ダンベルベンチプレスの効果的なやり方|胸・腕を鍛えるトレーニング

北野 優旗北野 優旗

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ダンベルベンチプレスの正しいやり方

ダンベルベンチプレス
Dumbbell bench press

【概要】
別名

ダンベルプレス(Dumbbell press)/ フラットベンチダンベルプレス(Flat bench dumbbell press)

ターゲット

メイン:大胸筋、上腕三頭筋、三角筋前部
サブ:小胸筋、前鋸筋

レベル

初級から中級

必要器具
  • ダンベル
  • ベンチ台
  • グリップグローブ

ダンベルベンチプレスの基本的な方法と正しいフォーム・効果を高めるやり方のコツ・安全と注意事項・応用編(他の方法・初心者・女性でもできる方法)について詳しく解説していきます。

またダンベルベンチプレスは、別名ダンベルプレス(Dumbbell press)、フラットベンチダンベルプレス(Flat bench dumbbell press)とも言われ、本記事では名前を統一して、「ダンベルベンチプレス」で解説していきます。
SNSやブログ等で紹介してもらえるとうれしいです。

ダンベルベンチプレスの基本的なやり方

目次

基本的な方法

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ダンベルペンチプレスとは、簡単に言えば「ダンベルで行うベンチプレス」です。
自重トレーニング以外の器具を使った筋トレの中では、もっとも一般的な方法と言えるでしょう。ですから、基本的な方法もシンプルで、誰でも簡単に始めることができます。

その一方で、正しい方法を踏まえて行わないと、トレーニング効果が十分に得られず、怪我をするリスクもあるので注意しましょう。
とくにダンベルベンチプレスの場合、バーベルを使ったベンチプレスと違い、両手それぞれに個別の重量を持って行うことになるため、姿勢や動作が不安定だと肩を傷めてしまう恐れがあり、注意したいところです。

スタートポジション

ダンベルベンチプレスのスタートポジション

ダンベルベンチプレスのスタートポジション

仰向けにフラットに横たわった状態で、両手にダンベルを持ちます。
その上で、ダンベルを持った両腕を天井に向かってまっすぐ持ち上げていく形をとります。床の上で仰向けに横たわっても良いですが、できればフラットベンチを使いましょう。

仰向けになって両手のダンベルをまっすぐに上に持ち上げるポジションを作る際には、お尻をしっかり床につけるよう心がけてください。
ダンベルを持ち上げる際にお尻(腰)を持ち上げてしまうと、ダンベルの負荷が分散してしまい、期待したトレーニング効果が得られない恐れがあります。

動作手順

ダンベルベンチプレスの効果的なやり方|胸・腕を鍛えるトレーニング w810

  1. ダンベルを持ち、天井に向けてまっすぐ持ち上げる
  2. ゆっくりダンベルを下す。
    手首はひねったりせずに順手のまま、大胸筋の横になるまでダンベルまっすぐ下す。
    肩甲骨を寄せ合うように下す。
  3. 天井に向けてダンベルを持ち上げる。
  4. 肘は伸ばし切らず、伸びきる寸前で止める。
  5. これを繰り返す

ダンベルベンチプレスの動作手順

このトレーニングのポイントは、ダンベルを持ち上げるだけでなく、下ろす動作も重要になってくる点です。
重力にまかせて速く下ろすのではなく、しっかりと筋肉を使い、動作をコントロールしながら下ろすようにしましょう。
まっすぐ持ち上げたものをまっすぐ下ろす形になるため、腕でダンベルを支えながら下ろしていくような感覚です。

また、持ち上げる際には腕の筋肉だけでなく、胸の筋肉を意識して使いましょう。
もし動作をする際に胸の筋肉に負荷がかからないならば、姿勢に難がある可能性があります。
先述したスタートポジションどおりにやっているかどうかを確認しましょう。

いったん下げたダンベルを再び持ち上げる際に、力を込めてダンベルを上に向かって押し出していくような感覚で、その上で胸の筋肉を収縮させながら持ち上げていくと、正しい姿勢・動作でトレーニングしやすくなるでしょう。

呼吸

呼吸の基本は、息を吐きながらダンベルを持ち上げて、下ろす時に吸う形です。
息を吐くことによって、全身を安定させつつ、スムーズに力を込めやすくなります。
また、息を吐きながら力を込めることで、血圧が急上昇するのを防ぐ効果も得られます。

回数・セット数・重量

ダンベルベンチプレス回数セット数

ダンベルベンチプレスの回数は、使用するダンベルの重量とも関わってくるので非常に重要です。
基本は10回をワンセット、つまり10回できるだけの、それもしっかりと筋肉に負荷がかかるレベルの重量のダンベルを使うことになります。

回数をたくさんこなせばよいわけもなければ、とにかく重いダンベルを使えばいいというわけでもない、このさじ加減が重要です。
あまり重すぎると、先程少し触れたように肩を傷めてしまうリスクもあるので気をつけましょう。セット数は3回が目安です。

初心者の方は、上げ下げを10回を1セットとし、これを3セット行います。

慣れていない場合は無理をせず、軽めの重さで設定したり、回数を少なくしてください。
正しいフォームを意識して徐々に慣れていくことが大切です。
慣れてきたら、以下のように「総負荷量」で筋肥大を目指しましょう。

ちなみにですが、私の場合ですとダンベルベンチプレスは、以下のような総負荷量の回数でセットを組んでいます。

中級者以上の参考「総負荷量」
(回数・重量・セット数)
1セット12RM
2セット9RM
3セット6RM
4セット3RM
5セット6RM
6セット18RM

※「RM」とはRepetition Maximum(最大反復回数)の略語。
ある一定の重さに対し、何回反復できるかにより、自分の限界となる運動強度を判断する方法。

セット間のインターバル休憩時間については、こちらの記事も参考にしてください。

筋トレの頻度は週2を目安に行うことで筋肥大効果が得られます。

ダンベルベンチプレスの重量の目安

それぞれ、以下のレベルの人を対象して、重量の目安表を示します。

  • 初心者:1ヶ月以上トレーニングした人
  • 初級者:6ヶ月以上トレーニングした人
  • 中級者:2年以上トレーニングした人
  • 上級者:5年以上トレーニングした人
  • エリート:アスリート

なお、こちらのデータは海外のサイト「STRENGTH LEVELストレングス レベル (強度レベル)」を参照しました。また、こちらの数値は正しいフォームで1回だけ挙げられる最大重量(1RM)を示しています。
自分の体重とウェイトトレーニングの経験から、ダンベルベンチプレス重量の目安がわかります。

男性の体重別ダンベルベンチプレス基準(kg)

ダンベルの重量は1つのダンベル用で、バーの重量を含みます。通常は2 kg /4.4lbです。

体 重初心者初級者中級者上級者エリート
50815263954
551018294258
601120324662
651322344966
701524375269
751626395573
801828425876
851930446179
902132466382
952234496685
1002436516988
1052538537191
1102739557393
1152841577696
1202943597898
12531446180101
13032466382103
13533476484105
14035496686108
女性の体重別ダンベルベンチプレス基準(kg)

ダンベルの重量は1つのダンベル用で、バーの重量を含みます。通常は2 kg /4.4lbです。

体 重初心者初級者中級者上級者エリート
4027132233
4538152536
5049172738
55510182840
60511193043
65612213245
70713223346
75714233548
80815243650
85916263851
90917273953
951018284054
1001118294256
1051119304357
1101220314459
1151221324560
1201321334661

ダンベルベンチプレスの効果を高めるコツ

ダンベルベンチプレスの効果を高めるコツ

まずコツとして踏まえておきたいのは、先程も少し触れましたが、ダンベルを持ち上げる時だけでなく、下げる時にも筋肉をしっかり使うことです。
むしろ、下げる時にしっかりと筋肉に負荷をかけられるかどうかで効果に差が出ます。

コツ①ダンベルの持ち方は、サムアラウンドグリップ

サムレスグリップとサムアラウンドグリップ

サムレスグリップとサムアラウンドグリップ

ダンベルベンチプレスを行うときはサムアラウンドグリップと呼ばれる親指もグリップに巻き込む握り方でトレーニングを行いましょう。
親指を巻き込まないサムレスグリップだと不安定なため、ダンベルを落とすリスクがあるので、おすすめではありません。

ちなみにサムレスグリップのメリットとして手のひら全体で押しやすくなるという長所があるのですが、ウエイトを落とすリスクのないマシントレーニング(例:ラットプルダウン)の時や、デッドリフトやダンベルシュラッグのようなバーベルを使って引き上げるトレーニングには有効的です。

ダンベルベンチプレスを行うときはサムアラウンドグリップで行いましょう。

また、始めたばかりのうちは、手を足の方向に向ける、つまり握りを横向きにするグリップでダンベルを握ります。
簡単に言えば、バーベルを持ち上げる時と同じグリップで行うわけです。このグリップで行うことで、胸の筋肉に負荷をかけやすくなります。

この記事後半で応用編でもご紹介しますが、握りを縦に構えて、手のひら側を体の内側に向けるグリップで行う縦持ちダンベルベンチプレス だと、肩(三角筋前部)と腕(上腕三頭筋)の筋肉への負荷が増します。
胸だけでなく、二の腕や肩周りの筋肉もつけたいという方は、これらのグリップも使い分けながら行うとよいでしょう。

コツ②肩甲骨を寄せて動かすこと

「腕と胸の筋肉を使うことを意識して行う」と書きましたが、そのためにも、肩甲骨の動きを意識することも重要です。
胸の筋肉を使うためには胸を張った状態で行う必要がありますから、肩甲骨を寄せる姿勢・意識でダンベルを上げ下げするようにしましょう。
先程「お尻はしっかりベンチ(床)につける」と書きましたが、これも肩甲骨を寄せて胸を張った状態で行う上で大事な部分です。

コツ③手首を反らせず、固定する

グリップ(バーベル)の握り方

Bのようにまっすぐ固定で重心が安定

ダンベルベンチプレスダンベルのグリップを握る持ち方は、Bの手首をまっすぐにし、重心が中心になるように安定させることです。

ダンベルを持ち上げる、下ろす動作時に手首を反らさないように注意しましょう。
手首は、まっすぐ固定しダンベルを持ちます。手首をまっすぐにしなければ、ダンベルの重みで反りかえってしまい、手首を痛めるリスクがあります。

どうしても、手首が反りかえってしまう場合は、サポーターやテーピングで手首を固定すると良いでしょう。

コツ④腕は常に地面と垂直

ダンベルベンチプレスのコツ|腕は常に地面と垂直

腕は常に地面と垂直

バーベルを用いたベンチプレスと違い、左右の手に独立した重量物を持って行うトレーニングになります。
不安定なために左右前後にブレやすいのです。

そのためダンベルを持つ手とその肘は、地面に対して垂直に動かなければなりません。
ゆっくりでいいので、常に地面と垂直を意識して行いましょう。

重量を上げるときほど、気を付けてください。

コツ⑤ダンベルを「ハ」の字に構える

ダンベルベンチプレスのコツ|ダンベルを「ハ」の字に構える

ダンベルを「ハ」の字に構える

脇を大きく広げて、ダンベルを真横に並べるように構えるのではなく、やや「ハ」の字に構えるようにしましょう。
「ハ」の字に構えて挙上動作を行うことで、肩関節への無理な負荷が小さくて済みます。

脇も90度ほど広げる必要はなく、45度~60度ほどで開いた状態で行います。

通常のベンチプレスとの違い

通常のベンチプレスとダンベルベンチプレスの違い

通常のベンチプレス

バーベルを使うか、ダンベルを使うか、普通のベンチプレスとダンベルベンチプレスとではどこが違うのか、気になる方もいらっしゃるかもしれません。
方法に関しては、先述したグリップの工夫のほかはそれほど大きな差はありません。ただ、効果に関しては見逃せない違いが見られます。

左右の腕それぞれに独自の重量(ダンベル)を持って行うため、ダンベルベンチプレスのほうが可動域が大きく、より広い範囲の筋肉を鍛えることができます。
とくに、大胸筋の内側・外側両方をカバーできるのは大きな魅力です。

一方、両手で持ち上げるベンチプレスのほうが、左右均等に負荷をかけられるほか、より重い重量でトレーニングできるので負荷が大きく、純粋な筋力アップの効果では優れている面もあります。

効果と発達する筋肉部位

ダンベルベンチプレスの効果的なやり方|胸・腕を鍛えるトレーニング w810

ダンベルベンチプレスの効果的なやり方|胸・腕を鍛えるトレーニング w810

ダンベルベンチプレスは腕はもちろん、胸、肩の筋肉も合わせて鍛えることができます。

肥大化部位大胸筋・上腕三頭筋・三角筋前部が発達する

大胸筋

大胸筋

いわゆる胸板を構成する大胸筋、二の腕、太い腕をアピールする部分でもある上腕三頭筋、そして肩の部分の三角筋前部を同時に鍛えられます。
通常のベンチプレスと比較して広い範囲の大胸筋を鍛えられるほか、グリップを工夫することで上腕三頭筋、三角筋前部への負荷を高めて鍛えることも可能です。

サブとして働く筋肉として小胸筋前鋸筋もあります。

メインとして働く大胸筋の機能について詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考に読んでみてください。

効果①マッチョなボディを手に入れる

大胸筋(上部)にピンポイント

最大の魅力はやはりこれに尽きるでしょう。
マッチョに肉体美を決めるのはまさにこの3ヶ所の筋肉、分厚い胸板にがっしりとした肩、太い二の腕です。
体にピッタリしたシャツを着た時に、このトレーニングで鍛えた効果を実感できるはずです。

効果②太りにくい体質になれる

二の腕(上腕三頭筋)を太くする

広い範囲の筋肉を鍛えられるほか、もともと広い大胸筋を強化するため、筋肉量を増やすとともに基礎代謝がアップし、消費カロリーが増えることで太りにくい体質を作ることができます。一生懸命筋トレをしているのに脂肪のほうが目立っている、体重をうまく絞れないという方にも向いているでしょう。

効果③女性はバストアップ

理想のバストアップに導く

理想のバストアップに導く

ダンベルベンチプレスは女性にとってもスタイルアップを目指す方にとって、有益なウエイトトレーニングです。
大胸筋を鍛えることで、胸が大きくなりバストサイズを上げることができます。

さらに年齢とともに垂れ下がってきた胸を上に引き上げるバストアップまで期待できます。
女性でも軽いダンベルで十分鍛えることができますので、ぜひチャレンジしてほしい筋トレ種目です。

もっと詳しく胸を大きくしたい女性の皆さんは、こちらの記事を参考にしてみてください。

応用編

ダンベルベンチプレスを応用したやり方もご紹介します。
大胸筋上腕三頭筋三角筋(前部)を違った角度で攻めたい方はぜひこちらのトレーニング種目も参考にしてみてください。

また、女性や初心者で筋力がない方でも行える鍛え方もあります。

応用①縦持ちダンベルプレス(上腕三頭筋)

縦持ちダンベルベンチプレス

縦持ちダンベルベンチプレス

姿勢

仰向けにフラットに横たわった状態で、両手にダンベルを持ちます。
その上で、ダンベルを持った両腕を天井に向かってまっすぐ持ち上げていく形をとります。床の上で仰向けに横たわっても良いですが、できればフラットベンチを使いましょう。

方法
  1.  ダンベルが体と並行なるようにダンベルを縦持ちする
  2. そのまま、縦持ちのまま天井に向けてまっすぐ持ち上げる
  3. ゆっくりダンベルを下す。
  4. 肘は伸ばし切らず、伸びきる寸前で止める。
  5. これを繰り返す
回数

10回×3セット (セットの間隔は1分程あけましょう)

ポイント
  • 縦持ちプレスは、ダンベルが頭側に傾くことが少なく、肩への負担を抑えてダンベルプレスが可能です。
    動作のポイントは、横持ちのダンベルプレスと同様に、常にダンベルの直下に手首と肘が位置するように行うことです。
    これができていないと、ダンベルフライになってしまいますのでご注意ください。
効果
  • 上腕三頭筋をメインに鍛えることができる
  • 通常のダンベルベンチプレスより肩に少ない負荷でプレストレーニングができる
  • 二の腕を鍛えることができる。
  • 当エクササイズ効果のある筋肉各種
    #上腕三頭筋 (#大胸筋 #三角筋前部)

応用①インクラインダンベルプレス(大胸筋上部、上腕三頭筋、三角筋前部)

インクラインダンベルプレス(Incline dumbbell press)は、インクラインベンチに横たわった姿勢で、両手に持ったダンベルを上げ下げするトレーニングです。
ダンベルで負荷をかけることで、腕と胸の上部の筋肉を主に鍛えることができます。

インクラインダンベルプレス(大胸筋上部、上腕三頭筋、三角筋前部)w810

インクラインダンベルプレス

姿勢

スタートポジションのポイントは、やはりインクラインベンチの角度です。
フラットすぎても、角度が高すぎても、胸の筋肉にうまく負荷がかからなくなってしまいます。
基本的には30~45度くらい、具体的な角度に関しては実際に試しながら、自分に合った範囲で調節しましょう。

角度が高いと肩へ、フラットすぎると腕と大胸筋の中部に、負荷が分散してしまうので気をつけましょう。
この姿勢で、脇を少し広げた状態(90度よりも狭いくらいで)でダンベルを持った両手を持ち上げて構えます。
このスタートポジションから、ダンベルを持ち上げていきます。

方法

インクラインダンベルフライと同様

  1. このスタートポジョンからダンベルを天井に向かって持ち上げていくことになります。
  2. 肩甲骨を寄せるよう意識しながら、ゆっくりと持ち上げていくのがポイントです。
    どの部分の筋肉に負荷がかかっているのかを意識しながら持ち上げていくことで、トレーニングがしっかり行えているかどうかを確認することもできるでしょう。
  3. ダンベルを持ち上げたら、今度はゆっくりと元の位置まで下ろしていきます。下ろす際にも重力で落とすのではなく、筋肉を使って、速度をコントロールしながら下ろしていきましょう。
回数

10回×3セット (初心者向け)
中級者からは、総負荷量トレーニングで筋肥大を行います。

ポイント
  • 注意したいのは脇を広げる角度です。
    90度よりは広くしないように、一般的には60~80度くらいが理想的とされています。
  • 肩への負担が気になる方は、手首を体の内側にカタカナの「ハ」の字を作るように構えて持ち上げると、やりやすくなります。
  • 持ち上げる際にはあまりお尻を上げないように気をつけましょう。
効果
  • 大胸筋上腕三頭筋三角筋(前部)が発達します
  • とくに大胸筋上部を集中して鍛えられます
  • 厚い胸板、がっしりとした肩、太い腕…まさに男にとって理想的な「マッチョなボディ」を作り上げます
  • 女性であれば、胸が大きく、さらに垂れ下がりをバストアップさせます。
  •  
  • 当エクササイズ効果のある筋肉各種
    #大胸筋上部 #上腕三頭筋 #三角筋前部

インクラインダンベルプレスについて詳しい解説は以下のページで確認することができます。

応用②インクラインダンベルフライ(大胸筋)

インクラインダンベルフライ(Incline dumbbell fly)は、ベンチ台の傾斜を利用してダンベルを用いて行う筋トレです。
ターゲットは大胸筋上部、三角筋前部、上腕二頭筋を鍛えることができます。胸を強化して鍛えたい方におすすめです。

インクラインダンベルフライ効果と発達する筋肉部位は大胸筋上部

インクラインダンベルフライ

姿勢
  1. ベンチは30度から45度くらいの角度を付けて、体がずり落ちないように足で支えます。
    この角度によって鍛えられる筋肉部分が変わってきますが、最初は無理なくできるように、浅い角度から始めると安全です。
  2. ダンベルは両手で、二つが平行になるように持ちます。
  3. この時、胸の上にダンベルが来るようにします。
方法
  1. 胸のところにあるダンベルを天井に突き上げるように持ち上げます。
  2. この際、体の中心に寄せるようにダンベルを持っていくこともできます。
  3. 胸を閉じるような感覚で動かすと、大胸筋の上部を鍛えられます。
  4. その後、ゆっくりとダンベルを下ろすのですが、肘の100~120度の角度をキープしたまま下ろすようにします。
  5. これを10回×3セット(初心者)
回数

10回×3セット (初心者向け)
中級者からは、総負荷量トレーニングで筋肥大を行います。
慣れてきたら、「総負荷量」で筋肥大を目指しましょう。

ポイント
  • 肘は100~120度軽く曲げる
  • 肩甲骨を寄せるイメージ
効果

インクラインダンベルフライさらに詳しく解説した記事はこちらになります。ぜひ参考にしてみてください。

応用②デクラインダンベルベンチプレス(大胸筋下部、三角筋前部、上腕三頭筋)

デクラインダンベルベンチプレス

デクラインダンベルベンチプレス

姿勢
  1. ベンチ台をマイナス15~30度の傾斜角度に設定。
  2. ベンチ台に背中をしっかりとつけた状態で仰向け姿勢。
  3. ダンベルを順手で持つ。
方法
  1. ゆっくりダンベルを胸に向けて下す。
  2. ダンベルが胸の横寸前で止めて、持ち上げる。
  3. 天井方向に、地面と垂直に持ち上げてて、肘が伸びきる寸前で止めて下ろす。
  4. これを繰り返す。
回数

10回×3セット (初心者向け)
中級者からは、総負荷量トレーニングで筋肥大を行います。

ポイント
  • ダンベルが左右前後にブレないように
    地面と垂直に持ち上げるように、バランスを意識して挙上しましょう。
  • ベンチ台から体がずれないように、脚でしっかり固定して行いましょう。
  • 大胸筋下部が強く収縮していることを意識して行いましょう。
効果
  • 大胸筋下部が特に肥大するトレーニング
  • 胸の段差を作るのに適したトレーニング
  • 3Dのような立体的な胸を作る
  • 胸を丸く肥大化させる
  • 上腕三頭筋も鍛えられ、音らしい太い腕にな
  • 当エクササイズ効果のある筋肉各種
    #大胸筋 #上腕三頭筋 #三角筋

応用③ミリタリープレス(オーバーヘッドプレス)(三角筋、大胸筋、上腕三頭筋)

ミリタリープレスバーベルを使って行うトレーニングで、頭上にバーベルを挙上して三角筋、大胸筋、上腕三頭筋を鍛えることができます。
上半身の肩や胸など一度でたくさんの筋肉を鍛えられるメリットがあります。

ミリタリープレス(オーバーヘッドプレス)で鍛える筋肉群

ミリタリープレスで鍛える筋肉群

姿勢
  1. バーベルを両腕でしっかりと握りますが、この際、肩幅よりもちょっと広めに開いて、肩辺りの高さで持ちます。
    また、肘を締めて、両手がしっかりと外側に開くようなイメージで行うのがポイントです。

    同時に、胸を張って、肩甲骨を寄せるイメージでポジションを取ると、狙った筋肉に効かせやすくなります。

方法
  1. 肩くらいの位置からゆっくりとバーベルを持ち上げて、頭の上まで来るようにします。
  2. ゆっくりとそのバーベルを下ろし、顎くらいの高さにします。
  3. これを繰り返してトレーニングをします。
  4. 上げる方向としては真上に持って行くのがポイントで、斜めに上げないように気を付けましょう。
回数

10回×3セット (初心者向け)
中級者からは、総負荷量トレーニングで筋肥大を行います。
慣れてきたら、「総負荷量」で筋肥大を目指しましょう。

ポイント
  • 肘を伸ばし切らないように持ち上げます。
  • 反動をつけず、ゆっくりの動作します。
  • 体幹を締めてバーベルを挙上しましょう。
効果
  • 三角筋・上腕三頭筋・大胸筋上部が発達します。
  • 肩幅が大きくなりたくましい上半身を作ります。
  • 逆三角形の男らしいカラダを作ります。
  • 肩を使うスポーツパフォーマンスの向上します。
  • 当エクササイズ効果のある筋肉各種
    #三角筋 #上腕三頭筋 #大胸筋上部

ミリタリープレス(オーバーヘッドプレス)の正しい方法・効果・注意点などのトレーニング詳細は、ぜひこちらも参考にしてください。

応用④ダンベル ショルダープレス(三角筋、上腕三頭筋、大胸筋上部)

ミリタリープレスのバーベルをダンベルに変えて行う方法。

ダンベルショルダープレス

ダンベルショルダープレス

姿勢
  1. 直立、もしくは座った体勢から両手にダンベルを持ち、体の横に肩の高さまで持ち上げて構える。
方法
  1. 構えた体勢のまま両腕を挙げていく。
  2. そのまま一秒程度キープしたのち垂直に両腕をゆっくり下ろす。
  3. 1 – 2を繰り返す。
回数

10回×3セット (初心者向け)
中級者からは、総負荷量トレーニングで筋肥大を行います。

ポイント
  • 座って行うことで体の反りやブレを起こさず、ショルダープレスが行えます。
  • バーベルと比べて、利き腕でない側の腕が弱いと力が入りにくかったり、バランス感覚が低いので、急な高重量負荷は気をつけましょう。
  • ダンベルを挙げた時に、肘は伸ばしきらないようにしましょう。
  • 素早く持ち上げて、ゆっくりと下ろしましょう。
  • ダンベルを挙上した際に、ガチンとぶつけ合わないように注意しましょう。
効果
  • 肩幅が広くなり、たくましい肩を作ることができる
  • 肩の筋力が高まる
  • 腕の筋力が高まり、筋肥大する
  • 当エクササイズ効果のある筋肉各種
    #上腕三頭筋 #三角筋 #大胸筋上部

応用⑤アーノルド プレス(三角筋、上腕三頭筋)

アーノルド・シュワルツェネッガーが行っていたトレーニングにちなんでアーノルドプレスという。

アーノルドプレス

アーノルドプレス

姿勢
  1. 直立、もしくは座った体勢から両手にダンベルを持つ。
  2. アップライト・ロウの要領で口の高さまで持ち上げ、手の平と顔が向かい合うように肩幅で持つ。
方法
  1. 徐々に手を内旋させながら両手を挙上する
    最終的に手の甲と顔が向かい合うように内旋して挙上させる。
  2. 再びスタートポジションへ戻る
  3. 1 – 2を繰り返す。
回数

10回×3セット (初心者向け)
中級者からは、総負荷量トレーニングで筋肥大を行います。

ポイント
  • バーベルのミリタリープレスではできない種目。
  • しっかりと手を内旋させて挙上しましょう。
  • 急に重さを上げすぎないように、セットと回数に注意して行いましょう。
  • ダンベルを挙げた時に、肘は伸ばしきらないようにしましょう。
  • 素早く持ち上げて、ゆっくりと下ろしましょう。
効果
  • 三角筋をより丸く大きく筋肥大する。
  • 肩幅を広くする。
  • 特に三角筋前部、三角筋中部に効きます。
  • 腕の外側(上腕三頭筋)も鍛えることができる。
  • 当エクササイズ効果のある筋肉各種
    #三角筋前部 #三角筋中部 #上腕三頭筋

応用⑥ナロープッシュアップ

ナロープッシュアップでは、肩幅よりも狭くすることによって、上腕三頭筋(腕の筋肉)に集中できるようになります。

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ナロープッシュアップで鍛えられる上腕三頭筋と大胸筋の図

ナロープッシュアップ

姿勢

腕立て伏せの要領で、脚はつま先立ちになり、腕は手の平でしっかりと体重を支えるように姿勢をキープします。
ここでのポイントはまず腕の幅にあり、狭く取ります。
ナロープッシュアップでは、肩幅よりも狭くすることによって、上腕三頭筋(腕の筋肉)に集中できるようになります。
スタートポジションのもう一つのポイントは、お尻の位置です。
上がり過ぎることなく、下がり過ぎることなく、横から見たら、肩から足までが一直線になっているのが理想的です。

方法
  1. 体をまっすぐにキープしたまま肘を曲げ、お腹から胸が地面につく直前まで下ろします。
  2. その後、肘を伸ばしていき、体を元の位置に戻します。
  3. これを繰り返すことによって、ナロープッシュアップを効果的に行うことができます。
回数

10回×3セット(セットの間隔は1分程あけましょう)

ポイント
  • 体の直線を体幹でキープ
  • プッシュアップの際軽く肘を緩めたまま
  • 焦らず、ゆっくりとしたスピードでOK
効果
  • 上腕三頭筋・大胸筋が発達します。
  • 男らしい太い腕を作ります。
  • 分厚い胸板を作ります。
  • 当エクササイズ効果のある筋肉各種
    #上腕三頭筋 #大胸筋が発達

応用⑥女性向けフロアダンベルベンチプレス

ダンベルの重さを軽めに調節し、回数を多く設定して行うことで胸や二の腕のシェイプアップにつながります。

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姿勢
  1. ダンベルを準備して、床に仰向け姿勢
方法
  1. ダンベルを持ち、両肘を90度に曲げる
  2. 大胸筋と上腕三頭筋を意識して持ち上げる
回数

10回×2セット(セットの間隔は1分程あけましょう)

ポイント
  • ダンベルの重さは軽くてよい
  • フォームと筋肉への意識が大切
効果
  • 二の腕のたるみ改善
  • バストアップ
  • バストの形を整える
  • 当エクササイズ効果のある筋肉各種
    #大胸筋 #上腕三頭筋 #小胸筋

おすすめの器具

ダンベルベンチプレスを行うにあたって以下の器具が必要です。
その中でも私が使ってよかったと実感している器具を紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

ダンベル

固定式ダンベル

固定式ダンベル

ダンベルは、重さが固定式のダンベル可変式ダンベルがあります。
私が使用しているのは、可変式ダンベルです。

部位やトレーニング方法によって重さが異なり、複数の重さが必要になります。

「総負荷量」トレーニングにおいても重量負荷の増減は欠かせません。

そこで便利なのが可変式ダンベルです。

可変式ダンベル

可変式ダンベル

可変式のダンベルは簡単に重さを調節でき、複数のダンベルを置く必要がないので省スペース省コストです。
自宅ジムをする方にはおすすめのダンベル器具です。

可変式ダンベルのおすすめも下の記事で紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。

ベンチ台(インクラインベンチ)

可変式ベンチ台

インクラインベンチ(可変式)

ベンチ台もインクラインベンチ(可変式)が便利です。
ベンチ台の角度が調節できる方が汎用性があり、さまざまなトレーニングに活かすことができます。

可変式ベンチ台の調整

可変式ベンチ台の調整

上記の応用編でもご紹介したように、インクラインダンベルフライ ・デクラインベンチプレスのような下に傾斜をつけて、大胸筋下部をピンポイントに鍛えることができます。

自宅ジムをする方には下へ傾斜ができるインクラインベンチ(可変式ベンチ台)は、必須ですね。
インクラインベンチのおすすめも下記の記事で紹介していますので、こちらもチェックしてみてください。

グリップグローブ

ダンベル使用の際はグリップグローブがおすすめ

ダンベル使用の際はグリップグローブがおすすめ

器具を使う際に、グローブの着用を推奨しています。
グリップグローブは器具との滑りを防止してくれるため、安全に筋トレに励むことができます。

また、グリップ力が高いグローブをつけることで、余分な握力を使わず、狙った筋肉へトレーニングすることができます。

そして、何より手の平を守ってくれます。
グリップグローブを使わずに、筋トレや鉄棒などを行っていると、マメが出来たり、指や手の平の皮が硬くなってしまいます。

グリップグローブ

おすすめのグリップグローブ

安全性と機能性を考えてグリップグローブを使用した筋トレをおすすめします。
お手頃で丈夫なグリップグローブのおすすめも紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。

トレーニング後のケア

肩や腕のストレッチ

トレーニング後のストレッチケアも大切です。
疲労を残さないことが、長く続けられる秘訣です。

ケア方法として、マッサージとストレッチの順番もポイントです。
基本的にマッサージを行ってから、ストレッチをした方が筋肉はほぐれます。

急に筋トレで縮んだ筋肉を伸ばすより、一旦、手でマッサージをしたりフォームローラーやマッサージガンを利用してほぐしてから、ゆっくりストレッチで伸ばしていきましょう。

今回ご紹介したトレーニングは、主に【胸と二の腕】の筋肉です。
ダンベルベンチプレスをした後の胸と二の腕をしっかりケアしておきましょう。

胸のケア①ローラーを使って大胸筋の筋膜リリースほぐし

【消音】 タップしてフィットネス動画を見る (#R_MVI_1074)

姿勢
  1. フォームローラーを準備
  2. 胸に当ててうつ伏せ
方法
  1. 胸の上部に当て、カラダを揺さぶりながら
  2. 胸の大胸筋と小胸筋の筋膜リリースでほぐす
回数

左右10回×2セット(セットの間隔は1分程あけましょう)

ポイント
  • 胸のモーターポイントを意識しながらほぐす。
  • 大胸筋のモーターポイントは、胸の上部にある。
効果
  • 呼吸が楽になる
  • バストアップ
  • 胸の疲労回復
  • 背筋が伸びる

当ストレッチ効果のある筋肉各種
#大胸筋

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北野 優旗

セルフでほぐすのにはグリッドフォームローラーがおすすめです!
カラダの部位に合わせていろいろな使い方ができて、気持ちいいです!

背中の筋膜リリース!ローラーストレッチで背骨の弾力性を高める

背中をほぐす筋膜リリース

グリッドフォームローラー本体・付属品

グリッドフォームローラー

使い方、特徴、機能性など、もっと詳しく商品を知りたい方は、下のページで紹介していますので、参考に読んでみてください↓↓↓

またマッサージガンを利用した筋膜リリースもかなり有効的です。
筋トレの疲労で固まった筋肉を心地よくほぐしくてくれます。

《2022年》マッサージガンおすすめ人気トップ14選を徹底比較!選び方から解説

私は、BODYPIXEL SE(ボディピクセル エスイー)のマッサージガンを購入して筋トレ後のほぐしケアに使っています。

他にもおすすめのマッサージガンを紹介した記事もありますので、あなたに合ったマッサージガンを見つけてみてください。

胸のケア②胸や肩の動きを良くする胸のマッサージ

【消音】 タップしてフィットネス動画を見る (#84)

姿勢
  1. 座位姿勢でも、直立姿勢でも良いです。
    環境に合わせて、やりやすい姿勢で可能です。
方法
  1. 鎖骨下の胸の端の筋肉である小胸筋を反対の手でほぐします。
  2. ほぐしながら、胸側の腕を上に上げていきます。
  3. 腕を真上に上げるまでゆっくりとほぐします。
回数左右20秒ずつ×2セット(セットの間隔は1分程あけましょう)
反対側も同様に行いましょう
ポイント
  • 肩と胸の連動が悪い場合は、腕が上に上がりません。
    このストレッチをすることで、小胸筋大胸筋鎖骨下筋の筋肉を和らげます。
  • ゆっくりと腕を上に上げていきましょう。
効果
  • 肩の疲労、胸の緊張が解消
  • 胸の形を整え、バストアップ
  • 前けんびきを解消
  • 巻き込み肩の猫背解消

当ストレッチ効果のある筋肉各種
#小胸筋 #大胸筋 #鎖骨下筋

胸のケア③胸上部、肩、腕の筋肉をストレッチ

【消音】 タップしてフィットネス動画を見る (#64)

姿勢
  1. 壁に背を向けて直立姿勢
  2. 右の烏口腕筋を伸ばしたい場合
    右手を壁に手を当てる
    右手の指先は上に、右肘は伸ばしたまま
方法
  1. 右肘を伸ばしたまま、ゆっくり膝を曲げて腰を落とす
  2. 三角筋前部から腕に張力を感じ、気持ちいいと感じるくらいしゃがむ
  3. 5秒ほど数えてしゃがむ
回数

5秒×2セット(セットの間隔は1分程あけましょう)

ポイント
  • ゆっくり腰を落とすように注意しましょう。急にしゃがむと急激に烏口腕筋が伸びすぎてしまいます
  • 息を吐きながら行うと、効率的に柔軟性が高まります
  • 痛いほど伸ばす必要はありません
効果
  • 肩のインナーマッスルの緊張が取れ、巻き肩の解消や猫背の改善に役立ちます。
  • 肩の内転動作がスムーズに行えることで肩が軽く感じ、ガチガチの肩解消やスポーツの腕を振る局面でハイパフォーマンスを発揮することができます。

当ストレッチ効果のある筋肉各種
#上腕筋 #上腕二頭筋 #烏口腕筋 #大胸筋 #小胸筋

安全と注意事項

インクラインダンベルフライの安全と注意事項

ダンベルベンチプレスは、すべてのレジスタンスエクササイズと同様に、効果と安全性のために正しいフォームとテクニックを必要とします。

次の安全と注意事項は、ダンベルベンチプレスを正しく行い、怪我のリスクを減らすのに役立ちます。

  • 初心者の方は、特に安全面を考慮して軽いダンベルから始めて、肩関節に不必要なストレスをかけないようにします。
  • ダンベルを下に落とし過ぎないようにしてください。大胸筋を効果的に鍛えるために、適切な可動域を維持します。
  • 持ち上げる際は、肘が伸び切る寸前で静止し、ゆっくり下します。伸ばし切ると肘関節のケガにつながるためです。
  • 動きを制御し、上に上げた際にダンベルをカチンと叩かないようにしてください。ゆっくりと集中してエクササイズを行います。
  • ベンチがグラグラしない位置を選んで安全に行いましょう。
  • ダンベルベンチプレス中に痛みや不快感を感じる場合は、運動を中止してください。 
  • 汗などで滑らないように、グリップを使用することをおすすめします。
  • 反動をつけて持ち上げないように気を付けましょう。

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北野 優旗

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北野 優旗

『QITANOカラダづくりラボ』運営 / 著書。1982年1月生。順天堂大学にてスポーツ健康学を学び、保健体育教員資格取得。中学・高校・大学では陸上競技で全国2位の実績。身体均整法を取得し、整体の実技、セルフケアトレーナーを取得。2007年 三豊市にきたの均整院を開業。2015年 美脚・骨盤エクササイズグッズ「スタイルアップレグール」を開発販売。当サイトはトレーナー、整体師としての経験を基にコンテンツ情報を配信しています。
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