レッグエクステンションの効果的なやり方|大腿四頭筋を鍛えるマシントレーニング

北野 優旗北野 優旗

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レッグエクステンションの効果的なやり方

レッグエクステンション
Leg Extension

【概要】
別名

別名無し

ターゲット

メイン:大腿四頭筋

レベル

初級から中級

必要器具
  • レッグエクステンションマシン

レッグエクステンションの基本的な方法と正しいフォーム・効果を高めるやり方のコツ・安全と注意事項・応用編(他の方法・初心者・女性でもできる方法)について詳しく解説していきます。

SNSやブログ等で紹介してもらえるとうれしいです。

レッグエクステンションの基本的なやり方

基本的な方法

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レッグエクステンションは専用マシンを使って、大腿四頭筋を鍛えることができる筋トレです。

大腿四頭筋は太ももにある筋肉のことで、筋肉トレーニングのみならずスポーツパフォーマンスを向上させる上でも重要な筋肉になります。

なかなかレッグエクステンション専用のマシンを自宅に置くことは難しいですが、大方のトレーニングジムにはレッグエクステンション専用のマシンは置いてあります。

ジムに行けば気軽にできるのがメリットですが、一方で、ちょっとしたやり方の違いで効果がアップしたり、逆に意味のないものになってしまったりします。

フォームと動作の正しいやり方をチェックしてみましょう。

スタートポジション

レッグエクステンションのスタートポジション

スタートポジション

  1. 準備姿勢
    レッグエクステンションマシンに座ります。背中とヒップがバックレストにしっかりと当たるようにし、足がパッドに適切に配置されていることを確認します。膝の位置は座席のエッジからわずかに突き出すようにします。
  2. 足の位置
    足のつま先は前方を向け、足首は直線状に保ちます。足の位置が左右均等であることを確認しましょう。
  3. 腰の安定性
    腰を安定させるために、コア(体幹)の筋肉を使います。腰を前に曲げないように注意しましょう。

動作手順

レッグエクステンションの動作手順

動作手順

  1. 動作の制御
    息を吸いながら、ゆっくりと膝を伸ばします。膝を伸ばす際、前ももの筋肉を意識的に使いましょう。急激な動きや強制的な反動は避けます。
  2. 最上点での停止
    足を伸ばし切った最上点で、数秒間キープします。このとき、大腿四頭筋が収縮していることを感じます。
  3. 徐々に曲げる
    息を吐きながら、ゆっくりと足を曲げて元の位置に戻します。この際、膝が90度未満に曲がらないようにしましょう。
  4. 反復
    上記のステップを繰り返します。通常、1セットで10?15回のリピティションを行います。セット数や負荷はトレーニング目標に合わせて調整します。
  5. 休憩
    セット間に適度な休憩を取ります。休憩時間は体力やフィットネスレベルによって異なりますが、通常は30秒から90秒程度です。

呼吸

足を上げるときに息を吸い込み、下げるときに吐いていきます。

なお、呼吸を円滑に進めるためにはペース配分を絶対に守る必要があります。メトロノームなどを用いて呼吸のペースを固定していくことがおすすめです。体力の増減によってペースが乱れてしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、筋肉トレーニングは継続的に強い負荷を身体に与えることで強靭化されていくので、注意が必要です。

回数・セット数・重量

マシン重量の目安

20回を3セットほど行います。

このエクステンションのトレーニングは、身体や筋肉への負荷があまり掛からないのが特徴なので、可能な限り回数をこなしていくことをおすすめします。

また、小刻みに休憩を挟むよりも、一度に長時間にわたってトレーニングを継続していく方が筋肉の破壊と再生を繰り返す理想的なマッスルパターンを促進していくことに寄与します。

慣れていない場合は無理をせず、軽めの重さで設定したり、回数を少なくしてください。
正しいフォームを意識して徐々に慣れていくことが大切です。
慣れてきたら、以下のように「総負荷量」で筋肥大を目指しましょう。

ちなみにですが、私の場合ですとレッグエクステンションは、以下のような総負荷量の回数でセットを組んでいます。

中級者以上の参考「総負荷量」
(回数・重量・セット数)
1セット12RM
2セット9RM
3セット6RM
4セット3RM
5セット6RM
6セット18RM

※「RM」とはRepetition Maximum(最大反復回数)の略語。
ある一定の重さに対し、何回反復できるかにより、自分の限界となる運動強度を判断する方法。

セット間のインターバル休憩時間については、こちらの記事も参考にしてください。

筋トレの頻度は週2を目安に行うことで筋肥大効果が得られます。

レッグエクステンションの重量の目安

レッグエクステンションの重量の目安

それぞれ、以下のレベルの人を対象して、重量の目安表を示します。

  • 初心者:1ヶ月以上トレーニングした人
  • 初級者:6ヶ月以上トレーニングした人
  • 中級者:2年以上トレーニングした人
  • 上級者:5年以上トレーニングした人
  • エリート:アスリート

なお、こちらのデータは海外のサイト「STRENGTH LEVELストレングス レベル (強度レベル)」を参照しました。また、こちらの数値は正しいフォームで1回だけ挙げられる最大重量(1RM)を示しています。
自分の体重とウェイトトレーニングの経験から、レッグエクステンション重量の目安がわかります。

男性の体重別レッグエクステンション基準(kg)

男性の体重別レッグエクステンション基準(kg)

体 重初心者初級者中級者上級者エリート
50214068102141
55244574109150
60274979116158
65315485123165
70345890129172
75376295134179
80406599140186
854269104145192
904573108150198
954876112155203
1005179116160209
1055383120165214
1105686124169219
1155889128173224
1206192131178228
1256395135182233
1306597138186237
13568100141189242
14070103144193246
女性の体重別レッグエクステンション基準(kg)

女性の体重別レッグエクステンション基準(kg)

体 重初心者初級者中級者上級者エリート
4012254672102
4513284975107
5014305179111
5516315482114
6017335685118
6518355887121
7019366090124
7520386292126
8022396494129
8523416697131
9024426799134
95244369101136
100254571102138
105264672104140
110274773106142
115284875107144
120294976109146

レッグエクステンションの効果を高めるコツ

レッグエクステンションの効果を高めるコツ

レッグエクステンションの効果を高めるコツとしては、足に付ける重りを重くし過ぎないということがあげられます。足に付ける重りは2キログラム程度にしておくのが、おすすめです。

初心者の方に関しては、1キログラムでもトレーニングしやすいかもしれませんが、トレーニングの効果を最大化していくためには2キログラム程度にしておくと継続しやすく筋肉の強靭化にも寄与しやすいと言えます。

レッグエクステンションは、専用マシンがあれば気軽に行えるトレーニングです。

しかし、きちんとコツを押さえておかないと、せっかくのトレーニングの効果が下がってしまうこともあります。

コツさえ覚えておけば、自分でも正しいフォームで鍛えられます。

コツ①つま先まできちんと伸ばす

レッグエクステンションのコツ:つま先まできちんと伸ばす

つま先まできちんと伸ばす

このエクステンションのトレーニングで最も重要な部分は、つま先まできちんと伸ばすということです。
これは、つま先まで足をしっかりと伸ばすことにより伸縮性を最大限まで高めていくためになります。足の伸縮性を向上させていくことで、身体全体の柔らかさを高めることができます。

つま先をきちんと伸ばすことは、このような身体の柔らかさを向上させていくところにとどまるものではなく、身体機能の改善にも役に立ちます。

身体機能の改善を行うことで筋肉トレーニングに必要な資質を高めることができます。
そうした意味において、つま先まできちんと伸ばすことが重要になるのです。

コツ②大腿四頭筋を意識する

このトレーニングで特に重要なことは大腿四頭筋を意識するということです。大腿四頭筋は足腰に関わる筋肉として重要な意味を持つので、大腿四頭筋を総合的に鍛えてあげることによって、より良い筋肉力の向上に繋げることができます。

大腿四頭筋を鍛えることを効果的に行っていくためには、大腿四頭筋を意識してトレーニングを行うことが重要です。大腿四頭筋は足腰を支える上で欠かせない筋肉になるので、意識してトレーニングしていくことがキーポイントになります。

レッグプレスとの違い

レッグエクステンションとレッグプレスは、どちらも下半身のトレーニングエクササイズであり、特に大腿四頭筋(前ももの筋肉)を鍛えるのに効果的です。しかし、それぞれ異なる方法で筋肉を刺激し、効果が異なります。

レッグエクステンション
レッグエクステンションの効果的なやり方

  • ターゲット筋肉: レッグエクステンションは、主に大腿四頭筋をターゲットにしたエクササイズです。特に、膝伸筋(quadriceps)の中央部を強化するのに効果的です。
  • 負荷の位置: レッグエクステンションは、膝に直接負荷がかかるエクササイズです。膝の関節を中心に動くため、膝の安定性と筋力を向上させます。
  • 膝へのストレス: レッグエクステンションは膝に直接ストレスをかけるため、膝に問題がある場合や怪我をしている場合は注意が必要です。正しいフォームを守ることが重要です。

レッグプレス

レッグプレスの効果的なやり方

  • ターゲット筋肉: レッグプレスは大腿四頭筋をはじめ、ハムストリングス(後ももの筋肉)や臀部(お尻の筋肉)など、広範囲の下半身の筋肉を鍛えることができます。特に大腿四頭筋の外側部分を刺激しやすいです。
  • 負荷の位置: レッグプレスは、足に負荷をかける際に、膝の関節よりも大きな範囲で動きます。これにより、膝に直接の負荷が少ないため、膝に問題がある人に適していることがあります。
  • 安定性: レッグプレスマシンは、レッグエクステンションマシンよりも安定性が高いことが一般的です。そのため、初心者や膝に問題がある人にとっては安全で使いやすいことがあります。

レッグエクステンションとレッグプレスは、両方とも下半身の筋肉を鍛えるための有効なエクササイズです。
選択するには個人のトレーニング目標や体の状態に応じて考慮すべき要因があります。

膝の問題がある場合や初心者の場合は、レッグプレスが適しているかもしれません。
どちらのエクササイズも正しいフォームと適切な負荷で行うことが大切です。トレーナーやフィットネス専門家の指導を受けることをお勧めします。

効果と発達する筋肉部位

レッグエクステンションの効果と発達する筋肉部位

レッグエクステンションでは大腿四頭筋が発達します。そのため、太ももを引き締める効果があります。

レッグエクステンションは、狙う筋肉がピンポイントで定まっているので、目的意識がはっきりしやすいです。

その効果をチェックしてみましょう。

肥大化部位大腿四頭筋が発達する

大腿四頭筋

大腿四頭筋

大腿四頭筋だいたいしとうきんという太ももにある筋肉のことです。この大腿四頭筋だいたいしとうきんが発達することにより、マッスルマンとして理想的な身体を目指すことができます。他の筋肉トレーニングなどでも大腿四頭筋だいたいしとうきんを鍛えることはできますが、このエクステンションのトレーニングを行うことでより効果的に大殿筋を鍛えることができます。

大腿四頭筋だいたいしとうきんの機能について詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考に読んでみてください。

効果①美しい足のラインを獲得できる

レッグエクステンションの効果:美しい足のラインを獲得できる

美しい足のラインを獲得

このエクステンションのトレーニングを行う上で最大のメリットとなり得るのが、理想的な美しい足のラインを獲得です。美しい足のラインを獲得とは、美しく引き締まった美脚のことで筋肉トレーニングをする上で目標にする方も少ない理想的なマッスルマンの体形になります。

美しい足のラインを獲得していくためには、大腿四頭筋へ強い負荷を継続的に掛けていくことが重要です。その大腿四頭筋へのアプローチに最も適しているのがこのエクステンションのトレーニングなのです。そのため、ヒップラインを強く美しくしていきたいと感じている場合にはこのエクステンションのトレーニングを行うことをおすすめします。

大腿四頭筋を効果的にトレーニングしていくためには、準備のトレーニングも欠かすことはできません。これはなぜなら、筋肉トレーニングを行う際には筋肉を予めほぐしておくことが極めて重要であるからです。筋肉をほぐす際には軽くウォーキングなどを行っておくことも良いですが、事前に入浴しておくのも良いかもしれません。

いずれにしても、筋肉トレーニングを行う前にはトレーニングに耐えうる筋肉の柔らかさを確保しておく必要があるということです。このようにすることで、美しい足のラインの獲得に繋げることができます。

効果②基礎代謝量の向上

レッグエクステンションの効果:基礎代謝量の向上

基礎代謝量の向上

人間に必要なエネルギーのことを基礎代謝量と言いますが、このエクステンションのトレーニングにおいては基礎代謝量を効果的に向上させていくことができるのです。基礎代謝量が上がることでカロリーを消費しやすくなるといった効果もあるので、美しく健康的な身体を目指したい方にもこのエクステンションのトレーニングはおすすめすることができるのです。

基礎代謝量を上げていくためには、こうしたエクステンショントレーニングのフォーメーションを徹底してしっかりと反復的に練習していくことが重要です。しかしながら、トレーニングパフォーマンスをさらに向上させていくためには、トレーニングの部分のみならず、食事などにも気を配っていく必要があります。

筋肉トレーニングを行う際に食事面で気を付けなければならないことと言えば、肉をきちんと摂取するということです。これは、タンパク質を効率的に吸収していくためになります。成形肉よりもステーキ肉などの一枚肉を焼いて食べることをおすすめします。そうすることで、基礎代謝量に必要なタンパク質のエネルギーを摂取することができます。

さらに、生魚や、ミネラルや天然水などの身体に良い食物やお水を摂取していく必要があります。これはなぜなら、人間の身体は大半が水分で形成されているためです。水こそ人間の内に秘めたるパワーを醸成するのに欠かせない要素になり得ますので、きちんとした食事とお水を摂取されることが重要になります。

いずれにしても、基礎代謝量を増やしていくことによって筋肉トレーニングにとどまらず身体全体の健康と理想的なマッスルマンの体形に近づけていくことができるようになるのです。

応用編

レッグエクステンションを応用したやり方もご紹介します。
大腿四頭筋を違った角度で攻めたい方はぜひこちらのトレーニング種目も参考にしてみてください。

また、女性や初心者で筋力がない方でも行える鍛え方もあります。

応用①レッグプレス

レッグプレス(leg press)レッグプレスマシンを利用して行う筋トレです。
脚の伸展時に負荷がかかり、大腿四頭筋、下腿三頭筋、ハムストリングス、大殿筋をターゲットとして鍛えます。

レッグプレスの効果的なやり方

レッグプレス

姿勢

ベンチに深く座りお尻が浮かないようにします。
膝の角度が90度に曲がるようにシートを調整します。

両足は、肩幅と同じくらいに開きます。上半身は胸を張り、取っ手を握り、体を安定させます。

方法
  1. 息を吐きながらゆっくりと膝を伸ばします。
    ただし、膝を伸ばす際に、伸ばしきってしまうと膝への負荷が強くなりますので、ご注意ください。

  2. 膝が伸ばしきった状態はロックと言われ、関節の過伸展や圧縮が発生し、半月板や軟骨への怪我リスクを高めます。
    伸ばしきらない状態まで押し上げたら2~3秒ほどキープします。

  3. その後は、息を吸いながらゆっくりスタートポジションまで戻します。
    これを繰り返します。

回数

10~20回を1セットとし、2~3セット

ポイント
  • 背中とお尻のポジショニング
    背中をパッドから離さない、お尻を浮かせない
  • 負荷を初めから上げすぎない適度なトレーニングの量
  • 足の位置と足幅で鍛える筋肉を変える

    プレート上部に肩幅くらいの広さで足を置くことでハムストリングや大殿筋を鍛えられます。
    両足を肩幅より広く開くと内転筋を鍛えることができます。
    両足の幅を狭くして行うと大腿四頭筋を集中して鍛えることもできます。

効果
  • 大腿四頭筋、ハムストリングス下腿三頭筋(腓腹筋、ヒラメ筋)が発達する
  • 下半身の大きな筋肉を鍛えて代謝アップ
  • ジャンプ力を高める
  • 脚を筋肉で太くする
  • 脚を引き締める
  • 当エクササイズ効果のある筋肉各種
    #大腿四頭筋 #ハムストリングス #下腿三頭筋( #腓腹筋 #ヒラメ筋)
詳細記事

応用②シングルレッグプレス

シングルレッグプレス(leg press)は、片脚ずつレッグプレスマシンを利用して行う筋トレです。
脚の伸展時に負荷がかかり、大腿四頭筋、下腿三頭筋、ハムストリングス、大殿筋をターゲットとして鍛えます。

シングルレッグプレス

シングルレッグプレス

姿勢

ベンチに深く座りお尻が浮かないようにします。
膝の角度が90度に曲がるようにシートを調整します。

足の位置は、肩幅と同じくらいに開いた位置に置きます。
片方の足をシートから降ろします。

上半身は胸を張り、取っ手を握り、体を安定させます。

方法
  1. 息を吐きながらゆっくりと片方の膝を伸ばします。
    ただし、膝を伸ばす際に、伸ばしきってしまうと膝への負荷が強くなりますので、ご注意ください。

  2. 膝が伸ばしきった状態はロックと言われ、関節の過伸展や圧縮が発生し、半月板や軟骨への怪我リスクを高めます。
    伸ばしきらない状態まで押し上げたら2~3秒ほどキープします。

  3. その後は、息を吸いながらゆっくりスタートポジションまで戻します。
    これを繰り返します。

回数

左右10回ずつを1セットとし、2~3セット

ポイント
  • 背中とお尻のポジショニング
    背中をパッドから離さない、お尻を浮かせない
  • 負荷を初めから上げすぎない適度なトレーニングの量
  • 足の位置と足幅で鍛える筋肉を変える

    プレート上部に肩幅くらいの広さで足を置くことでハムストリングや大殿筋を鍛えられます。

効果
  • 大腿四頭筋、ハムストリングス下腿三頭筋(腓腹筋、ヒラメ筋)が発達する
  • 片脚で踏ん張ることのあるスポーツにおいては、実戦に近い形で筋力アップすることができる
  • 下半身の大きな筋肉を鍛えて代謝アップ
  • ジャンプ力を高める
  • 脚を筋肉で太くする
  • 脚を引き締める
  • 当エクササイズ効果のある筋肉各種
    #大腿四頭筋 #ハムストリングス #下腿三頭筋( #腓腹筋 #ヒラメ筋)

応用③スミスマシンレッグプレス

シングルレッグプレス(leg press)は、片脚ずつレッグプレスマシンを利用して行う筋トレです。
脚の伸展時に負荷がかかり、大腿四頭筋、下腿三頭筋、ハムストリングス、大殿筋をターゲットとして鍛えます。

スミスマシンレッグプレスinverted-smith-machine-leg-press

スミスマシンレッグプレス

姿勢

スミスマシンのバーをヒップの高さにセットします。
安全キャッチを掛けて、バーがこのポイントを超えて下降するのを止めます。

バーの下に仰向けになり、足を下側に置き、肩幅ほど離します。

方法
  1. 脚を伸ばしてバーを押し上げ、安全キャッチまで下げます。

  2. 脚の長さと柔軟性に応じて安全キャッチを下げます。
    腰を床に平らに保ちながら、足をできるだけ曲げる必要があります。
    このエクササイズは、一度に片足ずつ行うこともできます。

回数

左右10回ずつを1セットとし、2~3セット

ポイント
  • 初心者の方は最初から高負荷のバーベルで行わないようにしてください。
  • 安全キャッチの設定を必ず行うようにしてください。
  • 体幹がブレないように、腹筋にも意識を置いて行いましょう。
  • 床を腕でしっかり押さえることで、身体が安定します。
  • 片脚で行う場合は、フォームと重量に気をつけながら行いましょう。
効果
  • 大腿四頭筋、ハムストリングスが発達する
  • 下半身の大きな筋肉を鍛えて代謝アップ
  • ジャンプ力を高める
  • 脚を筋肉で太くする
  • 脚を引き締める
  • 当エクササイズ効果のある筋肉各種
    #大腿四頭筋 #ハムストリングス

応用④ハックスクワット

ハックスクワットhack-squat-1000x1000

姿勢
  1. 足をバーベルの両側に配置し、足幅は肩幅程度に広げます。つま先は前方を向けます。
  2. 両手でバーベルをしっかりと握ります。グリップの幅は個人の好みに合わせて調整しますが、一般的には肩幅よりもやや広めのグリップが使用されます。
  3. 背筋をまっすぐにし、胸を張ります。肩甲骨を引き寄せて安定させます。
  4. 膝をやや曲げた状態で、おしりを後ろに突き出します。このとき、背中はまっすぐに保ちます。
方法
  1.  上半身を前傾させずに、両脚の力を使ってゆっくりと立ち上がります。膝と背中を同時に伸ばし、立ち上がると同時にバーベルも持ち上げます。
  2. これを繰り返す
回数

10回×3セット (セットの間隔は1分程あけましょう)

ポイント
  • フォームの維持: 正しいフォームを維持することが非常に重要です。背筋をまっすぐにし、胸を張り、肩甲骨を引き寄せます。膝はつま先の外側に出ないように注意し、おしりを後ろに突き出すようなイメージで行います。
  • バーベルの位置: バーベルは脚の付け根付近に置きます。バーベルの位置が高すぎると、前に倒れる可能性があります。バーベルの位置は個人の体格や柔軟性に合わせて調整しましょう。
  • 足の位置: 足は肩幅程度に広げます。つま先は前方を向け、足裏全体でしっかりと地面に接地します。
    着地と立ち上がり: 下降する際にはゆっくりとコントロールし、膝と背中を同時に曲げます。下まで降りたら、両脚の力を使ってゆっくりと立ち上がります。上半身を前傾させず、背中をまっすぐに保ちましょう。
  • 呼吸: ハックスクワットの際は、下降時に息を吸い込み、立ち上がり時に息を吐き出すことで、姿勢とパフォーマンスをサポートします。
  • 重量の管理: 初めてのハックスクワットでは、軽い重量から始め、徐々に負荷を増やしていくことが大切です。無理な重量を使うとケガのリスクが高まりますので、自分の能力に合わせてトレーニングを行いましょう。
効果
  • 大腿四頭筋の発達: ハックスクワットは大腿四頭筋(前ももの筋肉)を主に刺激する効果があります。この筋肉は下半身の中でも特に大きく、パワーやパフォーマンスに重要な役割を果たします。ハックスクワットを行うことで、大腿四頭筋の発達や強化が期待できます。
  • 臀部(お尻)の強化: ハックスクワットは臀部の筋肉を強化する効果もあります。お尻の筋肉は全身の姿勢や安定性に重要な役割を果たし、ランニングやジャンプなどの動作にも関与しています。ハックスクワットを行うことで、お尻の筋力を向上させることができます。
  • 大腿後部筋群の活性化: ハックスクワットは大腿後部筋群(ハムストリングスや腓腹筋などの筋肉)も刺激します。これらの筋肉は下半身のバランスや安定性を保つために重要な役割を果たしており、ハックスクワットによってトータルな下半身の筋力を向上させることができます。
  • コアの安定性: ハックスクワットはコア(腹部や背中の筋肉)の安定性を向上させる効果もあります。正しいフォームでハックスクワットを行うためには、コアの筋力が必要となります。コアの安定性を高めることで、全身の姿勢やバランスの改善につながります。
  • カロリー消費と脂肪燃焼: ハックスクワットは大きな筋肉群を使用するため、エネルギー消費量が高くなります。トレーニング中に消費するカロリー量が増えることで、脂肪燃焼効果も期待できます。 
  • 当エクササイズ効果のある筋肉各種
    #大腿四頭筋 #大殿筋 #ハムストリングス #腸腰筋
詳細記事

応用⑤フルスクワット

フルスクワットとは、スクワットの中でも腰を深く落とし込む下半身のトレーニングです。

フルスクワット

フルスクワット

姿勢
  1. バーベルを適当な重さに調節し、肩にかつぎます。
  2. 両足は肩幅程度に開いてください。つま先はやや外側に向くように立ちましょう。
方法
  1. スタートポジションからしゃがむことで、下半身の筋肉に負荷をかけていきます。
  2. お尻が膝よりも低くなるところまで、深くしっかりしゃがみましょう。このとき、骨盤を前傾させたままでしゃがんでください。骨盤の位置をイメージしにくければ、肛門を後ろに向けるような動きをすると、前傾しやすくなります。
  3. かかとに全体重を荷重するように姿勢を変えましょう。しゃがみこんだら、また元のスタートポジションの姿勢に戻ります。このとき、背筋は伸ばした状態で、脛と上体が平行になるように起こすといいでしょう。
回数

10回×3セット(セットの間隔は1分程あけましょう)

ポイント
  • 外くるぶしの位置についても、初心者は鏡などを見ながら確認するといいです。
  • 肩から垂直に下ろした延長線が外くるぶしの前方に来るように、姿勢を調整してください。
  • 目線はまっすぐ
  • 膝は前に出さない
  • 腹式呼吸を心がける
効果
  • 大腿四頭筋やハムストリングス、大殿筋が発達する
  • 足腰を強化できる
  • 基礎代謝がアップする
  • 体幹が強化される
  • 脂肪が燃焼しやすくなる
  • スポーツでケガをしにくくなる
  • スポーツで下半身からの動きを強くすることができる

当筋トレ効果のある筋肉各種
#大殿筋 #ハムストリングス #大腿四頭筋

詳細記事

応用⑥ポーズスクワット

ポーズスクワットとは、スクワットでしゃがんだ一番ボトムの時点で少し2秒程度は静止するトレーニング方法のことです。

ポーズスクワットの効果的なやり方

ポーズスクワット

姿勢
  1. バーベルの真下で、支えられるように待機します。
    このとき、バーベルを上手く持ちやすい体勢にしておくのがポイントです。
方法
  1. バーベルを持ち、スクワットを行います。
  2. ポーズスクワットの特徴である一番ボトムの時点で少し2秒程度は静止することです。
  3. 元の位置へ立ち上がる
    このとき、ケガを防ぐためにバーベルの重さは自らが耐えられる重さにすることを徹底してください。
  4. これを繰り返す
回数

10回×3セット(セットの間隔は1分程あけましょう)

ポイント
  • ボトム位置で2秒静止する
  • つま先を上げない
  • 身体は真っ直ぐにして行う
効果
  • 内転筋、大殿筋、ハム、大腿四頭筋が発達する
  • 引き締まったお尻を作る
  • たくましい下半身を作る

当筋トレ効果のある筋肉各種
#内転筋 #大殿筋 #ハムストリングス #大腿四頭筋

詳細記事

応用⑦ハーフスクワット

ハーフスクワットとは、通常のスクワットと比べて膝を曲げる深さが半分になります。

ハーフスクワット

ハーフスクワット

姿勢
  1. 両足を肩幅ぐらいに開いてまっすぐ立ちます。
    その際、つま先を少し(30°ぐらい)外側に向けておきましょう。
方法
  1. スタートポジションからゆっくり膝を曲げ、膝が直角になるまで上半身を下ろしていきます。
    この時、かかとを床から離さないようにしてください。
  2. 膝が直角に、太ももが床と平行になったら少しストップし、また、ゆっくり元の姿勢に戻していきます。
  3. これを繰り返す
回数

10回×3セット(セットの間隔は1分程あけましょう)

ポイント
  • 膝をつま先より前に出さない
  • 背筋をまっすぐ伸ばす
  • 腹圧をしっかりかける
効果
  • たくましい下半身を作ることができる
  • 基礎代謝がアップする
  • 体幹が強化される
  • 脂肪が燃焼しやすくなる
  • スポーツでケガをしにくくなる

当筋トレ効果のある筋肉各種
#大殿筋 #ハムストリングス #大腿四頭筋

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応用⑧ダンベルランジ

ダンベルランジは、ダンベルを手に持ち、前脚を曲げ、後ろ脚を伸ばして行うランジの一種です。
通常、前脚の大腿四頭筋、ハムストリング、大臀筋、内転筋などが、後ろ脚の大腿二頭筋、腓腹筋などが鍛えられます。
また、ダンベルの重量を調整することで、トレーニングの難易度を調整することができます。

ダンベルランジ dumbbell lunge

姿勢
  1. 両手にダンベルを持ち、脚を肩幅に開きます。
方法
  1. 右足を前に出し、左足を後ろに置きます。
  2. 右足のかかとで立ち上がるようにして、右脚を曲げ、左膝を床に近づけます。
  3. 右足のかかとから力を入れて、元の位置に戻ります。
  4. 左足を前に出し、同様の動作を行います。
  5. 左右の脚を交互に行いながら、決められた回数や時間を実施します。
回数

左右交互10回×2セット(セットの間隔は1分程あけましょう)

ポイント
  • フォームを崩さずにゆっくりと行うこと
  • 膝がつま先よりも前に出ないようにすること
  • 背中をまっすぐに保つこと
  • 足を肩幅に開いて安定性を保つこと
  • 前脚が曲がる時に呼吸を吐き出し、伸びる時に呼吸を吸い込むこと
  • ダンベルの重量を調整して、自分に合った負荷をかけること
  • 足の向きや前後の距離を微調整して、自分に合ったフォームを見つけること
効果
  • 大腿四頭筋、ハムストリング、大臀筋、内転筋などの下半身の筋肉を強化することができる。
  • バランス感覚を養い、下半身の安定性を高めることができる。
  • 有酸素運動としても効果的であり、脂肪燃焼効果がある。
  • 腰痛予防や改善に役立つ。
  • 日常生活で必要とされる脚力を向上させることができる。
  • 膝関節や足首の可動域を改善することができる。
  • トレーニングによって下半身の筋力バランスを整えることができる。

当ストレッチ効果のある筋肉各種
#大殿筋 #大腿四頭筋、#ハムストリング、#内転筋などが、#大腿二頭筋(ハムストリングス)、#腓腹筋

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応用⑨デッドリフト

デッドリフト

姿勢
  1. 足の幅とグリップの設定
    バーベルの前に立ち、足を肩幅よりもやや広めに開きます。バーベルのグリップは、両手を肩幅よりも少し広めに配置します。
  2. スタンスと姿勢
    膝を軽く曲げて、背中を丸めずに胸を張ります。背筋を伸ばし、肩甲骨を寄せて背中を安定させます。
方法
  1. バーベルの持ち上げ
    両手でバーベルをしっかりと握り、腕は直立しています。腰を使ってバーベルを持ち上げますが、背中は丸めないように注意します。
  2. スタンスと背筋の維持
    バーベルを持ち上げたら、膝を伸ばして立ち上がります。このとき背筋をしっかりと保ち、バーベルを身体に近づけるようにします。
  3. ロックアウト
    背筋を伸ばし切った状態で、腰をしっかりと固定します。膝を伸ばし切って、足先まで体重をかけるように立ちます。
    バーベルの降ろし方: 腰を軽く曲げ、バーベルを制御して地面に降ろします。背中を丸めないように注意してバーベルを下ろしましょう。
回数

15回×2セット(セットの間隔は1分程あけましょう)

ポイント
  • デッドリフトは腰や背中に負担がかかるため、フォームを崩さないように注意しましょう。
  • バーベルを持ち上げる際には、膝と背中を同時に使って力を入れることが大切です。
  • 足はしっかりと地面に接地させて安定させることが重要です。
  • バーベルを持ち上げるときと降ろすときの動作をゆっくりと行うことで、フォームを保ちやすくなります。
効果
  • 背中の強化
    デッドリフトは背中の広背筋や僧帽筋を効果的に鍛えます。背中の筋肉は姿勢の維持に重要な役割を果たし、デッドリフトを行うことで背中の筋力を向上させることができます。
  • 下半身の強化
    脚の大腿四頭筋やハムストリングス、臀部の筋肉もデッドリフトの動作で鍛えられます。特に腰から下の筋肉に刺激を与えることで、全身のバランスの改善とスポーツパフォーマンスの向上に貢献します。
  • 核(コア)の安定性
    デッドリフトは核(コア)の筋肉、つまり腹筋や腰の筋肉を鍛えるのにも効果的です。正しいフォームを保つためには、核の安定性が重要であり、デッドリフトを通じてコアの強化が図れます。
  • グリップの強化
    デッドリフトは両手で重いバーベルを持ち上げるため、手のグリップ力を鍛えるのに適しています。握力の向上により、他のトレーニングや日常生活でも役立つ強靭な手指を得ることができます。
  • ホルモン分泌促進
    デッドリフトは大きな筋群を使う高強度の運動であり、ホルモンの分泌を促進します。特に成長ホルモンやテストステロンの分泌が増加し、筋肉の成長と回復を促進します。
  • カロリー消費
    デッドリフトは多くの筋肉を同時に使うため、高いエネルギー消費を伴います。このため、デッドリフトを行うことで脂肪燃焼を促進し、体脂肪の低減にも寄与します。
  • 筋力と筋持久力の向上
    デッドリフトは重い負荷を扱うことができるため、筋力と筋持久力を向上させる効果があります。持久力が向上することで、日常生活やスポーツでのパフォーマンスが改善されます。

当ストレッチ効果のある筋肉各種
#大腿四頭筋、ハムストリングス、大殿筋、脊柱起立筋、広背筋

応用⑩ヘックスバーデッドリフト

ヘックスバーデッドリフト

姿勢
  1. 初期姿勢
    ヘックスバーの中央に立ち、バーのハンドルを両手で掴みます。足は肩幅よりもやや広めに開き、つま先は前を向いています。
  2. 背筋の伸ばし方
    背筋を伸ばし、胸を張ります。肩甲骨を寄せて背中を安定させます。このとき腰は丸めずに、自然なS字カーブを保つようにします。
方法
  1. ヒップヒンジ
    腰を軽く曲げながら、ヒップヒンジ(腰を後ろに突き出す動作)を行います。上半身を前方に傾けるような形でバーを下ろしていきます。膝はわずかに曲げたままで、足の力は主に使わずにハムストリングスに力を入れます。
  2. バーの位置
    ヘックスバーデッドリフトではバーが足の両側にあるため、通常のバーベルデッドリフトよりもより内側に足を置くことになります。膝がバーと干渉しないようにするため、足の位置を調整します。
  3. ハムストリングスの伸張
    バーを膝の前面あたりまで下ろし、ハムストリングスがしっかりと伸張するようにします。背筋は伸ばしたままで腰を丸めないように注意します。
  4. ロックアウト
    ハムストリングスと臀部の力を使ってバーを持ち上げます。背筋を丸めずに、バーを地面に戻すまでゆっくりと上げます。
  5. 姿勢の保持
    バーを持ち上げる際にも背筋を伸ばしたままで姿勢を保ちます。
回数

15回×2セット(セットの間隔は1分程あけましょう)

ポイント
  • ヘックスバーデッドリフトは通常のバーベルデッドリフトとは異なるフォームで行われるため、足の位置やバーの持ち方に注意して行うことが重要です。
  • ハムストリングスや臀部に重点的な刺激を与えるため、背筋を丸めずに行うことが重要です。
  • 初めて行う場合やフォームに不安がある場合は、軽めの重量から始めて徐々に慣れていくことが大切です。
効果
  • ハムストリングスの強化
    デフィシットデッドリフトは通常のデッドリフトよりもバーベルが低い位置から始まるため、ハムストリングス(太ももの後ろの筋肉)により大きなストレッチと刺激をもたらします。ハムストリングスの強化により、走る、ジャンプするなどの動作においてパワーと安定性が向上します。
  • 臀部のトレーニング
    デフィシットデッドリフトは臀部(お尻の筋肉)にも効果的な刺激を与えます。足元を高くすることで、臀部により大きなストレッチと力の発揮が可能となります。臀部の強化により、下半身の安定性とパワーが向上します。
  • 腰の安定性と体幹の強化
    デフィシットデッドリフトの動作では、背筋を伸ばし、腰を丸めずにバーベルを持ち上げるため、腰の安定性と体幹(腹部および腰の筋肉)の強化にも効果があります。体幹の強化は姿勢の改善に繋がり、スポーツパフォーマンスや日常生活での姿勢のサポートに役立ちます。
  • スタート時の動作改善
    デフィシットデッドリフトは通常よりもバーベルが低い位置から始まるため、スタート時の動作を強化することに特化しています。地面からバーベルを持ち上げる初動のパフォーマンスを向上させることが期待されます。
  • バーベル持ち上げ範囲の増加
    足元を高くすることで、デフィシットデッドリフトでは通常よりもより低い位置からバーベルを持ち上げることになります。これにより、筋力と可動域が向上し、他のデッドリフトバリエーションにもプラスの影響を与えます。
  • バランスと安定性の向上
    デフィシットデッドリフトは足元が高いため、バランスと安定性が求められます。これにより、全身の筋肉をバランスよく使い、姿勢と安定性を向上させます。

当ストレッチ効果のある筋肉各種
#大腿四頭筋、ハムストリングス、大殿筋、脊柱起立筋、広背筋

応用⑪ダンベルレッグエクステンション

ダンベルレッグエクステンションの動作手順

姿勢
  1. 準備とウォームアップ
    適切なウォームアップを行います。軽い有酸素運動や軽めの脚のストレッチなどを通じて、関節と筋肉を準備します。
  2. ポジショニング
    フラットなベンチや椅子に座り、背中をしっかりとサポートします。足は床に平行に置き、膝を90度に曲げます。
  3. ダンベルの選定
    初めての場合は軽めのダンベルから始めましょう。ダンベルは両手に持ち、手のひらが体を向いているように握ります。
  4. 足の位置
    足首からつま先までを一直線に保ちながら、ダンベルを持った状態で足を前に伸ばします。このとき、大腿四頭筋がしっかりと引き締まる感覚を感じることが重要です。
方法
  1. 動作
    ゆっくりと息を吸いながら膝を伸ばし、ダンベルを持ち上げます。完全に伸ばす必要はなく、膝をやや曲げた状態をキープします。
  2. コントロールされた下降
    ゆっくりと息を吐きながら、膝を曲げてダンベルを元の位置に戻します。急激な動作は避け、コントロールされた動作を心掛けましょう。
  3. 反復
    決まった回数(例: 10回から15回程度)を行い、セットを複数回行います。休憩時間を取りながら適度な負荷でトレーニングを行います。
回数

10回×3セット (セットの間隔は1分程あけましょう)

ポイント
  • ウォームアップ: 重要なのは、ウォームアップを事前に行うことです。脚の筋肉を十分に温め、関節を動かすことで、ケガのリスクを軽減できます。
  • 正しい姿勢: 椅子やベンチに座り、背中をしっかりとサポートします。腰と背中がまっすぐで、安定したポジションを維持します。
  • ダンベルの選定: 使用するダンベルの重さは、十分な負荷をかけつつも、コントロールして動作できる範囲で選びましょう。初めての場合は軽めのダンベルから始め、慣れてきたら徐々に重さを増していくと良いです。
  • 足の位置: ダンベルを持ったら、足をヒザの関節で90度に曲げた状態で前に伸ばします。足首からつま先までを一直線に保ちます。
  • ゆっくりとした動作: ダンベルを上下に動かす際には、急激な動きを避けてゆっくりとコントロールされた動作を心掛けましょう。筋肉をしっかりと使うことが重要です。
  • 息のコントロール: 動作の際には、息を吸って下げ、息を吐いて上げるようにすると、安定感が増します。
  • 痛みや不快感に注意: エクササイズ中に痛みや不快感を感じた場合は、即座に動作を中断し、原因を確認してください。無理な負荷や不適切な姿勢がけがの原因になります。
  • 医師やトレーナーの指導: もし健康上の問題がある場合や初めて行う場合は、医師やフィットネストレーナーの指導を受けることをお勧めします。
効果
  • 大腿四頭筋の発達: ダンベルレッグエクステンションは大腿四頭筋を効果的に刺激するため、この筋肉の発達が期待されます。大腿四頭筋は脚の前面を覆う大きな筋肉であり、その発達によって脚の形状や強度が向上します。
  • 下半身の力強い形成: 大腿四頭筋の発達は下半身全体の力強い形成に寄与します。脚全体のトーンがアップし、バランスの取れた下半身が期待できます。
  • パワーと爆発力の向上: ダンベルレッグエクステンションは脚の筋力を向上させ、特にパワーと爆発力を向上させる効果があります。これはジャンプやスプリントなどの動的なアクティビティにおいて有益です。
  • 姿勢の改善: 大腿四頭筋は脚の伸展に関与しています。そのため、この筋肉を強化することで姿勢が改善され、立位や歩行時により安定した姿勢を維持しやすくなります。
  • 膝関節の安定性向上: ダンベルレッグエクステンションは膝関節にも効果的な刺激を与えます。大腿四頭筋の発達によって膝関節の安定性が向上し、怪我のリスクが軽減されます。
  • 日常生活への適用: 強化された大腿四頭筋は、日常生活の動作や階段の昇降など、様々な日常的な活動においても役立ちます。

当ストレッチ効果のある筋肉各種
大腿四頭筋

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おすすめの器具

レッグエクステンションを行うにあたって以下の器具が必要です。
その中でも私が使ってよかったと実感している器具を紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

レッグエクステンションで必要な器具

レッグエクステンションマシン

トレーニング後のケア

大腿四頭筋のトレーニング後のケア

トレーニング後のストレッチケアも大切です。
疲労を残さないことが、長く続けられる秘訣です。

ケア方法として、マッサージとストレッチの順番もポイントです。
基本的にマッサージを行ってから、ストレッチをした方が筋肉はほぐれます。

急に筋トレで縮んだ筋肉を伸ばすより、一旦、手でマッサージをしたりフォームローラーを利用してほぐしてから、ゆっくりストレッチで伸ばしていきましょう。

今回ご紹介したトレーニングは、主に【胸】の筋肉です。
レッグエクステンションをした後の★筋肉の名称★をしっかりケアしておきましょう。

太もものケア①ローラーで大腿四頭筋の筋膜リリース

【消音】 タップしてフィットネス動画を見る (#R_MVI_1065)

姿勢
  1. 四つん這い姿勢
  2. ローラーを片方の太ももで挟む
方法
  1. ローラーを太ももで前後に動かしながら筋膜リリース
  2. 股関節から膝までしっかりとローラーでほぐす
回数

片脚10回×2セット(セットの間隔は1分程あけましょう)

ポイント
  • 脚を内旋させて、外側広筋をほぐす
  • 脚を外旋させて、内側広筋をほぐす
効果
  • 太もも前をほぐす
  • 脚の血行を促進し代謝アップ
  • 脚の疲労改善
  • 太ももを細くする

当ストレッチ効果のある筋肉各種
#大腿四頭筋

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北野 優旗

セルフでほぐすのにはグリッドフォームローラーがおすすめです!
カラダの部位に合わせていろいろな使い方ができて、気持ちいいです!

背中の筋膜リリース!ローラーストレッチで背骨の弾力性を高める

背中をほぐす筋膜リリース

グリッドフォームローラー本体・付属品

グリッドフォームローラー

使い方、特徴、機能性など、もっと詳しく商品を知りたい方は、下のページで紹介していますので、参考に読んでみてください↓↓↓

太もものケア②大腿四頭筋ストレッチ

【消音】 タップしてフィットネス動画を見る (#92)

姿勢
  1. 壁際に直立
    バランスをとるため壁や椅子につかまって行う
方法
  1. まずは、左脚のもも前の筋肉(大腿四頭筋や縫工筋)を伸ばす場合
    左膝を曲げながら足首を掴んでもも前を伸ばす
  2. 上体を前に倒すことで、より一層ストレッチ負荷を強めることができる
回数左右5回×2セット(セットの間隔は1分程あけましょう)
ポイント
  • このストレッチができない場合は、太ももや膝関節が硬いということが言える。
    時間をかけてゆっくりと伸ばしていくことが大切。
  • 片脚で立つため、必ず壁か椅子などに手を置き支えながら行おう。
効果
  • 腿前の大腿四頭筋や縫工筋が柔らかくなることで膝関節や股関節の負担が軽減される
  • 股関節の屈曲動作、膝関節の屈曲、伸展動作が楽になる
  • 歩いていて躓きにくくなる
  • 歩いたり立てっていることで脚が疲れたときに伸ばすと疲労回復
  • スポーツ前後のケアに最適

当ストレッチ効果のある筋肉各種
#大腿四頭筋、縫工筋

太もものケア③椅子太ももストレッチ

【消音】 タップしてフィットネス動画を見る (#R_IMG_3727)

姿勢
  1. 椅子を準備する
  2. 椅子の前で直立姿勢
方法
  1. 片足の甲を背後で持ち、膝を椅子に置く
  2. 両手で背後の足の甲を引き寄せる
回数

左右15秒×2セット(セットの間隔は1分程あけましょう)

ポイント
  • 椅子を使うことで、後方から大腿四頭筋をさらに張力を与えて伸ばす
効果
  • 大腿四頭筋の緊張をほぐす
  • 股関節の前後の動作を柔らかくする

当ストレッチ効果のある筋肉各種
#大腿四頭筋(#内側広筋 #外側広筋 #中間広筋 #大腿

太もものケア④股関節前後ストレッチ

【消音】 タップしてフィットネス動画を見る (#Q_IMG_2084)

姿勢
  1. 壁の近くで片膝立ち
方法
  1. 壁に手を置き、体の安定したバランスを取る
  2. ゆっくりと重心を前に乗せる
  3. 次は後ろへ戻すを繰り返す
回数左右10回×2セット(セットの間隔は1分程あけましょう)
ポイント
  • 前に重心を乗せることで少しずつ前後の可動域が広がる

効果
  • 前後の開脚でも内ももの内転筋はストレッチされてほぐれる
  • 股関節可動域アップ
  • 大腿四頭筋ストレッチ
  • 内もものたるみ改善
  • 当ストレッチ効果のある筋肉各種
    #大内転筋 #長内転筋 #短内転筋 #ハムストリングス?

安全と注意事項

レッグエクステンションの安全と注意事項

レッグエクステンションは、すべてのレジスタンスエクササイズと同様に、効果と安全性のために正しいフォームとテクニックを必要とします。

次の安全と注意事項は、レッグエクステンションを正しく行い、怪我のリスクを減らすのに役立ちます。

  • 適切な機器の選択
    レッグエクステンションマシンを使用する場合、適切な機器を選びましょう。機器のシートやパッドは快適で、適切なサポートを提供する必要があります。
  • 座り方
    マシンに座る際、背中とヒップは機器のバックレストにしっかりと当たっていることを確認し、安定した姿勢を保ちます。
  • 足の位置
    足が機器のローラーパッドに適切に配置されていることを確認しましょう。膝の位置は座席のエッジからわずかに突き出ているべきです。
  • 腰の安定性
    レッグエクステンションを行う際、腰を安定させるためにコア(体幹)の筋肉を意識的に使いましょう。腰を前に曲げないように注意しましょう。
  • 動作の制御
    下半身の筋肉を使って、ゆっくりと力を入れて膝を伸ばしましょう。急激な動きや強制的な反動を避けましょう。
  • 呼吸
    動作中に正しい呼吸を保つことが重要です。一般的に、力を入れる際に呼気し、リラックスする際に吸気します。
  • 負荷の設定
    レッグエクステンションマシンの負荷を適切に設定しましょう。負荷が軽すぎると効果が薄れ、重すぎるとけがのリスクが高まります。最初は軽めから始めて、徐々に負荷を増やしていきましょう。
  • 痛みや不快感
    エクササイズ中に痛みや不快感を感じた場合、すぐにトレーニングを中断しましょう。痛みが続く場合は、医師や理学療法士に相談してください。
  • トレーニングのバリエーション
    レッグエクステンションには様々なバリエーションがあります。時折異なるバリエーションを取り入れることで、筋肉への刺激を変えることができます。

よくある質問

レッグエクステンションのよくある質問

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質問

レッグエクステンションはどの筋肉を鍛えるのですか?

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北野 優旗

レッグエクステンションは、主に大腿四頭筋(前ももの筋肉)を鍛えるのに効果的です。このエクササイズは、前ももの筋肉の中でも特に膝伸筋(quadriceps)に焦点を当てます。


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質問

レッグエクステンションは他の下半身のエクササイズとどう違いますか?

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北野 優旗

レッグエクステンションは、他の下半身のエクササイズ(スクワット、デッドリフトなど)とは異なり、特に大腿四頭筋をターゲットにした単一の動きです。他のエクササイズと組み合わせて使うことで、バランスの良い下半身のトレーニングを実現できます。


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質問

レッグエクステンションマシンを使用するときの注意点は何ですか?

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北野 優旗

レッグエクステンションマシンを使用する際の注意点は次の通りです:

  • 正しい座り方:マシンに座る際、背中とヒップはバックレストにしっかり当たるようにしましょう。
  • 足の位置:足はローラーパッドに適切に配置されていることを確認し、膝の位置は座席のエッジからわずかに突き出すべきです。
  • 腰の安定性:腰を安定させるためにコア(体幹)の筋肉を使い、腰を前に曲げないようにしましょう。
  • 動作の制御:ゆっくりと膝を伸ばし、急激な動きや強制的な反動を避けましょう。


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質問

レッグエクステンションはどのくらいの頻度で行うべきですか?

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北野 優旗

レッグエクステンションは膝に一定の負荷をかけますが、正しいフォームと注意を守って行うことで、むしろ膝の安定性を向上させる助けになります。しかし、膝に問題がある場合や怪我をしている場合は、医師や理学療法士に相談し、適切なアプローチを取ることが重要です。


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質問

レッグエクステンションはどの程度の重さ(負荷)を使うべきですか?

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北野 優旗

使用する重さは、個人のフィットネスレベルとトレーニング目標によって異なります。一般的なガイドラインとして、適切なフォームを保ちながら、最大で12〜15回のリピティションができる負荷を選びます。負荷が軽すぎる場合は効果が薄れ、重すぎる場合はフォームが崩れやすくなります。トレーニングを進化させるために、定期的に負荷を調整することが重要です。


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質問

レッグエクステンションは筋肉を増やすだけでなく、脂肪を燃焼するのに役立ち

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北野 優旗

レッグエクステンションは主に筋力トレーニングのエクササイズであり、筋肉を増やすのに効果的です。脂肪を燃焼するためには、有酸素運動(ランニング、サイクリングなど)も組み合わせることが推奨されます。筋力トレーニングと有酸素運動を組み合わせたトレーニングプログラムが、全体的なフィットネスと体重管理に効果的です。


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質問

レッグエクステンションの代替エクササイズはありますか?

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北野 優旗

レッグエクステンションの代替エクササイズとして、スクワットやランジ(前蹴り)などの下半身のエクササイズが考えられます。これらのエクササイズは大腿四頭筋を鍛えるのにも効果的ですが、複数の筋肉グループをターゲットにすることができます。トレーニングプログラムにバリエーションを取り入れることが、全体的な筋力とバランスを向上させるのに役立ちます。

筋膜リリースに最適なマッサージガン

トレーニングやエクササイズの疲れを翌日に残すのは嫌ですよね。
リカバリーケアに最適なマッサージガンを紹介した記事です。
マッサージガンの使い方、選び方も合わせて解説していますので、興味のある方は参考にしてみてください。

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北野 優旗

今回のブログ記事はいかがだったでしょうか?ご意見ご感想を頂ければ幸いです。今後の情報発信における励みになります!心よりお待ちしております。
※お名前はニックネームで大丈夫です。お気軽にお寄せください。

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北野 優旗

『QITANOカラダづくりラボ』運営 / 著書。1982年1月生。順天堂大学にてスポーツ健康学を学び、保健体育教員資格取得。中学・高校・大学では陸上競技で全国2位の実績。身体均整法を取得し、整体の実技、セルフケアトレーナーを取得。2007年 三豊市にきたの均整院を開業。2015年 美脚・骨盤エクササイズグッズ「スタイルアップレグール」を開発販売。当サイトはトレーナー、整体師としての経験を基にコンテンツ情報を配信しています。
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