筋肉が発達することで、アーム全体が引き締まった外見になります。
  • パワーアップと筋力向上
    トライセップはプッシュ動作に重要な役割を果たします。このエクササイズによって強化されたトライセップは、プッシュアップやベンチプレスなどの他のエクササイズでのパフォーマンスを向上させます。
  • バランスの改善
    トライセッププッシュダウンは、上腕のバランスを改善します。バランスのとれた上腕は、全体的な体のバランスを向上させ、体のシルエットを引き締めます。
  • 姿勢と安定性の向上
    トライセップの発達によって肩周りの筋肉が補強され、正しい姿勢を維持するのに役立ちます。背骨のカーブが正常に保たれ、背中がまっすぐになります。
  • 代謝の向上
    トライセッププッシュダウンなどの重量トレーニングは、筋肉量を増やし基礎代謝率を向上させます。これにより、脂肪の燃焼が促進され、体重管理がしやすくなります。
  • 日常動作の改善
    トライセップは、日常生活での押す動作や物を持ち上げる際に重要な役割を果たします。トライセップの強化によって、これらの動作がより効率的に行えるようになります。
  • 筋肉のバラエティと多様性
    トライセッププッシュダウンは、上腕三頭筋を鍛えるためのバラエティ豊かなエクササイズの一つです。トレーニングプログラムに組み込むことで、筋肉の成長と変化を促進します。

当ストレッチ効果のある筋肉各種
#上腕三頭筋

応用⑧トライセップローププッシュダウン

トライセップローププッシュダウン

姿勢
  1. プッシュダウンマシンを使用する場合、適切な重量をセットします。ロープアタッチメントを取り付け、座ってマシンに向かいます。
  2. ロープを両手で持ち、手のひらが内向きになるように握ります。手の幅は肩幅よりもやや広めで、グリップはニュートラル(手のひらが互いに向き合う)です。
  3. 肘を体側に固定し、上腕を垂直に保ちます。この位置がスタート地点です。
方法
  1. 手首を曲げないように注意しながら、ロープを下向きに引っ張ります。肘が伸びた状態でロープが体に近づくようにします。これによってトライセップが伸びた状態となります。
  2. ロープを体から離し、トライセップを使ってロープを押し下げます。肘が伸びた状態でロープが太ももの前に位置するようにします。この際、ト
  3. ライセップの収縮に重点を置きます。
  4. 一瞬ロープを保持した後、ゆっくりとロープを元の位置に戻します。ロープを上げる際も、上腕は固定したままとし、トライセップを伸ばす感覚を意識します。
  5. 必要な回数を行ったら、セットが終わります。プッシュダウンマシンを使用している場合は、ロープを離し、マシンから離れます。
回数

15回×2セット(セットの間隔は1分程あけましょう)

ポイント
  • 上腕を固定して、肘を体側に近づけるようにします。これによって、トライセップが効果的に刺激されます。
  • ロープを握る際は、手のひらが内向きになるように注意します。これによって、トライセップへの負荷が適切にかかります。
  • ロープを押し下げる際には、肘を伸ばす際にトライセップを最大限に収縮させるよう心がけましょう。
  • 動作をゆっくりとコントロールして行うことで、トライセップの効果を高めることができます。
  • 姿勢が安定していることが重要です。座っている場合は背もたれにしっかりと寄りかかり、スタンディングの場合は軽く膝を曲げて足を肩幅に開いて立ちます。
  • 呼吸は正しいタイミングで行いましょう。ロープを押し下げる際に息を吐き、ロープを上げる際に息を吸いながら行います。
効果
  • 上腕三頭筋の発達
    トライセッププッシュダウンは、上腕三頭筋の各部位(長頭筋、外側頭筋、内側頭筋)を均等に鍛えるため、アームの大きさや形状を向上させます。
  • アームの定義の向上
    特に内側頭筋を効果的に刺激することで、アームの定義を向上させます。アームの見た目を引き締め、筋肉のシャープな輪郭を作り出します。
  • 筋力の増加
    トライセッププッシュダウンは、上腕三頭筋の筋力を向上させるのに効果的です。パワーやパフォーマンス向上に寄与します。
  • アッパーボディのバランス
    トライセップはプッシュ動作に重要な役割を果たすため、その発達によってアッパーボディのバランスが向上します。特に胸と対比させることで、全体のシルエットが引き締まります。
  • 姿勢のサポート
    上腕三頭筋の発達によって、肩周りの筋肉が補強され、良い姿勢をサポートします。背骨のカーブが正常に保たれ、背中がまっすぐになります。
  • 代謝の向上
    トライセッププッシュダウンなどの重量トレーニングは、筋肉量を増やすことで基礎代謝率を向上させます。これにより、脂肪の燃焼が促進され、体重管理がしやすくなります。
  • 機能的な強化
    トライセップは日常生活での押す動作や物を持ち上げる際に重要な役割を果たします。このエクササイズによって、日常の動作が効率的に行えるようになります。
  • 多様性とバリエーション
    トライセッププッシュダウンは、様々なバリエーションがあり、筋肉の刺激を変化させることができます。これによって、トレーニングの多様性を確保し、筋肉の成長を促進します。

当ストレッチ効果のある筋肉各種
#上腕三頭筋

応用⑨ケーブルオーバーヘッドトライセップエクステンション

ケーブルオーバーヘッドトライセップエクステンション

姿勢
  1. ケーブルマシンにスタンドして向かい合い、ロープアタッチメントを取り付けます。重量をセットし、適切な高さにロープを引き上げます。手のひらを上に向けて握り、アタッチメントを持ちます。
  2. 背中はまっすぐに保ち、腕を軽く曲げた状態からスタートします。このとき、上腕は頭の後ろに向けて垂直に位置しています。
方法
  1. 上腕を固定し、肘の位置を変えずにロープを押し上げていきます。肘が伸びた状態でロープが頭の後ろに近づくようにします。これによってトライセップが伸びた状態となります。
  2. ロープを体から離し、トライセップを使ってロープを押し下げます。肘が伸びた状態でロープが体の前方に位置するようにします。このとき、トライセップの収縮に重点を置きます。
  3. 一瞬ロープを保持した後、ゆっくりとロープを元の位置に戻します。ロープを上げる際も、上腕は固定したままとし、トライセップを伸ばす感覚を意識します。
  4. 必要な回数を行ったら、セットが終わります。ロープアタッチメントを離し、マシンから離れます。
回数

15回×2セット(セットの間隔は1分程あけましょう)

ポイント
  • 背中をまっすぐに保ち、上腕を頭の後ろに向けて垂直に位置させることが重要です。これによって、トライセップが適切に刺激されます。
  • 手のひらは上向きに向けてロープを握ります。これによって、トライセップへの負荷が適切にかかります。
  • ロープを押し上げる際には、肘を伸ばす際にトライセップを最大限に収縮させるよう心がけましょう。
  • 動作をゆっくりとコントロールして行うことで、トライセップの効果を高めることができます。
  • 姿勢が安定していることが重要です。スタンディングの場合は軽く膝を曲げて足を肩幅に開いて立ち、バランスを保ちます。
  • 呼吸は正しいタイミングで行いましょう。ロープを押し下げる際に息を吐き、ロープを上げる際に息を吸いながら行います。
効果
  • 上腕三頭筋の発達
    ケーブルオーバーヘッドトライセップエクステンションは、上腕三頭筋の各部位を効果的に刺激することができます。特に内側頭筋を重点的に鍛え、アーム全体の発達を促進します。
  • アームの定義と引き締め
    内側頭筋の鍛錬により、アームの定義が向上し、シャープな輪郭を作り出します。上腕の後ろ側を強化することで、アームが引き締まった外見になります。
  • 筋力とパワーの向上
    トライセップはプッシュ動作に重要な役割を果たします。ケーブルオーバーヘッドトライセップエクステンションによって強化されたトライセップは、他のプッシュエクササイズでのパフォーマンス向上に寄与します。
  • バランスの改善
    トライセップのバランスの向上によって、アッパーボディ全体のバランスも改善します。トライセップの発達によって、胸との対比が増し、全体のシルエットが引き締まります。
  • 姿勢のサポート
    ケーブルオーバーヘッドトライセップエクステンションによって上腕三頭筋が強化されることで、肩周りの筋群の安定性が向上し、正しい姿勢を維持するのに役立ちます。
  • 代謝の向上
    トライセップエクササイズによって筋肉量が増えることで、基礎代謝率が向上し、脂肪燃焼が促進されます。体重管理や代謝改善に寄与します。
  • 機能的な強化
    トライセップは日常生活の押す動作や物を持ち上げる際に重要な役割を果たします。このエクササイズによって、日常の動作や機能性が向上します。
  • トレーニングの多様性
    ケーブルマシンを使用することで、トレーニングのバリエーションを持たせることができます。これによって、上腕三頭筋への刺激を変化させることができます。

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#上腕三頭筋

応用⑩マシントライセップエクステンション

マシントライセップエクステンション

姿勢
  1. マシントライセップエクステンションマシンに座り、適切な重量をセットします。足は床にしっかりとつけ、背もたれに背中を密着させます。
  2. ハンドルやバーを持ち、手のひらが下向きになるように握ります。手の幅は肩幅よりもやや広めです。
  3. 上腕を体側に固定し、肘を曲げた状態からスタートします。このとき、上腕は体と平行になるようにします。
方法
  1. 手首を曲げないように注意しながら、ハンドルやバーを押し下げていきます。肘が伸びた状態でハンドルやバーが体に近づくようにします。これによってトライセップが伸びた状態となります。
  2. ハンドルやバーを体から離し、トライセップを使ってハンドルやバーを押し下げます。肘が伸びた状態でハンドルやバーが太ももの前に位置するようにします。この際、トライセップの収縮に重点を置きます。
  3. 一瞬ハンドルやバーを保持した後、ゆっくりとハンドルやバーを元の位置に戻します。ハンドルやバーを上げる際も、上腕は固定したままとし、トライセップを伸ばす感覚を意識します。
  4. 必要な回数を行ったら、セットが終わります。ハンドルやバーを離し、マシンから離れます。
回数

15回×2セット(セットの間隔は1分程あけましょう)

ポイント
  • 上腕を固定して、肘を体側に近づけるようにします。これによって、トライセップが効果的に刺激されます。
  • ハンドルやバーを握る際は、手のひらが下向きになるように注意します。これによって、トライセップへの負荷が適切にかかります。
  • ハンドルやバーを押し下げる際には、肘を伸ばす際にトライセップを最大限に収縮させるよう心がけましょう。
  • 動作をゆっくりとコントロールして行うことで、トライセップの効果を高めることができます。
  • 姿勢が安定していることが重要です。背もたれにしっかりと寄りかかり、足は床につけてバランスを保ちます。
  • 呼吸は正しいタイミングで行いましょう。ハンドルやバーを押し下げる際に息を吐き、上げる際に息を吸いながら行います。
効果
  • 上腕三頭筋の発達
    マシントライセップエクステンションは、上腕三頭筋の各部位(長頭筋、外側頭筋、内側頭筋)を効果的に刺激するため、アームの大きさと形状を向上させます。
  • アームの定義の向上
    内側頭筋を特に強化することで、アームの定義を向上させます。筋肉のシャープな輪郭を作り出し、引き締まった外見を得るのに役立ちます。
  • 筋力とパワーの増加
    トライセップはプッシュ動作に関与する重要な筋群です。マシントライセップエクステンションによる鍛錬は、上腕の筋力とパワーを向上させる助けになります。
  • アッパーボディのバランス
    トライセップの発達により、アッパーボディ全体のバランスが向上します。特に胸との対比を強化し、全体のシルエットを引き締めます。
  • 姿勢の改善
    上腕三頭筋の鍛錬によって肩周りの筋肉が補強され、良好な姿勢をサポートします。背骨のカーブが正常に保たれ、背中がまっすぐになります。
  • 代謝の向上
    マシントライセップエクステンションなどの重量トレーニングは筋肉量を増やし、基礎代謝率を向上させます。これにより、脂肪の燃焼が促進され、体重管理がしやすくなります。
  • 機能的な強化
    トライセップは日常生活での押す動作や物を持ち上げる際に必要な筋肉です。このエクササイズによって、日常の動作や機能性が向上します。
  • トレーニングバリエーションの追加
    マシントライセップエクステンションはトレーニングルーチンにバリエーションを持たせるのに役立ちます。他のエクササイズと組み合わせて効果的なトレーニングを構築できます。

当ストレッチ効果のある筋肉各種
#上腕三頭筋

応用⑪リバースグリップトライセッププッシュダウン

リバースグリップトライセッププッシュダウン

姿勢
  1. プッシュダウンマシンに向かって立ち、適切な重量をセットします。ロープアタッチメントを取り付け、マシンの上にロープを引き上げます。足は肩幅程度に開いて立ち、背筋を伸ばして姿勢を保ちます。
  2. ロープをリバースグリップ(手のひらが上向き)で持ちます。手のひらは体に向けて握ります。
  3. 肘を体側に固定し、上腕を垂直に保ちます。この位置がスタート地点です。
方法
  1. 手首を曲げないように注意しながら、ロープを下向きに引っ張ります。肘が伸びた状態でロープが体に近づくようにします。これによってトライセップが伸びた状態となります。
  2. ロープを体から離し、トライセップを使ってロープを押し下げます。肘が伸びた状態でロープが太ももの前に位置するようにします。この際、トライセップの収縮に重点を置きます。
  3. 一瞬ロープを保持した後、ゆっくりとロープを元の位置に戻します。ロープを上げる際も、上腕は固定したままとし、トライセップを伸ばす感覚を意識します。
  4. 必要な回数を行ったら、セットが終わります。ロープアタッチメントを離し、マシンから離れます。
回数

15回×2セット(セットの間隔は1分程あけましょう)

ポイント
  • 上腕を固定して、肘を体側に近づけるようにします。これによって、トライセップが効果的に刺激されます。
  • ロープをリバースグリップで持ちます。手のひらが上向きになるように注意します。これによって、トライセップへの負荷が適切にかかります。
  • ロープを押し下げる際には、肘を伸ばす際にトライセップを最大限に収縮させるよう心がけましょう。
  • 動作をゆっくりとコントロールして行うことで、トライセップの効果を高めることができます。
  • 姿勢が安定していることが重要です。足を肩幅に開き、背筋を伸ばして立ちます。
  • 呼吸は正しいタイミングで行いましょう。ロープを押し下げる際に息を吐き、ロープを上げる際に息を吸いながら行います。
効果
  • 上腕三頭筋の刺激
    リバースグリップトライセッププッシュダウンは、特に内側頭筋に効果的な刺激を与えます。内側頭筋の発達によって、アームの幅や定義を向上させることができます。
  • アームの外観改善
    内側頭筋の鍛錬により、アームの外観が引き締まります。アームのシルエットが向上し、筋肉の輪郭が際立つようになります。
  • 筋力とパワーの向上
    リバースグリップトライセッププッシュダウンは、上腕三頭筋の筋力とパワーを向上させるのに役立ちます。これによって、他の上腕三頭筋エクササイズやプッシュ動作のパフォーマンスが向上します。
  • 腕のバランス
    内側頭筋の重点的な鍛錬により、アッパーボディのバランスが向上します。特に胸や前腕とのバランスが整い、全体のプロポーションが美しくなります。
  • 姿勢のサポート
    上腕三頭筋の発達によって、肩周りの筋肉が強化され、正しい姿勢をサポートします。背中の安定性が増し、良好な体のアライメントが促進されます。
  • 代謝の向上
    リバースグリップトライセッププッシュダウンなどの重量トレーニングは筋肉量を増やし、基礎代謝率を向上させます。これにより、脂肪の燃焼が促進され、体重管理がしやすくなります。
  • 機能的な強化
    上腕三頭筋は日常生活の動作にも関与する重要な筋肉です。このエクササイズによって、押す動作や物を持ち上げる際の機能的な強化が図れます。
  • トレーニングバリエーション
    リバースグリップを使用することで、トレーニングのバリエーションを追加できます。これによって、上腕三頭筋に新たな刺激を与えて成長を促進できます。

当ストレッチ効果のある筋肉各種
#上腕三頭筋

応用⑫ディップス

ディップス

姿勢
  1. ディップスバーに立ち、バーを持ちます。手のひらは下向きにし、指をバーの上部に掛けます。足は後ろに出し、背筋を伸ばして姿勢を保ちます。
  2. 上腕三頭筋を使ってバーを支え、体を上げます。肘を伸ばし、背筋をまっすぐに保ちます。この位置がスタート地点です。
方法
  1. 胸を前に突き出し、ゆっくりと体を下げていきます。肘を曲げ、肩関節がほぼ肘と同じ高さになるようにします。体を前に傾けることで、胸筋と上腕三頭筋により負荷がかかります。
  2. 下降位置で一瞬停止し、その後上腕三頭筋を使って体を持ち上げていきます。肘を伸ばし、スタート地点に戻ります。
  3. 必要な回数を行ったら、セットが終わります。バーを離し、姿勢を整えます。
回数

15回×2セット(セットの間隔は1分程あけましょう)

ポイント
  • 上腕をしっかりと支えることが重要です。肘を伸ばして体を持ち上げる際には、上腕三頭筋を中心に力を入れましょう。
  • 背筋を伸ばして姿勢を正しく保つことで、腰や背中に余分な負荷をかけずに効果的にエクササイズできます。
  • 身体を前に傾けることで、胸筋への刺激を増やすことができます。ただし、過度に前傾すると肩に負担がかかることがあるので注意が必要です。
  • 肘の動きを制御し、ゆっくりと下降と上昇を行うことで、効果的なトレーニングが可能です。
  • 呼吸は正しいタイミングで行いましょう。下降時に息を吸い、上昇時に息を吐くことで、フォームをサポートします。
  • 初めての場合や体力に自信がない場合は、アシストマシンを使用するか、トレーニングパートナーの支援を受けながら行うことを検討してください。
効果
  • 上腕三頭筋の発達
    ディップスは特に上腕三頭筋を強化する効果があります。上腕三頭筋の各部位(長頭筋、外側頭筋、内側頭筋)を均等に刺激し、アームの大きさと形状を向上させます。
  • 胸筋の刺激
    身体を前に傾けることで、ディップスは胸筋にも効果的な負荷をかけます。胸筋の発達を促進し、アッパーボディ全体のバランスを整えます。
  • 肩周りの安定性向上
    ディップスは肩甲骨周りの安定性を高めるのに役立ちます。肩甲骨の適切な位置と姿勢を維持するために関与する背中の筋肉も鍛えられます。
  • 上半身の引き締め
    上腕三頭筋と胸筋の強化により、アッパーボディの輪郭と定義が向上します。筋肉が引き締まり、体格がシャープになります。
  • 機能的な強化
    ディップスは日常生活の動作にも関与する筋肉を鍛える効果があります。押す動作や体重を支える動作の際に必要な筋力と安定性を向上させます。
  • 体幹の安定性
    ディップスの際に体を安定させるためには、体幹(腹部)の筋肉が活動します。コアの強化に寄与し、姿勢と安定性をサポートします。
  • 多様性のあるトレーニング
    ディップスは体重を使ったトレーニングであり、特別な機器は必要ありません。屋内や屋外、ジムや自宅などで幅広く実施できます。
  • 基礎代謝率の向上
    ディップスによる筋肉増強は基礎代謝率を向上させ、脂肪燃焼を促進します。体重管理や代謝改善に寄与します。

当ストレッチ効果のある筋肉各種
#上腕三頭筋

応用⑬シーテッドディップマシン

シーテッドディップマシン

姿勢
  1. シーテッドディップマシンに座り、背もたれに背中をしっかりと密着させます。足は床にしっかりとつけ、膝を90度に曲げておきます。手はハンドルやバーを持ちます。
方法
  1. 上腕三頭筋を使って、ハンドルやバーを下に押し下げます。肘を曲げ、ハンドルやバーを体側に近づけます。このとき、胸が前に突き出し、肘がほぼ直角に曲がるようにします。
  2. 下降位置で一瞬停止し、その後上腕三頭筋を使ってハンドルやバーを押し上げます。肘を伸ばし、スタート地点に戻ります。肘を伸ばす際には、トライセップを最大限に収縮させることを意識します。
  3. 必要な回数を行ったら、セットが終わります。ハンドルやバーを離し、マシンから立ち上がります。
回数

15回×2セット(セットの間隔は1分程あけましょう)

ポイント
  • 背中を背もたれにしっかりと密着させ、足を床につけて安定した姿勢を保ちます。
  • 上腕三頭筋を中心に力を入れながら、ハンドルやバーを押し下げる際には肘を曲げます。肘がほぼ直角に曲がる位置まで下げることを目指しましょう。
  • 下降と上昇の際には、余分な動きや慣性を利用せず、筋肉の力でコントロールして行います。
  • 肘を伸ばす際には、トライセップを収縮させることを重点的に意識しましょう。トライセップが最大限に刺激されるようにします。
  • 呼吸は正しいタイミングで行いましょう。下降時に息を吸い込み、上昇時に息を吐くことで、フォームをサポートします。
  • 負荷や重量を選ぶ際は、自分の能力に合わせて調整します。過度な負荷はケガのリスクを高める可能性があるため、慎重に取り組みましょう。
効果
  • 上腕三頭筋の強化
    シーテッドディップマシンのディップスは、上腕三頭筋の各部位(長頭筋、外側頭筋、内側頭筋)を均等に刺激するため、アームの大きさと形状を向上させます。
  • 胸筋の発達
    シーテッドディップマシンのエクササイズは、胸筋にも効果的な刺激をもたらします。胸筋を強化し、アッパーボディのバランスを整えます。
  • 肩甲骨周りの安定性向上
    ディップスの際に肩甲骨周りの筋肉が活動し、安定性が向上します。肩甲骨の適切な位置と姿勢を保つことで、肩関節の健康をサポートします。
  • アッパーボディの引き締め
    上腕三頭筋と胸筋の強化により、アッパーボディ全体が引き締まります。筋肉の定義が際立ち、体格がシャープになります。
  • コアの強化
    シーテッドディップマシンを使用する際に、体幹(腹部)の筋肉もアクティブになります。ディップスの姿勢を安定させるために重要な役割を果たします。
  • 機能的な強化
    ディップスは日常生活の動作にも関与する筋肉を鍛えるため、押す動作や体重を支える際の機能的な強化が期待されます。
  • バリエーションと多様性
    シーテッドディップマシンは体重を使ったトレーニングであり、機器を利用してバリエーション豊かなトレーニングが可能です。負荷を調整して異なるトレーニングレベルを実施できます。
  • 基礎代謝率の向上
    シーテッドディップマシンによる筋肉増強は基礎代謝率を向上させ、脂肪燃焼を促進します。体重管理や代謝改善に寄与します。

当ストレッチ効果のある筋肉各種
#上腕三頭筋

おすすめの器具

ダンベルキックバックを行うにあたって以下の器具が必要です。
その中でも私が使ってよかったと実感している器具を紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

ダンベルキックバックで必要な器具

ダンベル

固定式ダンベル

固定式ダンベル

ダンベルは、重さが固定式のダンベル可変式ダンベルがあります。
私が使用しているのは、可変式ダンベルです。

ダンベルキックバックは、ダンベルベンチプレスより軽い重量で筋トレすることになります。
また部位や方法によって重さが変わり、複数の重さが必要になります。

「総負荷量」トレーニングにおいても重量負荷の増減は欠かせません。

そこで便利なのが可変式ダンベルです。

可変式ダンベル

可変式ダンベル

可変式のダンベルは簡単に重さを調節でき、複数のダンベルを置く必要がないので省スペース省コストです。
自宅ジムをする方にはおすすめのダンベル器具です。

可変式ダンベルのおすすめも下の記事で紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。

ベンチ台(インクラインベンチ)

可変式ベンチ台

インクラインベンチ(可変式)

ベンチ台もインクラインベンチ(可変式)が便利です。
ベンチ台の角度が調節できる方が汎用性があり、さまざまなトレーニングに活かすことができます。

可変式ベンチ台の調整

可変式ベンチ台の調整

インクラインダンベルフライ ・デクラインベンチプレスのようなベンチに傾斜をつけて、大胸筋上部・下部をピンポイントに鍛えることができます。

自宅ジムをする方には下へ傾斜ができるインクラインベンチ(可変式ベンチ台)は、必須ですね。
インクラインベンチのおすすめも下記の記事で紹介していますので、こちらもチェックしてみてください。

グリップグローブ

ダンベル使用の際はグリップグローブがおすすめ

ダンベル使用の際はグリップグローブがおすすめ

器具を使う際に、グローブの着用を推奨しています。
グリップグローブは器具との滑りを防止してくれるため、安全に筋トレに励むことができます。

また、グリップ力が高いグローブをつけることで、余分な握力を使わず、狙った筋肉へトレーニングすることができます。

そして、何より手の平を守ってくれます。
グリップグローブを使わずに、筋トレや鉄棒などを行っていると、マメが出来たり、指や手の平の皮が硬くなってしまいます。

グリップグローブ

おすすめのグリップグローブ

安全性と機能性を考えてグリップグローブを使用した筋トレをおすすめします。
お手頃で丈夫なグリップグローブのおすすめも紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。

トレーニング後のケア

肩や腕のストレッチ

トレーニング後のストレッチケアも大切です。
疲労を残さないことが、長く続けられる秘訣です。

ケア方法として、マッサージとストレッチの順番もポイントです。
基本的にマッサージを行ってから、ストレッチをした方が筋肉はほぐれます。

急に筋トレで縮んだ筋肉を伸ばすより、一旦、手でマッサージをしたりフォームローラーを利用してほぐしてから、ゆっくりストレッチで伸ばしていきましょう。

今回ご紹介したトレーニングは、主に腕の筋肉です。
ダンベルキックバックをした後の上腕三頭筋をしっかりケアしておきましょう。

腕のケア①ローラーで上腕三頭筋の筋膜リリース!

【消音】 タップしてフィットネス動画を見る (#R_MVI_1076)

姿勢
  1. フォームローラーを準備
  2. 横向きに寝て二の腕にフォームローラーを挟む
方法
  1. フォームローラーを手で支えながらカラダをゆする
  2. 体全体をゆっくり転がしながら上腕三頭筋を筋膜リリース
回数

左右10回×2セット(セットの間隔は1分程あけましょう)

ポイント
  • バランスを取る際は体幹に力を入れて、フォームローラーを転がす。
  • 体幹トレーニングにもなる。
効果
  • 二の腕のたるみ改善
  • 二の腕の筋疲労改善
  • 腕で押す力がアップ
  • 体幹トレーニング

当ストレッチ効果のある筋肉各種
#上腕三頭筋

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北野 優旗

セルフでほぐすのにはグリッドフォームローラーがおすすめです!
カラダの部位に合わせていろいろな使い方ができて、気持ちいいです!

背中の筋膜リリース!ローラーストレッチで背骨の弾力性を高める

背中をほぐす筋膜リリース

グリッドフォームローラー本体・付属品

グリッドフォームローラー

使い方、特徴、機能性など、もっと詳しく商品を知りたい方は、下のページで紹介していますので、参考に読んでみてください↓↓↓

腕のケア②二の腕引き締めストレッチ!

【消音】 タップしてフィットネス動画を見る (#106)

姿勢
  1. 座位姿勢
方法
  1. 左手で左肩前方に触れる
  2. 左肘を床に当て上体の脇を床に寄せていく
  3. 肩に付けた指を放さないことで上腕三頭筋までしっかりと伸びる
回数15秒×2セット(セットの間隔は1分程あけましょう)
ポイント
  • 指と肩は極力放さないようにしながらストレッチを行う
  • 二の腕が伸びている感覚があればOK
効果
  • 二の腕の血行が改善されたるみやむくみ解消
  • 二の腕を自宅で簡単にほぐす
  • 腕のプッシュ筋の疲労回復

当ストレッチ効果のある筋肉各種
#上腕三頭筋 #上腕筋

腕のケア③壁を使って二の腕ストレッチ

【消音】 タップしてフィットネス動画を見る (#84)

姿勢
  1. 直立姿勢
方法
  1. 壁に右肘を当てる
  2. 脇腹を壁に寄せて二の腕(上腕二頭筋)を伸ばす
  3. 必要に応じて反対側も伸ばす
回数片側10秒×2セット(セットの間隔は1分程あけましょう)
ポイント
  • 肩や肘の筋肉は、極力チカラを抜くこと
  • 息を吐きながらゆっくり伸ばす
効果
  • 二の腕のたるみ解消
  • 上腕二頭筋のストレッチで疲労回復
  • 腕のむくみ解消

当ストレッチ効果のある筋肉各種
#上腕三頭筋 #上腕筋

安全と注意事項

ダンベルキックバックの安全と注意事項

ダンベルキックバックは、すべてのレジスタンスエクササイズと同様に、効果と安全性のために正しいフォームとテクニックを必要とします。

次の安全と注意事項は、ダンベルキックバックを正しく行い、怪我のリスクを減らすのに役立ちます。

  • ウェイト選びと進行
    適切な重量を選び、自分のトレーニングレベルに合わせて進行します。重すぎるとフォームが崩れる可能性があります。
    初めての場合は軽いウェイトから始め、徐々に負荷を増やしていきましょう。
  • フォームの注意点
    スタンスは、片足を前に出して軽く膝を曲げ、もう片方の足は後ろに引いて安定した姿勢を保ちます。
    腰は軽く前に傾け、背中を平らに保ちます。背骨は中立の位置をキープしましょう。
    上腕は体と平行に保ち、肘を90度に曲げます。肘を固定し、腕だけを動かすよう心掛けます。
  • 動作の実施
    腕を体の横に引きながら、肘を固定したまま手首を伸ばします。この際、上腕が体と平行になるように注意します。
    手首を伸ばす際に、肘が動かないように意識しましょう。肘を動かすとトライセップの運動効果が減少します。
  • 呼吸法
    呼吸は正確かつ一貫したリズムで行います。通常は、重さを持ち上げる際に吸い込み、戻す際に吐きます。
    呼吸をコントロールすることで、適切な安定感を維持しやすくなります。
  • 負荷の調整
    エクササイズ中に無理な力をかけず、無理なくコントロールできる範囲で行います。
    疼痛や違和感がある場合は、トレーニングを中止し、適切なアプローチを検討します。
  • ウォームアップとクールダウン
    エクササイズを行う前にウォームアップをしっかり行い、関節と筋肉を準備します。
    エクササイズ終了後には、トライセップと関連する筋肉のストレッチを行うことで、柔軟性を保ちます。
  • トレーニングプログラム
    ダンベルキックバックはトレーニングプログラムの一部として取り入れることをおすすめします。バリエーションを含めて継続的に行うことで、トライセップの強化が期待できます。

よくある質問

ダンベルキックバックのよくある質問

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質問

「ダンベルキックバック」はどの部位を主に鍛えるエクササイズなんですか?

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北野 優旗

「ダンベルキックバック」は主にトライセップ(上腕三頭筋)を重点的に鍛えるエクササイズです。トライセップは腕を伸ばす動作に関与する筋肉で、アームバル(上腕二頭筋)と並んでアームの外観や力強さに大きな影響を与えます。


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質問

ダンベルキックバックを効果的に行うためのフォームのポイントは何ですか?

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北野 優旗

正しいフォームが非常に重要です。足を前後に分けて安定したスタンスを取り、片足を前に出して軽く膝を曲げ、もう片方の足は後ろに引いて姿勢を保ちます。上腕を体と平行に保ちつつ、肘を90度に曲げます。肘を固定し、腕だけを動かすようにして、ダンベルを後ろにキックバックします。


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質問

どのくらいの重さのダンベルを使うのが適切ですか?

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北野 優旗

適切な重さは個人によって異なりますが、一般的なガイドラインとして、最初は軽めのダンベルから始めて徐々に重さを増やしていくことをおすすめします。十分な負荷を感じるような重さで、正しいフォームを保ちながら行うことが重要です。フォームが崩れるような重さは避けてください。


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質問

ダンベルキックバックの代わりに使える他のトライセップエクササイズはありますか?

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北野 優旗

もちろんです。他のトライセップエクササイズとしては、ダイアモンドプッシュアップ、トライセップディップス、クローズドグリップベンチプレスなどがあります。バラエティ豊かなエクササイズを取り入れることで、トライセップを幅広く鍛えることができます。


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質問

女性でもダンベルキックバックを行ってトライセップを鍛えることはできますか?

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北野 優旗

もちろんです!ダンベルキックバックは性別に関係なく、トライセップを鍛える効果的なエクササイズです。女性でもトライセップを引き締めるために取り入れることができます。適切な重さを選び、正しいフォームで行うことが大切です。


 

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北野 優旗

今回のブログ記事はいかがだったでしょうか?ご意見ご感想を頂ければ幸いです。今後の情報発信における励みになります!心よりお待ちしております。
※お名前はニックネームで大丈夫です。お気軽にお寄せください。

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北野 優旗

『QITANOカラダづくりラボ』運営 / 著書。1982年1月生。順天堂大学にてスポーツ健康学を学び、保健体育教員資格取得。中学・高校・大学では陸上競技で全国2位の実績。身体均整法を取得し、整体の実技、セルフケアトレーナーを取得。2007年 三豊市にきたの均整院を開業。2015年 美脚・骨盤エクササイズグッズ「スタイルアップレグール」を開発販売。当サイトはトレーナー、整体師としての経験を基にコンテンツ情報を配信しています。
執筆・運営者「北野 優旗」のプロフィールへ

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