パラレルスクワット
Parallel Squat
【概要】 | |
別名 別名無し | |
ターゲット メイン:大殿筋・ハムストリングス・大腿四頭筋 | |
レベル 中級から上級 | |
必要器具
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パラレルスクワットは、太ももが床と平行になるまで下げるスクワット種目です。
パラレルスクワットの基本的な方法と正しいフォーム・効果を高めるやり方のコツ・安全と注意事項・応用編(他の方法・初心者・女性でもできる方法)について詳しく解説していきます。
SNSやブログ等で紹介してもらえるとうれしいです。
基本的な方法
タップしてフィットネス動画を見る
パラレルスクワットは、バーベル(プレート)があれば自宅でもできるトレーニングです。
気軽にできるのがメリットですが、一方で、ちょっとしたやり方の違いで効果がアップしたり、逆に意味のないものになってしまったりします。
フォームと動作の正しいやり方をチェックしてみましょう。
スタートポジション
- 足を肩幅かそれよりやや広めに開きます。
- 足のつま先は前方に向け、膝と足首が同じ方向を向くようにします。
この時背中が丸まったままにならないように、背筋を伸ばします。
動作手順
- 息を吸いながら、腰を軽く後ろに引いて、お尻を突き出します。同時に膝を曲げ、下降を始めます。
- 下降していく際に、背中は直立させ、胸を張ります。腰が前傾したり、背中が丸まるのを避けるようにします。
- 膝が90度まで曲がるまで下降します。太ももが床と平行になるように注意しましょう。これがパラレルの位置です。
- パラレルの位置で一呼吸し、その後、息を吐きながら力強く上昇させます。この際、お尻の筋肉(広背筋)を強く使います。
呼吸
パラレルスクワットに限らず、しゃがむ動作の時に息を吸って、立ち上がる動作の時に息を吐くのがスクワット種目の正しい呼吸法です。
回数・セット数・重量
この筋トレで鍛えられる筋肉は、瞬発的な力を出す速筋を鍛えると筋肥大していきます。
この速筋という筋繊維は、過負荷の原理で謳われるように、限界を迎えるギリギリまで負荷をかけないと鍛えることができません。
筋肥大を目的とする場合、1セット10~15回で限界を迎える程度の負荷で、3セット行いましょう。
負荷が軽すぎる場合は、ダンベルやバーベルを担いで負荷を大きくしたり、より負荷をかけられるスクワット種目に切り替えるとよいでしょう。
回数を増やすのではなく、負荷を大きくすることが筋肥大にとっては重要です。
慣れていない場合は無理をせず、軽めの重さで設定したり、回数を少なくしてください。
正しいフォームを意識して徐々に慣れていくことが大切です。
慣れてきたら、以下のように「総負荷量」で筋肥大を目指しましょう。
ちなみにですが、私の場合ですとパラレルスクワットは、以下のような総負荷量の回数でセットを組んでいます。
中級者以上の参考「総負荷量」 (回数・重量・セット数) | |
1セット | 12RM |
2セット | 9RM |
3セット | 6RM |
4セット | 3RM |
5セット | 6RM |
6セット | 18RM |
※「RM」とはRepetition Maximum(最大反復回数)の略語。
ある一定の重さに対し、何回反復できるかにより、自分の限界となる運動強度を判断する方法。
セット間のインターバル休憩時間については、こちらの記事も参考にしてください。
筋トレの頻度は週2を目安に行うことで筋肥大効果が得られます。
パラレルスクワットの重量の目安
それぞれ、以下のレベルの人を対象して、重量の目安表を示します。
- 初心者:1ヶ月以上トレーニングした人
- 初級者:6ヶ月以上トレーニングした人
- 中級者:2年以上トレーニングした人
- 上級者:5年以上トレーニングした人
- エリート:アスリート
なお、こちらのデータは海外のサイト「STRENGTH LEVEL (強度レベル)」を参照しました。また、こちらの数値は正しいフォームで1回だけ挙げられる最大重量(1RM)を示しています。
自分の体重とウェイトトレーニングの経験から、パラレルスクワット重量の目安がわかります。
男性の体重別パラレルスクワット基準(kg)
ダンベルの重量は1つのダンベル用で、バーの重量を含みます。通常は2 kg /4.4lbです。
体 重 | 初心者 | 初級者 | 中級者 | 上級者 | エリート |
50 | 33 | 52 | 76 | 104 | 136 |
55 | 40 | 60 | 86 | 116 | 149 |
60 | 47 | 68 | 95 | 127 | 161 |
65 | 53 | 76 | 104 | 137 | 173 |
70 | 59 | 83 | 113 | 147 | 184 |
75 | 66 | 91 | 122 | 157 | 195 |
80 | 72 | 98 | 130 | 166 | 205 |
85 | 78 | 105 | 138 | 175 | 215 |
90 | 83 | 112 | 146 | 184 | 225 |
95 | 89 | 118 | 153 | 192 | 234 |
100 | 95 | 125 | 160 | 201 | 243 |
105 | 100 | 131 | 168 | 209 | 252 |
110 | 106 | 137 | 174 | 216 | 260 |
115 | 111 | 143 | 181 | 224 | 269 |
120 | 116 | 149 | 188 | 231 | 277 |
125 | 121 | 155 | 194 | 238 | 284 |
130 | 126 | 160 | 201 | 245 | 292 |
135 | 131 | 166 | 207 | 252 | 299 |
140 | 136 | 171 | 213 | 259 | 307 |
女性の体重別パラレルスクワット基準(kg)
ダンベルの重量は1つのダンベル用で、バーの重量を含みます。通常は2 kg /4.4lbです。
体 重 | 初心者 | 初級者 | 中級者 | 上級者 | エリート |
40 | 17 | 31 | 51 | 75 | 101 |
45 | 20 | 36 | 56 | 81 | 109 |
50 | 23 | 39 | 61 | 87 | 115 |
55 | 26 | 43 | 65 | 92 | 122 |
60 | 29 | 47 | 70 | 97 | 128 |
65 | 32 | 50 | 74 | 102 | 133 |
70 | 34 | 53 | 78 | 106 | 138 |
75 | 37 | 56 | 81 | 111 | 143 |
80 | 39 | 59 | 85 | 115 | 148 |
85 | 41 | 62 | 88 | 119 | 152 |
90 | 44 | 65 | 91 | 123 | 157 |
95 | 46 | 68 | 95 | 126 | 161 |
100 | 48 | 70 | 98 | 130 | 165 |
105 | 50 | 73 | 101 | 133 | 169 |
110 | 52 | 75 | 103 | 136 | 172 |
115 | 54 | 77 | 106 | 140 | 176 |
120 | 56 | 80 | 109 | 143 | 179 |
パラレル スクワットの効果を高めるコツ
パラレルスクワットのコツは、他のスクワット種目でも活かせるので、より負荷の大きいスクワット種目に切り替える際にも役立ちます。
しっかりとコツを押さえてトレーニングの効果をしっかり高めていきましょう。
しかし、きちんとコツを押さえておかないと、せっかくのトレーニングの効果が下がってしまうこともあります。
コツさえ覚えておけば、自分でも正しいフォームで鍛えられます。
コツ①膝をつま先より前に出さない
パラレルスクワットで腰を落としていく際には、膝をつま先より前に出さないように注意してください。
膝が前に出ている場合は、前傾姿勢になりすぎていて、膝に負担がかかりすぎている恐れがあります。
膝を下げるのではなくお尻を後ろに落としていくイメージが大切です。
コツ②反動を使わない
疲れてくると勢いや反動を使って動作をしてしまいがちですが、勢いや反動を使ってしまうと、鍛えたい筋肉に刺激が入らず、効果が低減してしまいます。
また膝や腰などに負担がいってしまい、怪我のリスクも高まってしまうので注意しましょう。
きつくなってきている時こそ、鍛えたい部位である下半身の筋肉に力を入れて、限界ぎりぎりまで筋肉を追い込んで、筋肥大の効果を高めるようにしましょう。
コツ③背中を丸めないために胸を張る
スクワット全般で言えることですが、背中を丸めた状態でトレーニングしても適切な負荷を筋肉に与えることができません。
背中が丸まらないようにするためには、胸を張ることを意識するとよいでしょう。
背中が丸まった状態では腰の怪我につながるリスクもありますので、しっかりと胸を張ってトレーニングしましょう。
効果と発達する筋肉部位
パラレルスクワットでは大腿四頭筋や大臀筋、ハムストリングスなどの下半身の筋肉をバランスよく鍛えることができ、ヒップアップや脂肪燃焼効果が期待できます。
パラレルスクワットは、狙う筋肉がピンポイントで定まっているので、目的意識がはっきりしやすいです。
その効果をチェックしてみましょう。
肥大化部位大殿筋、ハムストリングス、大腿四頭筋などの下半身の大きな筋肉が発達する
大腿四頭筋は太ももにある筋肉の総称で、大殿筋はお尻の筋肉です。
ハムストリングス(大腿二頭筋、半腱様筋、半膜様筋)は太ももの裏側にある筋肉群を指し、これらの筋肉を鍛えていくことで運動能力や基礎代謝の向上に大きく貢献してくれます。
大殿筋の機能について詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考に読んでみてください。
効果①お尻が引き締まり、ヒップアップ効果が望める
お尻の引き締めに大きくかかわる筋肉である大殿筋とハムストリングスを鍛えることができるため、ヒップアップに効果的です。
大殿筋などの下半身の筋肉は体の中でも大きな筋肉であるため、鍛えることでボリューム感のあるお尻になり、下半身ががっしりとした印象のボディラインを作り上げることができます。
ハムストリングスは太ももの裏側の筋肉です。しゃがみ込む動作の際に、太ももの裏側への負荷を意識することで、より効果が高まります。
効果②基礎代謝が上がり、太りにくい体を作ることができる
太ももやお尻といった大きな筋肉を鍛え上げることで、体全体の筋肉の割合を増加させることができます。
筋肉量が増加することで、基礎代謝も上がるため、日常生活の動作でもカロリー消費を促すことができ、太りにくい体を作り上げることができるのです。
ダイエットのためには脂肪燃焼効果を高める必要がありますが、大きな筋肉を鍛えることができるスクワット種目は効率の良いダイエットにとても効果的です。
下半身の大きな筋肉を鍛えて、代謝を高める方法を解説した記事も合わせてご覧ください。
効果③上半身の筋肉にも刺激を入れられる
しゃがみ込む動作の際には、体のバランスを取るのに腹筋や背筋といった上半身の筋肉も使うため、体幹も同時に鍛えることができます。
体幹も意識して鍛えたい場合は、腹式呼吸を取り入れるとさらに効果的です。しゃがみ込む動作の際に息を吸い込みますが、お腹を膨らませるようにして腹圧を意識すると、自然と腹筋にも力が入るため、バランスも取りやすくなり体幹も鍛えることができます。
5つのスクワット
スクワットはしゃがむ深さによって、次の5つの種類に分類されます。
上から深くしゃがむ順で記載しています。
- ATG(Ass to Grass) – フルボトム
ATGは、膝が90度よりも深く曲がり、大体は腰が踵に触れるほど深くしゃがむスクワットを指します。フルボトムとも呼ばれます。 - フルスクワット
フルスクワットは、膝が90度で曲がり、大体は太ももが床と平行になる深さのスクワットです。 - パラレルスクワット
パラレルスクワットは、膝が90度で曲がり、大体は太ももが床と平行になる深さのスクワットです。通常、膝が90度であるため、太ももと地面の間の角度が直角になります。 - ハーフスクワット
ハーフスクワットは、膝が90度まで曲がり、大体は膝が90度になる深さのスクワットです。通常、太ももと地面の間の角度が直角になります。 - クォータースクワット
クォータースクワットは、膝が90度未満の角度で曲がり、大体は膝が約45度程度まで曲がる深さのスクワットです。通常、太ももと地面の間の角度が鈍角になります。
応用編
パラレルスクワットを応用したやり方もご紹介します。
下半身を違った角度で鍛えたい方はぜひこちらのトレーニング種目も参考にしてみてください。
また、女性や初心者で筋力がない方でも行える鍛え方もあります。
応用①フルスクワット
フルスクワットとは、スクワットの中でも腰を深く落とし込む下半身のトレーニングです。
姿勢 |
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方法 |
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回数 | 10回×3セット(セットの間隔は1分程あけましょう) |
ポイント |
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効果 |
当筋トレ効果のある筋肉各種 |
応用②ハーフスクワット
ハーフスクワットとは、通常のスクワットと比べて膝を曲げる深さが半分になります。
姿勢 |
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方法 |
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回数 | 10回×3セット(セットの間隔は1分程あけましょう) |
ポイント |
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効果 |
当筋トレ効果のある筋肉各種 |
応用③ポーズスクワット
ポーズスクワットとは、スクワットでしゃがんだ一番ボトムの時点で少し2秒程度は静止するトレーニング方法のことです。
姿勢 |
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方法 |
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回数 | 10回×3セット(セットの間隔は1分程あけましょう) |
ポイント |
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効果 |
当筋トレ効果のある筋肉各種 |
応用④相撲スクワット
姿勢 |
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方法 |
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回数 | 15回×2セット(セットの間隔は1分程あけましょう) |
ポイント |
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効果 |
当ストレッチ効果のある筋肉各種 |
応用⑤ハックスクワット
姿勢 |
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方法 |
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回数 | 10回×3セット (セットの間隔は1分程あけましょう) |
ポイント |
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効果 |
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応用⑥ブルガリアンスクワット
【消音】 タップしてフィットネス動画を見る (#Q_IMG_3561)
姿勢 |
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方法 |
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回数 | 左右10回×2セット(セットの間隔は1分程あけましょう) |
ポイント |
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効果 |
当ストレッチ効果のある筋肉各種 |
応用⑦フロントスクワット
姿勢 |
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方法 |
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回数 | 10回×3セット (セットの間隔は1分程あけましょう) |
ポイント |
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効果 |
当ストレッチ効果のある筋肉各種 |
応用⑧シングルレッグスクワット
姿勢 |
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方法 |
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回数 | 10回×3セット (セットの間隔は1分程あけましょう) |
ポイント |
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効果 |
当ストレッチ効果のある筋肉各種 |
応用⑨ゴブレットスクワット
姿勢 |
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方法 |
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回数 | 10回×3セット (セットの間隔は1分程あけましょう) |
ポイント |
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効果 |
当ストレッチ効果のある筋肉各種 |
応用⑩ボックススクワット
姿勢 |
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方法 |
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回数 | 10回×3セット (セットの間隔は1分程あけましょう) |
ポイント |
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効果 |
当ストレッチ効果のある筋肉各種 |
応用⑪自重スクワット
姿勢 |
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方法 |
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回数 | 10回×3セット (セットの間隔は1分程あけましょう) |
ポイント |
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効果 |
当ストレッチ効果のある筋肉各種 |
応用⑫スミスマシンスクワット
姿勢 |
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方法 |
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回数 | 10回×3セット (セットの間隔は1分程あけましょう) |
ポイント |
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効果 |
当ストレッチ効果のある筋肉各種 |
応用⑬ザーチャースクワット
姿勢 |
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方法 |
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回数 | 10回×3セット (セットの間隔は1分程あけましょう) |
ポイント |
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効果 |
当ストレッチ効果のある筋肉各種 |
応用⑭オーバーヘッドスクワット
姿勢 |
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方法 |
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回数 | 10回×3セット (セットの間隔は1分程あけましょう) |
ポイント |
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効果 |
当ストレッチ効果のある筋肉各種 |
応用⑮ダンベルスクワット
姿勢 |
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方法 |
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回数 | 10回×3セット (セットの間隔は1分程あけましょう) |
ポイント |
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効果 |
当ストレッチ効果のある筋肉各種 |
おすすめの器具
パラレルスクワットを行うにあたって以下の器具が必要です。
その中でも私が使ってよかったと実感している器具を紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
パラレルスクワットで必要な器具 | |
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トレーニング後のケア
トレーニング後のストレッチケアも大切です。
疲労を残さないことが、長く続けられる秘訣です。
ケア方法として、マッサージとストレッチの順番もポイントです。
基本的にマッサージを行ってから、ストレッチをした方が筋肉はほぐれます。
急に筋トレで縮んだ筋肉を伸ばすより、一旦、手でマッサージをしたり、フォームローラーを利用してほぐしてから、ゆっくりストレッチで伸ばしていきましょう。
今回ご紹介したトレーニングは、主に【下半身】の筋肉です。
パラレルスクワットをした後の臀部や脚の筋肉をしっかりケアしておきましょう。
お尻のケア①ローラーで臀部の筋膜リリース
【消音】 タップしてフィットネス動画を見る (#R_MVI_1073)
姿勢 |
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方法 |
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回数 | 左右10回×2セット(セットの間隔は1分程あけましょう) |
ポイント |
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効果 |
当ストレッチ効果のある筋肉各種 |
北野 優旗
セルフでほぐすのにはグリッドフォームローラーがおすすめです!
カラダの部位に合わせていろいろな使い方ができて、気持ちいいです!
背中をほぐす筋膜リリース
使い方、特徴、機能性など、もっと詳しく商品を知りたい方は、下のページで紹介していますので、参考に読んでみてください↓↓↓
もも裏のケア②ハムストリングスの筋膜リリース
【消音】 タップしてフィットネス動画を見る (#R_MVI_1069)
姿勢 |
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方法 |
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回数 | 左右10回×2セット(セットの間隔は1分程あけましょう) |
ポイント |
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効果 |
当ストレッチ効果のある筋肉各種 |
もも前のケア③大腿四頭筋ストレッチ
【消音】 タップしてフィットネス動画を見る (#92)
姿勢 |
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方法 |
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回数 | 左右5回×2セット(セットの間隔は1分程あけましょう) |
ポイント |
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効果 |
当ストレッチ効果のある筋肉各種 |
もも裏のケア④ハムストリングスのストレッチ
【消音】 タップしてフィットネス動画を見る (#87)
姿勢 |
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方法 |
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回数 | 30秒×2セット(セットの間隔は1分程あけましょう) |
ポイント | |
効果 |
当ストレッチ効果のある筋肉各種 |
安全と注意事項
パラレルスクワットは、すべてのレジスタンスエクササイズと同様に、効果と安全性のために正しいフォームとテクニックを必要とします。
次の安全と注意事項は、パラレルスクワットを正しく行い、怪我のリスクを減らすのに役立ちます。
- 足の位置
肩幅またはそれよりやや広めの足のポジションを確保しましょう。足先はわずかに外向きに向け、膝とつま先が同じ方向を向くようにします。
- 膝の角度
下降(スクワット)の際、膝がつま先よりも前に出ないようにしましょう。膝が過度に前に出ると膝への負担が増え、怪我のリスクが高まります。膝を外側に向けず、安定した角度を維持します。
- 背中の姿勢
背中は直立させ、前傾や丸めた状態を避けます。自然なS字カーブを保ち、背中全体を使って安定したポジションを維持します。
- 下降の深さ
膝が90度よりも深く曲がるようにしましょう。パラレル(太ももが床と平行)まで下降することで、広範囲の筋肉を効果的に刺激します。
- 呼吸法
上昇(立ち上がる)際には息を吐き、下降(スクワット)の際には息を吸うような呼吸法を実践します。正しい呼吸はフォームをサポートし、安定感を高めます。
- 安定性確保
パラレルスクワットを行う際には、バランスを保つために目線を前方に向け、地面にしっかりと足を付けるようにしましょう。必要であれば、ウェイトを使ってもよいですが、初めての方は体重だけで慣れることをお勧めします。
- ウォームアップ
パラレルスクワットを始める前に、十分なウォームアップを行い、関節や筋肉を適切に準備しましょう。
- 適切な重量
トレーニングを始める際には、軽い重量から始め、フォームを重視して徐々に重量を増やしていくことが大切です。急激な重量増加は怪我の原因となります。。
よくある質問
質問
パラレルスクワットを行う際、足の位置はどのくらいの幅が良いですか?
北野 優旗
肩幅またはそれよりもやや広めが一般的です。足の位置は個人差がありますが、安定感を感じながら行える範囲で、自分に合ったポジションを見つけましょう。
質問
パラレルスクワットで膝に負担をかけないためには、どのような注意が必要ですか?
北野 優旗
膝への負担を軽減するためには、膝がつま先よりも前に出ないように気をつけることが重要です。膝を外向きに向けず、正しいフォームで深いスクワットを行いましょう。
質問
パラレルスクワットの効果を最大限に引き出すためには、どのくらいの深さで行うべきですか?
北野 優旗
パラレル(太ももが床と平行)まで下降することが理想的です。深いスクワットは広範囲の筋肉を刺激し、効果を最大限に引き出すのに役立ちます。
質問
パラレルスクワットの際、背中の姿勢に注意するポイントはありますか?
北野 優旗
背中は直立させ、前傾や丸めた状態を避けましょう。自然なS字カーブを保ち、背中全体を使って安定したポジションを維持します。
質問
パラレルスクワットを始める前に行うべきウォームアップはありますか?
北野 優旗
はい、十分なウォームアップが重要です。関節や筋肉を準備するために、軽い有酸素運動や関節の動かし方などを含むウォームアップを行いましょう。
質問
パラレルスクワットでウェイトを使用する場合、どのくらいの重量が適切ですか?
北野 優旗
トレーニングを始める際には、軽い重量から始め、フォームを重視して徐々に重量を増やしていくことが大切です。自分の体力や経験に合わせて適切な負荷を見つけましょう。
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