プッシュプレスの効果的なやり方|肩(三角筋)から全身トレーニング

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北野 優旗

レグールを開発しました北野です。骨盤を引き締めたり、O脚の歪みを整えたり、姿勢を矯正することができるレグールエクササイズ!もっと知りたいという方は、レグール公式サイトへQITANO開発LEGOOLレグール 記事:スタイルアップ レグール|LEGOOLR使い方、効果を開発者の北野が解説

プッシュプレスの効果的なやり方

プッシュプレス
Push Press

【概要】
別名

プッシュジャーク(Push Jerk)

ターゲット

メイン:三角筋
サブ:全身の筋肉

レベル

中級から上級

必要器具
  • バーベル(プレート)

プッシュプレスの基本的な方法と正しいフォーム・効果を高めるやり方のコツ・安全と注意事項・応用編(他の方法・初心者・女性でもできる方法)について詳しく解説していきます。

またプッシュプレスは、別名プッシュジャーク(Push Jerk)とも言われ、本記事では名前を統一して、「プッシュプレス」で解説していきます。
SNSやブログ等で紹介してもらえるとうれしいです。

プッシュプレスの基本的なやり方

筋トレをしたいと思っている人の中には、全身の筋肉をバランスよくつけたいと思っている人もいるでしょう。
その場合におすすめなのが、今回紹介するプッシュプレスです。

プッシュプレスは全身の筋肉に一度に負荷をかけられるので、効率よく筋力強化や全身引き締めが狙えます。
ただし、正しくトレーニングしないと、筋トレ効果も半減です。

そこで、まずは基本的なやり方や効果を高めるポイントについてマスターしましょう。

基本的な方法

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筋トレは正しいフォームでやらないと、思うような効果を上げられません。
スタートポジションや正しい動作、呼吸法などをマスターしてください。
また、1日当たりどのくらいこなせばいいか、目標も理解しておきましょう。

気軽にできるのがメリットですが、一方で、ちょっとしたやり方の違いで効果がアップしたり、逆に意味のないものになってしまったりします。

フォームと動作の正しいやり方をチェックしてみましょう。

スタートポジション

プッシュプレスのスタートポジション

スタートポジション

トレーニングを始める前に、スタートポジションを固めましょう。
足は腰幅程度に広げてください。

そして、バーベルを握ります。両手は肩幅よりもこぶし1つほど、外側のところでグリップしましょう。
ラックポジションでホールドし、肩の前のところでバーベルをセットしてください。

動作手順

プッシュプレスの動作手順

動作手順

  1. スタートポジションに入ったところで、ハーフスクワットの態勢になりましょう。
    上体は垂直に下すようなイメージです。このとき、膝と股関節の伸展を意識しましょう。
  2. そこから、膝を伸ばして立ち上がります。
    このとき、かかとで地面を押し出すようなイメージで勢いをつけて立ち上がるといいでしょう。そして、この力でもって、バーベルを頭上に上げていきます。
  3. 肘が伸び切るくらいまでバーベルを上げたら、バーベルを落として、スタートポジションに戻ってください。
    このとき、できるだけゆっくり戻ったほうが全身の筋肉に刺激を与えられます。

呼吸

プッシュプレスの呼吸

このトレーニングをする際は、バーベルを持ち上げるときに息を吸い込んでください。
そして、バーベルを下ろし、元の態勢に戻す際に息を吐くのが基本です。

回数・セット数・重量

プッシュプレスの回数・セット数・重量

こちらのトレーニングをする際に、ウエイトをどのくらいにすればいいかで迷うでしょう。
基本的に、1セット当たり8~12回が目安ですから、この回数で限界が来るような重量でトレーニングするのがおすすめです。

8~12回を1セットにして、1日3セットを目標にトレーニングしましょう。セット間のインターバルは、30秒から1分を目安にしてください。

慣れていない場合は無理をせず、軽めの重さで設定したり、回数を少なくしてください。
正しいフォームを意識して徐々に慣れていくことが大切です。
慣れてきたら、以下のように「総負荷量」で筋肥大を目指しましょう。

ちなみにですが、私の場合ですとプッシュプレスは、以下のような総負荷量の回数でセットを組んでいます。

中級者以上の参考「総負荷量」
(回数・重量・セット数)
1セット 12RM
2セット 9RM
3セット 6RM
4セット 3RM
5セット 6RM
6セット 18RM

※「RM」とはRepetition Maximum(最大反復回数)の略語。
ある一定の重さに対し、何回反復できるかにより、自分の限界となる運動強度を判断する方法。

セット間のインターバル休憩時間については、こちらの記事も参考にしてください。

筋トレの頻度は週2を目安に行うことで筋肥大効果が得られます。

プッシュプレスの重量の目安

回数・セット数・重量

それぞれ、以下のレベルの人を対象して、重量の目安表を示します。

  • 初心者:1ヶ月以上トレーニングした人
  • 初級者:6ヶ月以上トレーニングした人
  • 中級者:2年以上トレーニングした人
  • 上級者:5年以上トレーニングした人
  • エリート:アスリート

なお、こちらのデータは海外のサイト「STRENGTH LEVELストレングス レベル (強度レベル)」を参照しました。また、こちらの数値は正しいフォームで1回だけ挙げられる最大重量(1RM)を示しています。
自分の体重とウェイトトレーニングの経験から、プッシュプレス重量の目安がわかります。

男性の体重別プッシュプレス基準(kg)

男性の体重別プッシュプレス基準(kg)

バーベルの重量にはバーの重量が含まれており、通常は 20 kg / 44 ポンドです。

体 重 初心者 初級者 中級者 上級者 エリート
50 18 31 49 70 94
55 22 36 55 77 102
60 26 41 60 84 110
65 29 45 66 90 117
70 33 50 71 96 124
75 36 54 76 102 130
80 39 58 81 108 137
85 43 62 85 113 143
90 46 66 90 118 149
95 49 69 94 123 154
100 52 73 99 128 160
105 55 77 103 133 165
110 58 80 107 137 170
115 61 84 111 142 175
120 64 87 115 146 180
125 67 90 118 150 185
130 70 93 122 155 189
135 72 97 126 159 194
140 75 100 129 163 198
女性の体重別プッシュプレス基準(kg)

女性の体重別プッシュプレス基準(kg)

バーベルの重量にはバーの重量が含まれており、通常は 20 kg / 44 ポンドです。

体 重 初心者 初級者 中級者 上級者 エリート
40 16 25 36 50 65
45 17 26 38 52 68
50 19 28 40 55 71
55 20 30 42 57 73
60 21 31 44 59 76
65 23 33 46 61 78
70 24 34 48 63 80
75 25 36 49 65 82
80 26 37 51 67 84
85 27 38 52 68 86
90 28 39 53 70 87
95 29 40 55 71 89
100 30 41 56 73 91
105 30 42 57 74 92
110 31 43 58 75 94
115 32 44 59 77 95
120 33 45 61 78 96

プッシュプレスの効果を高めるコツ

プッシュプレスの効果を高めるコツ

プッシュプレスの基本的なやり方が分かったところで、プラスアルファのポイントについてもマスターしましょう。
以下で紹介するポイントを押さえるかどうかで、トレーニングの効果の表れ方も結構違ってきます。

コツさえ覚えておけば、自分でも正しいフォームで鍛えられます。

コツ①下半身がメイン

こちらのトレーニングは全身を使った運動ですが、メインは下半身です。
バーベルを持ち上げるというと、上半身を鍛えるのがメインというイメージを持つかもしれません。

しかし、実際には下半身の力を上半身に伝えて、その勢いでバーベルを持ち上げるイメージです。
従って、トレーニングする際にはハムストリングや大殿筋の下半身の筋力を上半身に流すようなイメージで行うといいでしょう。

コツ②戻すときにはゆっくり

バーベルを持ち上げたらスタートポジションに戻しますが、少しゆっくりと落とすように心がけましょう。

ウエイトの重さや重力に任せてストンを落とすと、全身の筋肉にもう1回負荷がかけられません。
イメージ的には、膝をバネのようにして下ろしていきます。

また、バーベルのウエイトを肩で受けるのはよくありません。持ち上げるときと同様、下半身で受け止めるイメージで行うといいです。

コツ③胸は垂直で

トレーニングする際には基本、胸は垂直の状態をキープしましょう。
前傾姿勢になってしまう人もいるので、この点は注意が必要です。

胸の垂直の状態を維持するためには、体幹や腹筋を使わないといけません。
胸を垂直にし続けると、体幹部のトレーニング効果も期待できます。

プッシュプレスとプッシュジャークの違い

プッシュジャーク

プッシュジャーク

プッシュプレスとプッシュジャークは、厳密には異なる方法と目的を持っています。
以下にそれぞれの違いを方法や効果を交えて説明します。

プッシュプレス(Push Press)

    • 方法プッシュプレスは、バーベルをショルダーに持ち、足を肩幅に開きます。その後、膝をわずかに曲げて、バーベルをショルダーから上方に押し上げます。膝の曲げを使ってバーベルを持ち上げ、上半身の力を使って腕を伸ばす動きが特徴です。
    • 効果プッシュプレスは上半身全体の筋力と安定性を向上させるのに役立ちます。特に、肩、上腕三頭筋、胸筋、背中、脊柱起立筋などの筋肉を鍛えます。また、力を爆発的に発揮する能力も高めます。

プッシュジャーク(Push Jerk)

プッシュジャークの動作手順

    • 方法プッシュジャークは、プッシュプレスと似ていますが、特定の要素が異なります。バーベルをショルダーに持ち、足を肩幅に開きます。膝をわずかに曲げてバーベルを持ち上げ、その後、膝を再び伸ばし、同時に体をジャンプさせます。このジャンプを利用してバーベルを上方に推進し、アームロックのポジションで受け止めます。
    • 効果プッシュジャークは、プッシュプレスよりもパワーと速さを強調します。ジャンプの動きは、バーベルを高速で上方に押し上げ、アームロックのポジションで安定させるため、全身の爆発的な力を必要とします。このエクササイズは、オリンピックリフティング競技で特に重要です。

要約すると、プッシュプレスは上半身の筋力と安定性を向上させるトレーニングに適しており、プッシュジャークは全身のパワーと速さを強調するトレーニングです。どちらのエクササイズも、個々のフィットネス目標や競技に合わせて選択されるべきであり、正しいフォームとテクニックが重要です。

効果と発達する筋肉部位

プッシュプレスの効果と発達する筋肉部位

筋トレをする際にはどの筋肉を使っているか、負荷がかかっているかを意識することが重要です。プッシュプレスでも、どの筋肉を使うのかも理解したうえでトレーニングしましょう。

プッシュプレスは、狙う筋肉がピンポイントで定まっているので、目的意識がはっきりしやすいです。

その効果をチェックしてみましょう。

肥大化部位肩や腕だけでなく全身

三角筋前部

三角筋

プッシュプレスは魅力的なのは、全身の筋肉を鍛えられる点です。その中でも特に、上半身の三角筋さんかくきん上腕三頭筋じょうわんさんとうきん、体幹(腹直筋ふくちょくきん外腹斜筋がいふくしゃきん内腹斜筋ないふくしゃきん腹横筋ふくおうきん)を効率よく鍛えられます。下半身では大腿四頭筋だいたいしとうきん大殿筋だいでんきん、ハムストリングス(大腿二頭筋だいたいにとうきん半腱様筋はんけんようきん半膜様筋はんまくようきん)が発達します。

三角筋さんかくきんの機能について詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考に読んでみてください。

効果①コーディネーション力がアップする

プッシュプレスの効果:コーディネーション力がアップする

こちらのトレーニングをすることで、全身のコーディネーション力がアップするのは大きなメリットと言えます。
下半身の力を上半身に伝える方法がマスターできるので、全身を効率よくトレーニングできます。

全身の筋肉を連動するやり方がつかめて、アスリートのパフォーマンス向上効果も期待できます。

効果②理想的なボディラインが手に入る

プッシュプレスの効果:理想的なボディラインが手に入る

このトレーニングで負荷のかかる筋肉は、大腿四頭筋や三角筋、上腕三頭筋など、アウトラインの印象を決める筋肉ばかりです。ボディラインを変えたいと思っているのであれば、こちらのトレーニングを取り入れてみるといいでしょう。全身の引き締め効果が期待できます。

応用編

プッシュプレスを応用したやり方もご紹介します。
肩や腕だけでなく、全身を攻めたい方はぜひこちらのトレーニング種目も参考にしてみてください。

また、女性や初心者で筋力がない方でも行える鍛え方もあります。

応用①プッシュジャーク

プッシュジャーク

姿勢
  1. スタンスの確立
    足は肩幅よりも広めに開き、つま先はわずかに外向きに向けます。バー(またはダンベル、ケトルベルなどの重量)は胸の前に位置しています。
  2. グリップの確立
    バーを両手で握ります。オーバーハンドグリップ(手のひらが体から離れる向き)かつ適切な幅のグリップを取ります。
  3. ダイプ(膝の曲げ)
    膝を軽く曲げ、ヒップを後ろに突き出すような動作で体を下げます。この際、背中はまっすぐ保ち、腰を丸めないように注意します。
方法
  1. エクスプロージブリー(膝の伸展とバーの押し上げ)
    膝を使って力強く立ち上がり、同時にバーを腕を伸ばすように押し上げます。膝の伸展とバーの押し上げは同時に行われるため、バーは体と一緒に上昇します。
  2. スプリット(足の位置の変更)
    バーを押し上げる際に、足を前後にジャンプしてスプリットスタンスに移行します。前足と後ろ足は肩幅程度離れ、前足の膝は軽く曲げた状態で地面につきます。
  3. ロックアウト(腕の伸展)
    バーを押し上げた状態で、腕を完全に伸ばしてバーをロックアウトします。同時に、体を安定させるために腹筋や背筋を緊張させます。
  4. リカバリー
    バーを押し上げた後、前足と後ろ足を使って元の立ち姿勢に戻ります。
回数

15回×2セット(セットの間隔は1分程あけましょう)

ポイント
  • 正しいフォームを重視: プッシュジャークを行う際は、正しいフォームを保つことが非常に重要です。フォームが崩れると怪我のリスクが高まりますので、注意して行いましょう。
  • 初めは軽いウェイトから: 新しいエクササイズを始める際は、軽いウェイトからスタートしましょう。フォームを確認しながら徐々にウェイトを増やしていくことが大切です。
  • 安定した足の位置: スプリットスタンスをとる際に、前足と後ろ足の位置を安定させます。前足と後ろ足の足幅は肩幅程度で、足指はわずかに外向きに向けます。
  • ダイプとエクスプロージブリーのタイミング: プッシュジャークはダイプ(膝の曲げ)とエクスプロージブリー(膝の伸展とバーの押し上げ)を連続的に行います。膝を曲げる段階でエネルギーを蓄え、膝を伸ばすと同時にバーを押し上げることで、効果的な力を発揮します。
  • バーの軌道を保つ: バーを押し上げる際、バーの軌道を直線的に保つように心がけましょう。バーが前に出たり、後ろに倒れたりしないように注意します。
  • 肩と腕の位置: バーを押し上げる際に、肩と腕の位置をコントロールします。肘を高く上げることでバーの安定性を保ち、トライセップと肩を効果的に使います。
  • 体幹の緊張: プッシュジャークの際、腹筋と背筋を緊張させることで、体幹の安定性を保ちます。これによりバーの制御が容易になります。
  • リカバリーと着地: プッシュジャークの最後には元の立ち姿勢に戻ります。バーを安全に着地させ、バランスを取ることが重要です。
    トレーニングのバリエーション: プッシュジャークのバリエーションを取り入れることで、異なる部位をターゲットにしたトレーニングが可能です。ダンベルやケトルベルを使ったプッシュジャークなど、バリエーションを試してみましょう。
  • 安全な環境で実施: プッシュジャークは高強度の動作ですので、適切なトレーニングエリアやパートナーがいる場合に行うことをおすすめします。怪我を防ぐためにも安全な環境で行いましょう。
効果
  • 上半身の筋力増強: プッシュジャークは肩、トライセップ、胸などの上半身の筋肉を効果的に鍛える効果があります。バーを押し上げる際にこれらの筋肉が活動し、力強い押し上げを実現します。
  • コアの安定性向上: プッシュジャークでは体を安定させるために腹筋や背筋が必要とされます。これにより、バーをしっかりと制御し、バランスを保つためのコアの力が向上します。
  • 全身の協調性と動きの連携: プッシュジャークは下半身と上半身、特に腕と脚の動きを連携させる必要があります。この協調的な動きは、身体全体の筋肉を協力させるトレーニングとなります。
  • パワーと爆発力の向上: ダイプ(膝の曲げ)とエクスプロージブリー(膝の伸展とバーの押し上げ)といった動作を組み合わせることで、パワーと爆発力を向上させるトレーニング効果が得られます。これは、スポーツや日常の活動においても役立つ特性です。
  • 心肺機能の向上: プッシュジャークは高強度のエクササイズの一つであり、複数の筋肉群を同時に使うため、心肺機能を向上させる効果があります。トレーニング中に心拍数が上昇し、有酸素的なエネルギー代謝が促進されます。
  • 姿勢の改善: プッシュジャークは正しいフォームを保つことが重要です。適切なフォームでトレーニングすることで、背骨の正しい位置や姿勢の改善が期待できます。
  • 筋肉のバランスの向上: プッシュジャークは上半身の筋肉をバランスよく鍛えるため、筋肉のバランスを整えるのに役立ちます。特定の筋肉を過剰に発達させることなく、全体的な筋力を向上させることができます。

当ストレッチ効果のある筋肉各種
#全身の瞬発トレーニング

詳細記事

応用②ミリタリープレス(オーバーヘッドプレス)

ミリタリープレスバーベルを使って行うトレーニングで、頭上にバーベルを挙上して三角筋、大胸筋、上腕三頭筋を鍛えることができます。
上半身の肩や胸など一度でたくさんの筋肉を鍛えられるメリットがあります。

ミリタリープレス

ミリタリープレス

姿勢
  1. バーベルを両腕でしっかりと握りますが、この際、肩幅よりもちょっと広めに開いて、肩辺りの高さで持ちます。
    また、肘を締めて、両手がしっかりと外側に開くようなイメージで行うのがポイントです。

    同時に、胸を張って、肩甲骨を寄せるイメージでポジションを取ると、狙った筋肉に効かせやすくなります。

方法
  1. 肩くらいの位置からゆっくりとバーベルを持ち上げて、頭の上まで来るようにします。
  2. ゆっくりとそのバーベルを下ろし、顎くらいの高さにします。
  3. これを繰り返してトレーニングをします。
  4. 上げる方向としては真上に持って行くのがポイントで、斜めに上げないように気を付けましょう。
回数

10回×3セット (初心者向け)
中級者からは、総負荷量トレーニングで筋肥大を行います。
慣れてきたら、「総負荷量」で筋肥大を目指しましょう。

ポイント
  • 肘を伸ばし切らないように持ち上げます。
  • 反動をつけず、ゆっくりの動作します。
  • 体幹を締めてバーベルを挙上しましょう。
効果
  • 三角筋・上腕三頭筋・大胸筋上部が発達します。
  • 肩幅が大きくなりたくましい上半身を作ります。
  • 逆三角形の男らしいカラダを作ります。
  • 肩を使うスポーツパフォーマンスの向上します。
  • 当エクササイズ効果のある筋肉各種
    #三角筋 #上腕三頭筋 #大胸筋上部
詳細記事

応用③クリーン&プレス

クリーン&プレスclean-and-press-1000x1000 (1)

姿勢
  1. スタンスをとる: バーの前に立ち、足を肩幅よりも広めに開きます。つま先は外側を向けて少し外側に開いておくと安定します。
  2. バーベルを掴む: バーベルをクローグリップ(両手の指がバーの上にあり、親指が下になるように掴む)で掴みます。手の幅は肩幅よりも広めにします。
  3. 初期姿勢をとる: 背中をまっすぐに保ち、腰をやや曲げた姿勢でバーをヒップ(骨盤の上部)に乗せます。膝は軽く曲げた状態です。
方法
  1. クリーン: 脚力を使ってバーを一気に引き上げます。膝と腰を同時に伸ばし、背筋を伸ばしてバーを肩の前まで引き上げます。
  2. フロントスクワット: クリーンの動作の最後で、腕はバーを肩の前で支え、肘は高く上げます。そのまま膝を曲げ、フロントスクワットの姿勢に移行します。
  3. プレス: フロントスクワットの状態から、バーを頭上に押し上げます。肩と上腕の力を使い、バーを伸ばして直立した姿勢に戻します。
  4. 完了と戻し: バーが頭上に安定したら、姿勢を立て直し、バーを肩の前に戻します。最後に、バーを地面に下ろして初期姿勢に戻ります。
回数

10回×3セット (セットの間隔は1分程あけましょう)

ポイント
  • 初期姿勢とバーベルの位置: 初期姿勢では、背中をまっすぐに保ち、腰をやや曲げた状態にします。バーベルはヒップ(骨盤の上部)に乗せます。
  • クリーン: クリーンの際には、脚力を最大限に活用してバーを引き上げます。膝と腰を同時に伸ばし、背筋を伸ばしてバーを肩の前まで引き上げます。
  • フロントスクワット: クリーンの最後の段階で、バーを肩の前で支え、フロントスクワットの姿勢に移行します。肘は高く上げ、背筋を保ちます。
  • プレス: フロントスクワットの状態から、バーを頭上に押し上げます。肩と上腕の力を使い、バーを伸ばして直立した姿勢に戻します。
  • 姿勢と安定性: プレスの際には、背筋をまっすぐに保ち、腹筋と背筋を緊張させます。バーを頭上に押し上げる際に、身体のバランスを保つことに注意しましょう。
  • 安全な重量とフォーム: クリーン&プレスでは、正しいフォームと適切な重量を使用することが重要です。フォームを崩さず、自分の限界を超えないようにしましょう。
  • 呼吸: 重要なポイントとして、クリーン&プレスの動作中に正しい呼吸を行うことが挙げられます。力強い息を吸って、バーを引き上げる際に力を発揮し、バーを押し上げる際には息を吐き出すことが効果的です。
効果
  • 全身の筋力強化: クリーン&プレスは、下半身の脚力をはじめとする全身の筋肉を効果的に刺激します。特に大腿四頭筋、ハムストリングス、臀筋、広背筋、肩などが主に働きます。
  • 体幹の安定性向上: クリーン&プレスは、バーベルを頭上に押し上げる際に核体幹の筋肉を強く使います。腹筋、背筋、腰部、骨盤底筋群などの筋群が安定性を提供し、バランスを保ちながら動作を行います。
  • 高い爆発力とパワーの向上: クリーン&プレスは、バーベルを一気に引き上げて頭上に押し上げる動作です。この爆発的なパワーを発揮することにより、筋力の向上とパワフルな動きを実現します。
  • 姿勢と身体の連携性の向上: クリーン&プレスは、正しい姿勢と身体の連携性が求められる動作です。背筋をまっすぐに保ち、身体全体の筋肉を連動させることで、姿勢の改善や身体のバランスの調整にも効果的です。
  • 代謝促進と脂肪燃焼: クリーン&プレスは高強度のトレーニングであり、筋肉量の増加と基礎代謝の向上を促します。これにより、脂肪燃焼効果やカロリー消費を高める効果が期待できます。
  • 機能的な動作パターンの向上: クリーン&プレスは、実生活やスポーツにおける機能的な動作パターンに近い動きです。バーベルを持ち上げ、頭上に押し上げる動作は、日常生活やスポーツで必要な力強さや安定性を向上させます。
  • 当エクササイズ効果のある筋肉各種
    #大腿四頭筋 #大殿筋 #ハムストリングス #体幹筋群 #三角筋 #上腕・前腕筋群 #広背筋 #僧帽筋

応用④クリーン&ジャーク

クリーン&ジャークclean-and-jerk-1000x1000

姿勢
  1. スタンスをとる: バーの前に立ち、足を肩幅よりも広めに開きます。つま先は外側を向けて少し外側に開いておくと安定します。
  2. バーベルを掴む: バーベルをクローグリップ(両手の指がバーの上にあり、親指が下になるように掴む)で掴みます。手の幅は肩幅よりも広めにします。
  3. 初期姿勢をとる: 背中をまっすぐに保ち、腰をやや曲げた姿勢でバーをヒップ(骨盤の上部)に乗せます。膝は軽く曲げた状態です。
方法
  1. クリーン: 脚力を使ってバーを一気に引き上げます。膝と腰を同時に伸ばし、背筋を伸ばしてバーを肩の前まで引き上げます。
  2. フロントスクワット: クリーンの動作の最後で、腕はバーを肩の前で支え、肘は高く上げます。そのまま膝を曲げ、フロントスクワットの姿勢に移行します。
  3. ジャーク: フロントスクワットの状態から、脚力と上半身の力を使ってバーを頭上に押し上げます。同時に、足を分離し、バーを支えるために腕を伸ばします。
  4. 完了と戻し: バーが頭上に安定したら、姿勢を立て直し、バーを肩の前に戻します。最後に、バーを地面に下ろして初期姿勢に戻ります。
回数

10回×3セット (セットの間隔は1分程あけましょう)

ポイント
  • バーベルの位置とグリップ: クリーンの初期姿勢でバーをヒップに乗せる際、グリップはクローグリップ(親指が下になる)で掴みます。手の幅は肩幅よりも広めに設定しましょう。
  • 姿勢と背筋: 姿勢をまっすぐに保ち、背筋を伸ばします。特に、クリーンの動作中に背中を丸めないように注意しましょう。
  • 脚力の活用: クリーンの際には、脚力を最大限に活用してバーを引き上げます。膝と腰を同時に伸ばし、力強く推進しましょう。
  • バーの受け止め: クリーンの最後の段階で、バーを肩の前に受け止めます。肘を高く上げ、バーをしっかりと支えるようにします。
  • ジャークの動作: フロントスクワットの状態から、脚力と上半身の力を使ってバーを頭上に押し上げます。同時に、足を分離し、バーを支えるために腕を伸ばします。
  • 安定性とバランス: バーを頭上に押し上げた後は、安定した姿勢を保つことが重要です。腹筋や背筋を緊張させ、バーを安定させましょう。
効果
  • 全身の筋力強化: クリーン&ジャークは、下半身の脚力をはじめとする全身の筋肉を効果的に刺激します。特に大腿四頭筋、ハムストリングス、臀筋、広背筋、肩などが主に働きます。
  • 発力とパワーの向上: クリーン&ジャークは、バーベルを一気に引き上げて頭上に押し上げる動作です。この爆発的なパワーを発揮することにより、筋力の向上とパワフルな動きを実現します。
  • スポーツパフォーマンスの向上: クリーン&ジャークは、パワーと柔軟性を組み合わせた動作であり、スポーツにおけるジャンプ、スプリント、投擲などのパフォーマンス向上に寄与します。
  • 身体の機能改善: クリーン&ジャークは、全身の筋肉を連動させるトータルボディの動作です。そのため、姿勢の改善や身体のバランスの調整、動作の連携性などの身体の機能改善にも効果的です。
  • 代謝促進と脂肪燃焼: クリーン&ジャークは高強度のトレーニングであり、筋肉量の増加と基礎代謝の向上を促します。これにより、脂肪燃焼効果やカロリー消費を高める効果が期待できます。
  • 身体の柔軟性と安定性の向上: クリーン&ジャークは、身体の柔軟性や関節の可動域を広げる効果もあります。また、バランスと安定性を必要とする動作のため、これらの要素も向上させます。
  • 当エクササイズ効果のある筋肉各種
    #大腿四頭筋 #大殿筋 #ハムストリングス #体幹筋群 #三角筋 #上腕・前腕筋群 #広背筋 #僧帽筋

応用⑤スナッチ

スナッチsnatch-1000x1000

姿勢
  1. スタンスをとる: バーを足の前に置き、足を肩幅よりも広めに開きます。つま先は外側を向けて少し外側に開いておくと安定します。
  2. 初期姿勢をとる: 背中をまっすぐに保ち、膝を軽く曲げた姿勢でバーを掴みます。ハンドグリップはオーバーハンド(手のひらが自分に向かっている)で行います。
方法
  1. 初期引き上げ: 膝と腰を同時に伸ばし、背筋を伸ばしてバーを膝の高さまで引き上げます。背中はまっすぐに保ち、バーが体に密着するようにします。
  2. エクスプロージブプライ: 一気に膝と腰を曲げ、バーを力強く上に引き上げます。同時に、腕を伸ばし、バーを頭上に浮かせます。
  3. ロックアウト: バーを頭上で安定させ、腕を伸ばし、全身の筋肉を使ってバーを支えます。肩と背中の筋肉を意識し、バーをコントロールします。
  4. バーを下ろす: バーを制御しながら、膝と腰を曲げてバーを下ろします。初期姿勢の位置までバーを下げ、次のリップに備えます。
回数

10回×3セット (セットの間隔は1分程あけましょう)

ポイント
  • 正しいフォームを維持する: スナッチはテクニカルな動作であり、正しいフォームを守ることが重要です。背筋をまっすぐに保ち、腰を丸めたり背中を反らしたりしないように注意しましょう。
  • バーの軌道に注意する: バーの軌道は直線的であることが理想です。バーを体から離す際に、バーが体に密着している状態を保つことが重要です。バーが離れすぎるとバランスを崩しやすくなります。
  • 手の位置とグリップに注意する: ハンドグリップは広めにとることが一般的です。手の位置は自分にとって快適な位置を見つけましょう。バーを掴む際には、手のひらをバーにしっかりと巻きつけることを意識しましょう。
  • 重量と進行速度に注意する: 初めて行う場合や技術が未熟な場合は、軽めの重量から始めましょう。また、スナッチは迅速な動作ですが、安全な範囲で進行速度を調整しましょう。技術を向上させるためにも、正確なフォームを優先しましょう。
  • 安全なトレーニング環境を確保する: スナッチを行う際は、広いスペースや安定した床面を確保しましょう。周囲に他の人や障害物がないことを確認し、安全な環境でトレーニングを行います。
効果
  • 全身の筋力とパワーの向上: スナッチは複数の筋肉群を同時に使う全身運動です。特に下半身の筋肉(太もも、ヒップ、ふくらはぎ)や背中、肩、腕、核(コア)など、広範囲の筋群を鍛えることができます。
  • 爆発力とパワーの向上: スナッチはバーを素早く引き上げる爆発的な動作を含みます。この動作を繰り返すことで、筋肉の爆発力やパワーを向上させる効果があります。
  • 柔軟性と身体の可動域の向上: スナッチは高い柔軟性を要求する動作です。体の各部位の柔軟性や可動域を高めることで、パフォーマンス向上や怪我のリスク低減につながります。
  • 姿勢の改善と安定性の向上: スナッチは正しいフォームと姿勢を維持する必要があります。これにより、姿勢の改善や身体の安定性の向上に寄与します。
  • シナジー効果の獲得: スナッチは複合的な運動ですので、複数の筋肉群が協力して動作を行います。このようなシナジー効果により、身体全体の統合的な動作能力を向上させることができます。
  • カロリー消費と代謝促進: スナッチは高強度のトレーニングであり、エネルギー消費が大きい運動です。これにより、脂肪燃焼や代謝促進に効果があります。
  • 当エクササイズ効果のある筋肉各種
    #大腿四頭筋 #大殿筋 #ハムストリングス #体幹筋群 #三角筋 #上腕・前腕筋群 #広背筋 #僧帽筋
詳細記事

応用⑥ダンベルハングクリーン

ダンベルハングクリーンdumbbell-hang-clean-1000x1000

姿勢
  1. スタンスをとる: ダンベルを両手に持ち、足を肩幅よりも広めに開きます。つま先は外側を向けて少し外側に開いておくと安定します。
  2. 初期姿勢をとる: 背中をまっすぐに保ち、膝を軽く曲げた姿勢でダンベルをヒップ(骨盤の上部)に乗せます。
方法
  1. ダンベルを引き上げる: 膝と腰を同時に伸ばし、背筋を伸ばしてダンベルを太ももの中央付近まで引き上げます。
  2. エクスプロージブプライ: 一気に膝と腰を曲げ、ダンベルを力強く上に引き上げます。膝が伸びると同時に、肩を引き上げてダンベルを頭上に浮かせます。
  3. 安定させる: ダンベルを頭上で安定させ、両手でしっかりと握ります。腕はまっすぐに伸ばし、肩と背中の筋肉を使ってバランスを保ちます。
  4. ダウン: ダンベルを制御しながら、膝と腰を曲げて元の位置に戻します。ダンベルをヒップに戻し、次のリップに備えます。
回数

10回×3セット (セットの間隔は1分程あけましょう)

ポイント
  • 正しいフォームを維持する: ダンベルハングクリーンはテクニカルな動作ですので、正しいフォームを保つことが重要です。背筋をまっすぐに保ち、腰を丸めたり背中を反らしたりしないように注意しましょう。
  • 腕の振り過ぎに注意する: ダンベルを引き上げる際に、腕を過度に振り上げると肩や腕に負担がかかります。適切な範囲で腕を振るようにし、力は脚と臀部から発揮するよう意識しましょう。
  • 適切な重量を選ぶ: ダンベルの重量は自分の能力とフォームに合わせて選ぶ必要があります。初めて行う場合やフォームが崩れるようなら軽めの重量から始め、徐々に増やしていきましょう。
  • 足の着地に注意する: ダンベルハングクリーンの最後の段階でダウンする際、足の着地に注意が必要です。膝や足首を過度に負担しないよう、柔軟性と安定性を保つために適切な着地姿勢を意識しましょう。
  • 安全なトレーニング環境を確保する: ダンベルハングクリーンを行う場合は、広いスペースや安定した床面を確保しましょう。周囲に他の人や障害物がないことを確認し、安全な環境でトレーニングを行います。
効果
  • 全身の筋力強化: ダンベルハングクリーンは、下半身の脚力から上半身の筋肉までを統合的に鍛えます。特に大腿四頭筋、ハムストリングス、臀筋、広背筋、上腕二頭筋、三頭筋などが主に働きます。
  • 爆発力の向上: ダンベルハングクリーンは、一気にダンベルを引き上げるエクスプロージブな動作です。このパワフルな動きによって、爆発力や素早い筋肉反応を向上させる効果があります。
  • 体幹の安定性強化: ダンベルハングクリーンは、バランスと安定性を維持するために体幹の筋肉を活性化させます。腹筋、背筋、腰部、骨盤底筋群などが安定性を提供し、適切なフォームを維持します。
  • カロリー消費と代謝促進: ダンベルハングクリーンは高強度のエクササイズであり、多くの筋肉を同時に使うため、カロリー消費や基礎代謝の向上に効果的です。脂肪燃焼を促進し、体脂肪を減らす助けになります。
  • 機能的な動作パターンの向上: ダンベルハングクリーンは、日常生活やスポーツで必要な機能的な動作パターンに近い動きです。物を持ち上げたり投げたりする際のパワーや柔軟性を向上させます。
  • 握力の向上: ダンベルをしっかりと握りながら行うため、ダンベルハングクリーンは握力を強化する効果があります。
  • 当エクササイズ効果のある筋肉各種
    #大腿四頭筋 #大殿筋 #ハムストリングス #体幹筋群 #三角筋 #上腕・前腕筋群 #広背筋 #僧帽筋

応用⑦ダンベルスナッチ

ダンベルスナッチdumbbell-snatch-1000x1000

姿勢
  1. 足をヒップ幅程度に開きます。
  2. ダンベルは片手に持ちます。
  3. 背中を真っすぐに保ち、肩を後ろに引いておきます。
  4. 体重はつま先とかかとの均等に分散させます。
方法
  1. 引く動作
    膝を軽く曲げますが、膝を過度に曲げないように注意します。
    腰は下げず、背中を直立させたままでダンベルを床から持ち上げます。
    ダンベルを体に密着させるようにプルし、腕は伸ばしたままにします。
  2. ハイポジション
    膝がほぼ伸びた状態で、ダンベルを膝の高さまで持ち上げます。
    この段階で肘を高く上げるように意識しましょう。
  3. ダンベルキャッチ
    ダンベルを膝の高さで持ち上げたら、腕を伸ばしてダンベルをオーバーヘッドで受け止めます。
    腕だけでダンベルを受け止めるのではなく、肩や背中の筋肉を使って安定させます。
    ダンベルをオーバーヘッドで持ち上げたら、腕をしっかりと伸ばします。
    背中を直立させたまま、体をしっかりと支えるようにします。
回数

15回×2セット(セットの間隔は1分程あけましょう)

ポイント
  • スターティングポジションは背中を真っすぐに保ち、肩を後ろに引くことで姿勢を安定させます。
  • ダンベルを床からプルする際に、膝を軽く曲げてバーを持ち上げ、背中は直立させたままでプルします。
  • ダンベルを体に密着させるようにプルすることで、動きをコントロールします。
  • ダンベルを膝の高さまで持ち上げたら、腕を伸ばしてダンベルをオーバーヘッドで受け止めます。
  • 受け止める際には、腕だけでなく、肩や背中の筋肉を使って安定させることが重要です。
  • ダンベルをオーバーヘッドで受け止めたら、腕をしっかりと伸ばしてロックアウトします。
  • ダンベルを頭上に持ち上げたら、必要に応じてスクワットを行い、バーをしっかりと支えます。
  • 別の腕に切り替えて連続して行う場合は、流れを妨げないように滑らかな動きを心掛けます。
  • 正確なフォームとタイミングを意識し、安全な環境で練習することが大切です。
  • 初めて行う場合や疑問がある場合は、専門のコーチやトレーナーから指導を受けることをおすすめします。
効果
  • 全身の筋力トレーニング: ダンベルスナッチは多くの筋肉を使う全身運動であり、背中、肩、脚、お尻、腹筋など、幅広い筋群を鍛えることができます。
  • クロスフィットトレーニング: ダンベルスナッチはクロスフィットトレーニングによく組み込まれるエクササイズであり、パワー、スピード、柔軟性を向上させるのに効果的です。
  • 姿勢とバランスの改善: ダンベルスナッチを正確に行うためには、正しい姿勢とバランスが必要です。練習によって姿勢やバランスを改善することができます。
  • 有酸素と筋力の組み合わせ: ダンベルスナッチは高いインテンシティで行うことができるため、有酸素運動と筋力トレーニングを組み合わせることができます。
  • 体幹強化: ダンベルスナッチは体の中心部であるコアを強化するのに役立ちます。バーの持ち上げと受け止めの際にコアを安定させる必要があります。
  • カロリー消費: 高いエネルギーを必要とするダンベルスナッチは、カロリー消費を促進し、脂肪燃焼にも効果的です。
  • 柔軟性と身体の可動域: ダンベルスナッチは複合的な動きを要するため、身体の可動域と柔軟性を向上させるのに役立ちます。
  • スポーツパフォーマンスの向上: パワーや敏捷性の向上により、さまざまなスポーツのパフォーマンス向上に寄与します。
  • コーディネーションと反応力: ダンベルスナッチはテクニカルな動作であり、正確な動作を行うためにはコーディネーションと反応力が必要です。

ダンベルスナッチは、フィットネスやスポーツのトレーニングにおいて、様々な効果をもたらす多彩なエクササイズです。

当ストレッチ効果のある筋肉各種
#全身の瞬発トレーニング

応用⑧バックプレス

後頭部にバーベルを下ろすバックプレス。
肩関節周辺の柔軟性を高めながら、三角筋や僧帽筋など背中の筋肉を鍛えるバックプレス。

バックプレス

バックプレス

姿勢
  1. 直立、または座った姿勢から両手でバーベルをオーバーグリップ(手の平が前)で持ち、首の後ろに構える。
方法
  1. 構えた体勢のまま両腕をゆっくり垂直に上へ、肩と肘が充分に伸びきる位置まで挙げていく。
  2. そのまま垂直に両腕をゆっくり下ろす。
  3. 1・2を繰り返す
回数

10回×3セット (初心者向け)
中級者からは、総負荷量トレーニングで筋肥大を行います。

ポイント
  • 下したときにバーベルを肩に乗せないようにしましょう。
  • 肘が伸びきるまで挙げないようにしましょう。
  • 背中の肩甲骨が上方回旋します。
効果
  • 胸や肩の柔軟性が高まる
  • 肩、背中、腕の筋力アップ
  • 肩甲骨の可動域が広がる
  • 姿勢が良くなる
  • 当エクササイズ効果のある筋肉各種
    #三角筋 #上腕三頭筋 #僧帽筋

応用⑨女性向けショルダープレス

【消音】 タップしてフィットネス動画を見る (#R_IMG_3707)

姿勢
  1. ダンベルを準備し、椅子に座る
方法
  1. 肘を大きく曲げ、ダンベルを持った手を外へ向ける
  2. 顔を上に向けながらプッシュアップ
回数

10回×2セット(セットの間隔は1分程あけましょう)

ポイント
  • 大胸筋だけでなく、肩甲骨周辺や肩の三角筋、上腕三頭筋のトレーニングにもなる
効果
  • 胸の上部を鍛えて垂れた胸を引き上げる
  • デコルテが筋肉でかっこよくなる
  • バストアップ
  • 当エクササイズ効果のある筋肉各種
    #大胸筋上部 #小胸筋 #上腕三頭筋

応用⑩女性向けワンハンドフレンチプレス

【消音】 タップしてフィットネス動画を見る (#R_MVI_1269)

姿勢
  1. 直立姿勢でも椅子に座位姿勢でもOK
  2. 500mlのペットボトルを1本準備
方法
  1. ペットボトルを持ち、反対の手で二の腕を保持する
  2. 二の腕の上腕三頭筋を意識しながら屈曲運動を繰り返す
  3. 反対も同様に行う
回数

左右10回×2セット(セットの間隔は1分程あけましょう)

ポイント
  • しっかり肘が伸び切るまで、力を入れよう
効果
  • 二の腕のたるみ改善
  • 上腕三頭筋の筋力アップ
  • 腕の部分ダイエット
  • 押す力がアップする

当ストレッチ効果のある筋肉各種
#上腕三頭筋

おすすめの器具

プッシュプレスを行うにあたって以下の器具が必要です。
その中でも私が使ってよかったと実感している器具を紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

プッシュプレスで必要な器具

グリップグローブ

ダンベル使用の際はグリップグローブがおすすめ

ダンベル使用の際はグリップグローブがおすすめ

器具を使う際に、グローブの着用を推奨しています。
グリップグローブは器具との滑りを防止してくれるため、安全に筋トレに励むことができます。

また、グリップ力が高いグローブをつけることで、余分な握力を使わず、狙った筋肉へトレーニングすることができます。

そして、何より手の平を守ってくれます。
グリップグローブを使わずに、筋トレや鉄棒などを行っていると、マメが出来たり、指や手の平の皮が硬くなってしまいます。

グリップグローブ

おすすめのグリップグローブ

安全性と機能性を考えてグリップグローブを使用した筋トレをおすすめします。
お手頃で丈夫なグリップグローブのおすすめも紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。

トレーニング後のケア

肩や腕のストレッチ

トレーニング後のストレッチケアも大切です。
疲労を残さないことが、長く続けられる秘訣です。

ケア方法として、マッサージとストレッチの順番もポイントです。
基本的にマッサージを行ってから、ストレッチをした方が筋肉はほぐれます。

急に筋トレで縮んだ筋肉を伸ばすより、一旦、手でマッサージをしたりフォームローラーを利用してほぐしてから、ゆっくりストレッチで伸ばしていきましょう。

今回ご紹介したトレーニングは、全身の筋肉を使います。
プッシュプレスをした後は、全身をしっかりケアしておきましょう。

お尻のケア①ローラーを使って臀部の筋膜リリース!

【消音】 タップしてフィットネス動画を見る (#R_MVI_1073)

姿勢
  1. フォームローラーを準備
  2. 肘をついて横向きに寝る
方法
  1. お尻にフォームローラーを当て、脚でバランスをとる
  2. 転がしながらお尻の大殿筋と中殿筋の筋膜リリースでほぐす
回数

左右10回×2セット(セットの間隔は1分程あけましょう)

ポイント
  • お尻の筋肉は大きな筋肉のため、体重をかけてしっかりとほぐす。
  • 態勢が崩れないように、バランスを取りながら行う。
効果
  • お尻(大殿筋・中殿筋)をほぐす
  • お尻痩せ
  • お尻に溜まった老廃物を流す
  • 骨盤をほぐす

当ストレッチ効果のある筋肉各種
#大殿筋 #中殿筋 

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北野 優旗

セルフでほぐすのにはグリッドフォームローラーがおすすめです!
カラダの部位に合わせていろいろな使い方ができて、気持ちいいです!

背中の筋膜リリース!ローラーストレッチで背骨の弾力性を高める

背中をほぐす筋膜リリース

グリッドフォームローラー本体・付属品

グリッドフォームローラー

使い方、特徴、機能性など、もっと詳しく商品を知りたい方は、下のページで紹介していますので、参考に読んでみてください↓↓↓

肩のケア②三角筋のストレッチ

【消音】 タップしてフィットネス動画を見る (#104)

姿勢
  1. 立ちながらでも座りながらでもOK
方法
  1. 左手で右肘を保持する
  2. 右肘を伸ばしたまま胸に引き寄せる
  3. そのまま上半身を後ろへ反らせる
  4. 三角筋の後部へ張力を感じればOK
  5. 必要に応じて反対も同様に行う
回数 15秒×2セット(セットの間隔は1分程あけましょう)
ポイント
  • 三角筋後部だけでなく上腕三頭筋も伸びる
  • 腹斜筋にもアプローチしたストレッチである
効果
  • 肩の三角筋後部が伸びる
  • 肩の血行促進
  • 肩から脇腹にかけて緊張がほぐれる
  • 肩関節の柔軟性が広がる

当ストレッチ効果のある筋肉各種
#三角筋(後部) #上腕三頭筋 #腹斜筋

肩のケア③立甲(りっこう)肩甲骨はがしストレッチ

【消音】 タップしてフィットネス動画を見る (#22)

姿勢
  1. 四つんばい姿勢
方法
  1. 背中の筋肉を緩め
  2. 背骨を下に沈ませる
  3. 肩甲骨と腕を一体にさせ、肩甲骨を立たせる
回数

10秒×2セット(セットの間隔は1分程あけましょう)

ポイント
  • 肩甲骨周りの筋肉が凝っていたり、硬く張っているとなかなかはがれません。
  • 脱力するコツをつかむまで繰り返し行いましょう。
効果
  • 肩甲骨周りの筋肉に脱力する意識を植え付けることができる。
    無駄な力が入らないようにすることができる。

当ストレッチ効果のある筋肉各種
#小円筋 #大円筋 #菱形筋 #肩甲下筋 #棘上筋 #棘下筋

詳細記事

腕のケア③上腕三頭筋ストレッチ

【消音】 タップしてフィットネス動画を見る (#106)

姿勢
  1. 座位姿勢
方法
  1. 左手で左肩前方に触れる
  2. 左肘を床に当て上体の脇を床に寄せていく
  3. 肩に付けた指を放さないことで上腕三頭筋までしっかりと伸びる
回数 15秒×2セット(セットの間隔は1分程あけましょう)
ポイント
  • 指と肩は極力放さないようにしながらストレッチを行う
  • 二の腕が伸びている感覚があればOK
効果
  • 二の腕の血行が改善されたるみやむくみ解消
  • 二の腕を自宅で簡単にほぐす
  • 腕のプッシュ筋の疲労回復

当ストレッチ効果のある筋肉各種
#上腕三頭筋 #上腕筋

安全と注意事項

プッシュプレスの安全と注意事項

プッシュプレスは、すべてのレジスタンスエクササイズと同様に、効果と安全性のために正しいフォームとテクニックを必要とします。

次の安全と注意事項は、プッシュプレスを正しく行い、怪我のリスクを減らすのに役立ちます。

  • ウォームアップ:トレーニングを始める前に、十分なウォームアップを行い、関節と筋肉を準備しましょう。軽いカーディオ運動やダイナミックストレッチングを行うことがおすすめです。
  • 正しいフォーム:プッシュプレスの正しいフォームを確保しましょう。バーベルをショルダーに持ち、膝をわずかに曲げ、上半身の力を使ってバーベルを押し上げます。背中は直立姿勢を保ち、肩や背中に負担がかからないようにしましょう。
  • バーベルの位置:バーベルをショルダーに持つ際、指先が前を向いていることを確認し、手の幅は肩幅よりも広めに取ります。これにより、バーベルを安定させやすくなります。
  • 足の位置:足は肩幅に開き、安定感を持たせます。足の位置を変えることで、バーベルの制御や安定性を向上させることができます。
  • インヘール・アウトヘール:バーベルを押し上げる際には、適切なタイミングで息を吸い込み、アウトヘール(息を吐く)を行います。これにより、体の安定性を維持しやすくなります。
  • ロッキング:バーベルを押し上げた際に、アームロック(アームを伸ばす)のポジションをキープしましょう。このポジションを維持することで、バーベルをコントロールしやすくなり、怪我のリスクが低減します。
  • 適切な重量:自身のフィットネスレベルに合った重量を選びましょう。初めての場合は軽い重量から始め、フォームを確実に保つことが大切です。徐々に重量を増やしていくことができます。
  • トレーナーの指導:初心者はトレーナーの指導を受けることをおすすめします。正しいテクニックを学び、安全にトレーニングを行うためのアドバイスを得ることができます。
  • 休憩とリカバリー:セット間に適切な休憩を取り、筋肉の疲労を軽減しましょう。また、トレーニング後にストレッチやクールダウンを行って筋肉のリカバリーをサポートしましょう。

よくある質問

プッシュプレスのよくある質問

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質問

プッシュプレスの適切なフォームは?

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北野 優旗

プッシュプレスの適切なフォームには、バーベルをショルダーに持ち、軽く膝を曲げながらバーベルを押し上げる動作が含まれます。背中は直立させ、アームロックのポジションを維持することが大切です。


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質問

プッシュプレスはどの筋肉を鍛えますか?

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北野 優旗

プッシュプレスは主に肩、上腕三頭筋、胸筋、背中、脊柱起立筋などの上半身の筋肉を鍛えます。また、コアの安定性も向上させます。


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質問

プッシュプレスの利点は何ですか?

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北野 優旗

プッシュプレスは上半身の筋力を向上させ、特にショルダーとトライセップの強化に役立ちます。また、力を爆発的に発揮する能力を高め、アスリートやウエイトリフターにとって競技力向上に寄与します。


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質問

プッシュプレスは誰に適していますか?

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北野 優旗

プッシュプレスはトレーニング経験がある者やアスリートに適していますが、初心者も安全に行える軽い重量から始めることができます。また、関節や筋肉の問題を抱える人は、医師やトレーナーに相談することが重要です。


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質問

プッシュプレスの応用はありますか?

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北野 優旗

プッシュプレスはウエイトリフティング競技やクロスフィットなどの多くのスポーツで利用されています。応用として、ジャーク(Split JerkやPush Jerk)への移行や、バーベルの代わりにダンベルを使用するバリエーションもあります。


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質問

プッシュプレスでよく見られる間違いは?

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北野 優旗

よく見られる間違いには、フォームの乱れ、アームの伸ばし方の不十分、バーベルのコントロール不足、過度な背中の弯曲などがあります。これらの間違いは怪我の原因となりますので注意が必要です。

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北野 優旗

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北野 優旗

『QITANOカラダづくりラボ』運営 / 著書。1982年1月生。順天堂大学にてスポーツ健康学を学び、保健体育教員資格取得。中学・高校・大学では陸上競技で全国2位の実績。身体均整法を取得し、整体の実技、セルフケアトレーナーを取得。2007年 三豊市にきたの均整院を開業。2015年 美脚・骨盤エクササイズグッズ「スタイルアップレグール」を開発販売。当サイトはトレーナー、整体師としての経験を基にコンテンツ情報を配信しています。
執筆・運営者「北野 優旗」のプロフィールへ

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