ワイドスクワットの効果的なやり方|大腿四頭筋、内転筋、骨盤底筋を鍛えるトレーニング

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北野 優旗

レグールを開発しました北野です。骨盤を引き締めたり、O脚の歪みを整えたり、姿勢を矯正することができるレグールエクササイズ!もっと知りたいという方は、レグール公式サイトへQITANO開発LEGOOLレグール 記事:スタイルアップ レグール|LEGOOLR使い方、効果を開発者の北野が解説

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整体トレーナー北野と国立香川大学が共同研究・特許取得!お尻エクササイズで、骨盤を正しい位置に引き締める(産後の骨盤矯正・O脚改善・大転子の歪み・ヒップアップ・下半身痩せ)

ワイドスクワットの効果的なやり方

ワイドスクワット
wide squat

【概要】
別名

相撲スクワット(sumo squat)

ターゲット

メイン:大腿四頭筋、骨盤底筋
サブ:大殿筋、ハムストリングス(大腿二頭筋、半膜様筋、半腱様筋)

レベル

中級から上級

必要器具
  • バーベル
  • グリップグローブ

ワイドスクワットの基本的な方法と正しいフォーム・効果を高めるやり方のコツ・安全と注意事項・応用編(他の方法・初心者・女性でもできる方法)について詳しく解説していきます。

またワイドスクワットは別名相撲スクワット(sumo squat)とも言われ、本記事では名前を統一して、「ワイドスクワット」で解説していきます。
SNSやブログ等で紹介してもらえるとうれしいです。

ワイドスクワット(wide squat)

基本的な方法

 タップしてフィットネス動画を見る

ワイドスクワットは、お尻から太ももなど腰回りの広い範囲を一度に鍛えることができる、とても効率の良いトレーニングです。
正しいやり方さえ押さえれば自重だけでもできるので、自宅でも気軽にできます。

やり方はそれほど難しくありませんので、しっかりと正しいフォームと動作を覚えて下半身強化メニューに加えてみましょう。

スタートポジション

ワイドスクワットのスタートポジション

ワイドスクワットのスタートポジション

足は肩幅よりも広く開いて、つま先は外側に向けて45度くらい開きます。

最初は上半身を立てて直立してスタートポジションとし、手は胸の前あたりで握ってしっかりと固定させます。
この際、背筋をしっかりと伸ばして、あまり腰を曲げたり反り腰になったりしないように注意しましょう。

胸を張って顎を少し上に向ける意識を持って、真正面よりも少し斜め上を見る感じにします。

動作手順

ワイドスクワットの動作手順

スタートポジションで体が前後にぶれないことを確認して、ゆっくりと膝を曲げて腰を落としていきます。
相撲で言う「しこを踏む」形に近い姿勢を取ります。

この時、お尻から落として膝を前に出さないことを確認します。
この落とし方をすると、上半身がほぼ前傾せず垂直に落ちていきます。

そして、太ももが地面と平行になるくらいまで落とし切る位置を最下点として、少しの時間その姿勢をキープします。
その後、スタートポジションに戻っていきます。この上下運動を繰り返します。

呼吸

筋肉により負荷がかかる時に息を吐くことで、筋トレの効果が出てきます。ワイドスクワットでは、腰が沈んだ状態から起き上がる時に息をゆっくりと吐きます。逆に、膝を曲げて体を落とすときに息を吸います。体を上げる時にはスピードを上げることが多いので、呼吸もそれに合わせて強く速く吐きます。リズムを上手に合わせて呼吸が止まらないようにしましょう。

回数・セット数・重量

ワイドスクワットの回数・セット数・重量

10回前後を1セットとし、3セットを目安として行いましょう。

自重のみで実施するの場合は、15回を1セットとし、3セット行います。
ただし、筋力がまだあまり付いていない状態だと、通常のスクワットよりも負荷がかかるトレーニングということもあって、最初は15回も連続してできない方もいます。その場合は、できる範囲で1セットの回数とします。その分、セット数を1つか2つ増やしてトータルの回数を増やすと良いです。

また、バーベルで行う場合も無理をせず、軽めの重さで設定したり、回数を少なくするなど調節してください。
正しいフォームを意識して徐々に慣れていくことが大切です。
慣れてきたら、以下のように「総負荷量」で筋肥大を目指しましょう。

ちなみにですが、私の場合ですとワイドスクワットは、以下のような総負荷量の回数でセットを組んでいます。

中級者以上の参考「総負荷量」
(回数・重量・セット数)
1セット 12RM
2セット 9RM
3セット 6RM
4セット 3RM
5セット 6RM
6セット 18RM

※「RM」とはRepetition Maximum(最大反復回数)の略語。
ある一定の重さに対し、何回反復できるかにより、自分の限界となる運動強度を判断する方法。

セット間のインターバル休憩時間については、こちらの記事も参考にしてください。

筋トレの頻度は週2を目安に行うことで筋肥大効果が得られます。

ワイドスクワットの重量の目安

ワイドスクワットの重量の目安(女性)

それぞれ、以下のレベルの人を対象して、重量の目安表を示します。

  • 初心者:1ヶ月以上トレーニングした人
  • 初級者:6ヶ月以上トレーニングした人
  • 中級者:2年以上トレーニングした人
  • 上級者:5年以上トレーニングした人
  • エリート:アスリート

なお、こちらのデータは海外のサイト「STRENGTH LEVELストレングス レベル (強度レベル)」を参照しました。また、こちらの数値は正しいフォームで1回だけ挙げられる最大重量(1RM)を示しています。
自分の体重とウェイトトレーニングの経験から、ワイドスクワット重量の目安がわかります。

男性の体重別ワイドスクワット基準(kg)

バーベルの重量は、バーの重量を含みます。通常は20 kg /44lbです。

体 重 初心者 初級者 中級者 上級者 エリート
50 8 28 60 105 160
55 12 34 69 116 173
60 15 39 77 126 185
65 19 45 84 136 197
70 22 50 92 146 209
75 26 56 99 155 219
80 29 61 106 163 230
85 33 66 113 172 240
90 37 71 119 180 249
95 40 76 126 188 258
100 44 81 132 195 267
105 47 86 138 203 276
110 51 90 144 210 284
115 54 95 150 217 292
120 58 99 155 224 300
125 61 104 161 230 308
130 64 108 166 237 315
135 68 112 171 243 323
140 71 117 177 249 33
女性の体重別ワイドスクワット基準(kg)

バーベルの重量は、バーの重量を含みます。通常は20 kg /44lbです。

体 重 初心者 初級者 中級者 上級者 エリート
40 7 20 39 66 98
45 8 22 42 70 103
50 10 24 45 74 107
55 11 26 48 77 111
60 12 27 50 80 115
65 13 29 52 83 118
70 14 31 54 85 121
75 15 32 57 88 124
80 16 33 58 90 127
85 17 35 60 93 130
90 18 36 62 95 132
95 19 38 64 97 135
100 20 39 65 99 137
105 21 40 67 101 139
110 22 41 68 103 142
115 22 42 70 104 144
120 23 43 71 106 146

ワイドスクワットの効果を高めるコツ

ワイドスクワットの効果を高めるコツ

ワイドスクワットは、フォームや動作の際の体の動かし方などによって効果の出方が違ってきます。
せっかくトレーニングをするのですから、より効果が出るようにポイントを押さえながら実践しましょう。

コツ①膝が爪先よりも前に出ない

ワイドスクワットのコツ:膝がつま先より出ない

腰を落とすときに膝がどの位置にあるのかを確認しながら行います。
膝が爪先よりも前に出てしまうと、上半身が前傾して違う筋肉に負荷が分散します。

そのため、腰やお尻を少し後ろ側に落とすイメージで下げていき、膝の前後の位置がほぼ変わらない状態で下がります。
これをうまくやるには、かかとを上げずにかかと重心で体を下すイメージを持つと良いと感じる方もいます。

慣れないうちは、後ろに倒れ込んでしまうのではないか心配になるかもしれませんので、ゆっくりと体を下げて練習をしてみると良いでしょう。

コツ②上げ下げのスピードのメリハリ

ワイドスクワットのコツ:上げ下げのスピードのメリハリ

腰を下げる時と上げる時では、スピードを変えるとより効果が出てきます。
膝を曲げて体を下げる時にはゆっくりと動かします。

この時に脱力するのではなく、太ももあたりに力を入れ続けて負荷をかけます。
そして、体を上げる時にはスッとスピードを上げます。

といっても、反動で上げるのではなく、腰回りの力を抜くことなく上げるよう意識します。
こうすることで、連続して強い負荷を筋肉にかけることができ、より効果的なトレーニングとなります。

コツ③目線を上げたままに

ワイドスクワットのコツ:目線を下げない

このトレーニングは、体の傾きを安定させ続けることで持続的に筋肉への刺激を与える仕組みとなっています。
セットの後半になると、どうしても疲れて顎が下がり前傾がきつくなることがあります。

最後まで効果を維持して続けるには、目線が大事です。
目線が下がらないように、部屋やジムに目印を見つけてそこを見続けると良いでしょう。
顎の高さがキープされて、正しいフォームを保ちやすくなります。

通常スクワットとの違い

通常スクワットとの違い

膝を曲げて腰を落として上下運動をする動きは、ワイドスクワットと通常のスクワット共に変わりありません。
ただし、フォームに違いがあります。ワイドスクワットでは、足を大きく開いて股関節を広げる形のまま上下します。
一方通常のスクワットは、軽く足を開くとしても基本的にはクローズドスタンスのままです。

そのため、効かせられる筋肉にも違いが出てきます。
通常のスクワットでは、太もも前方がメインとなります。

ハムストリングスや大殿筋にも刺激が加わりますが、バランスとしてはそれほど大きくはありません。
他方、ワイドスクワットは太もも前方だけでなく、裏側のハムストリングスにもしっかり効きます。

そして、お尻周りの筋肉にも広く刺激を与えることができます。通常のスクワットに比べると、裏側や少し上の筋肉に効果が出やすいのです。

効果と発達する筋肉部位

ワイドスクワットの効果と発達する筋肉部位

ワイドスクワットによって鍛えられる筋肉部位を解説します。
同時に、それらの筋肉がもたらす効果を確認して、筋トレメニューに入れるメリットを知ることができます。

肥大化部位大腿四頭筋や内転筋、骨盤底筋が発達する

大腿四頭筋

大腿四頭筋(大腿直筋、外側広筋、中間広筋、内側広筋)

太もも周り全体の筋肉を鍛えられます。
前方にある大腿四頭筋や、裏側にあるハムストリングス(大腿二頭筋半膜様筋半腱様筋)と言われる筋肉群です。

また、お尻周りの筋肉も広範囲に発達します。大きな筋肉である大殿筋に加え、奥の方にある骨盤底筋も発達します。

大腿四頭筋、骨盤底筋の機能について詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考に読んでみてください。

効果①たくましい太もも(大腿四頭筋)を作る

たくましい太もも(大腿四頭筋)

太ももや足の付け根あたりの筋肉が太くなると、下半身がたくましく見えどっしりとした印象を与えます。
このトレーニングをすることで、視覚的にも効果の高い筋肉群が発達しますので、見た目上の効果も実感しやすいのです。

頑張って良かったという満足感も得られますし、さらに続ける動機付けともなります。

効果②脂肪燃焼効果

下半身太り(太ももが太い)

下半身太り(太ももが太い)

大腿四頭筋などは下半身の中でも大きな筋肉です。
しっかりと太くすることによって、基礎代謝が上がって脂肪燃焼効果が高まります。

より体脂肪率を下げてキレのあるボディーメイクをしたいという方におすすめの種目なのです。
すっきりとした体つきになると同時に、足の太さが出ますので筋肉の大きさがより際立ちます。

効果③体幹を強化できる

体幹・腹筋が引き締まる

ワイドスクワットの大きな特徴は、奥の方にある骨盤底筋を始めウエスト周りのいくつもの筋肉を同時に鍛えられることです。
これは体幹の強化につながります。

バランス力を高めて体の動きをスムーズにしてくれます。
筋トレの中には、前後左右の体のぐらつきを押さえ安定した姿勢で行うことで効果が高まる種目がいくつもあります。

ワイドスクワットによって、他の種目の効果も高めて総合力をアップできるのがメリットです。

応用編

ワイドスクワットを応用したやり方もご紹介します。
大腿四頭筋や内転筋を違った角度で攻めたい方はぜひこちらのトレーニング種目も参考にしてみてください。

また、女性や初心者で筋力がない方でも行える鍛え方もあります。

応用①フルスクワット(大腿四頭筋、ハムストリングス、大殿筋)

フルスクワットは、通常のスクワットよりも深く腰を下げて、足幅を広げたトレーニング方法の一種です。
膝を曲げてしゃがみ、伸ばすという動作を繰り返すことで下半身の筋肉を効率的に鍛えることができます。

フルスクワット

フルスクワット

フルスクワットとは、スクワットの中でも腰を深く落とし込む下半身のトレーニングです。

姿勢
  1. バーベルを適当な重さに調節し、肩にかつぎます。
  2. 両足は肩幅程度に開いてください。つま先はやや外側に向くように立ちましょう。
方法
  1. スタートポジションからしゃがむことで、下半身の筋肉に負荷をかけていきます。
  2. お尻が膝よりも低くなるところまで、深くしっかりしゃがみましょう。このとき、骨盤を前傾させたままでしゃがんでください。骨盤の位置をイメージしにくければ、肛門を後ろに向けるような動きをすると、前傾しやすくなります。
  3. かかとに全体重を荷重するように姿勢を変えましょう。しゃがみこんだら、また元のスタートポジションの姿勢に戻ります。このとき、背筋は伸ばした状態で、脛と上体が平行になるように起こすといいでしょう。
回数

10回×3セット(セットの間隔は1分程あけましょう)

ポイント
  • 外くるぶしの位置についても、初心者は鏡などを見ながら確認するといいです。
  • 肩から垂直に下ろした延長線が外くるぶしの前方に来るように、姿勢を調整してください。
  • 目線はまっすぐ
  • 膝は前に出さない
  • 腹式呼吸を心がける
効果
  • 大腿四頭筋やハムストリングス、大殿筋が発達する
  • 足腰を強化できる
  • 基礎代謝がアップする
  • 体幹が強化される
  • 脂肪が燃焼しやすくなる
  • スポーツでケガをしにくくなる
  • スポーツで下半身からの動きを強くすることができる

当筋トレ効果のある筋肉各種
#大殿筋 #ハムストリングス #大腿四頭筋

応用②ハーフスクワット(大殿筋、ハム、大腿四頭筋)

ハーフスクワット

ハーフスクワット

ハーフスクワットは、通常のスクワットと比べて膝を曲げる深さが半分になります。

姿勢
  1. 両足を肩幅ぐらいに開いてまっすぐ立ちます。
    その際、つま先を少し(30°ぐらい)外側に向けておきましょう。
方法
  1. スタートポジションからゆっくり膝を曲げ、膝が直角になるまで上半身を下ろしていきます。
    この時、かかとを床から離さないようにしてください。
  2. 膝が直角に、太ももが床と平行になったら少しストップし、また、ゆっくり元の姿勢に戻していきます。
  3. これを繰り返す
回数

10回×3セット(セットの間隔は1分程あけましょう)

ポイント
  • 膝をつま先より前に出さない
  • 背筋をまっすぐ伸ばす
  • 腹圧をしっかりかける
効果
  • たくましい下半身を作ることができる
  • 基礎代謝がアップする
  • 体幹が強化される
  • 脂肪が燃焼しやすくなる
  • スポーツでケガをしにくくなる

当筋トレ効果のある筋肉各種
#大殿筋 #ハムストリングス #大腿四頭筋

応用③ポーズスクワット(★筋肉の名称★)

ポーズスクワットとは、スクワットでしゃがんだ一番ボトムの時点で少し2秒程度は静止するトレーニング方法のことです。

ポーズスクワットの効果的なやり方

姿勢
  1. バーベルの真下で、支えられるように待機します。
    このとき、バーベルを上手く持ちやすい体勢にしておくのがポイントです。
方法
  1. バーベルを持ち、スクワットを行います。
  2. ポーズスクワットの特徴である一番ボトムの時点で少し2秒程度は静止することです。
  3. 元の位置へ立ち上がる
    このとき、ケガを防ぐためにバーベルの重さは自らが耐えられる重さにすることを徹底してください。
  4. これを繰り返す
回数

10回×3セット(セットの間隔は1分程あけましょう)

ポイント
  • ボトム位置で2秒静止する
  • つま先を上げない
  • 身体は真っ直ぐにして行う
効果
  • 内転筋、大殿筋、ハム、大腿四頭筋が発達する
  • 引き締まったお尻を作る
  • たくましい下半身を作る

当筋トレ効果のある筋肉各種
#内転筋 #大殿筋 #ハムストリングス #大腿四頭筋

詳細記事

応用④レグール ワイドスクワット|骨盤引き締めダイエット

【消音】 タップしてフィットネス動画を見る (#R_IMG_3607)

姿勢
  1. レグールと椅子を準備する
  2. レグールを肩幅以上の間隔に広げて置く
方法
  1. 深くスクワットしながら、レグールを開いて外旋する
  2. 立ち上がりながら、レグールを正面に戻す
回数

10回×2セット(セットの間隔は1分程あけましょう)

ポイント
  • 膝と足先の方向を一緒にすることで、より骨盤とお尻、太ももを引き締める
効果
  • 骨盤を引き締める
  • 美尻
  • 太ももダイエット
  • 股関節周辺の筋肉を引き締める

当ストレッチ効果のある筋肉各種
#骨盤底筋

応用⑤初心者や女性向けにワイパースクワット|内ももを引き締めてたるんだ太もも痩せ

【消音】 タップしてフィットネス動画を見る (#R_MVI_0945)

姿勢
  1. 肩幅以上に足幅を広げて直立姿勢
  2. 顔の前で手を合わせる
方法
  1. 手を開きながら、深くスクワット
  2. 立ち上がると同時に手を元のように合わせる
回数

10回×2セット(セットの間隔は1分程あけましょう)

ポイント
  • 足先と膝の方向が同じになるようにスクワットをする
効果
  • 内もも痩せ
  • 太もも痩せ
  • 内転筋の筋トレ
  • 下半身痩せ

当ストレッチ効果のある筋肉各種
#大内転筋

おすすめの器具

ワイドスクワットを行うにあたって以下の器具が必要です。
その中でも私が使ってよかったと実感している器具を紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

ワイドスクワットで必要な器具

バーベル

ワイドスクワットは自重トレーニングでも行えますが、バーベルを使用することで高負荷のトレーニングが可能になります。
バーベルはプレートによって重さを変えることができるため、重量負荷の増減が欠かせない総負荷量トレーニングにおいて重要です。

筋力トレーニングに慣れてきた方、さらに本格的に鍛えたい方はもちろん、初心者の方にもおすすめです。
バーベルのメリットは、シャフト(棒の部分)を両手でしっかりと握ることができるため、安定したフォームで行えて、短時間でも効果的な筋力トレーニングが可能になります。

今回のワイドスクワットの場合は、長さ180~200㎝・ストレートタイプをおすすめします。
プレートは、床を傷つけず、静音性の高いラバータイプを選ぶと良いでしょう。重さは、まず慣れることを目的として、軽いものから始めてみてください。

グリップグローブ

ダンベル使用の際はグリップグローブがおすすめ

バーベル使用の際はグリップグローブがおすすめ

バーベルをはじめ器具を使う筋力トレーニングの際は、グリップグローブの着用をおすすめしています。
安全に筋力トレーニングを行うために重要なのは、バーベルとの滑りを防止してくれることです。
汗でシャフトが滑ってしまったり、怪我してしまうリスクを減らしてくれます。
手のひらも守ってくれるため、マメができたり、皮膚が分厚くなってしまうのを避けたい方にもピッタリです。

また、グリップグローブを着用することで、グリップ力が上がります。
余分な握力を使わずに狙った筋肉をトレーニングすることができ、トレーニングの質や効果がアップします。

グリップグローブ

おすすめのグリップグローブ

安全性と機能性を兼ね備えたグリップグローブを使用して、質の高い筋力トレーニングを行いましょう。
お手頃で丈夫なグリップグローブのおすすめも紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。

トレーニング後のケア

トレーニング後のケア

トレーニングと同様に大切なのが、筋力トレーニング後のストレッチケアです。
欠かしてしまうと、疲労が残ってしまったり、トレーニングの効果が下がってしまいます。
長く続けていくためにも、トレーニングで縮んだ筋肉をケアをしてあげましょう。

ケア方法のポイントは順番です。
手やフォームローラーを利用してマッサージしてから、ゆっくりストレッチで伸ばしていきます。
筋力トレーニングにより縮んだ筋肉をストレッチで急に伸ばすより、マッサージを行ってからの方が筋肉はよくほぐれます。

今回ご紹介したトレーニングは、主に【足】の筋肉です。
ワイドスクワットをした後の大腿四頭筋、骨盤底筋をしっかりケアしていきましょう。

足のケア①大腿四頭筋の筋膜リリース!太ももの前側をローラーストレッチ

【消音】 タップしてフィットネス動画を見る (#R_MVI_1065)

姿勢
  1. 四つん這い姿勢
  2. ローラーを片方の太ももで挟む
方法
  1. ローラーを太ももで前後に動かしながら筋膜リリース
  2. 股関節から膝までしっかりとローラーでほぐす
回数

片脚10回×2セット(セットの間隔は1分程あけましょう)

ポイント
  • 脚を内旋させて、外側広筋をほぐす
  • 脚を外旋させて、内側広筋をほぐす
効果
  • 太もも前をほぐす
  • 脚の血行を促進し代謝アップ
  • 脚の疲労改善
  • 太ももを細くする

当ストレッチ効果のある筋肉各種
#大腿四頭筋

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北野 優旗

セルフでほぐすのにはグリッドフォームローラーがおすすめです!
カラダの部位に合わせていろいろな使い方ができて、気持ちいいです!

背中の筋膜リリース!ローラーストレッチで背骨の弾力性を高める

背中をほぐす筋膜リリース

グリッドフォームローラー本体・付属品

グリッドフォームローラー

使い方、特徴、機能性など、もっと詳しく商品を知りたい方は、下のページで紹介していますので、参考に読んでみてください↓↓↓

足のケア②もう一段階さらに大腿四頭筋を伸ばす太もも前ストレッチ

【消音】 タップしてフィットネス動画を見る (#92)

姿勢
  1. 壁際に直立(バランスをとるため壁や椅子につかまって行う)
方法
  1. まずは、左脚のもも前の筋肉(大腿四頭筋や縫工筋)を伸ばす場合
    左膝を曲げながら足首を掴んでもも前を伸ばす
  2. 上体を前に倒すことで、より一層ストレッチ負荷を強めることができる
回数 左右5回×2セット(セットの間隔は1分程あけましょう)
ポイント
  • このストレッチができない場合は、太ももや膝関節が硬いということが言えるため、時間をかけてゆっくりと伸ばしていくことが大切
  • 片脚で立つため、必ず壁か椅子などに手を置き支えながら行うこと
効果
  • 腿前の大腿四頭筋や縫工筋が柔らかくなることで膝関節や股関節の負担が軽減される
  • 股関節の屈曲動作、膝関節の屈曲、伸展動作が楽になる
  • 歩いていて躓きにくくなる
  • 歩いたり立てっていることで脚が疲れたときに伸ばすと疲労回復
  • スポーツ前後のケアに最適

当ストレッチ効果のある筋肉各種
#大腿四頭筋 #縫工筋

骨盤のケア③骨盤底筋の柔軟性を高めるストレッチ

【消音】 タップしてフィットネス動画を見る (#105)

姿勢
  1. 正座姿勢から膝を左右に大きく広げる
方法
  1. 両手を前に床に手をついて、支えながら上体を前に倒す
  2. 肘は伸ばしたまま行う
  3. 力を抜きながら、上体をマットに寄せ、ゆっくり息を吐きながら骨盤底筋を脱力させてほぐす
回数 15秒×2セット(セットの間隔は1分程あけましょう)
ポイント
  • ゆっくり息を吐きながら、マットに上半身を寄せていくこと
  • 極力脱力するが、肘は突っ張って曲がらないようにすることで骨盤底筋に張力が伝わりやすくなる
効果
  • 骨盤底筋の弾力が作られる
  • 出産が楽になる
  • 骨盤周辺の筋肉の血行促進で下半身の代謝アップ
  • 下半身ダイエット
  • 産後の骨盤ダイエット

当ストレッチ効果のある筋肉各種
#骨盤底筋 #梨状筋 #双子筋 #尾骨筋 #内閉鎖筋 #外閉鎖筋

安全と注意事項

ワイドスクワットの安全と注意事項

ワイドスクワットは、すべてのレジスタンスエクササイズと同様に、効果と安全性のために正しいフォームとテクニックを必要とします。

次の安全と注意事項は、ワイドスクワットを正しく行い、怪我のリスクを減らすのに役立ちます。

  • 初心者の方は、特に安全面を考慮して軽いバーベルから始めて、肩関節や手首に不必要なストレスをかけないようにします。
  • ゆっくりと腰を下げていき、反動をつけずに腰を上げましょう。動きを制御し、集中してエクササイズを行います。
  • 脚は45℃以上開脚し、膝が内側に入らないように行います。つま先より前に出ないようにも注意します。
  • 目線は下げずに自然な高さを保ち、背筋を伸ばして行います。
  • ワイドスクワット中に痛みや不快感を感じる場合は、運動を中止してください。 
  • 汗などで滑らないように、グリップグローブを使用することをおすすめします。

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北野 優旗

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北野 優旗

『QITANOカラダづくりラボ』運営 / 著書。1982年1月生。順天堂大学にてスポーツ健康学を学び、保健体育教員資格取得。中学・高校・大学では陸上競技で全国2位の実績。身体均整法を取得し、整体の実技、セルフケアトレーナーを取得。2007年 三豊市にきたの均整院を開業。2015年 美脚・骨盤エクササイズグッズ「スタイルアップレグール」を開発販売。当サイトはトレーナー、整体師としての経験を基にコンテンツ情報を配信しています。
執筆・運営者「北野 優旗」のプロフィールへ

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