バックスクワットの効果的なやり方|大殿筋やハムストリングスを鍛えるトレーニング

北野 優旗北野 優旗

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バックスクワットの効果的なやり方squat-1000x1000

バックスクワット
Back squat

【概要】
別名

スクワット(Squat)

ターゲット

メイン:大殿筋、大腿四頭筋
サブ:ハムストリングス

レベル

初級から中級

必要器具
  • バーベル
  • バーベルラック
  • 重量プレート

バックスクワットの基本的な方法と正しいフォーム・効果を高めるやり方のコツ・安全と注意事項・応用編(他の方法・初心者・女性でもできる方法)について詳しく解説していきます。

またバックスクワットは別名スクワット(Squat)とも言われ、本記事では名前を統一して、「バックスクワット」で解説していきます。
SNSやブログ等で紹介してもらえるとうれしいです。

バックスクワットの基本的なやり方

基本的な方法

 タップしてフィットネス動画を見る

バックスクワットとはバーベルを背負った状態で行うスクワットのことです。
バーベルを肩(背中)に背負って行うことから「バック」という名称がつけられています。

当然、重量を背負う分負荷が大きくなり、筋トレとしての効果が高くなります。
ただその一方で安全に無理なく行うためにも正しい方法を踏まえた上での動作が求められます。

なお、肩の後ろ側にバーベルを乗せて行う場合には「ローハー」と呼ばれることもあります。

スタートポジション

バックスクワットのスタートポジション

スタートポジション

その意味でもスタートポジションがとても重要なトレーニングと言えるでしょう。
重量を持ち上げたうえで安定して体を上下させるためにもスタートポジションで安定した姿勢を作ることが求められます。

まず両脚を肩幅くらいの広さに開いた状態で直立します。
その際に体を安定させるためにもつま先は心持ち外側に向けるようにしましょう。

その状態からバーベルを持ち上げて肩の上に担ぎます。
ここで腰を痛めたりしないようくれぐれも注意しましょう。

とくにはじめての方はバーベルを持ち上げる動作だけでなく、重量設定にも注意したいところです。
このバーベルを肩の上に持ち上げた姿勢がスタートポジションです。

動作手順

バックスクワットの動作手順

バックスクワットの動作手順

  1. このスタートポジションから腰を落としていきます。
    反動をつけないためにも、そしてバーベルの重量に負けて腰を落としすぎないためにもゆっくりと落としていくよう心がけましょう。
  2. 膝を曲げながら落としていくわけですが、腰が膝よりも少し低い位置にまで達したらそこで動作をストップさせます。
    そしてこの姿勢を少しの間キープしたら再び腰を持ち上げていきます。これが一連の動作です。

呼吸

バックスクワットの呼吸方法

基本的な呼吸法はスクワットと共通しており、腰を落とすときには息を吸い、持ち上げるときに息を吐きます。
重量を背負った状態ですし、焦って動作しないためにもゆっくりと、深い呼吸を意識して行うようにしましょう。

回数・セット数・重量

回数・セット数・重量

重量を背負って行うこともあって、回数・セット数の設定に関してはどれぐらいの重量を背負って行うかも重要なペイントとなってきます。
この重量設定に関してはひとりひとりの筋力に合わせて設定する必要があり、「この重量なら間違いない」といった目安はありません。

一般的には10回くらい連続して行えるくらい、言い方を変えれば10回程度で限界が来るくらいの重量設定がよいとされています。
ですから重量を軽くして回数を多く行うよりも10回前後でギリギリできるくらいの負荷をかけて行う方が高い効果が期待できるわけです。

くれぐれも安全性が揺らいでしまうような無理な重量設定をしない範囲内で自分を追い込める適切な重量を見極めましょう。

なお、このトレーニングで脂肪燃焼・ダイエット効果も目指したいという方は回数をより多めに行うと効果的とされます。
目安は20回くらい。

その分重量設定が軽くなりますから、筋肥大を優先するか、脂肪燃焼を優先するか、自分なりの価値観のもとでトレーニングの目標を設定することも重要になってきます。

初心者の方は、上げ下げを10回を1セットとし、これを3セット行います。

慣れていない場合は無理をせず、軽めの重さで設定したり、回数を少なくしてください。
正しいフォームを意識して徐々に慣れていくことが大切です。
慣れてきたら、以下のように「総負荷量」で筋肥大を目指しましょう。

ちなみにですが、私の場合ですとバックスクワットは、以下のような総負荷量の回数でセットを組んでいます。

中級者以上の参考「総負荷量」
(回数・重量・セット数)
1セット12RM
2セット9RM
3セット6RM
4セット3RM
5セット6RM
6セット18RM

※「RM」とはRepetition Maximum(最大反復回数)の略語。
ある一定の重さに対し、何回反復できるかにより、自分の限界となる運動強度を判断する方法。

セット間のインターバル休憩時間については、こちらの記事も参考にしてください。

筋トレの頻度は週2を目安に行うことで筋肥大効果が得られます。

バックスクワットの重量の目安

バックスクワットの重量の目安

それぞれ、以下のレベルの人を対象して、重量の目安表を示します。

  • 初心者:1ヶ月以上トレーニングした人
  • 初級者:6ヶ月以上トレーニングした人
  • 中級者:2年以上トレーニングした人
  • 上級者:5年以上トレーニングした人
  • エリート:アスリート

なお、こちらのデータは海外のサイト「STRENGTH LEVELストレングス レベル (強度レベル)」を参照しました。また、こちらの数値は正しいフォームで1回だけ挙げられる最大重量(1RM)を示しています。
自分の体重とウェイトトレーニングの経験から、バックスクワット重量の目安がわかります。

男性の体重別バックスクワット基準(kg)

男性スクワットの回数・セット数・重量

バーベルの重量にはバーの重量が含まれており、通常は 20 kg / 44 ポンドです。

体 重初心者初級者中級者上級者エリート
50335276104136
55406086116149
60476895127161
655376104137173
705983113147184
756691122157195
807298130166205
8578105138175215
9083112146184225
9589118153192234
10095125160201243
105100131168209252
110106137174216260
115111143181224269
120116149188231277
125121155194238284
130126160201245292
135131166207252299
140136171213259307
女性の体重別バックスクワット基準(kg)

女性スクワットの回数・セット数・重量

バーベルの重量にはバーの重量が含まれており、通常は 20 kg / 44 ポンドです。

体 重初心者初級者中級者上級者エリート
4017315175101
4520365681109
5023396187115
5526436592122
6029477097128
65325074102133
70345378106138
75375681111143
80395985115148
85416288119152
90446591123157
95466895126161
100487098130165
1055073101133169
1105275103136172
1155477106140176
1205680109143179

バック スクワットの効果を高めるコツ

バック スクワットの効果を高めるコツ

シンプルなトレーニングではありますが、効果と安全性の両方を確保するためにもさまざまなコツやポイントが重要になってきます。
筋肉を鍛えるよりも関節を痛めてしまうようなことにならないよう、コツを踏まえた上でのトレーニングが求められます。

コツ①視線はまっすぐ!

バックスクワットのコツ:目線はまっすぐ

目線はまっすぐ

筋トレをやっていると疲れてくるにつれてどうしても顔がうつむきがちになり、視線が下にむいてしまいがちです。
バックスクワットではこれは厳禁で、効果が損なわれるだけでなく危険をもたらす恐れがあります。

顔を下げると背中も丸くなるため姿勢が前のめりになってバランスを崩しやすくなるからです。
一方、背中に重量を背負っていますから、無理に顔を上げるのも後方にバランスを崩してしまうので要注意です。

コツ②腹式呼吸を心がける

バックスクワットのコツ腹式呼吸を心がける

腹式呼吸を心がける

呼吸のところでゆっくり、深く呼吸をすると伝えましたが、そこで重視したいのが腹式呼吸です。
これも筋トレでよく見られるパターンですが、疲れてくるとどうしても息が切れて呼吸が浅くなってしまいます。

酸素をしっかりと取り入れることで、持久力を保ちつつトレーニング効果を維持することができます。
お腹に力を入れながら腹式呼吸を意識して行いましょう。

コツ③膝とかかとの向きを意識する

バックスクワットのコツ:膝とかかとの向きを意識する

膝とかかとの向きを意識する

スタートポジションではつま先を心持ち外側に向けると伝えました。
その上で動作を行う際には膝をかかとの向きに合わせるよう意識しながら曲げていきましょう。

基本的には自然とそうなるものですが、トレーニングを続けて重量の負荷がつらく感じるようになると膝が内側に向いてしまうケースがよく見られます。

そもそもスタートポジションでつま先を外側に向けるのも、この膝が内側に入ってしまうのを防ぐためでもあります。
膝が内側に入りながら曲がるとバランスが崩れやすいだけでなく、太ももやお尻の筋肉にしっかり負荷がかからなくなり、膝への負担が大きくなるうえにトレーニング効果が損なわれてしまいます。

動作の際には膝の曲げ方、曲げる方向にくれぐれも注意したいところです。

フロントスクワットとの違い

(左)フロントスクワット・《右》バックスクワット

(左)フロントスクワット・《右》バックスクワット

どちらも重量を持ち上げたうえで行うスクワットという点では共通していますが、バックが重量を肩の上に背負って行うのに対してフロントの方は肩の前で背負って行います。重量挙げ競技をイメージすればわかりやすいでしょう。

バーベルを持つ位置が異なることで鍛えられる筋肉の部位に違いが出てきます。
フロントの方はその名称の通り腹筋をはじめとした体の前の方を鍛える効果が得られるのに対してバックは後ろ側、背筋やお尻などの筋肉を鍛えるのに適しています。

効果と発達する筋肉部位

バック スクワットの効果と発達する筋肉部位

このトレーニングではとくにお尻と太ももの筋肉の発達を促すことができます。上半身にバーベルを持ち上げて行うわけですが、強化できるのはおもに下半身ということになります。ただ背中や体幹の筋肉を強化する効果も期待できます。

肥大化部位大腿四頭筋や大臀筋が発達する

大腿四頭筋

大腿四頭筋

大腿四頭筋だいたいしとうきんとは太ももの表側にある筋肉です。
この筋肉はさらに部位ごとに4つに分けることが可能で、それぞれ大腿直筋、内側広筋、外側広筋、中間広筋と名前が付けられています。

下半身だけでなく全身を支える役割を担っていることもあって、この4つの筋肉は全身のなかでももっとも強い筋肉とも言われています。
さらに太ももの内側にあるハムストリングス(大腿二頭筋だいたいにとうきん半腱様筋はんけんようきん半膜様筋はんまくようきん)の発達を促すこともできます。

もうひとつが大殿筋だいでんきん、お尻の筋肉です。ですから後述するように筋力アップだけでなくシェイプアップ効果も期待できるトレーニングとなっています。

効果①下半身が強化される

下半身の強化

太ももとお尻の筋肉が鍛えられるわけですから、下半身が強化されるのは当然と言えば当然です。
しかし単に筋肉が鍛えられるだけでなく、姿勢が良くなって体が安定するメリット、体力・持久力が増すといったメリットも得られます。

長時間歩いてもバテない体になることができますし、姿勢が安定することで疲れにくくなる面もあります。
姿勢と体幹が安定することによる体の安定はスポーツのパフォーマンス向上にも役立つでしょう。

効果②効果②基礎代謝がアップする

基礎代謝がアップする

太ももの筋肉は全身の中でもとくに大きい部分です。
そこを発達させることで基礎代謝がアップし、太りにくい体に近づけることができます。

いわゆる下半身太りの解消はもちろん、脂肪がつきにくい引き締まった体作りにも役立つでしょう。

応用編

バックスクワットを応用したやり方もご紹介します。
大殿筋やハムストリングスを違った角度で攻めたい方はぜひこちらのトレーニング種目も参考にしてみてください。

また、女性や初心者で筋力がない方でも行える大胸筋の鍛え方もあります。

応用①フルスクワット

フルスクワットとは、スクワットの中でも腰を深く落とし込む下半身のトレーニングです。

フルスクワット

フルスクワット

姿勢
  1. バーベルを適当な重さに調節し、肩にかつぎます。
  2. 両足は肩幅程度に開いてください。つま先はやや外側に向くように立ちましょう。
方法
  1. スタートポジションからしゃがむことで、下半身の筋肉に負荷をかけていきます。
  2. お尻が膝よりも低くなるところまで、深くしっかりしゃがみましょう。このとき、骨盤を前傾させたままでしゃがんでください。骨盤の位置をイメージしにくければ、肛門を後ろに向けるような動きをすると、前傾しやすくなります。
  3. かかとに全体重を荷重するように姿勢を変えましょう。しゃがみこんだら、また元のスタートポジションの姿勢に戻ります。このとき、背筋は伸ばした状態で、脛と上体が平行になるように起こすといいでしょう。
回数

10回×3セット(セットの間隔は1分程あけましょう)

ポイント
  • 外くるぶしの位置についても、初心者は鏡などを見ながら確認するといいです。
  • 肩から垂直に下ろした延長線が外くるぶしの前方に来るように、姿勢を調整してください。
  • 目線はまっすぐ
  • 膝は前に出さない
  • 腹式呼吸を心がける
効果
  • 大腿四頭筋やハムストリングス、大殿筋が発達する
  • 足腰を強化できる
  • 基礎代謝がアップする
  • 体幹が強化される
  • 脂肪が燃焼しやすくなる
  • スポーツでケガをしにくくなる
  • スポーツで下半身からの動きを強くすることができる

当筋トレ効果のある筋肉各種
#大殿筋 #ハムストリングス #大腿四頭筋

詳細記事

応用②ハーフスクワット

ハーフスクワットとは、通常のスクワットと比べて膝を曲げる深さが半分になります。

ハーフスクワット

ハーフスクワット

姿勢
  1. 両足を肩幅ぐらいに開いてまっすぐ立ちます。
    その際、つま先を少し(30°ぐらい)外側に向けておきましょう。
方法
  1. スタートポジションからゆっくり膝を曲げ、膝が直角になるまで上半身を下ろしていきます。
    この時、かかとを床から離さないようにしてください。
  2. 膝が直角に、太ももが床と平行になったら少しストップし、また、ゆっくり元の姿勢に戻していきます。
  3. これを繰り返す
回数

10回×3セット(セットの間隔は1分程あけましょう)

ポイント
  • 膝をつま先より前に出さない
  • 背筋をまっすぐ伸ばす
  • 腹圧をしっかりかける
効果
  • たくましい下半身を作ることができる
  • 基礎代謝がアップする
  • 体幹が強化される
  • 脂肪が燃焼しやすくなる
  • スポーツでケガをしにくくなる

当筋トレ効果のある筋肉各種
#大殿筋 #ハムストリングス #大腿四頭筋

詳細記事

応用③ポーズスクワット

ポーズスクワットとは、スクワットでしゃがんだ一番ボトムの時点で少し2秒程度は静止するトレーニング方法のことです。

ポーズスクワットの効果的なやり方

ポーズスクワット

姿勢
  1. バーベルの真下で、支えられるように待機します。
    このとき、バーベルを上手く持ちやすい体勢にしておくのがポイントです。
方法
  1. バーベルを持ち、スクワットを行います。
  2. ポーズスクワットの特徴である一番ボトムの時点で少し2秒程度は静止することです。
  3. 元の位置へ立ち上がる
    このとき、ケガを防ぐためにバーベルの重さは自らが耐えられる重さにすることを徹底してください。
  4. これを繰り返す
回数

10回×3セット(セットの間隔は1分程あけましょう)

ポイント
  • ボトム位置で2秒静止する
  • つま先を上げない
  • 身体は真っ直ぐにして行う
効果
  • 内転筋、大殿筋、ハム、大腿四頭筋が発達する
  • 引き締まったお尻を作る
  • たくましい下半身を作る

当筋トレ効果のある筋肉各種
#内転筋 #大殿筋 #ハムストリングス #大腿四頭筋

詳細記事

応用④ダンベルランジ

ダンベルランジは、ダンベルを手に持ち、前脚を曲げ、後ろ脚を伸ばして行うランジの一種です。
通常、前脚の大腿四頭筋、ハムストリング、大臀筋、内転筋などが、後ろ脚の大腿二頭筋、腓腹筋などが鍛えられます。
また、ダンベルの重量を調整することで、トレーニングの難易度を調整することができます。

ダンベルランジ dumbbell lunge

姿勢
  1. 両手にダンベルを持ち、脚を肩幅に開きます。
方法
  1. 右足を前に出し、左足を後ろに置きます。
  2. 右足のかかとで立ち上がるようにして、右脚を曲げ、左膝を床に近づけます。
  3. 右足のかかとから力を入れて、元の位置に戻ります。
  4. 左足を前に出し、同様の動作を行います。
  5. 左右の脚を交互に行いながら、決められた回数や時間を実施します。
回数

左右交互10回×2セット(セットの間隔は1分程あけましょう)

ポイント
  • フォームを崩さずにゆっくりと行うこと
  • 膝がつま先よりも前に出ないようにすること
  • 背中をまっすぐに保つこと
  • 足を肩幅に開いて安定性を保つこと
  • 前脚が曲がる時に呼吸を吐き出し、伸びる時に呼吸を吸い込むこと
  • ダンベルの重量を調整して、自分に合った負荷をかけること
  • 足の向きや前後の距離を微調整して、自分に合ったフォームを見つけること
効果
  • 大腿四頭筋、ハムストリング、大臀筋、内転筋などの下半身の筋肉を強化することができる。
  • バランス感覚を養い、下半身の安定性を高めることができる。
  • 有酸素運動としても効果的であり、脂肪燃焼効果がある。
  • 腰痛予防や改善に役立つ。
  • 日常生活で必要とされる脚力を向上させることができる。
  • 膝関節や足首の可動域を改善することができる。
  • トレーニングによって下半身の筋力バランスを整えることができる。

当ストレッチ効果のある筋肉各種
#大殿筋 #大腿四頭筋、#ハムストリング、#内転筋などが、#大腿二頭筋(ハムストリングス)、#腓腹筋

詳細記事

応用⑤プローンシングルレッグレイズ

【消音】 タップしてフィットネス動画を見る (#R_MVI_1270)

姿勢
  1. うつぶせ寝の姿勢
方法
  1. 膝を曲げずに、脚を天井方向へアップ
  2. これを左右交互に行う
回数

左右交互10回×2セット (セットの間隔は1分程あけましょう)

ポイント
  • お尻の筋肉(大殿筋)やハムストリングスを意識して行う?
効果
  • ヒップアップ
  • 産後の骨盤引き締めエクササイズ
  • 小尻効果
  • ハムストリングス強化
  • 当エクササイズ効果のある筋肉各種
    #大殿筋 #腰方形筋 #中殿筋 #ハムストリングス

応用⑥スタイルアップレグールを使って骨盤引き締め(産後)&O脚&ヒップアップ

【消音】 タップしてフィットネス動画を見る (#R_MVI_1444)

姿勢
  1. レグールを床に置く
  2. こぶし一つ分間隔を空ける
  3. レグールに乗り直立姿勢?
方法
  1. 両ひざを伸ばしたまま足先を外へ外旋させる
  2. お尻に力を入れて足先を精一杯広げる?
回数

たったの1分! 10回×2セット (セットの間隔は1分程あけましょう)

ポイント
  • お尻のインナーマッスルまで引き締めることができ、大点まで外旋することがわかる?
  • 膝が曲がらないように、突っ張って行うことでお尻の筋肉群に効く
効果
  • 骨盤矯正(産後)引き締め
  • O脚改善
  • ヒップアップ
  • 大転子が引っ込み太もも外側の出っ張りが引っ込む
  • 姿勢が改善しポッコリお腹解消
  • 太もも・お尻など下半身ダイエット
  • 骨盤底筋の引き締めで尿漏れ改善?

当エクササイズ効果のある筋肉各種
#骨盤底筋 #深層外旋六筋 #大殿筋 #小殿筋 #中殿筋 #内転筋 #梨状筋

詳細記事

おすすめの器具

バックスクワットを行うにあたって以下の器具が必要です。
その中でも私が使ってよかったと実感している器具を紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

バックスクワットで必要な器具
  • バーベル(プレート)
  • バーベルラック
  • グリップグローブ

グリップグローブ

ダンベル使用の際はグリップグローブがおすすめ

ダンベル使用の際はグリップグローブがおすすめ

器具を使う際に、グローブの着用を推奨しています。
グリップグローブは器具との滑りを防止してくれるため、安全に筋トレに励むことができます。

また、グリップ力が高いグローブをつけることで、余分な握力を使わず、狙った筋肉へトレーニングすることができます。

そして、何より手の平を守ってくれます。
グリップグローブを使わずに、筋トレや鉄棒などを行っていると、マメが出来たり、指や手の平の皮が硬くなってしまいます。

グリップグローブ

おすすめのグリップグローブ

安全性と機能性を考えてグリップグローブを使用した筋トレをおすすめします。
お手頃で丈夫なグリップグローブのおすすめも紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。

トレーニング後のケア

トレーニング後のケア

トレーニング後のストレッチケアも大切です。
疲労を残さないことが、長く続けられる秘訣です。

ケア方法として、マッサージとストレッチの順番もポイントです。
基本的にマッサージを行ってから、ストレッチをした方が筋肉はほぐれます。

急に筋トレで縮んだ筋肉を伸ばすより、一旦、手でマッサージをしたりフォームローラーを利用してほぐしてから、ゆっくりストレッチで伸ばしていきましょう。

今回ご紹介したトレーニングは、主に【脚】の筋肉です。
バックスクワットをした後の大殿筋や太ももの前後をしっかりケアしておきましょう。

お尻のケア①臀部の筋膜リリース!お尻をローラーストレッチでほぐす

【消音】 タップしてフィットネス動画を見る (#R_MVI_1073)

姿勢
  1. フォームローラーを準備
  2. 肘をついて横向きに寝る
方法
  1. お尻にフォームローラーを当て、脚でバランスをとる
  2. 転がしながらお尻の大殿筋と中殿筋の筋膜リリースでほぐす
回数

左右10回×2セット(セットの間隔は1分程あけましょう)

ポイント
  • お尻の筋肉は大きな筋肉のため、体重をかけてしっかりとほぐす。
  • 態勢が崩れないように、バランスを取りながら行う。
効果
  • お尻(大殿筋・中殿筋)をほぐす
  • お尻痩せ
  • お尻に溜まった老廃物を流す
  • 骨盤をほぐす

当ストレッチ効果のある筋肉各種
#大殿筋 #中殿筋 

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北野 優旗

セルフでほぐすのにはグリッドフォームローラーがおすすめです!
カラダの部位に合わせていろいろな使い方ができて、気持ちいいです!

背中の筋膜リリース!ローラーストレッチで背骨の弾力性を高める

背中をほぐす筋膜リリース

グリッドフォームローラー本体・付属品

グリッドフォームローラー

使い方、特徴、機能性など、もっと詳しく商品を知りたい方は、下のページで紹介していますので、参考に読んでみてください↓↓↓

臀部のケア②座りながら硬いお尻のストレッチ

【消音】 タップしてフィットネス動画を見る (#100)

姿勢
  1. 床に座って行う
方法
  1. 左脚はあぐら姿勢  右足を左膝に移動
  2. 右膝付近を両腕で抱え、胸元へ引き寄せる
  3. 引き寄せた際に臀部に張力を感じればお尻が伸びている
  4. 反対も同様に
回数左右15秒×2セット(セットの間隔は1分程あけましょう)
ポイント
  • このストレッチ体勢が作れない場合は、非常に臀部が硬いと思われる。
    さまざまなお尻のストレッチをしながら、このストレッチを取り入れるのも良い。
  • 左右でポージングしにくい側を入念に行うとバランスが整う。
効果
  • 骨盤のバランス矯正
  • お尻の形が整う
  • 下半身の代謝アップ
  • 下半身の筋トレ前後のケアで翌日に疲れを残さない

当ストレッチ効果のある筋肉各種
大殿筋,中殿筋,梨状筋,大腿方形筋

太もも前のケア③太もも前(大腿四頭筋)ストレッチ

【消音】 タップしてフィットネス動画を見る (#92)

姿勢
  1. 壁際に直立
    バランスをとるため壁や椅子につかまって行う
方法
  1. まずは、左脚のもも前の筋肉(大腿四頭筋や縫工筋)を伸ばす場合
    左膝を曲げながら足首を掴んでもも前を伸ばす
  2. 上体を前に倒すことで、より一層ストレッチ負荷を強めることができる
回数左右5回×2セット(セットの間隔は1分程あけましょう)
ポイント
  • このストレッチができない場合は、太ももや膝関節が硬いということが言える。
    時間をかけてゆっくりと伸ばしていくことが大切。
  • 片脚で立つため、必ず壁か椅子などに手を置き支えながら行おう。
効果
  • 腿前の大腿四頭筋や縫工筋が柔らかくなることで膝関節や股関節の負担が軽減される
  • 股関節の屈曲動作、膝関節の屈曲、伸展動作が楽になる
  • 歩いていて躓きにくくなる
  • 歩いたり立てっていることで脚が疲れたときに伸ばすと疲労回復
  • スポーツ前後のケアに最適

当ストレッチ効果のある筋肉各種
#大腿四頭筋、縫工筋

太もも裏のケア④ハムストリングスのストレッチ

【消音】 タップしてフィットネス動画を見る (#87)

姿勢
  1. 肩幅に足を広げて直立する。
方法
  1. 膝をやや曲げながら、前屈する(前に倒す)
  2. ゆっくり、息を吐きながら伸ばす
回数30秒×2セット(セットの間隔は1分程あけましょう)
ポイント
  • わざと膝を曲げて前屈することでハムストリングスをピンポイントに伸ばすことができる。
    膝が伸び切ったまま行うと腓腹筋ヒラメ筋などの膝下ふくらはぎにも張力が加わり、ハムストリングスをピンポイントに伸ばすことができない。
効果
  • もも裏のハムストリングス群をダイレクトに伸ばすことができ腰の柔軟性が高まる
  • ハムストリングスをピンポイントに柔軟性を高める
  • 下半身の疲れがとれて軽くなる
  • 下半身の血流がよくなることで代謝がアップする
  • スポーツ前のウォーミングアップやクールダウンに適したストレッチ

当ストレッチ効果のある筋肉各種
#ハムストリングス(#大腿二頭筋 #半腱様筋 #半膜様筋)

安全と注意事項

バックスクワットの安全と注意事項

バックスクワットは、すべてのレジスタンスエクササイズと同様に、効果と安全性のために正しいフォームとテクニックを必要とします。

次の安全と注意事項は、バックスクワットを正しく行い、怪我のリスクを減らすのに役立ちます。

  • 姿勢の確認 バックスクワットを行う前に、正しい姿勢を確保することが重要です。背筋を伸ばし、膝と足首が直角になるようにしましょう。
  • 加重の管理 バックスクワットでは、バーなどの重りを使用することがあります。重りの量は自分の能力に合わせて選び、無理なく行うことが大切です。
  • フォームの維持 下降と上昇のフェーズで正しいフォームを維持することが重要です。膝が内側に崩れないように注意し、背中が丸まらないように意識しましょう。
  • 足の位置 足の幅とつま先の向きに注意しましょう。足の幅は肩幅程度に広げ、つま先はやや外向きにすると安定しやすくなります。
  • 範囲の制限 自分の体の柔軟性や関節の可動域に合わせて、バックスクワットの範囲を調整しましょう。無理に深くしようとせず、身体に負担がかかりすぎないように注意します。
  • 呼吸のコントロール バックスクワット中は正しい呼吸法を使うことが重要です。下降時に息を吐き、上昇時に息を吸うようにしましょう。
  • トレーニングの進行 バックスクワットは重要な筋力トレーニングの一つですが、無理な負荷や過度のトレーニングは les. 負傷のリスクを高めることがあります。徐々に負荷を増やし、自分の体に合ったペースでトレーニングを進めましょう。
  • コーチや専門家の指導 初めてバックスクワットを行う場合や正しいフォームを確認したい場合は、コーチやトレーナーの指導を受けることをおすすめします。適切な指導を受けることで、効果的で安全なトレーニングができます。。

よくある質問

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質問

バックスクワットの際、バーベルを背中に乗せるポイントはどこですか?

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北野 優旗

バーベルを背中に乗せるポイントは、上部斜角筋(トラップ)の上部になります。バーベルを乗せる際は、バーが首の骨(第7頚椎)と肩甲骨の間に位置するようにします。


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質問

バックスクワットとフロントスクワットの違いは何ですか

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北野 優旗

バックスクワットでは、バーベルを背中に乗せて行いますが、フロントスクワットでは、バーベルをクリーンリフトのようにクロスグリップで肩の前に乗せます。バックスクワットは背中の筋肉をより多く使用する一方、フロントスクワットは前脚や腹筋をより多く刺激する傾向があります。


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質問

バックスクワットで使われる筋肉は主にどれですか?

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北野 優旗

バックスクワットでは、大腿四頭筋(前脚の筋肉)、ハムストリングス(後脚の筋肉)、臀筋(お尻の筋肉)、腹筋、腰筋、上部斜角筋(トラップ)などが主に使われます。


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質問

バックスクワットの効果的なセット数や回数はありますか?

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北野 優旗

効果的なセット数や回数は個人の目標やレベルにより異なりますが、一般的な目安としては、3〜5セットを1回のトレーニングで行い、1セットあたりの回数は8〜12回程度が一般的です。ただし、重要なのは自分の体力やトレーニング能力に合わせて調整し、負荷を適切に設定することです。


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質問

バックスクワットを行う際の深さはどれくらいが適切ですか?

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北野 優旗

バックスクワットの深さは、個人の柔軟性や関節の可動域によって異なりますが、一般的には大腿平行(膝が90度で曲がる位置)まで下げることが推奨されます。ただし、深いスクワットは関節や脊椎に負荷をかけるため、十分な柔軟性や安定性がある場合に行うべきです。


 

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北野 優旗

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北野 優旗

『QITANOカラダづくりラボ』運営 / 著書。1982年1月生。順天堂大学にてスポーツ健康学を学び、保健体育教員資格取得。中学・高校・大学では陸上競技で全国2位の実績。身体均整法を取得し、整体の実技、セルフケアトレーナーを取得。2007年 三豊市にきたの均整院を開業。2015年 美脚・骨盤エクササイズグッズ「スタイルアップレグール」を開発販売。当サイトはトレーナー、整体師としての経験を基にコンテンツ情報を配信しています。
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