ペンドレイロウの効果的なやり方|広背筋を鍛えるトレーニング

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北野 優旗

レグールを開発しました北野です。骨盤を引き締めたり、O脚の歪みを整えたり、姿勢を矯正することができるレグールエクササイズ!もっと知りたいという方は、レグール公式サイトへQITANO開発LEGOOLレグール 記事:スタイルアップ レグール|LEGOOLR使い方、効果を開発者の北野が解説

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整体トレーナー北野と国立香川大学が共同研究・特許取得!お尻エクササイズで、骨盤を正しい位置に引き締める(産後の骨盤矯正・O脚改善・大転子の歪み・ヒップアップ・下半身痩せ)

ペンドレイロウの効果的なやり方

ペンドレイロウ
pendraylow

【概要】
別名

ペンドレーロウ(pendlelow)

ターゲット

メイン:広背筋
サブ:大円筋、僧帽筋、

レベル

中級から上級

必要器具
  • バーベル
  • グリップグローブ

ペンドレイロウの基本的な方法と正しいフォーム・効果を高めるやり方のコツ・安全と注意事項・応用編(他の方法・初心者・女性でもできる方法)について詳しく解説していきます。

またペンドレイロウは別名ペンドレーロウ(pendlelow)とも言われ、本記事では名前を統一して、「ペンドレイロウ」で解説していきます。
SNSやブログ等で紹介してもらえるとうれしいです。

ペンドレイロウの基本的な方法

基本的な方法

 タップしてフィットネス動画を見る

ペンドレイロウは、バーベルとプレートがあれば自宅でもできるトレーニングです。

気軽にできるのがメリットですが、一方で、ちょっとしたやり方の違いで効果がアップしたり、逆に意味のないものになってしまったりします。

フォームと動作の正しいやり方をチェックしてみましょう。

スタートポジション

ペンドレイロウのスタートポジション

スタートポジション

  1. バーベルを地面に置き、立ち位置を決めます。
  2. 足は肩幅程度に開き、つま先は前を向いています。
  3. 膝を軽く曲げ、上半身を前傾させます。背中はまっすぐに保ちます。
  4. 両手でバーベルを握り、手の幅は肩幅より少し広めにします。

動作手順

ペンドレイロウの動作手順

動作手順

  1. 引き上げ:

    • 肩甲骨を引き寄せながら、バーベルやダンベルを胸の近くまで引き上げます。
    • 肘を体の横に引き、上腕が水平になるようにします。
    • 背中の筋肉を意識し、引き上げの際に収縮させます。
  2. 引き下ろし:

    • ゆっくりとバーベルやダンベルを下げて元の位置に戻します。
    • 肩甲骨を広げながら、背中を伸ばすようにします。
    • 下ろす際もコントロールし、筋肉を意識しながら行います。

呼吸

  • 引き上げる際には吸い込み、下ろす際には吐き出すように呼吸を調整します。
  • 正しい呼吸法により、安定性とパフォーマンスが向上します。

回数・セット数・重量

重量や回数、セット数の目安

初心者の方は、上げ下げを10回を1セットとし、これを3セット行います。

慣れていない場合は無理をせず、軽めの重さで設定したり、回数を少なくしてください。
正しいフォームを意識して徐々に慣れていくことが大切です。
慣れてきたら、以下のように「総負荷量」で筋肥大を目指しましょう。

ちなみにですが、私の場合ですとペンドレイロウは、以下のような総負荷量の回数でセットを組んでいます。

中級者以上の参考「総負荷量」
(回数・重量・セット数)
1セット 12RM
2セット 9RM
3セット 6RM
4セット 3RM
5セット 6RM
6セット 18RM

※「RM」とはRepetition Maximum(最大反復回数)の略語。
ある一定の重さに対し、何回反復できるかにより、自分の限界となる運動強度を判断する方法。

セット間のインターバル休憩時間については、こちらの記事も参考にしてください。

筋トレの頻度は週2を目安に行うことで筋肥大効果が得られます。

ペンドレイロウの重量の目安

女性に合わせたバーベルの重量

それぞれ、以下のレベルの人を対象して、重量の目安表を示します。

  • 初心者:1ヶ月以上トレーニングした人
  • 初級者:6ヶ月以上トレーニングした人
  • 中級者:2年以上トレーニングした人
  • 上級者:5年以上トレーニングした人
  • エリート:アスリート

なお、こちらのデータは海外のサイト「STRENGTH LEVELストレングス レベル (強度レベル)」を参照しました。また、こちらの数値は正しいフォームで1回だけ挙げられる最大重量(1RM)を示しています。
自分の体重とウェイトトレーニングの経験から、ペンドレイロウ重量の目安がわかります。

男性の体重別ペンドレイロウ基準(kg)

ダンベルの重量は1つのダンベル用で、バーの重量を含みます。通常は2 kg /4.4lbです。

体 重 初心者 初級者 中級者 上級者 エリート
50 25 37 53 72 92
55 29 43 60 80 101
60 34 48 66 87 110
65 38 54 73 94 117
70 43 59 78 101 125
75 47 64 84 108 132
80 51 69 90 114 139
85 55 74 95 120 146
90 59 78 101 126 153
95 63 83 106 132 159
100 67 87 111 137 165
105 71 91 115 142 171
110 75 96 120 148 177
115 78 100 125 153 182
120 82 104 129 158 187
125 85 108 134 162 193
130 89 111 138 167 198
135 92 115 142 172 203
140 95 119 146 176 208
女性の体重別ペンドレイロウ基準(kg)

ダンベルの重量は1つのダンベル用で、バーの重量を含みます。通常は2 kg /4.4lbです。

体 重 初心者 初級者 中級者 上級者 エリート
40 16 25 36 50 65
45 18 28 40 54 70
50 20 30 43 58 74
55 22 33 46 61 78
60 24 35 49 65 82
65 26 37 51 68 85
70 28 40 54 71 88
75 30 42 56 73 92
80 32 44 59 76 95
85 33 46 61 79 97
90 35 48 63 81 100
95 36 49 65 83 103
100 38 51 67 86 105
105 39 53 69 88 108
110 41 54 71 90 110
115 42 56 73 92 112
120 43 58 75 94 114

ペンドレイロウの効果を高めるコツ

ペンドレイロウの効果を高めるコツ

ペンドレイロウは、バーベルさえあれば、パーソナルトレーナーもなしで、自宅でも行えるトレーニングです。

しかし、きちんとコツを押さえておかないと、せっかくのトレーニングの効果が下がってしまうこともあります。

コツさえ覚えておけば、自分でも正しいフォームで鍛えられます。

コツ①適切な重量を選ぶ適切な重量(バーベル)

ペンドレイロウでは、適切な重量を使うことが重要です。
重すぎる重量ではフォームが乱れる恐れがありますし、軽すぎると効果が得られにくくなります。

最初は軽めの重量から始めて、徐々に負荷を増やしていきましょう。

コツ②背中の筋肉に意識を集中する

ペンドレイロウでは、背中の筋肉をターゲットにすることが重要です。
引き上げる際には、肩甲骨を引き寄せるようなイメージで背中の筋肉を収縮させましょう。

背中の筋肉に意識を集中することで、より効果的に刺激を与えることができます。

コツ③完全な動作範囲を確保する

ペンドレイロウでは、完全な動作範囲を確保することが重要です。
バーベルやダンベルを胸の近くまで引き上げる際には、肘を体の横に引き、上腕が水平になるようにします。

途中で動作を短縮することなく、広い範囲で動かすことが効果を高めます。

コツ④スローなテンポで行う

ペンドレイロウでは、ゆっくりとしたテンポで行うことが効果的です。
引き上げと引き下ろしの両方の動作をゆっくりと行い、筋肉に十分な刺激を与えることができます。

急いで動作を行うと、重力や慣性の力がフォームに影響を与える可能性があります。

コツ⑤姿勢と姿勢の安定性を保つ

ペンドレイロウの姿勢と姿勢の安定性を保つ

姿勢と姿勢の安定性を保つ

ペンドレイロウでは、姿勢と姿勢の安定性を保つことが重要です。
背中はまっすぐに保ち、腰を丸めたり背中を反らせたりしないように注意しましょう。

また、足はしっかりと地面に接地し、バランスを保つために足幅を広めにとることも有効です。

効果と発達する筋肉部位

効果と発達する筋肉部位

広背筋

ペンドレイロウは、狙う筋肉がピンポイントで定まっているので、目的意識がはっきりしやすいです。

その効果をチェックしてみましょう。

肥大化部位広背筋が発達

広背筋の解剖学図

広背筋

 

広背筋の機能について詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考に読んでみてください。

効果①背中の筋力向上

ペンドレイロウで背中の筋力アップ

ペンドレイロウは背中の筋肉を効果的に鍛えることができます。
特に広背筋や僧帽筋、上腕二頭筋などの筋肉を刺激する効果があります。

背中の筋力が向上することで、姿勢が改善され、バランスの良い体格を作ることができます。

効果②姿勢改善

ペンドレイロウで姿勢改善

ペンドレイロウは背中の筋肉を強化することで、正しい姿勢をサポートします。
背中の筋肉が強くなると、前傾姿勢や丸まった背中の改善に役立ちます。

姿勢が改善されると、身体のバランスが良くなり、腰痛や肩こりの予防にも効果的です。

効果③スポーツパフォーマンスの向上

スポーツパフォーマンスの向上

背中の筋肉はスポーツにおいても重要な役割を果たします。
ペンドレイロウによる背中の強化は、スポーツパフォーマンスの向上につながります。

例えば、スイムやゴルフ、野球などのスポーツでは背中の筋力がスイングやスローイングの力や安定性に関わります。

効果④姿勢美と体型改善

体幹・腹筋が引き締まる

背中の筋肉を引き締めることで、姿勢美と体型改善に寄与します。
背中の筋肉が発達すると、V字型の背中や引き締まったウエストラインが作りやすくなります。

また、背中の筋肉が発達することで全体的な筋肉のバランスが整い、引き締まった体型を作ることができます。

効果⑤脊柱の安定性向上

脊柱の安定性向上

脊柱の安定性向上

ペンドレイロウは背中の筋肉だけでなく、脊柱周りの筋肉も強化する効果があります。
脊柱周りの筋肉が強化されることで、脊柱の安定性が向上し、様々な日常動作や運動時の安全性が高まります。

応用編

ペンドレイロウの応用

ペンドレイロウを応用したやり方もご紹介します。
広背筋を違った角度で攻めたい方はぜひこちらのトレーニング種目も参考にしてみてください。

また、女性や初心者で筋力がない方でも行える鍛え方もあります。

応用①ベントオーバーロウ バーベル編

ベントオーバーロウと同様な効果でバーベルを用いて行うこともできます。

ベントオーバーロウ バーベル編

ベントオーバーロウ バーベル編

姿勢
  1. バーベルを準備します。
  2. バーベルを持つ幅は肩幅より少し広く持ちます。
  3. お尻を後方へ突き出し胸を張ります。
  4. 膝はつま先より前に出ないように注意
方法
  1. 肩甲骨を引き寄せるイメージで肘から引き上げます。
  2. 太ももの前側をバーベルが通るように引き上げましょう。
  3. ゆっくり腕が伸びるところまで下します。(床まで下さない)
  4. これを繰り返します。
回数

10回×3セット (初心者向け)
中級者からは、総負荷量トレーニングで筋肥大を行います。

ポイント
  • バーベルを持つ手の幅を調節することで、ベントオーバーロウと同様に肩に効かせたり、背中に効かせたり調整することが可能です。
  • ダンベルよりも安定して鍛えることができます。
効果
  • ベントオーバーロウの効果と同様です。
  • 当エクササイズ効果のある筋肉各種
    #広背筋 #僧帽筋 #菱形筋 #棘下筋 #大円筋 #小円筋

応用②インクラインダンベルロウ(インクラインダンベルベントオーバーローイング)

ベントオーバーロウやワンハンドローイングでどうしても反動をつけてしまう方向けのトレーニング方法です。
効果はベントオーバーロウなどと同等です。
可変式のインクラインベンチが必要なトレーニングです。

インクラインベンチ ダンベルベントオーバーローイング

インクラインベンチ ダンベルベントオーバーローイング

姿勢
  1. インクラインベンチとダンベルを準備します。
  2. インクラインベンチの角度を30度ほどに設置します。
  3. 体幹と胸をベンチにしっかり当て、両手にダンベルを握ります。
    可変式ベンチ台
方法
  1. ベントオーバーロウ同様にダンベルを引き上げます。
  2. 肩甲骨を寄せるイメージで引き上げます。
回数

10回×3セット (初心者向け)
中級者からは、総負荷量トレーニングで筋肥大を行います。

ポイント
  • インクラインベンチを使ったベントオーバーロウ
  • ベンチに体を当てて行うため、体の反動を使えずに正しいフォームで行いやすいため、初心者に向いています。
  • 脇を狭めると広背筋によく効きます。
  • 脇を広げると三角筋後部、棘下筋、小円筋、大円筋などの肩回りに効きます。
効果
  • ベントオーバーロウの効果と同様です。
  • 当エクササイズ効果のある筋肉各種
    #広背筋 #僧帽筋 #菱形筋 #棘下筋 #大円筋 #小円筋
詳細記事

応用③ベントオーバーロウ ダンベル編

ベントオーバーロウ ダンベルで鍛えられる筋肉群

ベントオーバーロウ

姿勢
  1. 足は肩幅くらいの広さで開いておき、しっかりとウエイトを支えられるように、かかとに力を入れるイメージを持つ。その状態で、ダンベルを握る。

  2. お尻を後方へ引く、もしくは突き出すような形を取って、骨盤を前傾させ、上半身を45度程度前に倒す。

方法
  1. 上記スタートポジションの姿勢を維持して、肘を上げて、肩甲骨を寄せるイメージで、ダンベルを持ち上げる。
  2. その同じ動線を描くように、ゆっくりとダンベルを戻して下ろす。
  3. これを繰り返す。
    さらにダンベルを下ろしたり上げたりする肩甲骨周辺の関節の可動域の広さによって筋肥大効果を高めることもできる。
回数

10回×3セット(セットの間隔は1分程あけましょう)

ポイント
  • 腰や背中が丸く丸まらないように姿勢に注意。
  • 膝がつま先より前に出ないことも重要なポイント。
  • この状態になると、ダンベルを持っても安定するはずですので、フラフラしないかを確認。
  • 左右の腕幅によって背中の部位が変わる。
  • ダンベルの握り方、縦になるように握ることで、広背筋の動きがより分かりやすくなる。
効果
  • 背中の溝をつくる
  • 逆三角形の背中をつくる
  • 男らしい厚みのある背中をつくる

当筋トレ効果のある筋肉各種
#僧帽筋 #広背筋 #菱形筋 #三角筋後部 #大円筋 #小円筋 #棘下筋

詳細記事

応用④ベンチプル

ベンチプルとは、ベンチ台にうつ伏せになり、バーベルを引き上げるトレーニングです。主に背中の広背筋をメインとし、僧帽筋小円筋・大円筋も鍛えることができます。脚が一切使えないので背中でバーを引く動きだけに集中できるという特徴があります。

姿勢
  1. ベンチを用意できたら、まずはベンチの下に持ち上げる対象のバーベルを入れ込んでセットします。

  2. 床に対して並行となるようにベンチの角度を調整してうつぶせで寝転びましょう。
    この時の角度は必ずしも床と並行にする必要はありませんが、基本的には床と並行の角度で始めることをおすすめします。

  3. 肩から上の部位は、ベンチから飛び出している形となるように位置は調整しましょう。

  4. 寝転んだ後は、下にあるバーベルを両手で握ります。

方法
  1. 両手で握ったバーベルを、ベンチに当たる程度の高さまでぐっと引き上げましょう。
    この時は腕の力を使うのではなく、背中の筋肉を使ってバーベル持ち上げるイメージで行いましょう。
  2. 引き上げた後は、ゆっくりとスタートポジションまでバーベルを戻します。
  3. ここまでの動作で1回とカウントして、何度か繰り返していきます。
回数

10回×3セット(セットの間隔は1分程あけましょう)

ポイント
  • 順手で行う場合は逆手と比べて背中の上部に効きやすく、逆手で行う場合は順手に比べて背中の下部に効きやすいです。
  • 肩甲骨を寄せるイメージで引き上げる
  • 身体はベンチに付けたまま行う
効果
  • 広背筋や僧帽筋が発達する
  • 背中の逆三角形を作る
  • 姿勢が改善される
  • 脂肪燃焼しやすい身体を作る
  • たくましい背中を手に入れる

当筋トレ効果のある筋肉各種
#広背筋 #僧帽筋

詳細記事

応用⑤ダンベルロウ(ワンハンドローイング)

ベントオーバーロウと同様に広背筋、僧帽筋、菱形筋、棘下筋、大円筋、小円筋などを鍛えられる効果があります。
特徴は、片手でダンベルを引くため、可動域が広く使えます。
ただし、初心者は反動をつけたり、姿勢が崩れやすいので注意しましょう。

ダンベルロウ(ワンハンドローイング)

ダンベルロウ(ワンハンドローイング)

姿勢
  1. ダンベルとベンチ台を準備します。
  2. 同側の手と膝をベンチ台つきます。
  3. 腰が丸くならないように、背筋を伸ばした姿勢をキープしましょう。
方法
  1. ダンベルを肘から動かすように引きます。
  2. 脇を締めて、肩甲骨から寄せるように引き上げます。
  3. ゆっくり下ろして、これを繰り返します。
回数

10回×3セット (初心者向け)
最初から高重量で行わないようにしましょう。
中級者からは、総負荷量トレーニングで筋肥大を行います。
(セットの間隔は1分程あけましょう)

ポイント
  • 背中や腰が丸まった姿勢にならないように、背筋を伸ばして行いましょう。
  • 反動をつけずに、広背筋の収縮を意識して、ダンベルを上げれる可動域まで上げましょう。
  • 下すときは、ゆっくり下ろしましょう。
効果
  • 背中の筋力アップ
  • 逆三角形の背中
  • 背中が大きくなる
  • 肩幅が広くなる
  • 肩甲骨周りの筋力アップ
  • 当エクササイズ効果のある筋肉各種
    #広背筋 #僧帽筋 #菱形筋 #棘下筋 #大円筋 #小円筋

女性・初心者向け応用⑥軽量ダンベルを用いて

【消音】 タップしてフィットネス動画を見る (#R_IMG_3730)

姿勢
  1. ダンベルを準備する
  2. 両手に持って直立姿勢
方法
  1. 前かがみに上体を倒す
  2. 肘を曲げながら、ダンベルを引き上げる
回数

10回×2セット(セットの間隔は1分程あけましょう)

ポイント
  • ダンベルを引き上げる際は、手首をひねることで肩甲骨周辺の動きが大きくなる 
効果
  • 背中痩せ
  • 肩甲骨周辺の筋力アップ
  • 背筋力アップ
  • 丸まった背中が伸びる
  • 背中美人
  • 当エクササイズ効果のある筋肉各種
    #広背筋 #菱形筋 #三角筋後部 #上腕二頭筋

おすすめの器具

ペンドレイロウを行うにあたって以下の器具が必要です。
その中でも私が使ってよかったと実感している器具を紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

ペンドレイロウで必要な器具

グリップグローブ

ダンベル使用の際はグリップグローブがおすすめ

ダンベル使用の際はグリップグローブがおすすめ

器具を使う際に、グローブの着用を推奨しています。
グリップグローブは器具との滑りを防止してくれるため、安全に筋トレに励むことができます。

また、グリップ力が高いグローブをつけることで、余分な握力を使わず、狙った筋肉へトレーニングすることができます。

そして、何より手の平を守ってくれます。
グリップグローブを使わずに、筋トレや鉄棒などを行っていると、マメが出来たり、指や手の平の皮が硬くなってしまいます。

グリップグローブ

おすすめのグリップグローブ

安全性と機能性を考えてグリップグローブを使用した筋トレをおすすめします。
お手頃で丈夫なグリップグローブのおすすめも紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。

トレーニング後のケア

筋トレ後の背中ストレッチ

トレーニング後のストレッチケアも大切です。
疲労を残さないことが、長く続けられる秘訣です。

ケア方法として、マッサージとストレッチの順番もポイントです。
基本的にマッサージを行ってから、ストレッチをした方が筋肉はほぐれます。

急に筋トレで縮んだ筋肉を伸ばすより、一旦、手でマッサージをしたりフォームローラーを利用してほぐしてから、ゆっくりストレッチで伸ばしていきましょう。

今回ご紹介したトレーニングは、主に【背中】の筋肉です。
ペンドレイロウをした後の広背筋をしっかりケアしておきましょう。

胸のケア①背中の筋膜リリース!ローラーストレッチで背骨の弾力性を高める

【消音】 タップしてフィットネス動画を見る (#Q_IMG_3570)

姿勢
  1. 背中にフォームローラーをはさみ仰向け姿勢
方法
  1. 両手を頭の後ろで手を組む
  2. 背中のフォームローラーを転がし凝りをほぐす
回数

5往復×2セット(セットの間隔は1分程あけましょう)

ポイント
  • 極力チカラを抜き、息を吐きながら行うことでほぐれる効率が高まる
効果
  • 丸まった背中を正しい姿勢に改善
  • 背中の疲れ解消
  • 背骨の弾力を作る
  • 脊髄反射作用を高める

当ストレッチ効果のある筋肉各種
#最長筋

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北野 優旗

セルフでほぐすのにはグリッドフォームローラーがおすすめです!
カラダの部位に合わせていろいろな使い方ができて、気持ちいいです!

背中の筋膜リリース!ローラーストレッチで背骨の弾力性を高める

背中をほぐす筋膜リリース

グリッドフォームローラー本体・付属品

グリッドフォームローラー

使い方、特徴、機能性など、もっと詳しく商品を知りたい方は、下のページで紹介していますので、参考に読んでみてください↓↓↓

背中のケア②背中伸ばし

【消音】 タップしてフィットネス動画を見る (#38)

姿勢
  1. 直立姿勢でも座位でも、どちらでもOK
方法
  1. 両手を組み、前方へ上げる
    しっかりと肘を伸ばすこと
  2. 背中を丸めて背中の筋肉(主に広背筋菱形筋僧帽筋)を伸ばす
  3. 息を吐きながら、背中の伸びを感じましょう
回数

30秒×2セット(セットの間隔は1分程あけましょう)

ポイント
  • 顔を前に倒すと背中も伸びやすくなります。
  • 手(腕を)前に出すイメージで行います。
効果
  • 肩甲骨周りの筋肉群を一斉にストレッチし、血行改善
  • 背中の血行促進
  • 背中の贅肉ダイエットに効果的
  • デスクワークの肩や首の疲れに最適
  • 筋トレやエクササイズ後のストレッチケア

当ストレッチ効果のある筋肉各種
#僧帽筋、#広背筋 #菱形筋 #肩甲挙筋 #起立筋 #肩甲骨関節

胸のケア③肩入れストレッチで背中を伸ばす

【消音】 タップしてフィットネス動画を見る (#16)

姿勢
  1. 足を左右に大きく広げ、腰を落として中腰にしゃがむ
  2. 両手を膝に当てる
方法
  1. 腕を突っ張りながら肩を内側に入れて、背中をねじる
  2. ゆっくり息を吐きながら行うことで肋骨にも効果的
回数

3呼吸ゆっくり×3セット(セットの間隔は1分程あけましょう)
左右交互にゆっくり行う

ポイント
  • ゆっくり吐きながら行うことで、効果的なストレッチとなる。
  • しっかりと脚を開くことで、股関節にも有効
効果
  • 背中(肩)から股関節まで全身を一度にほぐすことができる。
  • 呼吸を組み合わせることで、肋骨周辺の筋肉や関節にも効く。
  • 股関節の柔軟性が向上
  • 背中の広背筋群のストレッチ
  • 肩甲骨周辺の小さな小筋群にも効果的
  • 肋骨のインナーマッスルまでほぐすことができる

当ストレッチ効果のある筋肉各種
#小円筋 #大円筋 #肩甲下筋 #広背筋 #僧帽筋 #外肋間筋 #内肋間筋 #内腹斜筋 #外腹斜筋 #長肋骨挙筋 #短肋骨挙筋 #大内転筋 #長内転筋 #短内転筋

安全と注意事項

ペンドレイロウの安全と注意事項

ペンドレイロウは、すべてのレジスタンスエクササイズと同様に、効果と安全性のために正しいフォームとテクニックを必要とします。

次の安全と注意事項は、ペンドレイロウを正しく行い、怪我のリスクを減らすのに役立ちます。

  • フォームと姿勢を重視する
    背中をまっすぐ保ち、腰を丸めたり反らしたりしないようにします。
    膝を軽く曲げ、上半身を前傾させます。
    背筋を意識して引き上げ動作を行い、肩甲骨を引き寄せます。
  • 適切な重量を選ぶ
    初めての場合は軽めの重量から始めましょう。
    自分の体力や技術レベルに合った重量を選びます。
    重すぎる重量ではフォームが崩れる恐れがあるので注意が必要です。
  • 正確な動作範囲を確保する
    バーベルやダンベルを胸の近くまで引き上げる際に、肘を体の横に引くことを意識しましょう。
    下ろす際もコントロールし、背中の筋肉を意識しながら行います。
  • 無理なく行う
    筋肉への刺激を重視しながらも、無理な負荷や過度な動作は避けましょう。
    自分の体力や柔軟性に合わせて、負荷や動作の範囲を調整します。
  • 安定した姿勢を保つ
    足は広めに開き、足裏全体で地面にしっかりと接地します。
    前傾姿勢をキープするために、ベンチやマシンの上に腰をかけることが推奨されます。
  • 呼吸法に注意する
    引き上げの際には吸い込み、下ろす際には吐き出すように呼吸を調整します。
    呼吸をコントロールすることで安定性を保ち、効果的な動作を行うことができます。
  • トレーナーの指導を受ける
    ペンドレイロウの正しいフォームや動作について、経験豊富なトレーナーから指導を受けることをおすすめします。

よくある質問

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質問

 ペンドレイロウはどのように背中の筋肉を鍛えるのですか?

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北野 優旗

ペンドレイロウは、バーベルやダンベルを使って上体を前傾させ、背中の筋肉を引き上げる動作を行います。この動作によって、広背筋や僧帽筋、上腕二頭筋などの背中の筋肉が収縮し、鍛えられます。


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質問

ペンドレイロウの重量選びにはどのような基準がありますか?

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北野 優旗

ペンドレイロウの重量選びは個人の能力や目的によって異なります。一般的には、最初は自分が安定してフォームを保てる軽めの重量から始め、徐々に重量を増やしていくことが推奨されます。ただし、重すぎる重量ではフォームが乱れる恐れがあるため、正確なフォームを保つことができる範囲で重量を選ぶことが重要です。


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質問

ペンドレイロウの代替運動はありますか?

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北野 優旗

ペンドレイロウの代替運動としては、シーテッドロウやワンハンドロウなどがあります。これらの運動も背中の筋肉を鍛える効果がありますが、ペンドレイロウとは異なる刺激が与えられる場合があります。適切なフォームで行い、自分に合った運動を選ぶことが重要です。


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質問

ペンドレイロウを効果的に行うためのポイントはありますか?

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北野 優旗

ペンドレイロウを効果的に行うためには、以下のポイントに注意することが重要です:

  • 背中の筋肉に意識を集中し、収縮させるようにします。
  • フォームを崩さず、正確な動作範囲を確保することが重要です。
  • 適切な重量を選び、無理な負荷をかけずに行います。
  • スローなテンポで行うことで、筋肉への刺激を高めます。
  • 安定した姿勢を保ち、バランスを保つことが重要です。

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    北野 優旗

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    北野 優旗

    『QITANOカラダづくりラボ』運営 / 著書。1982年1月生。順天堂大学にてスポーツ健康学を学び、保健体育教員資格取得。中学・高校・大学では陸上競技で全国2位の実績。身体均整法を取得し、整体の実技、セルフケアトレーナーを取得。2007年 三豊市にきたの均整院を開業。2015年 美脚・骨盤エクササイズグッズ「スタイルアップレグール」を開発販売。当サイトはトレーナー、整体師としての経験を基にコンテンツ情報を配信しています。
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