Lying Leg Curl
【概要】 | |
別名 ハムストリングカール(Hamstring curl) | |
ターゲット メイン:ハムストリングス | |
レベル 初級から中級 | |
必要器具
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ライイングレッグカールの基本的な方法と正しいフォーム・効果を高めるやり方のコツ・安全と注意事項・応用編(他の方法・初心者・女性でもできる方法)について詳しく解説していきます。
またライイングレッグカールは、別名ハムストリングカール(Hamstring curl)とも言われ、本記事では名前を統一して、「ライイングレッグカール」で解説していきます。
SNSやブログ等で紹介してもらえるとうれしいです。
目次
基本的な方法
タップしてフィットネス動画を見る
ライイングレッグカールはレッグカール専用のマシンを使って、主にハムストリングスを構成する3つの筋肉およびふくらはぎにある腓腹筋を強化するトレーニングです。
マシンには重さを調整する機能がついているので、太ももの裏側全体に対して効率的に負荷をかけていくことができます。
トレーニングする人の足の長さに合わせてカールする部分の可動域とパッドの位置を適切に調整することがポイントです。
スタートポジション
- おもりをセットしたら、うつ伏せの姿勢でマシンに乗ります。
この時、マットの中央にある山なりの部分は腰の位置に合わせ、後ろ端は膝にぴったり合うよう調整しましょう。 - また、カールはくるぶし部分にフィットするようセットします。
- 両腕はマシン前方に付属しているバーをしっかりと握ります。顔は自然に前を向くようにしていれば大丈夫です。
動作手順
- 上半身はしっかりと固定した状態で、膝を曲げてカールを臀部へゆっくりとひきつけていきます。
- これ以上上がらないポイントまでひきつけたら、再びゆっくりと足を下ろしていきましょう。
- 膝が伸び切った状態でスタートポジションへと戻ります。
呼吸
膝をまげてカールを上に持ち上げ、筋肉が強く収縮するタイミングで息を吐きましょう。
カールを徐々に戻して筋肉が弛緩する間に息を吸っていきます。
ただし、慌てて呼吸すると苦しくなってしまいますから、ゆっくりと足全体の動きに合わせて呼吸するのがポイントです。
回数・セット数・重量
トレーニングを始めたばかりの人であれば、ライイングレッグカールを6回1セットとして3セットを目指してみましょう。
一方、筋肥大を意識して強い負荷をかけたい人は12回から15回を1セットとして5セットないし7セットを目安にトレーニングを繰り返します。
初心者の方は、上げ下げを10回を1セットとし、これを3セット行います。
慣れていない場合は無理をせず、軽めの重さで設定したり、回数を少なくしてください。
正しいフォームを意識して徐々に慣れていくことが大切です。
慣れてきたら、以下のように「総負荷量」で筋肥大を目指しましょう。
ちなみにですが、私の場合ですとライイングレッグカールは、以下のような総負荷量の回数でセットを組んでいます。
中級者以上の参考「総負荷量」 (回数・重量・セット数) | |
1セット | 12RM |
2セット | 9RM |
3セット | 6RM |
4セット | 3RM |
5セット | 6RM |
6セット | 18RM |
※「RM」とはRepetition Maximum(最大反復回数)の略語。
ある一定の重さに対し、何回反復できるかにより、自分の限界となる運動強度を判断する方法。
セット間のインターバル休憩時間については、こちらの記事も参考にしてください。
筋トレの頻度は週2を目安に行うことで筋肥大効果が得られます。
ライイングレッグカールの重量の目安
それぞれ、以下のレベルの人を対象して、重量の目安表を示します。
- 初心者:1ヶ月以上トレーニングした人
- 初級者:6ヶ月以上トレーニングした人
- 中級者:2年以上トレーニングした人
- 上級者:5年以上トレーニングした人
- エリート:アスリート
なお、こちらのデータは海外のサイト「STRENGTH LEVEL (強度レベル)」を参照しました。
また、こちらの数値は正しいフォームで1回だけ挙げられる最大重量(1RM)を示しています。
自分の体重とウェイトトレーニングの経験から、ライイングレッグカール重量の目安がわかります。
男性の体重別ライイングレッグカール基準(kg)
ダンベルの重量は1つのダンベル用で、バーの重量を含みます。通常は2 kg /4.4lbです。
体 重 | 初心者 | 初級者 | 中級者 | 上級者 | エリート |
50 | 12 | 24 | 42 | 64 | 91 |
55 | 14 | 28 | 46 | 70 | 97 |
60 | 17 | 31 | 51 | 75 | 103 |
65 | 19 | 34 | 55 | 80 | 109 |
70 | 21 | 37 | 59 | 85 | 115 |
75 | 24 | 40 | 63 | 90 | 120 |
80 | 26 | 43 | 66 | 94 | 125 |
85 | 28 | 46 | 70 | 98 | 130 |
90 | 30 | 49 | 73 | 102 | 135 |
95 | 32 | 52 | 77 | 106 | 139 |
100 | 35 | 54 | 80 | 110 | 143 |
105 | 37 | 57 | 83 | 114 | 148 |
110 | 39 | 59 | 86 | 117 | 152 |
115 | 41 | 62 | 89 | 121 | 156 |
120 | 43 | 64 | 92 | 124 | 159 |
125 | 45 | 67 | 94 | 127 | 163 |
130 | 46 | 69 | 97 | 130 | 167 |
135 | 48 | 71 | 100 | 133 | 170 |
140 | 50 | 73 | 102 | 136 | 173 |
女性の体重別ライイングレッグカール基準(kg)
ダンベルの重量は1つのダンベル用で、バーの重量を含みます。通常は2 kg /4.4lbです。
体 重 | 初心者 | 初級者 | 中級者 | 上級者 | エリート |
40 | 9 | 17 | 29 | 44 | 61 |
45 | 10 | 19 | 31 | 46 | 64 |
50 | 11 | 20 | 33 | 49 | 67 |
55 | 12 | 22 | 35 | 51 | 69 |
60 | 13 | 23 | 37 | 53 | 72 |
65 | 14 | 25 | 38 | 55 | 74 |
70 | 15 | 26 | 40 | 57 | 76 |
75 | 16 | 27 | 41 | 59 | 78 |
80 | 17 | 28 | 43 | 60 | 80 |
85 | 18 | 29 | 44 | 62 | 82 |
90 | 19 | 30 | 45 | 63 | 83 |
95 | 19 | 31 | 46 | 65 | 85 |
100 | 20 | 32 | 48 | 66 | 87 |
105 | 21 | 33 | 49 | 67 | 88 |
110 | 22 | 34 | 50 | 69 | 90 |
115 | 22 | 35 | 51 | 70 | 91 |
120 | 23 | 36 | 52 | 71 | 92 |
ライイングレッグカールとシーテッドレッグカールのメリットデメリット

ライイングレッグカール
ライイングレッグカールのメリット
- ハムストリングス(大腿裏筋群)の強化に特化しているため、ハムストリングスの筋力を効果的に増強することができます。
- 仰向けの姿勢で行うため、体全体を支えるためのコアや安定筋を同時に鍛えることができます。
- フリーウェイトを使用する場合、自由度が高く、個々の筋力や制限に応じて負荷を調節することができます。
ライイングレッグカールのデメリット
- マシンを使用しない場合、バランスや安定性を保つための筋力が必要です。
- ハムストリングスに焦点を当てているため、他の下半身の筋群への刺激が限られるかもしれません。

シーテッドレッグカール
シーテッドレッグカールのメリット
- ハムストリングスに加えて、腸脛筋(ヒラメ筋)などの筋肉も刺激することができます。
- マシンを使用するため、安定性やバランスの問題が少なく、正しいフォームでエクササイズを行いやすいです。
- 負荷を簡単に調整できるため、個々の能力や目標に合わせたトレーニングが可能です。
シーテッドレッグカールのデメリット
- ハムストリングス以外の筋群への刺激は限定的です。
- マシンによっては、体格や体型によって使いにくい場合があります。
どちらのエクササイズも、ハムストリングスの強化に効果的ですが、シーテッドレッグカールはより幅広い下半身の筋肉を刺激することができます。選択する際は、自身の目標や好み、体格や体型に合わせて考慮することが重要です。
ライイングレッグカールの効果を高めるコツ
ライイングレッグカールは下半身全体を引き締めたい人におすすめのトレーニングです。
ただし、フォームに注意しないとほとんど負荷がかからなくなってしまうことを覚えておきましょう。
ライイングレッグカールは、パーソナルトレーナーもなしで、行えるトレーニングです。
しかし、きちんとコツを押さえておかないと、せっかくのトレーニングの効果が下がってしまうこともあります。
コツさえ覚えておけば、自分でも正しいフォームで鍛えられます。
コツ①お尻を上げない

お尻を上げない
トレーニング中はマシンに腰をぴったりとつけて、お尻を持ち上げないことが大切です。
特に、筋肉を強く収縮させるとき、お尻を持ち上げてしまうと、腰に強い負担がかかってしまい周囲の筋肉を傷めてしまうというリスクがあります。
コツ②上半身をしっかりと固定する

上半身を固定する
トレーニング中、腕でバーを強く握り、上半身がぶれないように注意しましょう。
手が離れてしまうと、体がねじれてしまったり上下にずれてしまったりして、両足にバランスよく負荷をかけることができなくなってしまいます。
コツ③反動を付けずに動かす

反動をつけない
ライイングレッグカールでは、上半身を反らせて反動をつけないことが大切です。
反動をつけてしまうと回数は伸びるものの、カールの負荷を体全体で受け止めてしまうため、ハムストリングスの筋肥大効果はかなり限られたものになってしまうでしょう。
コツ④カールを最後まで上げきる

限界まで引き寄せる
セットの後半になるとカールがとても重く感じるでしょう。
そこでカールを最後までしっかりと上げきるなら、筋肉に強く利かせることができます。
持ち上げが足りないとただ膝に負担がかかるだけになってしまいます。
効果と発達する筋肉部位
ライイングレッグカールを行うことで、太ももの付け根からアキレス腱にかけて、広い範囲の筋肉へバランスよく刺激を与えてパンプアップを促すことができます。
その効果をチェックしてみましょう。
肥大化部位ハムストリングスが発達する

ハムストリングス
ライイングレッグカールは太ももの裏側のハムストリングス(大腿二頭筋、半腱様筋、半膜様筋)へコンスタントに負荷をかけることができます。
その結果、大腿二頭筋や半膜様筋、半腱様筋によって構成されるハムストリングスが強化されて発達するはずです。
また、ふくらはぎの部分にある腓腹筋もしっかりと収縮と伸長をします。
他にはサブとして大殿筋も共同筋として働きます。
効果①太ももが引き締まる

太もも裏のたるみが引き締まる
ハムストリングスは太ももを支える大きな筋肉の1つです。
ですから、ライイングレッグカールを行うことにより、ハムストリングスが鍛えられ太もも全体が引き締まった印象になります。
効果②走るのが早くなる
陸上やサッカーなど走る動きの際に、もっとも必要とされる筋肉はハムストリングスです。
地面を蹴って、前に進むために強く働くのがハムストリングスなのです。
馬の後ろ脚を想像してみると、お尻からもも裏がとても大きいことが分かります。
スポーツパフォーマンスを高めるためにハムストリングスを鍛えることは、とても有効的です。
効果③ふくらはぎが引き締まる
つま先を伸ばさない状態でライイングレッグカールを行うと、ふくらはぎの主な筋肉である腓腹筋とヒラメ筋がパンプアップして、ひざ下の筋肉が上部へ引き上げられます。
その結果、膝から下がきゅっと引き締まって見えるのです。
応用編
ライイングレッグカールを応用したやり方もご紹介します。
ハムストリングスを違った角度で攻めたい方はぜひこちらのトレーニング種目も参考にしてみてください。
また、女性や初心者で筋力がない方でも行える鍛え方もあります。
応用①シーテッドレッグカール
姿勢 |
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方法 |
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回数 | 10回×3セット (セットの間隔は1分程あけましょう) |
ポイント |
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効果 |
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応用②スタンディングレッグカール
姿勢 |
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方法 |
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回数 | 10回×3セット (セットの間隔は1分程あけましょう) |
ポイント |
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効果 |
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応用③ワンレッグライイングレッグカール
姿勢 |
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方法 |
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回数 | 10回×3セット (セットの間隔は1分程あけましょう) |
ポイント |
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効果 |
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応用④バックエクステンション(ローマンベンチ)
自重トレーニングでハムストリングを鍛える方法です。
姿勢 |
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方法 |
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回数 | 10回×2セット(セットの間隔は1分程あけましょう) |
ポイント |
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効果 |
当ストレッチ効果のある筋肉各種 |
応用⑤ダンベルランジ
ダンベルを用いてハムストリングスやお尻の大殿筋・大腿四頭筋など下半身を鍛えるフリーウエイトです。
姿勢 |
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方法 |
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回数 | 左右交互10回×2セット(セットの間隔は1分程あけましょう) |
ポイント |
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効果 |
当ストレッチ効果のある筋肉各種 |
応用⑥ダンベルレッグカール
姿勢 |
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方法 |
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回数 | 10回×3セット (セットの間隔は1分程あけましょう) |
ポイント |
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効果 |
当ストレッチ効果のある筋肉各種 |
おすすめの器具
ライイングレッグカールを行うにあたって以下の器具が必要です。
その中でも私が使ってよかったと実感している器具を紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
ライイングレッグカールで必要な器具 | |
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トレーニング後のケア
トレーニング後のストレッチケアも大切です。
疲労を残さないことが、長く続けられる秘訣です。
ケア方法として、マッサージとストレッチの順番もポイントです。
基本的にマッサージを行ってから、ストレッチをした方が筋肉はほぐれます。
急に筋トレで縮んだ筋肉を伸ばすより、一旦、手でマッサージをしたり、フォームローラーを利用してほぐしてから、ゆっくりストレッチで伸ばしていきましょう。
今回ご紹介したトレーニングは、主に【もも裏】の筋肉です。
ライイングレッグカールをした後のハムストリングスをしっかりケアしておきましょう。
太もも裏のケア①ハムストリングスの筋膜リリース!
【消音】 タップしてフィットネス動画を見る (#R_MVI_1069)
姿勢 |
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方法 |
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回数 | 左右10回×2セット(セットの間隔は1分程あけましょう) |
ポイント |
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効果 |
当ストレッチ効果のある筋肉各種 |
北野 優旗
セルフでほぐすのにはグリッドフォームローラーがおすすめです!
カラダの部位に合わせていろいろな使い方ができて、気持ちいいです!

背中をほぐす筋膜リリース
使い方、特徴、機能性など、もっと詳しく商品を知りたい方は、下のページで紹介していますので、参考に読んでみてください↓↓↓
太もも裏のケアのケア②ハムストリングスのピンポイントストレッチ
【消音】 タップしてフィットネス動画を見る (#87)
姿勢 |
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方法 |
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回数 | 30秒×2セット(セットの間隔は1分程あけましょう) |
ポイント | |
効果 |
当ストレッチ効果のある筋肉各種 |
太もも裏のケア③股関節前後の開脚
【消音】 タップしてフィットネス動画を見る (#Q_IMG_3118)
姿勢 |
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方法 |
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回数 | 左右20秒×2セット(セットの間隔は1分程あけましょう) |
ポイント |
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効果 |
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安全と注意事項
ライイングレッグカールは、すべてのレジスタンスエクササイズと同様に、効果と安全性のために正しいフォームとテクニックを必要とします。
次の安全と注意事項は、ライイングレッグカールを正しく行い、怪我のリスクを減らすのに役立ちます。
- 正しいフォームを維持しましょう。背中をフラットな状態に保ち、腰を持ち上げないように注意しましょう。
- ハムストリングスに適切な負荷をかけるため、脚を完全に伸ばす前に膝を曲げるようにしましょう。膝を完全に伸ばし過ぎないようにしましょう。
- 呼吸に注意しましょう。息を吸いながら脚を曲げ、息を吐きながら脚を伸ばすリズムを保ちましょう。
- モーションを制御しましょう。急速な動作や強制的な動きは避け、ゆっくりと正確な動きを心がけましょう。
- 適切な重量を選びましょう。負荷が重すぎる場合は、フォームが崩れる可能性があります。逆に、負荷が軽すぎる場合は効果が得られにくいかもしれません。
- バランスと安定性を保つため、両手をしっかりとベンチにつけておくことをおすすめします。
- 怪我や過度の負担を避けるため、十分なウォームアップを行い、筋肉を準備しましょう。
- 痛みや不快感がある場合は、エクササイズを中止し、専門家に相談しましょう。
よくある質問
質問
ライイングレッグカールの効果的なフォームには何かポイントはありますか?
北野 優旗
はい、ライイングレッグカールの効果的なフォームにはいくつかのポイントがあります。まず、背中をフラットな状態に保ちましょう。腰を持ち上げると、ハムストリングスへの負荷が減少し、腰や背中に無用なストレスがかかる可能性があります。また、膝を完全に伸ばし過ぎず、脚を完全に伸ばす前に膝を曲げるようにしましょう。これにより、ハムストリングスに適切なストレッチと収縮が働きます。さらに、ゆっくりと正確な動きを心がけ、急速な動作や強制的な動きは避けましょう。
質問
ライイングレッグカールは他の筋肉にも効果があるのでしょうか?
北野 優旗
ライイングレッグカールは主にハムストリングス(大腿裏筋群)に焦点を当てたエクササイズですが、他の筋肉にも効果があります。例えば、ライイングレッグカールでは体全体を支えるためのコアや安定筋も同時に鍛えることができます。また、ライイングレッグカールを行う際には脚を安定させるために臀部(お尻)の筋群も働きます。さらに、フリーウェイトを使用する場合、バランスを保つために脚以外の筋肉群も働くことがあります。
質問
ライイングレッグカールは他のハムストリングスのエクササイズと比べてどうでしょうか?
北野 優旗
ライイングレッグカールは他のハムストリングスのエクササイズと比較して、特定の利点や特性があります。例えば、シーテッドレッグカールと比べると、ライイングレッグカールはハムストリングスにより直接的な負荷をかけることができます。また、自由ウェイトを使用する場合、負荷を個別に調整しやすいという利点もあります。ただし、個々のハムストリングスの筋力や柔軟性によって効果や快適さが異なる場合があります。そのため、自身の目標や体の状態に合わせて適切なエクササイズを選ぶことが重要です。
質問
ライイングレッグカールを行う際のよくある間違いはありますか?
北野 優旗
ライイングレッグカールを行う際のよくある間違いの一つは、背中を持ち上げてしまうことです。背中をフラットな状態に保つことで、ハムストリングスへの負荷を最大化することができます。また、膝を完全に伸ばし過ぎると、ハムストリングスのストレッチ効果が減少しますので、膝を曲げるタイミングに注意しましょう。さらに、フォームに集中することなく、負荷を増やすことに焦点を当てることも間違いです。フォームを正確に保ちながら、適切な重量で行うことが重要です。
質問
ライイングレッグカールを行う際に、足の位置や足首の向きには特に気を付けるべきでしょうか?
北野 優旗
はい、足の位置と足首の向きは重要な要素です。ライイングレッグカールを行う際には、脚の位置を広げすぎず狭すぎず、自分にとって快適で安定したポジションを見つけましょう。また、足首の向きは内側や外側に捻らないように注意しましょう。足首は安定性を保つために直立させ、自然な位置を保つことが重要です。
質問
ライイングレッグカールのマシンを使わずにフリーウェイトを使って行う場合、どのようなトレーニング方法がありますか?
北野 優旗
フリーウェイトを使用してライイングレッグカールを行う場合、いくつかの方法があります。一つの方法は、ダンベルを足首に挟んで行うことです。ダンベルを持ち上げながら脚を曲げ、制御しながら伸ばすことができます。また、バーベルを使用しても同様の動作を行うことができます。ただし、フリーウェイトを使用する場合は、バランスや安定性に注意しながら行う必要があります。
質問
ライイングレッグカールのバリエーションや応用エクササイズはありますか?
北野 優旗
ライイングレッグカールにはいくつかのバリエーションや応用エクササイズがあります。例えば、ワンレッグライイングレッグカールでは片足ずつ行うことで、各脚をより集中的に鍛えることができます。また、スイスボールを使用して行うことで、安定性を必要とする上にハムストリングスをより効果的に刺激することができます。さらに、ライイングレッグカールと他のエクササイズを組み合わせることで、より総合的な下半身の強化が可能です。
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