ボールクランチの効果的なやり方|腹筋群の体幹を鍛えるトレーニング

北野 優旗北野 優旗

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ボールクランチの効果的なやり方

ボールクランチ
Ball Crunch

【概要】
別名

バランスボールクランチ(Balance Ball Crunch)
スタビリティボールクランチ(Stability Ball Crunches)

ターゲット

メイン:腹直筋
サブ:腸腰筋、腹斜筋、腹横筋

レベル

初級から中級

必要器具
  • バランスボール

ボールクランチの基本的な方法と正しいフォーム・効果を高めるやり方のコツ・安全と注意事項・応用編(他の方法・初心者・女性でもできる方法)について詳しく解説していきます。

またボールクランチは、別名バランスボールクランチ(Balance Ball Crunch)やスタビリティボールクランチ(Stability Ball Crunches)とも言われ、本記事では名前を統一して、「ボールクランチ」で解説していきます。
SNSやブログ等で紹介してもらえるとうれしいです。

ボールクランチの基本的なやり方

腹筋運動の一つにクランチがあります。
腹筋運動というと学校の体育でやったような腰から体を起こす運動がイメージされますが、あれはシフトアップです。

クランチは、膝を曲げた状態で、お腹を覗き込むように上体だけ丸めるトレーニングのことを言います。

ボールクランチとは、そんなクランチをバランスボールを使って行うトレーニングです。
通常のクランチでは得られない効果も期待できるトレーニングですが、まずは正しいやり方やコツなどを知っておきましょう。

目次

基本的な方法

 タップしてフィットネス動画を見る

ボールクランチの基本的な方法は、バランスボールに乗って通常のクランチを行います。

通常のクランチと同様に腹筋を鍛える効果を狙ったトレーニングですが、通常よりも腹筋を大きく動かすことができるのが特徴です。
かつ、通常のクランチよりも負荷が軽いため、通常の方法が難しい人にもやりやすくなっています。

ただし、バランスを取りにくいバランスボールの上で行うため、正しいフォームで行うことに注意しなければなりません。

ボールクランチは、バランスボールがあれば自宅でもできるトレーニングです。

気軽にできるのがメリットですが、一方で、ちょっとしたやり方の違いで効果がアップしたり、逆に意味のないものになってしまったりします。

フォームと動作の正しいやり方をチェックしてみましょう。

スタートポジション

バランスボールクランチのスタートポジション

スタートポジション

スタートポジションにつく前に、まずバランスボールを用意しましょう。
通常のサイズは直径が65センチですが、小柄な人でそれでは大きすぎる場合は55センチのボールもあります。

逆に、大柄な人向けに直径75センチのボールもあるので、体格に合わせて適切な大きさのものを選んでください。

バランスボールを用意したら、ボールに乗る前に空気圧を確認します。
上に乗った時に少しへこむぐらいがベストの空気圧です。

パンパンになるほど空気を入れるとトレーニングの効果が低下するので、少しへこむ程度に調節しましょう。

バランスボールの用意が整ったら、いよいよトレーニングです。
バランスボールに背中から乗って体を預けます。

その際、肩幅程度に両足を広げ、両足とも床にしっかりつけておいてください。
それから両腕を胸の前で軽くクロスします。

動作手順

バランスボールクランチの動作手順

動作手順

  1. スタートポジションについたら、その状態で両足で体を支えつつ、お腹を引っ込めながら上体をさらに反らせてください。

  2. 次に、上体を丸め込むような感じでゆっくり起こしていきましょう。

  3. 元のポジションに戻って1回です。あとはこの一連の動作を繰り返します。

呼吸

ボールクランチの呼吸方法

ボールクランチの際、呼吸は常にしたままです。
具体的には、体を後ろに反らす時に息を吸いながら行い、体を起こす時は息を吐きながら起こしていきます。

元のポジションに戻った状態で息を吐ききる感じです。
あごを引き、筋肉をしっかり収縮させて、またゆっくりと息を吸いながら体を反らせていきます。

回数・セット数

バランスボールクランチの回数・セット数

ボールクランチの回数の目安は20回前後です。
1セット20回を、インターバルを挟みながら合計3セット行います。

ただし、このトレーニング自体、負荷はあまり高くありません。
筋肥大を目的にする場合、ロープやダンベルなどを使って負荷を高めましょう。

初心者の方は、上げ下げを10回を1セットとし、これを3セット行います。

慣れていない場合は無理をせず、軽めの重さで設定したり、回数を少なくしてください。
正しいフォームを意識して徐々に慣れていくことが大切です。
慣れてきたら、以下のように「総負荷量」で筋肥大を目指しましょう。

ちなみにですが、私の場合ですとボールクランチは、以下のような総負荷量の回数でセットを組んでいます。

中級者以上の参考「総負荷量」
(回数・重量・セット数)
1セット12RM
2セット9RM
3セット6RM
4セット3RM
5セット6RM
6セット18RM

※「RM」とはRepetition Maximum(最大反復回数)の略語。
ある一定の重さに対し、何回反復できるかにより、自分の限界となる運動強度を判断する方法。

セット間のインターバル休憩時間については、こちらの記事も参考にしてください。

筋トレの頻度は週2を目安に行うことで筋肥大効果が得られます。

ボールクランチの回数の目安

ボールクランチの男女別回数の目安

それぞれ、以下のレベルの人を対象して、重量の目安表を示します。

  • 初心者:1ヶ月以上トレーニングした人
  • 初級者:6ヶ月以上トレーニングした人
  • 中級者:2年以上トレーニングした人
  • 上級者:5年以上トレーニングした人
  • エリート:アスリート

なお、こちらのデータは海外のサイト「STRENGTH LEVELストレングス レベル (強度レベル)」を参照しました。
また、こちらの数値は正しいフォームで1回だけ挙げられる最大重量(1RM)を示しています。
※通常のクランチの回数を表示しています。参考にしてみてください。

自分の体重とウェイトトレーニングの経験から、バランスボールクランチ回数の目安がわかります。

男性の体重別ボールクランチ基準(回数)

男性の体重別ボールクランチ基準(回数)

体 重初心者初級者中級者上級者エリート
50< 11557111176
55< 11757109170
60< 11957106164
65< 12057104158
70< 12056101153
75< 1215599148
80< 1215596144
85< 1215494139
90< 1225391135
95< 1225289131
1001225187128
1051215085124
1101214983121
1152214881118
1202214779115
1252214678112
1302204676110
1352204574107
1403204473105
女性の体重別ボールクランチ基準(回数)

女性の体重別ボールクランチ基準(回数)

体 重初心者初級者中級者上級者エリート
40< 11454107170
45< 11451101158
50< 1144995148
55< 1134790139
60< 1134585131
65< 1134381124
70< 1124177118
75< 1113973113
80< 1113770107
85< 1103667103
90< 110346498
95< 110336294
100< 19315991
105< 19305787
110< 18295584
115< 18285381
120< 18275178

ボールクランチの効果を高めるコツ

ボールクランチの効果を高めるコツ

ボールクランチでターゲットの筋肉にしっかり効かせるために、以下のコツを押さえておいてください。

ボールクランチは、バランスボールさえあれば、パーソナルトレーナーもなしで、自宅でも行えるトレーニングです。

しかし、きちんとコツを押さえておかないと、せっかくのトレーニングの効果が下がってしまうこともあります。

コツさえ覚えておけば、自分でも正しいフォームで鍛えられます。

コツ①なるべくゆっくり行う

ボールクランチは、反動をつけて勢いよくやると簡単にできます。
しかし、それでは筋肉にかかる負荷が低いため、トレーニングの効果が得られません。

お腹の筋肉にしっかり効いていることを意識しながら、なるべくゆっくり動作するのがコツです。

コツ②体をしっかり反らす

上体を後ろに反らす時は、しっかり反らせてください。
腹筋は意外と可動域の大きな筋肉です。

その筋肉にしっかり刺激を与えるためにも、上体を反らす時は「このぐらいかな」よりさらに一段階反らすとよいでしょう。

効果と発達する筋肉部位

バランスボールクランチの効果と発達する筋肉部位

ボールクランチで発達する具体的な筋肉の部位と、トレーニングによって期待できる効果です。

ボールクランチは、狙う筋肉がピンポイントで定まっているので、目的意識がはっきりしやすいです。

その効果をチェックしてみましょう。

肥大化部位腹筋群が発達する

腹直筋

腹直筋

ボールクランチのターゲットは腹筋群です。
腹筋群とは、腹直筋ふくちょくきんを始め、腹横筋ふくおうきんや腹斜筋(外腹斜筋がいふくしゃきん内腹斜筋ないふくしゃきん)と複数の筋肉によって構成されています。

このトレーニングで特に発達するのは、体の前面、表層にある腹直筋です。
また、腹圧をしっかり入れてトレーニングすることにより、深層にある腹横筋も刺激することができます。

腹直筋ふくちょくきんの機能について詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考に読んでみてください。

効果①通常のクランチでは鍛えられない部位まで鍛えられる

通常のクランチでは鍛えられない部位まで鍛えられる

腹筋の可動域は想像以上に大きいです。
体は前に丸まるだけでなく、後ろにも大きく反らすことができます。
この後ろに反らす時にも腹筋が働いているのです。

通常のクランチでは上体を前に丸めるだけなので、腹筋の可動域の半分も刺激できません。
一方、背中を大きく反らすボールクランチでは、腹筋の可動域を目一杯使ったトレーニングが可能です。

効果②シックスパックを目指せる

体幹強化で腹筋がシックスパックにポッコリお腹さよなら

腹筋がきれいに6つに割れたシックスパックは、体の表面にある腹直筋が目立った状態です。
ボールクランチは腹直筋を効率よく鍛えられるトレーニングですので、シックスパックを目指すにはぴったりでしょう。

応用編

ボールクランチを応用したやり方もご紹介します。
体幹の腹筋を違った角度で鍛えたい方はぜひこちらのトレーニング種目も参考にしてみてください。

また、女性や初心者で筋力がない方でも行える鍛え方もあります。

応用①バランスボール クランチサイド

【消音】 タップしてフィットネス動画を見る (#R_IMG_3593)

姿勢
  1. バランスボールを準備し、お尻に当てて仰向け姿勢
方法
  1. 両手を後頭部で組む
  2. 後方に体を倒し、上半身を左右へツイストする
回数

左右交互10回×2セット(セットの間隔は1分程あけましょう)

ポイント
  • 体が直立で行っても意味はなく、しっかりと傾斜をつけるまで体を後ろに倒す
効果
  • ツイストで腹斜筋をバキバキに鍛える
  • ウエストのくびれを作る
  • 体幹のバランス力
  • 腹直筋・内外腹斜筋を鍛える

当ストレッチ効果のある筋肉各種
#内腹斜筋 #腹直筋

応用②バランスボール ツイスト

【消音】 タップしてフィットネス動画を見る (#R_IMG_3594)

姿勢
  1. バランスボール・ダンベル1つを準備し、お尻に当てて仰向け姿勢
方法
  1. ダンベルを顔前に構える
  2. 後方に体を倒し、上半身を左右へツイストする
回数

左右交互10回×2セット(セットの間隔は1分程あけましょう)

ポイント
  • 持ったダンベルを左右へ大きく動かすことで効果的に腹筋を鍛える
効果
  • ダンベルツイストで腹斜筋を鍛える
  • ブレない体幹のバランス力
  • ウエストのくびれを作る
  • 腹直筋・内外腹斜筋を鍛える

当ストレッチ効果のある筋肉各種
#外腹斜筋 #内腹斜筋 #腹直筋

応用③バランスボール プランク

【消音】 タップしてフィットネス動画を見る (#R_IMG_3595)

姿勢
  1. バランスボールを準備する
方法
  1. バランスボールに両肘を当てる
  2. 肘で挟むようにバランスを取り、プランク姿勢をキープ
回数

20秒×2セット(セットの間隔は1分程あけましょう)

ポイント
  • 腰が引けないように、体が直線になるようにキープすること
効果
  • ブレない上半身を作る
  • たるんだお腹を引き締める
  • 筋力とバランス力を鍛える
  • 上半身と下半身をつなぐ体幹力

当ストレッチ効果のある筋肉各種
#外腹斜筋 

応用④バランスボール プルオーバー

【消音】 タップしてフィットネス動画を見る (#R_IMG_3596)

姿勢
  1. バランスボールとダンベル1つを準備する。
  2. バランスボールに腰・背中を当てもたれる。
方法
  1. ダンベルを顔前に持ち上げ、もたれた姿勢から
  2. 腹筋とハムストリングスを使って、上体を起こす
回数

10回×2セット(セットの間隔は1分程あけましょう)

ポイント
  • ダンベルの重さを重くすると、より筋力アップにつながる
効果
  • 体が崩れないように体幹強化
  • もも裏のハムストリングを鍛える
  • 全身運動でシックスパックを作る
  • 上半身と下半身をつなぐ体幹力

当ストレッチ効果のある筋肉各種
#大腿二頭筋 

応用⑤バランスボール リバースシットアップ

【消音】 タップしてフィットネス動画を見る (#R_IMG_3598)

姿勢
  1. バランスボールを準備する
  2. バランスボールに両足を乗せる
方法
  1. 後頭部で両手を組む
  2. 肩甲骨が浮く程度の腹筋を行う
回数

10回×2セット(セットの間隔は1分程あけましょう)

ポイント
  • 上体を起こすときは、おへそを見るように行う
効果
  • 体が崩れないように体幹強化
  • 腹直筋を鍛える
  • バランスを保ちながらシックスパックを作る
  • 上半身と下半身をつなぐ体幹力

当ストレッチ効果のある筋肉各種
#腹直筋 

応用⑥バランスボール ミリタリープレス

【消音】 タップしてフィットネス動画を見る (#R_IMG_3599)

姿勢
  1. バランスボールを準備する
  2. バランスボールにお腹から乗る
方法
  1. 両手を前方に伸ばす
  2. 両手を返しながら、脇を締める
回数

10回×2セット(セットの間隔は1分程あけましょう)

ポイント
  • 手を寄せる(脇を締める)時は、肩甲骨周辺の筋肉を締めて寄せる
効果
  • 背筋を引き締める
  • 肩甲骨周辺の筋群を鍛える
  • 肩甲骨の可動域を広げる
  • 背中美人を目指す

当ストレッチ効果のある筋肉各種
#広背筋 

応用⑦バランスボール バックエクステンション

【消音】 タップしてフィットネス動画を見る (#R_IMG_3603)

姿勢
  1. バランスボールをお腹に当てる
  2. 両手は頭の後ろに構える
方法
  1. 後方へ上体を反らし、背筋を収縮させる
  2. バランスが崩れないように、脚や体幹にも意識を置く
回数

10回×2セット(セットの間隔は1分程あけましょう)

ポイント
  • 足の幅を広げることで、バランスが保ちやすくなる
効果
  • 背筋力アップ
  • ヒップアップ
  • ハムストリングスの強化
  • 背中美人

当ストレッチ効果のある筋肉各種
#広背筋 

応用⑧バランスボール レッグレイズ

【消音】 タップしてフィットネス動画を見る (#Q_IMG_3636)

姿勢
  1. バランスボールを準備する
  2. 床に体育座り姿勢
方法
  1. バランスボールを足首で挟む
  2. バランスボールを落とさないように内転筋を締めながらレッグレイズ
回数

10回×2セット(セットの間隔は1分程あけましょう)

ポイント
  • 足を下げるときは、ゆっくり床にタッチする程度になるように腹筋を締める
効果
  • 体幹(腹直筋)の強化
  • 内もも(内転筋)の強化
  • 下っ腹のぽっこりお腹解消
  • ウエストダウン

当ストレッチ効果のある筋肉各種
#腹直筋 #内転筋

応用⑨バランスボール ツイストレッグレイズ

【消音】 タップしてフィットネス動画を見る (#Q_IMG_3637)

姿勢
  1. バランスボールを準備する
  2. 床に体育座り姿勢
方法
  1. バランスボールを足首で挟む
  2. 一度持ち上げ、左右へ脚を倒す
回数

左右10回×2セット(セットの間隔は1分程あけましょう)

ポイント
  • 両手を広げて、体勢が崩れないように体幹を鍛える
効果
  • 体幹(腹直筋)の強化
  • 内もも(内転筋)の強化
  • 下っ腹のぽっこりお腹解消
  • ウエストを細くする

当ストレッチ効果のある筋肉各種
#前鋸筋 #腹直筋 #内転筋

応用⑩レッグリフト

レッグリフト(leg lift)とは、仰向けの状態で足を上げて腹筋を鍛える自重トレーニングです。
ターゲットは腹直筋、大腿四頭筋、腸腰筋です。

レッグリフトの効果的なやり方

レッグリフト

姿勢

仰向けの状態から両足を天井に向けて伸ばします。
この際に膝を曲げないようにしましょう。

両腕は力を抜いて、仰向けの状態で自然に床につくポジションで大丈夫です。

方法
  1. スタートポジションの状態から、お尻を浮かせ、両足を持ち上げます。

  2. つま先が最高点に達したらゆっくりとスタートポジションまで戻します。

  3. 反動は付けすぎずにゆっくりと繰り返します。

回数

初心者の方は、上げ下げ5回を1セットとし、2セット
中級者であれば、上げ下げ10回~20回を、2~3セット

ポイント
  • 首や肩などの力を抜く
  • 腹筋部位を意識しゆっくりと行う
  • バランスボールやメディシンボールを使ってもよい
  • ブレないように体幹を固定
  • 足を曲げすぎない
効果
  • 腹直筋、腸腰筋、大腿四頭筋が発達する
  • インナーマッスルが鍛えられ、姿勢が良くなる
  • お腹痩せに効果がある
  • シックスパックを作る
  • 11字腹筋を作る
  • 当エクササイズ効果のある筋肉各種
    #腹直筋 #腸腰筋 #大腿四頭筋
詳細記事

応用⑪リバーストランクツイスト

リバーストランクツイストのスタートポジション

スタートポジション

姿勢
  1. 初期ポジションの取り方
    床に仰向けに寝転びます。手は身体の横において支えます。
  2. 両脚を持ち上げる
    両脚をまっすぐに伸ばし、床から浮かせます。脚は地面と垂直になるように持ち上げましょう。
方法
  1. 脚を左右に倒す
    両脚をまっすぐに保ったまま、左側にゆっくりと傾けます。左脚を床に近づけ、右脚をできるだけ真っすぐに保ちます。
  2. 反対方向に戻す
    左側に傾けたら、元の位置に戻り、次に右側にゆっくりと脚を傾けます。
  3. 反復
    左右に脚を傾ける動作を交互に行います。呼吸を意識しながら、ゆっくりとした動作で行います。
回数

左右に10回×3セット (初心者向け)

ポイント
  • 姿勢の確認: 仰向けに寝転び、背中を床に密着させてリラックスした姿勢を確認します。
  • 両脚を持ち上げる: 両脚を伸ばして、床から数センチ浮かせます。このとき、腹筋に意識を集中し、下腹部を特に引き締めましょう。
  • 脚を左右に傾ける: 両脚を一緒に左に傾け、床に近づけます。このとき、腰を床から浮かせずに、斜めに傾くよう心がけます。腹筋を使って左右に動かします。
  • 反対方向に戻す: 左に傾けたら、元の位置に戻り、次に両脚を右に傾けます。脚を傾ける際には、なるべく床に対して垂直な状態を保ちます。
  • 呼吸のリズム: 動作の際に呼吸に注意し、吸いながら動くか吐きながら動くかを一貫して行います。これにより、安定感が増し、動作がスムーズになります。
  • ペースを調整: 初めて行う場合や腰に負担を感じる場合は、ゆっくりとしたペースで行い、徐々に慣れてから速度を上げても構いません。
  • 安定した動作: 動作は安定して行いましょう。急激な動きや無理なくできない範囲での動作は避けます。
効果
  • 腹筋の強化: リバーストランクツイストは、特に腹直筋や斜め腹筋に効果を発揮します。脚を左右に傾ける動作により、腹部の筋肉が引き締まります。
  • 下腹部のトーンアップ: 脚を持ち上げ、左右に傾けることで、下腹部の筋肉も刺激されます。このエクササイズは、下腹部を引き締めるのに効果的です。
  • 体幹の安定性向上: トランクツイストの動作には、体幹の安定性が求められます。このトレーニングを行うことで、背中や腰、お尻などの周辺の筋肉も働き、体幹全体の安定性が向上します。
  • バランスの向上: 腹筋や体幹を強化することで、全体的なバランスが向上します。これは日常生活や他のスポーツやトレーニングにおいても役立ちます。
  • 柔軟性の向上: 脚を持ち上げて左右に傾ける動作には、体幹の柔軟性が必要です。リバーストランクツイストを定期的に行うことで、柔軟性が向上する可能性があります。
  • 脂肪燃焼: 体幹を強化するトレーニングはエネルギーを使うため、脂肪燃焼にも寄与します。ただし、脂肪を減らすためには全体的な運動とバランスの良い食事も重要です。

当ストレッチ効果のある筋肉各種
腹斜筋、腹直筋、前鋸筋、腸腰筋

詳細記事

応用⑫ダンベルクランチ

ダンベルクランチの効果と発達する筋肉部位

姿勢
  1. マットに仰向けに寝ます。膝を曲げて足裏を床につけ、腰と背中をマットにフィットさせます。
  2. 両手にダンベルを持ち、胸の前に保持します。手のひらは内向きに向けます。
方法
  1. 上半身を徐々に起こし、腹筋を緊張させながら胸を天井に向けて持ち上げます。頭と首は正しい位置を保ちながら動かします。
  2. 上半身がマットから数センチ程度持ち上がったら、ゆっくりと元の位置に戻します。
回数

10回×3セット (初心者向け)
中級者からは、総負荷量トレーニングで筋肥大を行います。

ポイント
  • 姿勢を正確に保つことが重要です。背中をベンチにしっかりと密着させ、腰もしっかりと支えます。
  • 頭と首の位置は一直線に保ち、無理なく首を曲げないようにします。
  • 腹筋を意識しながら、上半身をゆっくりと上げます。急な動作は避けて、腹筋がしっかりと収縮するように心掛けましょう。
  • ダンベルを持つ際には、しっかりと握り、落とさないように注意します。重量は適切なものを選びましょう。
  • 動作の幅や回数は、自分の体力やトレーニングのレベルに合わせて調整します。徐々に負荷を上げていくことで、効果的なトレーニングが可能です。
効果
  • 腹直筋の強化
    ダンベルクランチは主に腹直筋(Rectus Abdominis)をターゲットとしています。腹直筋は腹部の中央に位置し、シックスパックのような外見を作るのに重要な筋肉です。
  • 体幹の安定性向上
    ダンベルクランチはコア全体を安定させるのに役立ちます。体幹は体の中心部であり、姿勢のサポートやバランスの維持に重要な役割を果たしています。
  • 腹筋の収縮力向上
    ダンベルを使用して行うことで、腹筋の収縮力を高めることができます。これにより、日常生活やスポーツ活動での動作においてもより強力な腹筋を活用できます。
  • 腹部の筋肉バランスの改善
    ダンベルクランチは腹部の筋肉バランスを整えるのに役立ちます。バラエティ豊かな腹筋エクササイズを取り入れることで、各部位の筋肉を均等に発達させることができます。
  • 腹部の定義の向上
    継続的なトレーニングにより、腹部の筋肉が強化されて定義された外見が得られる可能性があります。ただし、ダイエットや全体的な体脂肪の削減も重要です。
  • 姿勢の改善
    体幹の強化は姿勢の改善にも寄与します。強力な体幹を持つことで、背骨のサポートが向上し、良い姿勢を維持しやすくなります。
  • 当エクササイズ効果のある筋肉各種
    #三角筋後部 #広背筋 #僧帽筋
詳細記事

応用⑬バイシクルクランチ

【消音】 タップしてフィットネス動画を見る (#Q_IMG_4020)

姿勢
  1. 仰向け姿勢
方法
  1. 膝と肘をクロスして、体幹を収縮させる
  2. できれば膝と肘をタッチする
回数

左右交互に10回×2セット(セットの間隔は1分程あけましょう)

ポイント
  • 膝を寄せるより、上体を起こす意識で行うことで体幹を強化できる
効果
  • 腹斜筋、腹直筋の強化
  • くびれを作る
  • ウエストダウン
  • ぽっこりお腹解消

当ストレッチ効果のある筋肉各種
#外腹斜筋 #腹直筋

詳細記事

応用⑭リバースクランチ

【消音】 タップしてフィットネス動画を見る (#R_MVI_0832)

姿勢
  1. 仰向け姿勢から両膝立ち
方法
  1. 両足を揃えたまま真上に持ち上げる
  2. お尻が軽く浮く程度まで上げる
回数

10回×2セット(セットの間隔は1分程あけましょう)

ポイント
  • 足を下す際は、かかとが床に軽くタッチする程度で繰り返す
効果
  • ぽっこりお腹解消
  • くびれ形成
  • ウエストダウン
  • 体幹のインナーマッスルを鍛える

当ストレッチ効果のある筋肉各種
#腹直筋 #内腹斜筋 #外腹斜筋

応用⑮壁でクランチ

【消音】 タップしてフィットネス動画を見る (#R_IMG_3809)

姿勢
  1. 両脚を上げて、壁にぴたりとつける
  2. 骨盤を壁に寄せる
方法
  1. 腹筋の力で上体を起こす
  2. 伸ばした手で、膝からスネを上下するように腹筋を繰り返す
回数

10回×2セット(セットの間隔は1分程あけましょう)

ポイント
  • 普通のクランチより足が動きにくく腹筋を使いやすいメリット
効果
  • 腹筋を引き締める
  • ぽっこりお腹解消
  • ウエストダウン
  • 脚のむくみをとる

当ストレッチ効果のある筋肉各種
#腹直筋

おすすめの器具

ボールクランチを行うにあたって以下の器具が必要です。
その中でも私が使ってよかったと実感している器具を紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

ボールクランチで必要な器具

バランスボール

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北野 優旗

バランスボールを始めようかなぁと思ったら、ぜひ下の記事も読んでみてください↓↓↓

トレーニング後のケア

女性腹筋トレーニング後のストレッチ

トレーニング後のストレッチケアも大切です。
疲労を残さないことが、長く続けられる秘訣です。

ケア方法として、マッサージとストレッチの順番もポイントです。
基本的にマッサージを行ってから、ストレッチをした方が筋肉はほぐれます。

急に筋トレで縮んだ筋肉を伸ばすより、一旦、手でマッサージをしたりフォームローラーを利用してほぐしてから、ゆっくりストレッチで伸ばしていきましょう。

今回ご紹介したトレーニングは、主に【お腹】の筋肉です。
体幹の腹筋群をしっかりケアしておきましょう。

腹筋のケア①クワッドロッカー

【消音】 タップしてフィットネス動画を見る (#R_MVI_0842)

姿勢
  1. 両手を床につく
方法
  1. 腰を後ろへ引き、背筋を伸ばす
  2. 上体を前に移動し脱力し、腹筋を伸ばす
回数

前後10回×2セット(セットの間隔は1分程あけましょう)

ポイント
  • 息をゆっくり吐きながら、脱力することで全身が緩む
効果
  • 腹筋を伸ばす
  • 丸まった背筋を伸ばす
  • 猫背改善
  • 上半身の反るストレッチ

当ストレッチ効果のある筋肉各種
#腹直筋

体幹のケア②捻転ストレッチ

【消音】 タップしてフィットネス動画を見る (#Q_IMG_3567)

姿勢
  1. 仰向け姿勢
方法
  1. 体幹を起点に脚を反対方向へ回し腰をひねる
  2. ゆっくりと息を吐きながら腰をストレッチ
回数

左右30秒×2セット(セットの間隔は1分程あけましょう)

ポイント
  • 膝が床につくまでしっかり柔らかくなるまでストレッチでほぐしましょう
効果
  • 辛い腰が楽になる
  • 体幹の柔軟性アップ
  • 内臓の引き上げでウエストダウン
  • 腰骨のつまりをほぐす

当エクササイズ効果のある筋肉各種
#腰方形筋 #大腰筋 #脊柱起立筋

体幹のケア③体幹の側筋ストレッチ

【消音】 タップしてフィットネス動画を見る (#r_img_3709)

姿勢
  1. 横すわり姿勢
  2. 両手を頭上で組む
方法
  1. 左右へ息を吐きながらゆっくり倒す。
  2. 体幹を意識しながら、元の位置へ戻す
回数

左右6回×2セット(セットの間隔は1分程あけましょう)

ポイント
  • 呼吸に合わせるとストレッチ効果もあり柔軟性が高まる
効果
  • くびれを作る
  • 体幹を強化する
  • ぽっこりお腹解消
  • 左右の骨盤のバランスを改善

当ストレッチ効果のある筋肉各種
#棘上筋 #小円筋 #大円筋 #肩甲下筋

体幹のケア④座りながら骨盤クロス|

【消音】 タップしてフィットネス動画を見る (#R_IMG_3786)

姿勢
  1. 体育座り姿勢から、両手を後方に手をつく
方法
  1. 両脚を合わせたまま左右に膝を倒す
  2. 息を吐きながら、左右交互に行う
回数

左右10回×2セット(セットの間隔は1分程あけましょう)

ポイント
  • 膝の倒れ具合が、左右均等になるように意識して行う
  • 繰り返し行うことで揃ってくる
効果
  • 腰の柔軟性を高める
  • 骨盤のバランスを整える
  • ウエストを細くする
  • くびれを作る

当ストレッチ効果のある筋肉各種
#内腹斜筋 

安全と注意事項

バランスボールクランチの安全と注意事項

ボールクランチは、すべてのレジスタンスエクササイズと同様に、効果と安全性のために正しいフォームとテクニックを必要とします。

次の安全と注意事項は、ボールクランチを正しく行い、怪我のリスクを減らすのに役立ちます。

  • 正しい位置で座る
    バランスボールの上に正しい位置で座ります。ボールの上半分が背中をサポートしている状態で、腰がボールの上に乗っているような感じです。
  • 足の位置
    足は肩幅程度に開き、安定感を確保します。足裏全体をしっかりと床につけましょう。
  • 腰と背中のサポート
    ボールに対して背中がしっかりと付いていることを確認し、腰を浮かせないようにします。背中がボールから離れると、効果が薄れるだけでなく、ケガのリスクも高まります。
  • 手の位置
    通常は両手を頭の後ろでクロスさせるか、耳の後ろに置きます。首に負担をかけないようにしましょう。
  • 頭と首の位置
    頭と首は一直線に保ちます。無理に首を前に倒さないようにし、背中を丸めるのではなく、コアの力を使って上半身を浮かせます。
  • ゆっくりとした動作
    上半身をゆっくりと起こし、コアの筋肉を意識して動かします。急激な動作は避け、コントロールされた動きを心がけましょう。
  • 呼吸
    動作中は呼吸をしっかりとコントロールします。通常、上がるときに息を吸い、下がるときに息を吐くというリズムが良いです。

よくある質問

バランスボールクランチのよくある質問

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質問

バランスボールクランチを始める前にウォームアップは必要ですか?

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北野 優旗

はい、ウォームアップは重要です。全身を軽く動かし、コアや腰回りの筋肉を十分にほぐすことで、クランチの効果を最大化し、怪我のリスクを低減します。


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質問

バランスボールのサイズは重要ですか?

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北野 優旗

はい、サイズが重要です。適切なサイズのボールを使用することで、姿勢が estabilized し、エクササイズの安定感が増します。通常、足を地面につけた状態で座った時に膝が90度に曲がるサイズが適切です。


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質問

バランスボールクランチはどのくらいの頻度で行うべきですか?

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北野 優旗

これは個人差がありますが、週に2~3回、1回あたり15~20分程度が一般的です。無理なく続けることが重要で、過度なトレーニングは避けましょう。


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質問

クランチを行う際、どの部位に効果があるのですか?

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北野 優旗

バランスボールクランチは主に腹直筋や腹横筋に効果があります。しかし、安定感を保つために全身を使うため、広範囲なコアの筋肉や腰回りの筋肉にも影響を与えます。


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質問

妊娠中でもバランスボールクランチは安全ですか?

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北野 優旗

妊娠中は慎重に行うべきです。医師のアドバイスを仰ぎ、自身の体調に合わせた変更を取り入れながら行うか、別の安全なエクササイズを検討することをお勧めします。


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質問

バランスボールクランチを行うと腰に負担がかかりませんか?

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北野 優旗

正しいフォームで行えば、バランスボールクランチは腰に負担をかけず、コアを効果的に鍛えることができます。しかし、初めて行う場合や腰痛がある場合は注意が必要で、痛みを感じたら中断し、専門家に相談してください。

筋膜リリースに最適なマッサージガン

トレーニングやエクササイズの疲れを翌日に残すのは嫌ですよね。
リカバリーケアに最適なマッサージガンを紹介した記事です。
マッサージガンの使い方、選び方も合わせて解説していますので、興味のある方は参考にしてみてください。

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北野 優旗

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北野 優旗

『QITANOカラダづくりラボ』運営 / 著書。1982年1月生。順天堂大学にてスポーツ健康学を学び、保健体育教員資格取得。中学・高校・大学では陸上競技で全国2位の実績。身体均整法を取得し、整体の実技、セルフケアトレーナーを取得。2007年 三豊市にきたの均整院を開業。2015年 美脚・骨盤エクササイズグッズ「スタイルアップレグール」を開発販売。当サイトはトレーナー、整体師としての経験を基にコンテンツ情報を配信しています。
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