北野 優旗
こんにちは、身体均整師&パーソナルトレーナーの北野です。
スリムな美人たちの共通点は「姿勢が良い」ですよね。
姿勢にダイエット効果があるのは本当です。
姿勢がダイエットに効くワケから、デスクワークでの座り方、外出先での立ち方までご紹介します。
目次
代謝アップでダイエット効果に
「痩せる」「ダイエット」といえば食事管理と運動をイメージしますが、ふだんの姿勢も大事です。
姿勢がダイエットに与える影響は、意外に知られていません。
姿勢を正すのってなかなか身に付かないし、指摘されるのがイヤですよね。
しかし姿勢が良いと日常生活で筋肉が鍛えられるので、究極の時短になります。そのうえ体のパフォーマンスが上がり、ダイエット効果が期待できるのです。
ダイエットに関心を持つあなたなら、基礎代謝が重要だとご存じですよね。
基礎代謝を上げるひとつの方法が、筋力をつけること。正しい姿勢が習慣になると、日常動作で筋肉が鍛えられます。
これを利用しない手はないですね!
ふだんの積み重ねが
「筋力アップ=基礎代謝アップ」につながります。筋トレとダイエットが、切ってもきれない関係にあるのはこのためです。
姿勢が良いと食事も美味しくいただけるでしょう。
正しい座り姿勢
まずは座る姿勢のご紹介です。デスクワークで長時間すわる方は、ぜひやってみてください。
正しい姿勢のポイントは次の4つ。
2. アゴを軽く引いて、目線はやや下
3. ひじを90°以上にしてチカラを抜く
4. 足の裏をすべて床につける
さらに美脚のコツも伝授!
ひざとひざをくっつけると太ももが引き締まって、スマートな脚にしてくれます。
参考≫ 内ももの痩せ方は使いかた次第!!職場をあなたのジムにしよう
正しい立ち姿勢
続いて正しい立ち方です。
立ち姿勢のポイントは次の3つ。
2. 背筋をのばし、アゴを軽く引く
3. 腹筋を意識して、背筋をキープ
駅のホームや電車のなか、交差点の信号待ちなどでやってみましょう!ピシっとした立ち方は、意外に全身の筋肉を使いますよ。
片足だけに重心をあずけていませんか?ほかにも買い物袋やカバンを持つ側のクセが、姿勢を悪くします。
カラダに負担をかけない立ち方や歩き方は重心が9割と言っていいほど大切なのです。
姿勢は呼吸が深くなる効果も
日常動作で筋肉が鍛えられると言われても、まだピンとこないですよね。
それでは今そこで、すこしトライしてみましょう。私たちが無意識におこなう呼吸は、おなかの筋肉を使います。
猫背になった時と、姿勢をよくした時の深呼吸を比べてみてください。
どちらが深い呼吸になるでしょう?
姿勢をよくした時の方が、自然に深い呼吸になりますよね。このとき体の内側で動いているものが筋肉です。
腹直筋よりも体の内部にある筋肉で、インナーマッスルと呼ばれます。
深い呼吸をすればインナーマッスルが動き、それに連動して肋骨も動きますよね。
呼吸で動くインナーマッスルをまとめてコアマッスルとも呼び、まさに体のコアにあたります。
最近よく耳にする「コアトレーニング」のコアですね。
呼吸がパフォーマンスを上げる
深い呼吸はシンプルに酸素の量が多くなり、筋肉や内臓の働きが良くなります。
ところが呼吸が浅くなると、全身に行きわたる量が減り、カラダが省エネ状態になってしまいます。カラダがうまく働かない状態では、ダイエットの効き目も半減。
呼吸の浅い猫背がクセになると、痩せにくい体質になってしまうのです。
あなたの底力を十分に発揮させるには、姿勢が欠かせません。ふだんから姿勢に気を付ければ、ダイエットをサポートしてくれますよ。
姿勢が良い人はダイエット知らず
スタイルがいい人は姿勢も良いですよね。
「キレイな姿勢が、美しい雰囲気を作り出す」といっても過言ではありません。
そのうえ猫背がクセになると、下腹がたるんでしまいます。ぽっこりおなかの原因は、脂肪の垂れではなく内臓の垂れです。
おなかをスッキリさせるには、筋力をつけると効果的。
私たちがラクだと思う姿勢は、本来必要な筋肉を使わないので衰えます。特におなかのインナーマッスルが衰え、「体のコア」が弱くなります。
お腹のインナーマッスルは腹横筋、骨盤のインナーマッスルは骨盤底筋、多裂筋という筋肉が背骨をが体を支え、姿勢補正に大きな役割を果たしています。
「体のコア」は人間に備えられた天然のコルセットで、ここがゆるむと内臓が垂れてしまいます。
体がいくら痩せても、お腹が出ていると格好悪いですよね。太っている時と同じように、服えらびも着痩せ効果を意識するハメに。
「体のコア」を強く、そして引き締めるためには、姿勢を正して筋肉を鍛えましょう。
正しい姿勢は代謝アップだけではなく、見た目がスッキリするメリットもあるのです。
継続したダイエット効果のために
ツラい筋トレや食事管理ばかりでは続かないですよね。そのうえ、筋トレで疲れて食べ過ぎたり、ハードなトレーニングが続かなかったり・・・。
しかし、おなかのインナーマッスルは、呼吸をするたびに筋肉が動きます。それだけインナーマッスルは持久力があり、体に負担をかけないのです。
ふだんから姿勢に気を付けていれば、継続してダイエット効果が得られますよ。
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