ダンベルフロアプレスの効果的なやり方|大胸筋・上腕三頭筋・三角筋(前部)を鍛えるトレーニング

北野 優旗北野 優旗

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ダンベルフロアプレスの効果的なやり方

ダンベルフロアプレス
Dumbbell Floor Press

【概要】
別名

ダンベルプレス(Dumbbell press)もしくはフロアプレス(Floor Press)

ターゲット

メイン:大胸筋
サブ:上腕三頭筋・三角筋(前部)

レベル

初級から中級

必要器具
  • ダンベル

ダンベルフロアプレスの基本的な方法と正しいフォーム・効果を高めるやり方のコツ・安全と注意事項・応用編(他の方法・初心者・女性でもできる方法)について詳しく解説していきます。

またダンベルフロアプレスは、別名ダンベルプレス(Dumbbell press)もしくはフロアプレス(Floor Press)とも言われ、本記事では名前を統一して、「ダンベルフロアプレス」で解説していきます。
SNSやブログ等で紹介してもらえるとうれしいです。

ダンベルフロアプレスの基本的なやり方

目次

基本的な方法

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ダンベルフロアプレスの基本は、床でダンベルを用いてベンチプレスをするイメージです。
ベンチ台がない自宅でも簡単にできますし、ジムでベンチ台が混んでいて使えないという時にもできる筋トレです。

正しいやり方で行うことで、分厚い大胸筋を得られます。さっそく試してみましょう。

気軽にできるのがメリットですが、一方で、ちょっとしたやり方の違いで効果がアップしたり、逆に意味のないものになってしまったりします。

フォームと動作の正しいやり方をチェックしてみましょう。

スタートポジション

ダンベルフロアプレスのスタートポジション

スタートポジション

体が痛くならないように床にヨガマットなどを敷いて、その上に仰向けに寝ます。
最初は軽めのダンベルにして、負荷が弱いようであれば徐々に重くしていきましょう。

ダンベルを両手に持って、体にほぼ垂直になるように肩を開きます。腰は反った状態にして、胸は上に向かって張るようにします。

動作手順

ダンベルフロアプレスの動作手順

動作手順

  1. 両手のダンベルを同時に上に挙げて、重みを感じます。
  2. そのまま、ゆっくりダンベルを下ろし、肘が90度くらいになるまで下げます。
  3. ダンベルが下がり終わったら、今度はゆっくりと上げていくのを繰り返します。

呼吸

ダンベルフロアプレスの呼吸方法

ダンベルを下すときに、息を吸います。そして、上げるときにゆっくりと息を吐いていきます。

肘と腕の正しい位置や角度を気にしつつ、呼吸をしっかりと意識して、大きく呼吸すると効果的です。

回数・セット数・重量

ダンベルフロアプレスの回数・セット数・重量

初めたばかりのときなら、1セット10回から15回くらいを目安にします。
それを3セット程度行います。

慣れてきたら、回数やセット数はそれほど変えずに、まずはダンベルを重くするようにします。

もし、自宅により重いダンベルがないのであれば、セット数を増やすこともできます。

慣れていない場合は無理をせず、軽めの重さで設定したり、回数を少なくしてください。
正しいフォームを意識して徐々に慣れていくことが大切です。
慣れてきたら、以下のように「総負荷量」で筋肥大を目指しましょう。

ちなみにですが、私の場合ですとダンベルフロアプレスは、以下のような総負荷量の回数でセットを組んでいます。

中級者以上の参考「総負荷量」
(回数・重量・セット数)
1セット12RM
2セット9RM
3セット6RM
4セット3RM
5セット6RM
6セット18RM

※「RM」とはRepetition Maximum(最大反復回数)の略語。
ある一定の重さに対し、何回反復できるかにより、自分の限界となる運動強度を判断する方法。

セット間のインターバル休憩時間については、こちらの記事も参考にしてください。

筋トレの頻度は週2を目安に行うことで筋肥大効果が得られます。

ダンベルフロアプレスの重量の目安

それぞれ、以下のレベルの人を対象して、重量の目安表を示します。

  • 初心者:1ヶ月以上トレーニングした人
  • 初級者:6ヶ月以上トレーニングした人
  • 中級者:2年以上トレーニングした人
  • 上級者:5年以上トレーニングした人
  • エリート:アスリート

なお、こちらのデータは海外のサイト「STRENGTH LEVELストレングス レベル (強度レベル)」を参照しました。また、こちらの数値は正しいフォームで1回だけ挙げられる最大重量(1RM)を示しています。
自分の体重とウェイトトレーニングの経験から、ダンベルフロアプレス重量の目安がわかります。

男性の体重別ダンベルフロアプレス基準(kg)

男性の体重別ダンベルフロアプレス基準(kg)

ダンベルの重量は1つのダンベル用で、バーの重量を含みます。通常は2 kg /4.4lbです。

体 重初心者初級者中級者上級者エリート
50713223345
55915253649
601018273953
651220304357
701422334660
751524354963
801726385167
851828405470
902030425773
952232455976
1002334476279
1052535496481
1102637516784
1152739536986
1202941557189
1253042577391
1303244597694
1353345607896
1403447628098
女性の体重別ダンベルフロアプレス基準(kg)

女性の体重別ダンベルフロアプレス基準(kg)

ダンベルの重量は1つのダンベル用で、バーの重量を含みます。通常は2 kg /4.4lbです。

体 重初心者初級者中級者上級者エリート
4036122028
4548142231
5049162433
55510172636
60611192838
65713202940
70814223142
75915233344
80916243446
851017253647
901118273749
951219283951
1001220294052
1051321304154
1101421314355
1151522324456
1201523334558

ダンベルフロアプレスの効果を高めるコツ

ダンベルフロアプレスの効果を高めるコツ

ダンベルフロアプレスは、闇雲にやっても効果はイマイチです。コツを押さえて取り組みましょう。

ダンベルフロアプレスは、ダンベルさえあれば、パーソナルトレーナーもなしで、自宅でも行えるトレーニングです。

しかし、きちんとコツを押さえておかないと、せっかくのトレーニングの効果が下がってしまうこともあります。

コツさえ覚えておけば、自分でも正しいフォームで鍛えられます。

コツ①肘を床につけない

注意点として、腕を下す時には床につけないようにします。
床に触れるか触れないかのギリギリのところで我慢して、そこから上げる動作に移ります。

慣れてきたら、最下点に来たときに数秒止めてから上げ始めると、効果がより強くなります。

コツ②安定したフォームを意識

安定した正しいフォームで行うと、筋肉により効きます。
そのためには、お尻を締める感覚でぐっと力を入れると同時に、腹筋に力を入れます。

体幹がぶれず、安定したフォームとなりますので、大胸筋への効果が高くなります。

効果と発達する筋肉部位

ダンベルフロアプレスの効果と発達する筋肉部位

ダンベルフロアプレスをすることで効く筋肉と、その効果をチェックしてみましょう。
トレーニングをする際には、その部分を意識することで、より効果を発揮します。

ダンベルフロアプレスは、狙う筋肉がピンポイントで定まっているので、目的意識がはっきりしやすいです。

その効果をチェックしてみましょう。

肥大化部位大胸筋や上腕三頭筋が発達する

大胸筋が鍛えられる

ダンベルを胸の筋肉で押し上げたり、ゆっくりと下ろすときに負荷をかけたりすることで、大胸筋だいきょうきんを鍛えられます。
胸の大きな筋肉ですので、張りがあってたくましい上半身を作るのに非常に優れた筋トレとなります。

また大胸筋から腕につながる方の三角筋さんかくきん(前部)も同様に強い収縮によって鍛えることができます。

もう一つは上腕三頭筋じょうわんさんとうきんです。腕の肘から上の筋肉で、やはり腕の太さの違いを実感させる筋肉となります。
しっかりとトレーニングすれば、比較的早く効果が出てきて太くなってきますので、初心者にもおすすめの筋トレ方法と言えます。

大胸筋だいきょうきんの機能について詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考に読んでみてください。

効果①スピードの上げ下げのコントロールがしやすい

ダンベルフロアプレスの効果:スピードの上げ下げのコントロールがしやすい

ダンベルを上げたり下げたりするときは、一定のスピードで動かしても良いのですが、ある程度スピードの緩急を付けると、筋肉への刺激が強くなります。

特に上げる時には少し速めにして、下げる時にはゆっくりすることで、より負荷をかけられます。
下げるときのスピードによって、かなりキツさが変わってくるのを実感できるはずです。

同じ動きでも効果が増し、調整をしやすいのがメリットとなります。

効果②肩のけが防止

ダンベルフロアプレスの効果:肩のけが防止

ベンチ台でプレスをする場合、ウエイトがある分慎重に行う必要があり、正しいフォームを確実に押さえる重要性が高まります。

その点、ダンベルフロアプレスはどんなにダンベルが重くて肘が下がったとしても、床までしか行かないので、肩や肘に負担がかかる体勢になることがありません。

そのため、けがを防止して安全に鍛えられるのです。
安全性を重視して効率よく筋肉を大きくしたいと考えている方は、あえてベンチ台を使わずに、こちらの方法でトレーニングしてみるのもおすすめです。

効果③他の筋トレの効果アップにつながる

ダンベルフロアプレスの効果:他の筋トレの効果アップにつながる

胸筋を鍛えるトレーニングはいくつもあって、ベンチプレスや腕立て伏せなどが一般的です。
それぞれに筋肉への刺激の仕方が異なるので、たまにメニューを変えて行う人も多いです。

ダンベルフロアプレスをそのサイクルの中に加えると、より効果的です。
というのも、この筋トレでは負荷をかけるだけでなく、負荷を押し上げるという動作が加わるからです。

この動作への意識が強まり、筋肉の動きが活発になりますので、他の筋トレをする際に重量アップをしやすくなります。

応用編

ダンベルフロアプレスを応用したやり方もご紹介します。
大胸筋や上腕三頭筋を違った角度で鍛えたい方はぜひこちらのトレーニング種目も参考にしてみてください。

また、女性や初心者で筋力がない方でも行える鍛え方もあります。

応用①ベンチプレス

ベンチプレス(Bench press)は大胸筋や上腕三頭筋を鍛えるポピュラーな筋トレメソッドです。インクラインベンチプレスとは違って、ベンチ台をフラットな状態に戻して行うバーベルを用いたウエイトトレーニングです。主なメインターゲットは大胸筋。サブターゲットは三角筋前部、上腕三頭筋です。胸板を厚くしたいと思う方には、最適な筋トレですね。

ベンチプレス

ベンチプレス

姿勢
  1. ベンチはフラットの状態にセットする
  2. ベンチに仰向けに、背中と腰、頭を付ける
  3. バーベルを握る手の間隔は、基本的に肩幅よりやや広く持ち、下したときに肘が90度になるくらいに手幅を調整する。
方法
  1. ラックからバーベルを外し、ゆっくり胸へ下す。
    下すポイントは、大胸筋の中部を意識してゆっくり下す。
  2. 胸につくかつかないほどで止める
  3. フォームが崩れないように、天井へ垂直に持ち上げる。
  4. その後、ゆっくりとダンベルを下ろすのですが、肘の100~120度の角度をキープしたまま下ろすようにします。
  5. これを10回×3セット(初心者)
回数

10回×3セット (初心者向け)
中級者からは、総負荷量トレーニングで筋肥大を行います。

ポイント
  • 反動をつけたり、胸で押し返したりしないようにする。
  • 背中や腰を反らして行わない。
  • 手の幅が狭くなりすぎないようにする
    下した際に肘が90度に曲がるほどに手幅を調節する。
  • 肩甲骨を寄せるイメージ。
効果
  • 大胸筋全体が発達
  • 胸板が厚くなる
  • 大胸筋(上部)にピンポイント効く
  • 二の腕が太くなり、男らしい太い腕を作る
  • スーツが似合う上半身を作る
  • 当エクササイズ効果のある筋肉各種
    #大胸筋全体(中部) #三角筋(前部) #上腕三頭筋

応用②インクラインダンベルプレス

インクラインダンベルプレス(Incline dumbbell press)は、インクラインベンチに横たわった姿勢で、両手に持ったダンベルを上げ下げするトレーニングです。
ダンベルで負荷をかけることで、腕と胸の上部の筋肉を主に鍛えることができます。

インクラインダンベルプレス

インクラインダンベルプレス

姿勢

スタートポジションのポイントは、やはりインクラインベンチの角度です。
フラットすぎても、角度が高すぎても、胸の筋肉にうまく負荷がかからなくなってしまいます。
基本的には30~45度くらい、具体的な角度に関しては実際に試しながら、自分に合った範囲で調節しましょう。

角度が高いと肩へ、フラットすぎると腕と大胸筋の中部に、負荷が分散してしまうので気をつけましょう。
この姿勢で、脇を少し広げた状態(90度よりも狭いくらいで)でダンベルを持った両手を持ち上げて構えます。
このスタートポジションから、ダンベルを持ち上げていきます。

方法

インクラインダンベルフライと同様

  1. このスタートポジョンからダンベルを天井に向かって持ち上げていくことになります。
  2. 肩甲骨を寄せるよう意識しながら、ゆっくりと持ち上げていくのがポイントです。
    どの部分の筋肉に負荷がかかっているのかを意識しながら持ち上げていくことで、トレーニングがしっかり行えているかどうかを確認することもできるでしょう。
  3. ダンベルを持ち上げたら、今度はゆっくりと元の位置まで下ろしていきます。下ろす際にも重力で落とすのではなく、筋肉を使って、速度をコントロールしながら下ろしていきましょう。
回数

10回×3セット (初心者向け)
中級者からは、総負荷量トレーニングで筋肥大を行います。

ポイント
  • 注意したいのは脇を広げる角度です。
    90度よりは広くしないように、一般的には60~80度くらいが理想的とされています。
  • 肩への負担が気になる方は、手首を体の内側にカタカナの「ハ」の字を作るように構えて持ち上げると、やりやすくなります。
  • 持ち上げる際にはあまりお尻を上げないように気をつけましょう。
効果
  • 大胸筋上腕三頭筋三角筋(前部)が発達します
  • とくに大胸筋上部を集中して鍛えられます
  • 厚い胸板、がっしりとした肩、太い腕…まさに男にとって理想的な「マッチョなボディ」を作り上げます
  • 女性であれば、胸が大きく、さらに垂れ下がりをバストアップさせます。
  • ?
  • 当エクササイズ効果のある筋肉各種
    #大胸筋上部 #上腕三頭筋 #三角筋前部
詳細記事

応用③ダンベルプルオーバー

ダンベルプルオーバー

姿勢
  1. フラットベンチを選んで、ベンチ上に仰向けに寝ます。頭、背中、お尻がベンチにしっかり接触していることを確認しましょう。足は床につけます。
  2. 両手でダンベルを持ち、腕を真っすぐに伸ばします。手の幅は肩幅よりも広めに取ります。これにより、胸部と三頭筋への負荷が増します。
  3. ダンベルを胸の上に持ってきて、両手でしっかりと握ります。このとき、ダンベルは両手で持った状態で上向きになります。この動作は息を吸いながら行います。
方法
  1. ダンベルを頭の方向にゆっくりと下げていきます。この際、肘が微曲状態を維持し、ダンベルをコントロールしながら下げましょう。胸部を伸ばす感覚を持つために、背中を強調して収縮させることが大切です。ダンベルを下げる際に息を吐きます。
  2. ダンベルを胸の上まで戻します。この動作は息を吸いながら行います。
  3. 上記の手順を指定回数または指定セット数繰り返します。
回数

15回×2セット(セットの間隔は1分程あけましょう)

ポイント
  • 正確なフォームを維持することが最も重要です。フォームが崩れると怪我のリスクが高まります。
  • フラットベンチに仰向けに寝、頭、背中、お尻がベンチにしっかり接触していることを確認しましょう。
  • ベンチでの姿勢を安定させ、背中を強調して収縮させるため、ダンベルを下げる際、肩と背中の筋肉を意識的に使いましょう。
  • 肘を微曲させ、ダンベルをコントロールしながら下げることで、肩や関節への負担を軽減します。
  • ダンベルの重さを選ぶ際、自分のフィットネスレベルに合わせて、初めての場合は軽めから始めましょう。
  • ウォームアップとストレッチを行い、筋肉を温め、関節を準備し、怪我のリスクを軽減しましょう。
  • トレーニング中に不快な痛みや異常な感覚がある場合は、すぐにトレーニングを中断し、医師に相談しましょう。
  • トレーニング中は自身の能力に合ったセットとレップスを選び、無理な負荷をかけないようにしましょう。
  • ダンベルプルオーバーを行う際は、ゆっくりとしたペースでコントロールして実行し、急いで動作を行わないようにしましょう。
  • トレーニング前に十分な休息を取り、トレーニング後にも適切な休息と回復時間を確保しましょう。
効果
  • 胸筋の発達: ダンベルプルオーバーは胸部の筋肉を強化し、特に上部胸部に効果をもたらすエクササイズです。
  • 三頭筋の強化: ダンベルプルオーバーは三頭筋にも効果をもたらし、腕の筋力向上に寄与します。
  • 背中と広背筋の刺激: 背中と広背筋を強調的に刺激するため、背中の発達に寄与します。
  • 肩の柔軟性: ダンベルプルオーバーを正確に実行するためには、肩の柔軟性が必要で、肩関節の柔軟性を向上させます。
  • インナーコア強化: 姿勢を維持し、コアの安定性を保つために内部の腹筋にも負荷をかけます。
  • 骨盤周りの筋力向上: ヒップスラストの要素を含むダンベルプルオーバーは、骨盤周りの筋力を向上させる効果があります。
  • トータルボディトーン: ダンベルプルオーバーは複数の筋肉群を同時に鍛えるため、全身のトーンを向上させます。
  • ストレッチとストレス解消: ダンベルプルオーバーの動作中、背中と胸部にストレッチがかかり、リラックス効果をもたらすことがあります。

当ストレッチ効果のある筋肉各種
#上腕三頭筋

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応用④フロアーダンベルフライ

フロアーダンベルフライ

フロアーダンベルフライ

姿勢
  1. フラットな床で仰向け姿勢
  2. ダンベルを両手に持つ
方法

インクラインダンベルフライと同様

  1. 胸のところにあるダンベルを天井に突き上げるように持ち上げます。
  2. この際、体の中心に寄せるようにダンベルを持っていくこともできます。
  3. 胸を閉じるような感覚で動かすと、大胸筋の上部を鍛えられます。
  4. その後、ゆっくりとダンベルを下ろすのですが、肘の100~120度の角度をキープしたまま下ろすようにします。
  5. これを10回×3セット(初心者)
回数

10回×3セット (初心者向け)
中級者からは、総負荷量トレーニングで筋肥大を行います。

ポイント
  • ダンベルを上げる時に息を吐き、下ろす時に吸うように意識します。
  • 肘は100~120度軽く曲げます。
  • 肩甲骨を寄せるようにして両腕を下ろします。
  • まずは、軽いダンベルから重さを調節していきましょう。
  • フロアに当てないように、ゆっくり下ろしましょう。
効果
  • ?大胸筋全体を鍛えることができます。
  • 胸板を厚くすることができます。
  • 女性はバストアップ
  • 当エクササイズ効果のある筋肉各種
    #大胸筋

応用⑤フラットダンベルフライ

ダンベルフライの効果と発達する筋肉部位

姿勢
  1. ベンチ台をフラットな状態にして仰向け姿勢
  2. ダンベルを両手に持つ
方法
  1. 胸のところにあるダンベルを天井に突き上げるように持ち上げます。
  2. この際、体の中心に寄せるようにダンベルを持っていくこともできます。
  3. 胸を閉じるような感覚で動かすと、大胸筋全体を鍛えられます。
  4. その後、ゆっくりとダンベルを下ろすのですが、肘の100~120度の角度をキープしたまま下ろすようにします。
  5. これを10回×3セット(初心者)
回数

10回×3セット (初心者向け)
中級者からは、総負荷量トレーニングで筋肥大を行います。

ポイント
  • ダンベルを上げる時に息を吐き、下ろす時に吸うように意識します。
  • 肘は100~120度軽く曲げます。
  • 肩甲骨を寄せるようにして両腕を下ろします。
  • まずは、軽いダンベルから重さを調節していきましょう。
効果
  • 大胸筋全体を鍛えることができます。
  • 胸板を厚くすることができます。
  • 女性はバストアップ
  • 当エクササイズ効果のある筋肉各種
    #大胸筋
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応用⑥インクラインダンベルフライ

インクラインダンベルフライ効果と発達する筋肉部位は大胸筋上部

インクラインダンベルフライ

姿勢
  1. ベンチは30度から45度くらいの角度を付けて、体がずり落ちないように足で支える。
    この角度によって鍛えられる筋肉部分が変わってきますが、最初は無理なくできるように、浅い角度から始めると安全。

  2. ダンベルは両手で、二つが平行になるように持ちます。
    この時、胸の上にダンベルが来るようにします。

方法
  1. 胸のところにあるダンベルを天井に突き上げるように持ち上げます。
  2. この際、体の中心に寄せるようにダンベルを持っていくこともできます。
  3. 胸を閉じるような感覚で動かすと、大胸筋の上部を鍛えられます。
  4. その後、ゆっくりとダンベルを下ろすのですが、肘の100~120度の角度をキープしたまま下ろすようにします。
  5. これを10回×3セット(初心者)
回数

10回×3セット(セットの間隔は1分程あけましょう)

ポイント
  • 肘は100~120度軽く曲げる
  • 肩甲骨を寄せるイメージ
効果
  • 胸板が厚くなる
  • 大胸筋(上部)にピンポイント

当筋トレ効果のある筋肉各種
#大胸筋 #三角筋前部 #上腕二頭筋

詳細記事

応用⑦ベントアームプルオーバー

ベントアームプルオーバー

姿勢
  1. フラットベンチに仰向けに寝ます。頭、背中、お尻がベンチにしっかりと接触していることを確認しましょう。
  2. バーベルまたはダンベルを持ちます。手の幅は肩幅より広く、腕は軽く曲げた状態から始めます。
  3. 腕を軽く曲げ、バーベルまたはダンベルを頭の上に持ち上げます。これが出発位置です。
方法
  1. ゆっくりとバーベルまたはダンベルを頭の後ろに向けて下げます。背中の中央部分と胸部の上部が伸びる感覚を持ちましょう。
  2. バーベルまたはダンベルを制御しながら元の位置に戻します。
  3. 上記の手順を指定回数またはセット数繰り返します。
回数

15回×2セット(セットの間隔は1分程あけましょう)

ポイント
  • 正確なフォームを維持: フォームを正確に保つことが怪我を防ぎ、効果的なトレーニングを可能にします。背中が丸まらないように注意しましょう。
  • バーベルまたはダンベルの重さ: 重さは個人のフィットネスレベルに合わせて選びましょう。初めて行う場合は軽い重さから始め、徐々に増やしていきます。
  • 安定性: ベンチでの姿勢を安定させ、頭、背中、お尻がベンチにしっかり接触していることを確認しましょう。安定性が欠如すると怪我のリスクが高まります。
  • 背中への焦点: ベントアームプルオーバーは背中の筋肉に焦点を合わせるため、背中の中央部分と胸部の上部を強調的に感じながら動作を行いましょう。
  • バーベルまたはダンベルのコントロール: バーベルまたはダンベルを制御しながら上げ下げしましょう。急激な動きや無理な力をかけないように注意しましょう。
  • ウォームアップとクールダウン: ウォームアップとストレッチを行い、筋肉を準備し、怪我のリスクを軽減しましょう。トレーニング後にも適切なクールダウンを行います。
  • 個人の制限に注意: トレーニング中に無理な負荷をかけないようにし、個人の能力に合ったセットとレップスを選びます。無理な力を入れないようにしましょう。
  • 痛みや異常感覚に注意: トレーニング中に不快な痛みや異常な感覚がある場合は、すぐにトレーニングを中断し、医師に相談しましょう。
効果
  • 背中の発達: ベントアームプルオーバーは背中の筋肉に強烈な刺激を提供し、特に背中の中央部分や上部背部を効果的に鍛えます。このエクササイズにより、背中の発達と広がりを促進します。
  • 上腕三頭筋の強化: ベントアームプルオーバーは三頭筋にも働きかけ、腕の筋力を向上させます。三頭筋の発達により、腕の力強さが増し、他のトレーニングにも寄与します。
  • 肩の柔軟性: このエクササイズは肩関節の柔軟性を向上させるのに役立ちます。肩関節の範囲を広げ、他の運動やトレーニングの際に肩関節への負担を軽減します。
  • トータルボディワークアウト: ベントアームプルオーバーは複数の筋肉群を同時に鍛えるトータルボディワークアウトの一部として組み込むことができます。トータルボディのトーンと力強さを向上させます。
  • 体幹の安定性: ベントアームプルオーバーはバーベルまたはダンベルを制御するためにコアの筋肉を使う必要があり、コアの安定性を向上させます。
  • 姿勢の改善: このエクササイズは背中と上半身の筋肉を強化するため、姿勢を改善するのに役立ちます。正しい姿勢は日常生活での健康とコンディショニングに重要です。

当ストレッチ効果のある筋肉各種
#広背筋 #大胸筋 #上腕三頭筋 #大円筋

詳細記事

応用⑧デクラインダンベルフライ

デクラインダンベルフライ

デクラインダンベルフライ

姿勢
  1. 頭側が低くなるようにベンチ台に傾斜をつけて仰向け姿勢
    インクラインベンチでない場合は、安定したボックスを下に敷いて行っても良い。
  2. ダンベルを両手に持つ
方法

インクラインダンベルフライと同様

  1. 胸のところにあるダンベルを天井に突き上げるように持ち上げます。
  2. この際、体の中心に寄せるようにダンベルを持っていくこともできます。
  3. 胸を閉じるような感覚で動かすと、大胸筋の下部を鍛えられます。
  4. その後、ゆっくりとダンベルを下ろすのですが、肘の100~120度の角度をキープしたまま下ろすようにします。
  5. これを10回×3セット(初心者)
回数

10回×3セット (初心者向け)
中級者からは、総負荷量トレーニングで筋肥大を行います。

ポイント
  • ダンベルを上げる時に息を吐き、下ろす時に吸うように意識します。
  • 肘は100~120度軽く曲げます。
  • 肩甲骨を寄せるようにして両腕を下ろします。
  • まずは、軽いダンベルから重さを調節していきましょう。
効果
  • ?大胸筋下部をメインで鍛えることができます。
  • 胸の段差を大きくすることができます。
  • 胸板を厚くすることができます。
  • 女性はバストアップ
  • 当エクササイズ効果のある筋肉各種
    #大胸筋下部

応用⑨ノーマルプッシュアップ|基本腕立て伏せ

基本的なプッシュアップ(腕立て伏せ)のやり方を解説します。

【消音】 タップしてフィットネス動画を見る (#Q_IMG_4019)

姿勢
  1. 両手を床につく
方法
  1. できる限り深く腕を曲げてプッシュアップ
  2. 床に胸が軽く触れるくらい下げるとよい
回数

15回×2セット(セットの間隔は1分程あけましょう)

ポイント
  • 腰が引けないように、体のラインは直線を意識する
効果
  • 上腕三頭筋を鍛えて腕を強化
  • 大胸筋を鍛えて胸を強化
  • 胸板が厚くなる
  • 二の腕のたるみ改善

当ストレッチ効果のある筋肉各種
#上腕三頭筋 #大胸筋

詳細記事

応用⑩インクラインプッシュアップ

大胸筋(下部)を鍛える自重トレーニング

大胸筋(下部)を鍛える自重トレーニング

姿勢
  1. 高さのある土台となるものを用意しましょう。
  2. この土台に両手を乗せて足を後ろに引きます、腕だけでもたれかかって腕立て伏せの体勢をつくります。
    この時、腕の負荷を上げるためにも足は開かずに閉じることを心がけましょう。
    大切なのは腕は床と垂直にしましょう。
  3. この時の理想の上半身の傾きは30度とされています。30度の傾きを作れるような土台を用意しましょう。
方法
  1. スタートポジションを取れたら、腕をゆっくりと曲げていき、肘を開きます。

  2. 刺激が与えられていることを感じながら、ゆっくりと腕を伸ばして元の体勢に戻していきましょう。
    ここで重要なのは、大胸筋が収縮するまでしっかりと腕を曲げて上体を下げることです。

回数

10回×2セット(セットの間隔は1分程あけましょう)

ポイント
  • 腕は床と垂直で行うことでインクラインプッシュアップとなり、大胸筋下部が鍛えられます。
  • 大胸筋が収縮しない状態で体勢を戻してしまうと、十分に負荷を与えられず効果も半減してしまいます。
    正しいフォームを身につけて、ゆっくりと回数をこなせるようになりましょう。
  • 肩甲骨を引き寄せる意識する
  • ゆっくりと行う
  • 体は真っ直ぐを維持する
効果
  • 大胸筋の下部が発達する
  • 引き締まった体を作れる
  • 男性はたくましい胸板を作れる
  • 女性はバストアップ効果が期待できる

当筋トレ効果のある筋肉各種
#大胸筋(下部) #三角筋(前部) #上腕三頭筋

詳細記事

応用⑪ナローベンチプレス(クローズグリップベンチプレス)

ナローベンチプレス(クローズグリップベンチプレス)の効果的なやり方

姿勢
  1. ベンチに寝る
    ベンチに仰向けに寝て、背中全体がしっかりと支えられるようにします。
    足は床にしっかりとつけ、バランスを取りましょう。
  2. グリップの取り方
    ナローグリップ(ハンドグリップを広げずに手を寄せた状態)でバーベルを握ります。
    手の幅は、通常のベンチプレスよりも狭く、肩幅かそれよりも狭いくらいが一般的です。
  3. バーベルの持ち上げ
    バーベルをゆっくりとリフトし、アームを伸ばして上方に保ちます。
    肘を斜めに曲げずに、まっすぐに伸ばすようにします。
方法
  1. 降ろす動作
    ゆっくりとバーベルを下ろし、胸の近くまで降ろします。このとき、肘は体側に寄せていきます。
  2. プッシュ
    下ろした位置から、力強くバーベルを押し上げます。
    アームを伸ばすと同時に、トライセップスが収縮する感覚を意識しましょう。
  3. 注意点
    肘を体に密着させ、安定したフォームを保つことが重要です。
    胸を張り、背中をしっかりとベンチにつけたままでいることが大切です。
  4. リピート
    上下の動作を繰り返します。適切な回数やセット数を設定し、十分な休憩をとりながら行います。
回数

10回×3セット (セットの間隔は1分程あけましょう)

ポイント
  • ウォームアップ
    ナローベンチプレスを行う前に、関連する筋肉を十分にウォームアップしましょう。特に肩、胸、三頭筋にフォーカスします。
  • 正しいグリップ
    ハンドグリップは肩幅よりも狭く、手首は直線上に位置させます。適切なグリップを保つことで肩や手首への負担を軽減します。
  • 安定した姿勢
    ベンチに寝る際、背中と頭はしっかりとベンチに接して、足は床にしっかりとつけ、安定した姿勢を確保します。
  • エクステンションとフレキショ
    ナローベンチプレスの際には、肘を完全に伸ばす(エクステンション)と同時に、コントロールされた形で肘を曲げる(フレキション)ことが重要です。急激な動きは避けましょう。
  • バーの位置
    バーは胸の上方に位置させ、正確にセットします。バーの位置が正確でないと、肩や手首に負担がかかる可能性があります。
  • 安定した動作
    上げる際と下げる際の動きは安定しており、急激な動作を避けます。コントロールされたフォームで行うことが重要です。
  • 呼吸のリズム
    ベンチプレス中は適切な呼吸法を確保します。通常は下ろす際に吸い込み、上げる際に吐き出します。
  • 腕の角度
    肘の角度を注意深く保ち、適切なトライセップの活動を確保します。
  • 適切な重量
    初めての場合やフォームが崩れる場合は軽い重量から始め、徐々に重量を増やしていくことが大切です。
  • トレーニングの終了とクールダウン
    トレーニングが終わったら、クールダウンを行い、肩や三頭筋にストレッチを行います。
効果
  • 上腕三頭筋の発達
    ナローグリップでバーベルを持ち上げることで、通常のベンチプレスよりも上腕三頭筋(トライセップス)により大きな負荷がかかります。これにより、トライセップスの発達が促進されます。
  • 前腕と手首の強化
    ナローグリップでの握り方は前腕や手首にも負担をかけます。そのため、これらの部位も強化される効果があります。
  • 上腕二頭筋の刺激
    ナローベンチプレスは主にトライセップスをターゲットにしていますが、上腕二頭筋(ビセップス)にも一定の刺激を与えます。
  • 肩の安定性向上
    ナローグリップでのプレスは、肩の安定性を向上させる助けになります。肘を体に寄せながら動作することで、肩への負担を減らし、安定感を高めます。
  • 機能的な上半身の強化
    ナローベンチプレスは上半身の機能的な強化に寄与します。これにより、日常生活やスポーツのパフォーマンスにおいても改善が期待できます。
  • 多関節エクササイズ
    ベンチプレス全般が多関節エクササイズであり、多くの筋肉を同時に動員します。ナローグリップでのプレスもこの効果を享受します。
  • 筋力向上と筋持久力の向上
    適切な重量とリペティションで行うことで、筋力と筋持久力が向上します。

当ストレッチ効果のある筋肉各種
上腕三頭筋 三角筋前部 大胸筋

詳細記事

応用⑫インクラインバーベルプルオーバー

インクラインバーベルプルオーバー

姿勢
  1. インクラインベンチを選んで、背筋をしっかり支えるために胸部を上に向けて仰向けに寝ます。ベンチの角度は、上部胸部に焦点を合わせるために調整できますが、通常は約30?45度の角度が使われます。頭、背中、お尻がベンチにしっかり接触していることを確認しましょう。
  2. バーベルを取ります。手の幅は肩幅よりも広めにとります。バーベルを持ち上げ、腕を真っすぐに伸ばします。バーベルは上向きになります。
  3. バーベルを胸の上に持ってきて、両手でしっかりと握ります。この動作は息を吸いながら行います。
方法
  1. バーベルを頭の方向にゆっくりと下げていきます。胸部の上部を強調して収縮させるために、背中を強調して感じましょう。バーベルを下げる際に息を吐きます。
  2. バーベルを胸の上まで戻します。この動作は息を吸いながら行います。
  3. 上記の手順を指定回数または指定セット数繰り返します。
回数

15回×2セット(セットの間隔は1分程あけましょう)

ポイント
  • 正確なフォームを維持: 正確なフォームが怪我を防ぎ、効果的なトレーニングを可能にします。フォームが崩れないように注意しましょう。
  • 適切なインクラインベンチの設定: インクラインベンチの角度は、トレーニングの焦点を変えるために調整できます。通常、30?45度の角度が一般的です。目的に合わせて適切な角度を選びます。
  • 背中の接触: インクラインベンチで仰向けになる際、頭、背中、お尻がベンチにしっかり接触していることを確認しましょう。姿勢が安定していることが重要です。
  • バーベルの重さ: バーベルの重さは個人のフィットネスレベルに合わせて選びます。トレーニングの難易度に合わせて調整し、安全に行いましょう。
  • フォームの保持: バーベルを持ち上げ、下げる際に、バーベルをコントロールし、肩と背中の筋肉を意識的に使いましょう。肘を微曲させることで、肩や関節への負担を軽減します。
  • ウォームアップとクールダウン: ウォームアップとストレッチを行い、筋肉を準備し、怪我のリスクを軽減しましょう。トレーニング後にも適切なクールダウンを行います。
  • 自己調整: トレーニング中に不快な痛みや異常な感覚がある場合は、すぐにトレーニングを中断し、医師に相談しましょう。
  • 無理な負荷を避ける: トレーニング中は無理な負荷をかけず、自分の能力に合ったセットとレップスを選びましょう。
  • リラックスした呼吸: バーベルを持ち上げる際には息を吸い、バーベルを下げる際には息を吐きながら行うことで、呼吸をコントロールしましょう。
効果
  • 上部胸筋の発達: インクラインバーベルプルオーバーは、上部胸筋を強調的に鍛えるため、胸部の上部に強烈な刺激を提供します。
  • 背中の発達: インクラインベンチの角度により、背中の広背筋と中背筋も効果的に刺激され、背中の発達に寄与します。
  • 上腕三頭筋の強化: バーベルプルオーバーは三頭筋にも負荷をかけ、腕の筋力向上に寄与します。
  • インナーコア強化: インクラインベンチでの安定性を保つために、インナーコアの筋肉を鍛え、姿勢を向上させます。
  • 骨盤周りの筋力向上: バーベルプルオーバーには、ヒップスラストの要素も含まれる場合があり、骨盤周りの筋力を向上させます。
  • インナーコア強化: バーベルをコントロールするためにインナーコアの筋肉が鍛えられ、姿勢の安定性を向上させます。
  • トータルボディワークアウト: インクラインバーベルプルオーバーは、多くの筋肉群を同時に鍛えるトータルボディワークアウトの一部として取り入れることができます。

当ストレッチ効果のある筋肉各種
#大胸筋 #広背筋 #上腕三頭筋

応用⑬ケーブルフライ

ケーブルフライの効果的なやり方

姿勢
  1. マシンのセットアップ
    ケーブルマシンに取り付けられたデュアルケーブルを適切な高さにセットアップします。通常、中胸の高さに設定します。
    各側のケーブルにハンドルを取り付けます。
  2. スタンスと姿勢
    マシンから遠ざかり、一歩後ろに踏み出して安定したスタンスを取ります。
    足は肩幅よりも広めに開き、軽く膝を曲げておきます。
  3. ハンドルの持ち方
    ハンドルを掴む際、手のひらは内側に向け、グリップは自然な感じで保ちます。
    手の位置は上から見て肩幅よりもやや広めになります。
  4. 胸の張り
    胸を張り、背中をまっすぐに保ちます。このとき、肩甲骨を引き寄せて胸を開くイメージを持ちます。
方法
  1. エクササイズの実施
    両手をゆっくりと前方に押し出し、手がほぼ直線になるようにします。
    手を広げるときには、胸の筋肉を感じながら、コントロールされた動きで行います。
    最大の収縮を感じたら、ゆっくりと元の位置に戻します。
  2. 呼吸
    エクササイズの際には、息を吸って手を開き、息を吐いて手を閉じるようにします。
  3. セットとレップ
    初めは軽い重量から始め、徐々に負荷を増やしていくと良いです。通常、8?12回程度のレップを2?3セット行います。
回数

10回×3セット (セットの間隔は1分程あけましょう)

ポイント
  • ウォームアップ
    ケーブルフライを始める前に、関節と筋肉を十分にウォームアップしましょう。有酸素運動や動的ストレッチを取り入れて、体を準備します。
  • 軽い負荷から始める
    初めてのトレーニングや新しいエクササイズの場合は、軽めの重量から始め、フォームに注意しながら徐々に重量を増していきましょう。
  • 正しいフォームを保つ
    背中をまっすぐにし、胸を張ります。
    肩甲骨を引き寄せ、胸を開くように意識します。
    肘を微妙に曲げたまま、手をゆっくり前方に押し出します。
    手を戻す際も、コントロールされた動きで行います。
  • 適切なレンジ・動作範囲
    手を開くときには、胸の筋肉を感じながら広げ、最大のストレッチを感じたらゆっくりと元の位置に戻します。過度なストレッチや無理な動作は怪我の原因になります。
  • 呼吸法
    エクササイズの際には、息を吸って手を開き、息を吐いて手を閉じるようにすると良いです。正しい呼吸法はフォームとパフォーマンスに影響を与えます。
  • 安定した姿勢
    足は肩幅よりも広めに開き、軽く膝を曲げて安定した姿勢を保ちます。バランスを崩すことなく動作することが重要です。
  • 過度な重量の使用を避ける
    無理な重量を使用すると、フォームが崩れ、怪我のリスクが高まります。十分なコントロールができる範囲で適切な重量を選びましょう。
  • 休息と回復
    適切な休息を取り、十分な回復を確保することも大切です。同じ部位を連続して過度に鍛えることは避けましょう。
効果
  • 大胸筋の発達
    ケーブルフライは主に大胸筋を刺激するため、大胸筋の発達に寄与します。これにより、胸部が引き締まり、形が整った外見になる可能性があります。
  • 胸部の形状改善
    ケーブルフライは、バーベルなどの自由な重りとは異なり、ケーブルマシンを使用するため、より自由度の高い動きが可能です。これにより、胸部の外側から中央部分まで均等に刺激を与え、バランスの取れた形状の胸部を促進する効果があります。
  • 筋肉の伸展と収縮
    ケーブルフライは、手を開いたり閉じたりする動作により、大胸筋を伸展させ、収縮させる効果があります。これにより、筋肉の緊張度が高まり、トレーニング効果が向上します。
  • 安定性の向上
    ケーブルマシンを使用することで、安定性が増し、フォームをより正確に維持しやすくなります。これが怪我の予防にもつながります。
  • 関節への負担軽減
    ケーブルを使用することで、バーベルなどの自由重りを使った場合よりも関節への負担が軽減されます。特に肩や肘にやさしいトレーニング方法と言えます。
  • トレーニングのバリエーション
    ケーブルフライは、異なる角度からのトレーニングが可能であり、他の胸部エクササイズと組み合わせてバリエーションを取り入れることができます。

当ストレッチ効果のある筋肉各種
大胸筋

応用⑭ダンベルフロアプレス(女性向け)

【消音】 タップしてフィットネス動画を見る (#R_IMG_3700)

姿勢
  1. ダンベルを準備して、仰向け姿勢
方法
  1. ダンベルを持ち、両肘を90度に曲げる
  2. 大胸筋と上腕三頭筋を意識して持ち上げる
回数

10回×2セット(セットの間隔は1分程あけましょう)

ポイント
  • ダンベルの重さは軽くてよい
  • フォームと筋肉への意識が大切
効果
  • 二の腕のたるみ改善
  • バストアップ
  • バストの形を整える
  • 当エクササイズ効果のある筋肉各種
    #大胸筋 #小胸筋 #上腕三頭筋

応用⑮フロアーダンベルフライ(女性向け)

【消音】 タップしてフィットネス動画を見る (#R_IMG_3699)

姿勢
  1. 両手にダンベルを準備し仰向けに寝る
方法
  1. 左右の腕を真横に伸ばし、ダンベルを持ち上げる
  2. 軽いダンベルの場合は肘を曲げなくても良い
回数

10回×2セット(セットの間隔は1分程あけましょう)

ポイント
  • まずは1kgからフォームを意識する
  • 胸を意識する
効果
  • 大胸筋(むね)を大きくする
  • 二の腕を引き締める
  • バストを内側へ寄せる
  • 当エクササイズ効果のある筋肉各種
    #大胸筋 #小胸筋 #上腕二頭筋

おすすめの器具

ダンベルフロアプレスを行うにあたって以下の器具が必要です。
その中でも私が使ってよかったと実感している器具を紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

ダンベルフロアプレスで必要な器具

ダンベル

固定式ダンベル

固定式ダンベル

ダンベルは、重さが固定式のダンベル可変式ダンベルがあります。
私が使用しているのは、可変式ダンベルです。

ダンベルフロアプレスだけでなく、ダンベルベンチプレスダンベルローイングなどダンベルを利用して他の種目に適した重量調整が可能です。
また部位や方法によって重さが変わり、複数の重さが必要になります。

「総負荷量」トレーニングにおいても重量負荷の増減は欠かせません。

そこで便利なのが可変式ダンベルです。

可変式ダンベル

可変式ダンベル

可変式のダンベルは簡単に重さを調節でき、複数のダンベルを置く必要がないので省スペース省コストです。
自宅ジムをする方にはおすすめのダンベル器具です。

可変式ダンベルのおすすめも下の記事で紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。

グリップグローブ

ダンベル使用の際はグリップグローブがおすすめ

ダンベル使用の際はグリップグローブがおすすめ

器具を使う際に、グローブの着用を推奨しています。
グリップグローブは器具との滑りを防止してくれるため、安全に筋トレに励むことができます。

また、グリップ力が高いグローブをつけることで、余分な握力を使わず、狙った筋肉へトレーニングすることができます。

そして、何より手の平を守ってくれます。
グリップグローブを使わずに、筋トレや鉄棒などを行っていると、マメが出来たり、指や手の平の皮が硬くなってしまいます。

グリップグローブ

おすすめのグリップグローブ

安全性と機能性を考えてグリップグローブを使用した筋トレをおすすめします。
お手頃で丈夫なグリップグローブのおすすめも紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。

トレーニング後のケア

肩や腕のストレッチ

トレーニング後のストレッチケアも大切です。
疲労を残さないことが、長く続けられる秘訣です。

ケア方法として、マッサージとストレッチの順番もポイントです。
基本的にマッサージを行ってから、ストレッチをした方が筋肉はほぐれます。

急に筋トレで縮んだ筋肉を伸ばすより、一旦、手でマッサージをしたりフォームローラーを利用してほぐしてから、ゆっくりストレッチで伸ばしていきましょう。

今回ご紹介したトレーニングは、主に【胸】の筋肉です。
ダンベルフロアプレスをした後の大胸筋や上腕三頭筋をしっかりケアしておきましょう。

胸のケア①ローラーで大胸筋の筋膜リリース

【消音】 タップしてフィットネス動画を見る (#R_MVI_1074)

姿勢
  1. フォームローラーを準備
  2. 胸に当ててうつ伏せ
方法
  1. 胸の上部に当て、カラダを揺さぶりながら
  2. 胸の大胸筋と小胸筋の筋膜リリースでほぐす
回数

左右10回×2セット(セットの間隔は1分程あけましょう)

ポイント
  • 胸のモーターポイントを意識しながらほぐす。
  • 大胸筋のモーターポイントは、胸の上部にある。
効果
  • 呼吸が楽になる
  • バストアップ
  • 胸の疲労回復
  • 背筋が伸びる

当ストレッチ効果のある筋肉各種
#大胸筋

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北野 優旗

セルフでほぐすのにはグリッドフォームローラーがおすすめです!
カラダの部位に合わせていろいろな使い方ができて、気持ちいいです!

背中の筋膜リリース!ローラーストレッチで背骨の弾力性を高める

背中をほぐす筋膜リリース

グリッドフォームローラー本体・付属品

グリッドフォームローラー

使い方、特徴、機能性など、もっと詳しく商品を知りたい方は、下のページで紹介していますので、参考に読んでみてください↓↓↓

胸のケア②小胸筋・大胸筋ストレッチ

【消音】 タップしてフィットネス動画を見る (#84)

姿勢
  1. 座位姿勢でも、直立姿勢でも良いです。
    環境に合わせて、やりやすい姿勢で可能です。
方法
  1. 鎖骨下の胸の端の筋肉である小胸筋を反対の手でほぐします。
  2. ほぐしながら、胸側の腕を上に上げていきます。
  3. 腕を真上に上げるまでゆっくりとほぐします。
回数左右20秒ずつ×2セット(セットの間隔は1分程あけましょう)
反対側も同様に行いましょう
ポイント
  • 肩と胸の連動が悪い場合は、腕が上に上がりません。
    このストレッチをすることで、小胸筋大胸筋鎖骨下筋の筋肉を和らげます。
  • ゆっくりと腕を上に上げていきましょう。
効果
  • 肩の疲れ、胸の緊張が解消
  • 胸の形矯正、バストアップ
  • 前けんびきを解消
  • 巻き込み肩の猫背解消

当ストレッチ効果のある筋肉各種
#小胸筋 #大胸筋 #鎖骨下筋

肩胸のケア③三角筋前部~大胸筋ストレッチ

【消音】 タップしてフィットネス動画を見る (#108)

姿勢
  1. 床に体育座り姿勢
方法
  1. 後方に両手を付く
  2. 肘は伸ばしたまま、お尻を前に移動させる
  3. 肩の前(三角筋前部)に伸びている感覚があればOK
回数15秒×2セット(セットの間隔は1分程あけましょう)
ポイント
  • お尻を前に移動する際はゆっくりと移動して、イタ気持ちいい程度で止めて伸ばしましょう
  • 肘が曲がらないように意識しましょう
効果
  • 肩の前面が伸びてほぐれる
  • 胸がほぐれる
  • 肋骨の開く可動域が広がる
  • 肩の血行促進
  • 肩の柔軟性が高まる

当ストレッチ効果のある筋肉各種
#大胸筋 #小胸筋 #上腕筋 #上腕二頭筋 #三角筋(前部)

二の腕のケア④上腕三頭筋ストレッチ

【消音】 タップしてフィットネス動画を見る (#106)

姿勢
  1. 座位姿勢
方法
  1. 左手で左肩前方に触れる
  2. 左肘を床に当て上体の脇を床に寄せていく
  3. 肩に付けた指を放さないことで上腕三頭筋までしっかりと伸びる
回数15秒×2セット(セットの間隔は1分程あけましょう)
ポイント
  • 指と肩は極力放さないようにしながらストレッチを行う
  • 二の腕が伸びている感覚があればOK
効果
  • 二の腕の血行が改善されたるみやむくみ解消
  • 二の腕を自宅で簡単にほぐす
  • 腕のプッシュ筋の疲労回復

当ストレッチ効果のある筋肉各種
#上腕三頭筋 #上腕筋

安全と注意事項

ダンベルフロアプレスの安全と注意事項

ダンベルフロアプレスは、すべてのレジスタンスエクササイズと同様に、効果と安全性のために正しいフォームとテクニックを必要とします。

次の安全と注意事項は、ダンベルフロアプレスを正しく行い、怪我のリスクを減らすのに役立ちます。

  • フォームの確認
    背中を床にしっかりとつけ、腰も床に接していることを確認しましょう。
    足は膝を90度に曲げ、床にしっかりとつけてください。
  • ダンベルの選定
    初めての方は軽めのダンベルから始め、徐々に重量を増やしていくことが重要です。
    ダンベルの重さは、十分な負荷をかけつつ、正しいフォームを保つことができる範囲で選びましょう。
  • 手首と肘の角度
    ダンベルを握る際に、手首は中立の位置を保ちましょう。
    肘は90度に曲げ、床に対して垂直な位置に保つことが大切です。
  • ゆっくりとした動作
    ダンベルを持ち上げるときと降ろすときの動作は、ゆっくりとコントロールされたものにしましょう。
    急激な動作は怪我の原因となります。
  • 安定感の確保
    肩甲骨を床にしっかりと付け、安定感を確保しましょう。
    姿勢を崩さないように注意してください。
  • 呼吸法
    ダンベルを持ち上げる際には吸い、下ろす際には吐くように正しい呼吸法を実践しましょう。
  • 負荷の調整
    疲れてきたり、フォームが崩れるようなら、負荷を調整するか休憩を取りましょう。
  • 怪我や痛みに注意
    何か違和感や痛みを感じた場合は、無理をせずにトレーニングを中止し、専門家の意見を求めることが重要です。

よくある質問

ダンベルフロアプレスのよくある質問

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質問

ダンベルフロアプレスはなぜ床で行うのですか?

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北野 優旗

ダンベルフロアプレスは、床で行うことで安定感を高め、背中や腰を床に付けることで正確なフォームを維持しやすくなります。これによって、胸部や上腕三頭筋に効果的に負荷をかけることができます。


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質問

フラットベンチでのベンチプレスとダンベルフロアプレス、どちらが優れていますか?

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北野 優旗

どちらが優れているかは目的や個人の好みによります。フラットベンチでのベンチプレスはバーを使用するため、全身の安定感が必要ですが、ダンベルフロアプレスは床で行うため安定感が高まります。ダンベルフロアプレスは一側ずつトレーニングでき、バランスや不均等な筋肉の発達を防ぐのに役立ちます。


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質問

ダンベルフロアプレスでのダンベルの選び方はありますか?

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北野 優旗

ダンベルの選び方は個人のフィットネスレベルによります。初心者は軽いダンベルから始め、フォームを重視しながら徐々に重量を増やしていくことが重要です。ダンベルの重さは、十分な負荷をかけつつも、正しいフォームを維持できる範囲で選ぶべきです。


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質問

ダンベルフロアプレスの効果的なセットとレップの組み合わせは?

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北野 優旗

効果的なセットとレップの組み合わせは個人差がありますが、一般的には3セットから5セット、各セットで8から12回程度のレップを行います。これによって、筋肉に適切な負荷をかけつつ、十分なボリュームを確保できます。ただし、トレーニングの目的やフィットネスレベルによって最適な組み合わせは異なるため、自分に合ったプログラムを見つけることが重要です。


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質問

ダンベルフロアプレスの代替エクササイズはありますか?

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北野 優旗

はい、代替エクササイズとして、ダンベルベンチプレス、インクラインダンベルプレス、プッシュアップなどが挙げられます。これらのエクササイズも胸部や上腕三頭筋を効果的に鍛えることができます。個々のトレーニングプログラムに取り入れてバラエティを加えることで、全体的なトレーニング効果が向上します。


 

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北野 優旗

今回のブログ記事はいかがだったでしょうか?ご意見ご感想を頂ければ幸いです。今後の情報発信における励みになります!心よりお待ちしております。
※お名前はニックネームで大丈夫です。お気軽にお寄せください。

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北野 優旗

『QITANOカラダづくりラボ』運営 / 著書。1982年1月生。順天堂大学にてスポーツ健康学を学び、保健体育教員資格取得。中学・高校・大学では陸上競技で全国2位の実績。身体均整法を取得し、整体の実技、セルフケアトレーナーを取得。2007年 三豊市にきたの均整院を開業。2015年 美脚・骨盤エクササイズグッズ「スタイルアップレグール」を開発販売。当サイトはトレーナー、整体師としての経験を基にコンテンツ情報を配信しています。
執筆・運営者「北野 優旗」のプロフィールへ

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